研鑽資料no.52(2020年12月)

12月の学び

はじめに

責任者:

早いもので、もう師走を迎えようとしております。

今年はコロナのニュースに始まり、残念ながらコロナのニュースで終わりそうですが、この一連の報道によって沢山のことを知らされ、気付かされ、考えさせられるというような中味の濃い年を過ごしているように感じております。このようなコロナ禍の中で、皆様は何をどのように受け取り、考え、過ごされた1年だったのでしょうか?

さて、今回も引き続き〝20世紀のバイブル″「文明の創造」より学ばせていただきたく思いますので、よろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no. 147三重(平成25年4月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『喘息』

「文明の創造、科学篇」 昭和27(1952)年

喘息に関しては、医学では全然判っていないのである。というのは医学における喘息の説明は、ほとんど問題になっていないからである。ヤレ、アレルギー疾患だとか、迷走神経の緊張だとか、神経過敏性とか、そうかと思えば食物とか、土地とか、中には部屋の構造、壁の色まで関係があるというのだから、むしろ滑稽でさえある。従ってなるべく詳しく説明してみよう。

医学でもいうごとく、喘息は大体二種ある。気管支性と心臓性(近来こちらはアレルギー性ともいう)とである。まず心臓性からかいてみるが、これは最初横隔膜の外部に、薬毒が固結するのである。それに浄化が起るや微熱によって溶解、液体状となり、肺へ浸潤して喀痰となって出ようとするが、この場合横隔膜部は肺臓から距離があるので、液体の方から浸潤する事が出来ないためと、肋間に毒結がある場合浄化によって液体となったが、人により肺膜の厚い場合容易に浸潤し難いので、肺の方から最大限に拡がり吸引しようとする。そのように大体右の二つの原因であるという訳は、肺はそのような猛烈な運動のため、肝腎な空気を吸う力が減殺されて、窒息状態となるのである。何よりもその際肺に侵入した毒液が、咳と共に痰になって出ると、発作は一時楽になるという事や、また肺炎に罹ると一時快くなると言われるが、これは高熱のため固結が溶解され、痰になって出るからである。右の理が間違っていない事は、何よりもまず心臓性喘息患者の、横隔膜部を指で探れば、必ず固結を見る事である。

次に、気管支性喘息であるが、これは肋骨付近に固結している毒結が、浄化によって少しずつ溶けるので、それをヤハリ肺の方から吸引しようとして肺臓は猛烈なポンプ作用を起す、それが咳であるから、これによって痰が排泄され、一時快くなるのである。しかし痰の量が多く出れば出る程、短期間に治るのであるが、それを知らない医学は、極力固め療法を行うので、少しづつしか痰が出ないばかりか、薬毒も追加されるのと相まって、治り難くなり、慢性となるのであるから、丸で笊(ざる)へ水を汲んでいるようなもので、人により何十年も苦しんで治らない者はそういう訳である。これを考えたなら患者も医師も、実に気の毒の一語に尽きるが、何とか分らしたいと常に思っているのである。

 

楳木先生:

今回は『喘息』のご論文ですが非常に短いので楽に毎日読んでいただけると思います。

しかしながら、メシヤ様が今回のご論文をお書きになられた時期と平成25年との差は随分あります。

ですから一行目に『喘息に関しては、医学では全然判ってゐないのである』とお述べになっておられますが、現代では随分わかってきております。

中国で騒がれている光化学スモッグとか化学物質ですね。この辺りでは四日市喘息ということで古くから喘息の名前をよく聞いた事と思います。この四日市の方で出てきた光化学スモッグを吸引した人達が肺から吸って一旦横隔膜から出るのですけども、そこへ溜めていると具合が悪いので、もう一回肺が吸引して外へ排出していったのが四日市喘息ですね。」

(中文割愛)

日本人の精神性が崩され道徳観が変容

楳木先生:

それから時代がズーッと進んで占領政策のために日本には二つの大きな問題が生じてきました。一つはキリスト教という宗教がバックにあることによって〝民主主義が成立している″ということを後回しにして〝民主主義だけが入ってきた″ということと、もう一つは日教組を作って〝日本人の精神性を崩す″策略を占領軍が行ったために我々の道徳観が随分変容してしまいました。

そのため、父親とか母親が神経質な躾(しつけ)の仕方をしたり、小言を言いますと子供にとっては非常に辛いので、それに対して〝親から優しくしてもらいたい″〝自分の防御のために喘息症状を起こす″ということも起きてきております。

