研鑽資料no.13(2019年4月)

令和元年五月五日「メシヤ教本部御神体御奉斎記念式典」についての学び 

 

はじめに

責任者:

代表がお亡くなりになられ「メシヤ降誕本祝典」を執り行い「メシヤ教本部御神体御奉斎二十周年記念式典(仮名)」を迎えるまでのこの二年間、私達は主神様そしてその主神様のお働きを司られている神様方に対する学びをより一層深め認識出来るようになりました。また、一つ一つの祭典の持つ意義を求めることも出来るようにもなりました。今回は、令和元年五月五日の祭典について纏めさせていただきました。

 

今回の祭典の意義

責任者:

令和元年五月五日の「メシヤ教本部御神体御奉斎二十周記年念式典(仮名)」は、地球上の玖珠の地に初めて『主之大御神様』の御神体が現れて二十周年の重大な節目の祭典であり、令和の時代を迎えて初めての大変おめでたい大祭でもあります。

 

今年、平成三十一年四月三十日には今上陛下が御退位遊ばされます。そして来る令和元年五月一日には徳仁(なるひと)親王殿下が御即位、新たな御代が始ります。『最後の審判、「みろく」の世(地上天国建設)に向けての破壊と創造は、同時に進んでいくのだ』と度々御教えいただいておりますように、その日から、私達がお迎えした神様の新たなる御働きが始まることに対し真に感謝しお喜び申し上げたく思います。

 

楳木代表とのご因縁によりメシヤ教に集められた私達には、代表の御志を継ぎ、「世界救世(メシヤ)教復興」の為にメシヤ様の御教えと浄霊、楳木代表の残されたメシヤ講座を後世に伝えていくという使命があります。再度「世界救世(メシヤ)教復興」とは何なのかを各自確認された上で参拝に繋げていただきますようお願い致します。

 

主宰神について

責任者:

メシヤ教の主宰神は『主之大御神』様です。

主之大御神様について、『これを表現し奉る言辞もなく、文字もなく、ただ無限絶対の力徳の中心であり、一切の根源であると申すよりほかはないのである。』と教えられています。

 

「主之大御神様は、限りなく、高く貴く偉大なご存在で、ただただ崇め奉る以外術(すべ)をもたない」という想念のもと、メシヤ様に御面会し感謝を申し上げた上でお力を賜る、また至らない点をお詫び申し上げた上でお誓い申し上げ智慧を賜る、といった姿勢で参拝に臨ませていただきたいと思います。

その為にも私達は、今一度「主宰神についての認識」を深めさせていただき、どのような想念のもとこの度の参拝に臨ませていただくのか、そして御自分の中のどの部分に御力を賜りたいのかを判った上で参拝へと繋げていっていただきたいと思います。

 

元号について

責任者:

四月一日の新元号の発表は、一日祭の祭典中でしたのでその後参拝者の方々とともに元号を知ることとなりました。帰宅し「令和」と発表された元号説明をテレビを通して知り、万葉集が出典であり、梅の花の宴会(歌会)の序文である事、楳木代表のお名前の和麿の「和」のお文字が入っていることに吃驚いたしました。

 

万葉集の解説によりますと「九州の大宰府に師匠を慕って集い、宴会、歌会を催すのです。

そして思い思いに語り合う、みんな非常に良い気持ちになります。満ち足りるのです。

昔の人も梅の花を見て楽しみ語り合った。今も昔も変わらないではないか。膝を突き合わせて語り合おうではないか。」そういう情景を詠んだ序文でした。

この解説を知って、代表が元号にまで働きかけられたのだと思い、ハッとさせられたのは私だけだったのでしょうか。

 

令和の令は零(ゼロ)であり霊(レイ)です。

霊主体従の礼節を重んじる世の中にゼロスタートの気持ちで和(やわ)していく時代のスタートであると思います。

 

代表よりいただいた御教導と、メシヤ様の御教え

責任者:

代表は「メシヤ様という御神格を認識し、直に太く繋がることにより恩恵を賜ります」、言い変えれば「メシヤ様に直に太く直結しよう」という理念を早くに打ち出されました。そして平成28年8月のメシヤ講座では「組織ではないのだと。今は地球を光の玉は覆いつくしているのですから地球上のどこにいてもメシヤ様を認識しさえすれば直に太く繋がることができて、誰でも素晴らしい力強い、浄霊力を発揮できることになるのだ」とご教導くださいました。

 

メシヤ様は、「世界救世(メシヤ)教」をおつくりになられ、「世界」を冠しました。

「世界救世(メシヤ)教」というのは、救世教三派他メシヤ様関連教団のことだけを言っているのではありません。仏教もキリスト教も神道もすべての宗教も包含する超宗教のことなのです。また、「世界救世(メシヤ)教」そのものが地上天国建設という使命(宗教も不要となる世界)を達成する機関であるとおっしゃいました。そして、世界に布教が広まり、使命が達成されたその時代には宗教もなくなると御教えくださっています。

 

まとめ

責任者:

今回の祭典より、私達が組織という概念を無くして(れいにして)メシヤ様に太く繋がっていく為には、メシヤ様の御神格をより深く認識した上でメシヤ様からお力を賜って浄霊をお取り次させていただき、メシヤ様のご存在をお伝えさせていただければよいということではないでしょうか。そして、日々コツコツと『神格を頂く道』と『天国的生活』という御教えを心掛けて生活させていただき、それが地上天国建設につながっていく御神業の推進なのだということだと思います。

 

五月五日の祭典を前にして、僭越ながらポイントを纏めさせていただきました。

皆様方には、この祭典に対する意義や想念の持ち方を其々の視点から理解された上で臨んでいただき、新たな時代をスタートしていただければ幸いに思います。

 

平成31年4月28日

 

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