研鑽資料no. 37(2020年4月)

5月に向けての学び

はじめに

責任者:

世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための措置として、外出禁止や移動制限が行われている中、先日4月7日に日本に於いても新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が行われ、緊急事態措置を実施すべき区域として、東京都を含む7都道府県が指定されました。戦争を知らず平和な時代を生きてきた私達は、未だ経験したことのない状況下にいますので不安な気持ちを持たれている方も多いのではないでしょうか。

研鑽資料を基に今まで再三薬毒というものについて学んでまいりましたので、皆様にはご理解いただけることと思いますが、私達現代人は多少なりとも薬毒を保有しております。ということは、浄霊力を拝受している私達でさえ、いつこのウイルスに感染してもおかしくない状態にあるのだということになります。だからこそ、その状態を認識した上で、メシヤ様からいただいた〝利他愛の精神”に神習い、自分から率先してお年寄りや持病を持った方のことを考え、安易で自分本位の言動は極力慎まなければならないのだと強く感じさせられております。

日本もこれから感染者が増えてくると思われますが、膨大な情報に振り回されず、自分に与えられた仕事を全うする為に目的意識を高め、この難局を乗り切ってゆこうと思っております。

さて今回は、大浄化が終わった後の世界、「地上天国(ミロクの世)建設」の一員として理解しておかねばならないことについて、「メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」の内容を振り返りながら、学ばせていただこうと思います。

 

メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

天国篇

「文明の創造、天国編」昭和27年

私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが、これから最後の天国篇をかくのである。しかしこの所論は真の意味における前人未説のものであって、文明世界設計の根幹ともなるものであるから、そのつもりで読んで貰いたいのである。しかし初めてこれを読む人は、現実とあまりに懸け離れた理想論としか思われまいが、決してそうではない。立派な実現性のある事は、読むに従って分かるであろう。抑々(そもそも)、主神の御目的である地上天国を建設する基本条件としては、何よりも大自然の実相そのままを表わす事である。というのはいつも言うごとく、宇宙一切の構成は、日月地が根本となっており、この本質が火水土であるから、この三位一体の力によって、万物は生成され、化育され、世界は無限の発展を遂げつつあるのである。ところが今日までの霊界は、しばしば説くごとく夜であったがため、日は隠れていたのである。つまり月土日の順序となっていた。無論これは正しい順序ではないから、これまでの世界は一切に調和が欠け、紊(みだ)れに乱れて、現在見るがごとき地獄世界を現出したのである。これというのも善と悪についてさきに説いたごとく、善悪の軋轢(あつれき)が必要であったからで、全く深甚(しんじん)なる神意に外ならないのである。その期間中わずかに宗教によって緩和されて来た事もかいたが、全く釈尊の唱えた苦の娑婆と諦めの言葉も、キリストの贖罪と隣人愛もその意味に外ならなかった。

処(ところで)私の唱える夜の世界が、昼の世界に転換するという事であるが、本来宇宙の原則としては、日月地の三段階が正しい順序であるにかかわらず、そうでなかったのは前述のごとき意味であったからで、それが今度いよいよ完全の形となるのである。言わば世界は百八十度の転換であって、実に空前の一大異変である。従って現在の文化形体も一変するのはもちろん、その大綱としては、前述のごとき大自然の形となる以上、一切の機構も三段階になり、分かれて六となり、また分かれて九となる、つまり三六九で、これを縮めればミロクとなる。地上天国一名ミロクの世とはこの事である。ではミロクの世とは具体的にはどのような世界であるかを、順次説いてみよう。

 

科学篇について

楳木先生:

それでは本題に入っていきたいと思います。本日拝読をさせていただいた天国篇ですが、冒頭一行目に『私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが・・・。』というふうに書かれておりますので、この天国篇に入っていくにおいては、科学篇、宗教篇が走馬灯のように皆さん方の頭の中に浮かび上がってくるようになっておいて貰わないといけないのですが、途中から参加した人もありますし、最初から勉強している人もありますので、科学篇を少し思い出して頂きたいと思います。