政治家で例えますと野党がいろいろ質問をしますよね、それで核心に触れてきますと答弁する政治家は咳をしたりしてひと呼吸入れるのです。〝嘘を言う時に咳をしてから話す″という癖が人間にはあるのでしょう。もっと神経が太い政治家はニコッと笑ってひと呼吸入れたりします。」

自分を防御するために喘息を起こすことがある

楳木先生:

小さい子供は咳をしていくと自分で苦しさを作っていけるので、「大丈夫かい?」と親が声をかけてくれて執拗な神経質な小言が無くなるので、〝自分を防御するために喘息という症状を起こす″ということがあるということもわかってきております。

これは母親が原因の場合は〝母原病″と言われております。父親が原因の場合は〝父原病″と言われています。このような喘息も出てきているのです。

それからアトピー性皮膚炎がひどい場合、薬を塗って抑えてしまいますと内向して喘息が起きてきます。ですから昭和27年頃と平成25年の喘息というのは随分発症の仕方が変わっているということをまず念頭に置いておいていただきたいと思います。

それから生まれてくるときに産道で呼吸をしてしまうと悪露(おろ)を吸い込んでしまうのでこれが肺から染み出て横隔膜に溜まっていきます。それをそのまま置いておくと成長過程でいろいろ問題点が起きてきますので小児喘息を起こして全部排泄してしまいます。

こういうことを考えていきますと喘息というのは大変ありがたい浄化なのです御教え『小児病』へ)。」

(中文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎現代では「喘息」について(メシヤ様がこのご論文をお書きになられた昭和27年に比べると)随分わかってきているのだということ。

〇子供にとって、自分の父親や母親が神経質な躾をしたり、小言を言ったりすると非常に辛いので、それに対して〝親から優しくしてもらいたい″という思いから〝自分の防御のために喘息症状を起こす″ということも起きてきているのだということ。

◎アトピー性皮膚炎がひどい場合、薬を塗って抑えてしまうと内向して喘息が起きて来るのだということ。

◎昭和27年頃と現在の喘息というのは、発症の仕方が随分と変わってきているのだということ。

〇赤ちゃんが生まれてくるときに産道で呼吸をしてしまうと、悪露(おろ)を吸い込んでしまう。それが肺から染み出て横隔膜に溜まっていき、そのままにしておくと成長過程でいろいろ問題が起きてくるので、小児喘息を起こして全部排泄してしまうのだということ。

◎「小児喘息」を例としてみても、喘息というのは大変ありがたい浄化なのだということ。

 

 

「メシヤ講座no. 147三重(平成25年4月分)」より抜粋つづき:

喘息は毒素を排泄するありがたい御浄化

楳木先生:

体内に溜まった毒結を肺が逆に吸収してくれて外へ出していくという浄化なので大変ありがたいのですけども、しかし、ここに書かれているように『猛烈な運動の為、肝腎な空気を吸ふ力が減殺されて、窒息状態となるのである。』というように大変苦しい状態になるので、周りからするとあの独特な呼吸ですね。「ハアー」という、吸い込むより吐く量の方が多いと言われているぐらいの呼吸なので、聞いているだけでもこちらも苦しくなるような、そういう呼吸になっていきますので、症状が非常に苦しいので大変な病気のように感じるのですけども、毒素を排泄するということにおいては大変ありがたい浄化だということになってきます。

それから皆さん方がお腹の中にいるときの肺の状態と生まれてきてからの状態の映像を見たことがありますかね。

胎児の時には呼吸をしませんので肺が折り畳まれたような状態になっています。ペッチャーとなってね。セミとか羽を持った昆虫が孵化した時に羽を広げるでしょう。白っぽい羽がズーッと延びて行ってそれから色がザーッと出てくるでしょう。あれは一(ひと)呼吸した瞬間にフワーッと膨らんでその時初めて肺になっていく訳です。」

受講者:

生まれてすぐに泣くのはそういうことですか。

楳木先生:

そうそう、ですから泣かない子はすぐに背中とかを叩いて泣かせる訳です。それで泣いた時に瞬間に肺になるわけです。それまでは呼吸してない訳ですから。肺というのは不思議ですね。呼吸をできないから刺激を与えて呼吸をさせるわけです。そうしないと肺としての機能が誕生していかないのでね。例えば肺が膨らんだままだったら産道を出て来られません。頭と同じ大きさに体をしていることによって出て来られるのです。みなさんの肺は結構大きいでしょう。これが膨らんだ状態だったら産道を出て来られないのです。苦しくてしようがないのです。」