科学篇を思い出すときに、今素晴らしい状態(浄化を頂いている)の方がいらっしゃるので・・・(笑)、今笑った人は自ずとですね、誰のことを言っているか分かると思います。科学篇の真髄は何かというと、メシヤ様は病気というのは『放っておけば治る』というのが、ずっと繰り返し述べられたことであります。

『放っとけば治る』ということはどういうことかというと、これは浄化作用だからであるのだ、と。浄化作用の中では、我々には三毒というのが入っているので、その毒素を排泄するために症状としては病気というのが起きてきます。これ(毒素)が出てしまえば、浄化というのが終了するので、結果的に世間的には〝病気が治った″ということになってくる訳なのです。

支部長代理の姿を見ていると、正に先月がピークかなって思っていたら、今月は少しですね、自然療養を目指している医者とタイアップして、まず、栄養過多のところが、肝臓、腎臓が対応できないので、菜食に切り替えて、体重を5キロ落として、これから皮膚作りをするので、普段の食事に戻すという段階なので、今月の方が見た目は酷いですね。ということになるのですが、先月の方が実は浄化としてはピークになって、これから普通の食事になっていくので、見かけも変わってくるのではないかと思います。

ただし、この浄化は然毒なので、然毒を今出し切らないことには浄化は終了しないのと同時に、然毒というのは、支部長代理の前世と○○家が毒素を入れてきたその集大成が、今支部長代理に出ているので、その代々の毒素がどれくらいあるかに依るわけです。それから、その毒があると然毒の場合はとりわけ・・・、支部長代理は非常に努力をして、様々なことに取り組んできたのですが、然毒があると、どうしても頭に微熱が残るので、御神業のとりわけ、御論文の校正などをするときに見落としとかが起きてしまうので、この浄化を通して、そういうことがない頭脳態勢を神様の方で〝作っていただいているのではないかな″っと、思っております。

それだけに、私が書いている原稿も支部長代理の浄化を見てもう一度書き直しをしたり、添削を重ねております。それぐらい素晴らしいものが出来るということを、来年を見据えて今から原稿をもう一回見直していくような形で、赤字を何回も入れ直しながら本の準備を続けております。そういうことも合わせて、三重支部(現在の「三救」)の今後の御神業の担い手として、皆さん方に一層ご努力をしていただければ大変有難いと思います。

『文明の創造』を勉強していきますと、〝地上天国建設をするには遅過ぎるかもしれない″と思えるような現象がこの世の中には起きておりますので、それは今のTPPに象徴するように、アメリカは後進諸国にジェネリック医薬品を作ることができる期間を先延ばししようということで、著作権を延ばしております。最初表立って出てきたのは、ディズニーのキャラクターのデザインの著作権を延ばして、ディズニーをはじめとするそういうものに収益を確保しようということが噂されていたのですけど、中身を開けていくと製薬会社が自分たちの利益を延長させるということがTPPの中に盛り込まれていって、それによって政治家が動かされているということが分かってきましたので、薬がこれだけ全世界を覆っている現状にしてしまったのは、メシヤ様の弟子が御神業を怠ったためにこういうことになってしまっているわけですので、そのことを日々反省しつつ、この科学篇というものをしっかりメシヤ様の弟子が理解していかないといけないということを強く思わせていただいている今日この頃です。それが科学篇です。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「文明の創造、科学篇」の最も肝心なところは、『病気というのは、放っておけば治る』とメシヤ様が繰り返し仰られているところだということ。

〇『放っとけば治る』ということは、これは浄化作用だからであるのだということ。

〇浄化作用の中では、我々が保有している三毒(然毒、尿毒、薬毒)を排泄するための症状として病気というのが起きてくるのだということ。

〇メシヤ様の弟子である私達は、「文明の創造、科学篇」の内容をしっかり理解しておかなければならないのだということ。

 

「メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」より抜粋つづき:

宗教篇について

楳木先生:

次は宗教篇ということで考えていきますと、宗教篇の大半が仏教についてです。そして、わずかな文面ではありますけれど、キリスト教について書かれております。この宗教篇をどのように見ていくかというと、まずは3,000年前に徳によって治められていた日本に対して、朝鮮半島の素戔嗚尊と中国大陸の瓊瓊杵尊が一緒になって山口県の萩市から上陸して、素戔嗚尊は当時の伊都能売神皇様の皇位を狙って東へ移動していきました。瓊瓊杵尊は宮崎の高千穂に移り住んで〝日本に稲作を拡めることはできるか″ということ研究しつつ、素戔嗚尊の政権がうまくいくかどうかというのを見据えて、その後自分が政権の座に就くということを狙って、宮崎の高千穂でずっと潜んでおりました。(御教え『伊都能売神』へ)」

人々を威圧するという、『夜の時代』の癖

楳木先生:

この時に素戔嗚尊が用いたものが武力による威圧でありますので、そして、この威圧と共に人質を取って、その当時の王権を奪うという動きにでたので、この3,000年間の動きの中で私達に染み付いているのは人々を威圧するという、『夜の時代』の癖であります。この威圧の方法が様々あります。今で言えば学歴で威圧する。国家権力で威圧する。職責で威圧していくとか、親として威圧していく、近隣であれば町内会役員として威圧していくなど、様々な立場で威圧していくということは、我々の魂の中に染み付いております。

素戔嗚尊が日本に押し寄せてきたとき、日本人の命を・・・王権を譲らない限り、毎日100人ずつ殺していくぞというふうにした。これは脅迫と一緒のことなのです。ですから、私たちの日常生活の中の言葉の出し方がその部類に染まった出し方をしてないかということを絶えずチェックしておかないと、夫婦も、親子も中々上手くいかず、子供を躾けるときも「お母さんの言うことをきかない。そんなことしたらご飯あげないわよ!」とか仮に言った場合は、これは脅迫で威圧している。「あなたのことは何にもしてあげないからね!」というような事を仮に言った場合はそういうことに繋がっていくことになるので、『夜の時代』に私たちの魂に染み付いた内容というのを勉強する為にメシヤ様はこの宗教篇を書いてくださっているというふうに受け止めて頂いて、日常の生活を見つめ直していく、そういう拠り所にして頂ければ大変有難いという風に思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

〇「文明の創造、宗教篇」は、仏教についてのことが大半で、わずかにキリスト教のことが書いてありますが、これを通して私達が、『夜の時代』に自分達の魂に染み付いた内容(人を威圧するという癖)というものを勉強し、そのことによって日常の生活を見つめ直していく為に、メシヤ様は宗教篇を書いてくださっているのだ、というふうに受け止めさせていただくのだということ。

 

「メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」より抜粋つづき:

浄霊をして御守護を頂いたら神の実在を認める方向に導いてあげること

楳木先生:

お互いに威圧とか、様々なことを日常生活ではしているのですけれども、普段に何気なく話すことの中に、そういう『夜の時代』の癖が出てきますので、その癖に気付いたときにそれを直していくという事を自分は決心するわけです。こういう月次祭とか御教え拝読したときに決心をするのですけど、無意識に癖が出てくるものですから、決心しても無意識にやっちゃうわけです。これが3,000年間の罪穢れからくる難しさです。

そこで、これを変えていくために実は月次祭にお参りしているわけです。自分の『夜の時代』の癖を取っていただけるために御光を頂きつつ、自分の決心してきたことが無意識に崩れないように、そこへ御力を頂くために実は信仰をしているわけですので、月次祭を欠かさないようにということなのです。

過去の世界救世教はじめ○○Aとかは、そういう教え方をしていないので、浄霊にしても今この『文明の創造』で学んでいるのは・・・先々月は浄霊のこの『霊の行使(御教え『善悪発生とキリスト教』へ)』というのは悪を無くす為に、悪の根幹に無神思想というのがあるので、神の実在を認めさせる為に浄霊力を授けて下さっていますので、浄霊をして御守護を頂いたら神の実在を認める方向に導いてあげないといけないのです。しかし○○Aは〝宗教ではない″と言っているので、神のことを語れないので、大きな楔を打ち込んでしまっているのです。そして社会性ということで、医療をそこへ持ち込んで、間違った肉体の見方をそこへ持ち込んで浄霊を施術として取り組んでいるので、大きな役を担うことができない状況になってしまっているということが言えるかと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎私達は、普段に何気なく話すことの中に、相手を威圧するような『夜の時代』の癖が出てくるので、そのことに気付いたときに、自分はその癖を直してゆくという事を決心するのだということ。