受講者:

肋骨の中に肺がありますよね。肺がしぼむということは肋骨もしぼむのでしょうか。

楳木先生:

そう。畳まれたようになっているのです。だから肋骨でも生まれてくる時には小さくなっています。生まれてきて呼吸をすると肋骨も広がって中の肺も膨らむわけです。心臓とかはかっちりしているのですけども肺とかはぺちゃんこ状態ですから。」

受講者:

肋骨は伸びるのですか。

楳木先生:

そうしないと太っていけないでしょう。肋骨が広がらないと脂肪を蓄えられないでしょう。」

受講者:

浄化している時に肋骨のところが膨らんでいるとか言われるのですが・・・

楳木先生:

肋骨は動くのです。肋骨は後ろまで広がっているでしょう。ですから人間の体は実にうまくできているのです。

頭だけ通る穴であれば忍者は穴を通り抜けることができたのです。それは関節を外してね。私は忍者であった訳ではないのですが研究をしたことがあるのです。頭蓋骨が通る穴であれば関節を外して抜けるのです。それで抜けたらまた関節を戻すのです。中国雑技団を見てもわかるでしょう。物凄く体の柔らかい人がいるでしょう。鍛えていくとあのようになるのですね。

忍者が忍び込んで絵図何かを写し取る場合、頭の中に焼き付けたそうです。ですから東大生に発達障害の方が多いそうですが抜群に記憶力が良くて円周率を200桁とか覚えている人がいるでしょう。そういうような人を鍛えることによって忍者にすることができたのでしょうね。」

 

人間の体は素晴らしい

楳木先生:

話が横道に逸れましたが、人間の体は非常によくできていますので、肺も毒素を吸い込むだけではなくて逆に毒素を吸引して咳で出すということもやっているのだなということです。

人間の体は素晴らしいということでは、ある支部に○○教の方で、脳の病気で半身不随になってしまった青年がいるのですが、「専従者だった母親が亡くなって自分もそのようになってしまって、生きる希望がなくなった」とメールが来まして、支部と繋がって、今で、2ヶ月間浄霊に取り組んでいただきました。それで手が大分上がるようになったのです。それから歩行補助具を家の中では使わないで歩けるようになったそうです。

半身不随になったということは不随になった反対側の脳で障害が起きているということですが、そこを浄霊することによって他の脳がズーッと補いながら動けるようにしてくれているのです。立ち上がるスピードも早くなってきたようです。大変ありがたいことだなと思いますと共に、私たちは『人格を磨く』とか『信仰即生活』ということを大切な取り組みとして行っていただきたいと思います。

今日は『喘息』というところを拝読させていただきましたので、今言ったことを確認しながら毎日拝読していただきたいと思います。

(中文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「喘息」は、症状が非常に苦しいので大変な病気のように感じるが、体内に溜まった毒結を肺が逆に吸収して外へ出していくという(毒素を排泄するということにおいては)大変有難い浄化なのだということ。

〇人間の体は非常によくできてるので、(上記のように)肺も毒素を吸い込むだけではなくて逆に毒素を吸引して咳で出すということもやっているのだということ。

◎メシヤ様の信徒である私達は、「人格を磨く」ということと、「信仰即生活」ということに取り組みながら日々御教えを拝読させていただくことが大切なのだということ。

 

「メシヤ講座no. 147三重(平成25年4月分)」より抜粋つづき:

(中文割愛)

『信者たるもの、常に魂を磨き、言葉を練り、上魂の人間たることを心掛けるべきである。』

楳木先生:

メシヤ様がいろいろ我々に課題をくださっていますよね。『祈りの栞に寄せて』の『信者たるもの、常に魂を磨き、言葉を練り、上魂の人間たることを心掛けるべきである。』

信仰の長い人はこの御教えが身についていないといけません。もう十年もやっていたらね(御教え『言霊の偉力』へ)。」

(中文割愛)

受講者:

すみません。上魂ってどういうことですか。

楳木先生:

魂がね、高いということです。メシヤ様が『信者たるもの』と御教えくださったこのことをね、身につけていっていただかないと信者とは言えないということです。

それで、『魂を磨き、言霊を練り、上魂の人間』であればその人が〝やったこと、しゃべったこと、あるいは手を打ったこと″が全てうまくいくということです。

その人が何かひとこと言って〝問題になったりする″ということは上魂の人間ではないということです。問題になったりするのは言葉を練ってない訳ですからね。その人がそこへ出て行ったら全て物事が解決していく、という人間にならないといけません。