◎月次祭は、夜の時代についた言動を変えてゆくための参拝なのだから、月次祭の参拝は欠かせないのだということ。

◎私達は、自分の中にある『夜の時代』の癖を取っていただくために御光を頂きつつ、〝夜の時代の癖を取るのだ″という決心が無意識に崩れないように、そこへ御力を頂くために信仰をしているのだということ。

◎浄霊の『霊の行使』というのは、悪を無くす(悪の根幹には無神思想というのがある)為であり、浄霊力は神の実在を認めさせる為に授けて下さっているのだから、浄霊のお取次ぎをして御守護をいただかれたら、神の実在を認める方向に導いてさしあげないといけないのだということ。

 

「メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」より抜粋つづき:

経緯結ぶために許されたのが『霊の行使』としての『浄霊』

楳木先生:

それから次に、先月学んだように(御教えへ『経と緯』へ)経の考え方と緯の考え方が東洋と西洋の考え方なので、それに偏よったが為に今もって人類は不幸な状態が続いているわけなので、これを結ばなければなりません。この結ぶ為に我々に許されているのが、『霊の行使』としての『浄霊』なのだ。と言うことですので、初心者は浄霊の奇蹟を絶えず頂ける訳なのですが、これが十年、二十年信仰してきた人が、まだ、「どこが悪いの?今日はここがしんどいの?」とかいう浄霊をしていると、この浄霊は神様から見たら不必要な浄霊になってくるので浄霊の力は出なくなる訳なのです。

このことを通して東西を結んでいくという、そして、その結ばなければ〝人類の問題が解決できないのだ。″〝地上天国建設はできないのだ″というところに高まった上での浄霊、そういう風に高まって行かない限り、神様からの光は必要ではなくなってくるわけです。神様が必要だと思われることを私たちが続けていかない限り浄霊の奇蹟を頂き続けることはベテランになると駄目だということ、初心者は大丈夫。初心者は分からなくても、工合が悪い人に浄霊しているとどんどん御守護頂いてくるのですけど、これが20年選手とかになってまだそんなことやっていると、これは神様の方からは必要ないと、そういう浄霊は・・・ということになってくるので、その人が取り次ぐ浄霊は奇蹟が出て来なくなってきます。」

(中略)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

『霊の行使』としての『浄霊』を通して東西を結んでいくのだということ。

◎『霊の行使』としての『浄霊』を通して東西を結ばなければ〝人類の問題は解決できず、地上天国建設もできないのだ″と、そういう風に高まった浄霊をおこなってゆかない限り、神様からの光は必要ではなくなってくるのだということ。

◎ベテランになると、神様が必要だと思われること(神様に求められていること)を続けていかない限り、浄霊の奇蹟をいただき続けることは無理なのだということ。

 

「メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」より抜粋つづき:

『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』

楳木先生:

先月勉強会で話した内容と今月の「メシヤ講座・特選集」の中で、三重支部の勉強会が終わってずっと考えながら移動していると、やはり、恐竜を絶滅させるために、メキシコのユカタン半島に直径11キロの隕石がぶつかるというのを少し、数学的に計算してみたのですね。隕石がどこから飛んでくるかと言われたときに、一番近い彗星の軌道は3.3年というのが一番短い軌道で回っています。ハレー彗星は76年で太陽と他の・・・、楕円形の定義は円の中心が二つあってそれを回っていく。

太陽がひとつの中心、もうひとつ遥か彼方の天体が中心となって回ってきているので、その回ってくるときに氷のできる場所まで行って球体を大きくして、そして太陽に近付いて来るとき、太陽に近づけは近づくほど氷は溶けて蒸発するので箒星になって小さくなってまた、大きくしてくるという宇宙のどこに氷ができる場所がある?ということはまだわからず、オールトの風とかクオとかいうところがあるらしいのですが、そこは現実に写真に撮ったりしていないのでさっぱり分からないのですけど、そういうとこから仮に飛んでくるといったときに、地球の自転は時速約1,700キロで回っておりますけど、秒速にするとメートルで地球が回っているところに、地軸が23.4度傾いているので、コマのように回っているところのメキシコのユカタン半島にぶつける為に、仮に100年前に発射したときの計算式はどうなりますかね?(笑)

それから、地球に入ってくるときには角度があるので、時速1,700キロで回っているところへ入ってくるスピードと角度がないと地球の中に入って来ることができないのですし、しかも、その入ってくる角度の先にメキシコのユカタン半島がないといけない。これを入れてくるだけでも大変なのにそれが飛んでくるときに、木星が・・・、地球がこれくらいの大きさなら、木星がこれくらいあるので、これを通る時に軌道が変わってくるので、それも計算に入れて飛ばさないといけない訳で、この主神様の隕石の飛ばし方というのは、今でやっと、コンピューターを使って計算ができるかな、っていうところです。

それが先月拝読した『文明の創造(御教えへ『経と緯』へ)』 356ページの最後の行『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』という御言葉が、今の科学が発展してきて技術が進んできた故にこの一文が理解できる。メシヤ様御在世中は『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』というのは、霊的なことしか理解できなくて、現実的には理解できなかったと思います。今は科学が発展してきたし、数学がコンピューターのおかげで物凄く時間のかかる計算式も計算できるようになったのでこの『一糸紊れず』というのが具体的に理解できるようになったのです」。

(後文割愛)

 

責任者:

〇現在は科学が発展し技術が進んできた故に、『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』というメシヤ様の御言葉を、具体的に理解できるようになったのだということ。

 

「メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)」より抜粋つづき:

『悪人は淘汰されて了ふのは当然な帰結である』

楳木先生:

それから先々月に拝読した中に『文明の創造』 352ページ最初から4行目『以上説いた如く、文化の進むに従って、必要であったものも不必要となり自然淘汰されるとしたら、最後に至って人間と雖も自然の法則から免れる事はできないのは勿論である。としたら人間に対するそれは何かといふと、勿論人間に内在する悪である。曩に述べた如く今後の時代は、悪は有害無益の存在となる以上、悪人は淘汰されて了ふのは当然な帰結である。(御教え『善悪発生とキリスト教』へ)』

ということですので、淘汰されてしまう訳なので、これを現在の研究の中で、ネアンデルタール人が70万年前に地球に存在して、ホモサピエンスの系統より非常に狩猟が上手で集団で狩猟するのが非常に上手だったらしいのですけど、残念ながら言語を磨かないで来たために、伝承ができなかったらしくて、70万年前からずっとそういう生活をしてきたけど、中々発展性がなかったそうです。しかし、ホモサピエンスの方は言語を磨いてきたので、伝承、伝承で文化の元を作れるところまで来たので、3万年前に主神様がどっちを地上に残すかということを御選択なされたときに、ネアンデルタール人は不必要だということで絶滅させられたわけなので、3万年前以降はネアンデルタール人の関係の遺骨でDNAをいくら調べてもそういうものは無くなっている、と。そして現在の我々ホモサピエンス系が生き残ってずっと今日を迎えております。主神様が『淘汰する』と仰った場合は淘汰されるわけですので、そういうことは科学が発展してきたので、メシヤ様の御教えを実証できている現在を迎えてこの『文明の創造』の拝読をし直すと、私たちの責任たるや非常に大きいものがあるかと思います。そういうことを確認させて頂いて『天国篇』に入っていきたいと思います。」

(以下割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

〇科学が発展してきた現在は、メシヤ様の御教えを実証できている時を迎えているのだということ。

◎メシヤ様の信徒である私たちの責任たるや、非常に大きいものがあるのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回は、「地上天国建設」の一員としてお使いいただくには、先ず夜の時代に染み付いた魂の癖を取るのだということと、次に〝『霊の行使』としての『浄霊』を通して東西を結ぶのだ″という高い想念のもとで、浄霊はお取次ぎをさせていただくのだ、ということを学ばせていただきました。

こんな状況下だからこそ、私達は「地上天国建設」という目的を見失うことなく、一日一日を大切に過ごさせていただかねばならないなぁと感じております。

有難うございました。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no. 176三重(平成27年9月分)

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