練った言葉がスーっと出てくると、それによって物事が解決していく、と。〝そういうような人間になっていかないといけない″ということが、メシヤ様が信者に与えている課題なのです。

私達はすごい課題をいただいているのです。しかし、これは〝自覚した人″からできることなのです。

自覚しない人は浄霊をズーッといただいて支部へ御参拝をしても全然変わっていかないでしょう。しかし自覚した人は変わっていくのです。

〝ああそうだなあ、言葉を練らないといけないなあ。上魂の人間を目指さないといけないなあ″と魂を磨こうとすると、どんなに嫌な言葉をかけられても、あるいは嫌なことを聞いても、〝これは魂を磨くために聞いているのだ″と聞こえれば腹も立つこともないし、いつも笑っていられるのです。そういうところをお互いに目指して参りたいと思います。」

受講者:

他の教団の方のご主人がとても良い方で、信仰も一所懸命やっておられたのですが、息子さんが喘息だったのです。浄霊に取り組んでおられたのですが、なかなか治りませんでした。

それで先ほどお話を聞いていて気付いたのですが、結構細かいことを言われる神経質な方でした。もしかしたらそういうことが原因にあったのでしょうか。〝どうして治らないかなあ″と思っていたのです。やはり親が子供に細かいことを言いすぎて、〝親から逃れたい″ということがあったのでしょうか。

楳木先生:

そのように思ったら、親を浄霊して行かないといけません。そういう人の急所は親を浄霊するということなのです。さっきの不登校も親を浄霊していけば大体登校できるようになる訳です。本人を浄霊してもなかなか変わっていかないのです。」

受講者:

親と言ってももう、息子さんが大きくなってしまって、お父さんも70歳近くになっていると思うのです。

楳木先生:

今となっては途中で酸素をやった場合には、化学物質がそれに入っているから。それで毒素が入っていくので本当の喘息になってしまいます。」

受講者:

その人が今は本当にやり手になっていて親もうるさくなくなっているのです。

楳木代表

それじゃあ、お父さんがそういうふうになったので良くなったということですね。」

受講者

はい。私もそうかなあと思います。

楳木先生:

ですから、そういう人達は親から独立したり自立すると喘息は良くなっていくのです。」

受講者:

その喘息の子の姉がとても良い子なのですが、その息子が酷いアトピー性皮膚炎なのです。さっきの厳格なご主人の奥さんが、年少の頃アトピーで、一時温泉に行って少し治っていたのですけど、今度はお孫さんが酷いアトピー性皮膚炎になったのです。体中に薬を塗らないとダメなようなのです。良い人ばかりなのにどうしてこんなに浄化がきついのでしょうか。

楳木先生:

そういうのは御教えに沿って考えないといけません。〝ものすごい善人はどうだった″と御教えに書いてありますか。」

受講者:

善人は昔悪いことをしていたから、絶対そのようなことはしないと思って生まれ変わってくると御教えいただいていたように思います。

楳木先生:

そうです。だからそれが来ている訳です(御教え『生と死』へ)。

(中文割愛)

受講者:

起きてくる状況には理由があるということですね。

楳木先生:

そして、しかも『温泉で治すのは駄目だ』とメシヤ様は仰っておられますからね(御教え『結論』へ)。(中文割愛)

受講者:

そうなんですよね。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は、「祈りの栞に寄せて(「入門と奥座敷」購入ページへ)」の中で『信者たるもの、常に魂を磨き、言葉を練り、上魂の人間たることを心掛けるべきである。』と私達に課題をくださっていますが、この御教えを身につけていないと信者とは言えないし、特に信仰の長い人は身についていないといけないのだということ。

◎『上魂』とは、魂が高いということ。

〇メシヤ様からいただいた課題を身につけ『魂を磨き、言霊を練り、上魂の人間』であればその人が〝やったこと、しゃべったこと、あるいは手を打ったこと″が全てうまくいくようになるのだということ。

◎私達はメシヤ様から〝上魂の人間″になる為の課題をいただいているのだが、その課題はそれを〝自覚した人″から実行できるので、自覚できた人は変わることができるのだということ。

 

「メシヤ講座no. 147三重(平成25年4月分)」より抜粋つづき:

『御教え通りにやる』ことが本当に〝一所懸命やる″ということ

楳木先生:

ですから、その人が信仰を〝一所懸命やっている″というのは形だけをやっているのであって、『御教え通りにやる』ということが本当に〝一所懸命やる“ということなのですよ

ですから〝一所懸命やっている″とあなたが見たことが間違っていたのです。〝あれは信仰不熱心なのだ“と思っておかねばいけません。」

受講者:

ああそうですね。教団の方針に熱心なのかもしれません。

楳木先生:

そうです。方針に熱心なのであって信仰に熱心ではないということです。」

受講者

純粋に求めてやっておられると思うのですけどね。

楳木先生:

だから純粋だということは〝前世は極悪人だったのだ“ということです。(笑い)」

受講者:

極悪人は前世は純粋だったということですか。

楳木代表

いや、そういうことではありません。

今は非常に善人だけども恵まれないという人達は〝前世は悪人だった人が多い″ということです。

そういうことで言うと、教団代表は前世は超極悪人だったのでしょう。それから支部責任者は超極悪人の下の極悪人ですね。ですからこうして家を提供してね、無私の状態でしょう。家庭ということがほぼない状態で夫婦でしないといけない状態になっているということは相当前世で人をね・・・(一同大笑い)

まあ、人を苦しめたということは立場のある人間だったということです。上に立てば立つほど大変大きな罪を犯していたのです。底辺の人のほうが罪は犯さない訳です。戦国時代の大将であれば、その人の命令で相手も味方も何人も一度に死んでしまうのです。ですからその時に大将に来る想念というのは相当なものなのです。だから「大変でしたねえ」ということです。

代表の私の前世なんかはもっと酷いことをやっていたのでしょうね。ですから、身を全て捧げて御神業に歩かないといけないということです。

ほどほどに信仰する人というのは前世は善人だったのでしょうね。自然農法で今やっている人は前世でも善人だったのでしょうね。

それからお子さんとかが浄化を定期的にするということは、ご先祖様が〝信仰をしっかりやってもらいたい″という意図があって、また〝徳を積んでもらいたい″という願いがあるのでそのような浄化も起きてくる訳です。

 

本来の御神業をさせていただくのがメシヤ教の信仰

楳木先生:

先ほどの話にもう一度戻りますが、信仰に熱心なのと方針に熱心なのとは違うということです。ですから〝あれだけ信仰をやっていて・・・″と言っても当てはまらないということです。

御教え通りやっていないのですから。『本来の御神業』というのをさせていただこうというのがメシヤ教の信仰なのですからね。そういう気持ちになって取り組んでいただきたいと思います。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎信仰を〝御教え通りにやる″ということが本当の意味での〝一所懸命やる“ということなのだということ。

〇子供が定期的に浄化をするということは、ご先祖様が〝信仰をしっかりやってもらいたい″という意図があったり、〝徳を積んでもらいたい″という願いがあったりして、そのような(定期的な)浄化が起きてくるのだということ。

◎メシヤ様への信仰に熱心なのと、付属している教団の方針に熱心なのとは、全く違うものなのだということ。

◎メシヤ様への信仰は、メシヤ様に御教えいただいている『本来の御神業』をさせていただくという取り組みなのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回の学びでは、「喘息」は〝体内に溜まった毒結を肺が逆に吸収して外へ出していく″という大変有難い浄化なのだということを御教えいただきました。そして私達の信仰は、〝御教え通りにやる″ということが本当に〝一所懸命やる“ということなのであり、本来の御神業に繋がっていくのだということを再確認させていただきました。

今年は3月より(コロナ禍ということとも相まって)、『最後の審判』を理解し乗り越えてゆくためには、〝只「文明の創造」を拝読するのではなく、精読することが大切なのだ″との思いから、楳木先生からいただいておりました御教えの解説と御教示を基に学んで参りました。「文明の創造」は、「創造主からの御啓示」に基づいて具体的に説論されており、メシヤ様は『現代人と雖も之を精読すれば、理解し共鳴しない訳はあるまい。』と仰っております。

年末は何かとご多用とは存じますが、令和2年に学んだ分の「文明の創造、科学篇」を併記させていただきます。お時間のある時に、再読していただければ幸いに思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

日増しに冷え込みが増す時節柄、くれぐれもご自愛ください。

有難うございました。

 

令和2年に学んだ「文明の創造、科学篇」

・『病気とは何ぞや

・『病気とは何ぞや、感冒

・『肺炎と結核

・『肺患と薬毒

・『結核と精神面

・『自然を尊重せよ

・『結核と特効薬

・『栄養

・『人間と病気

・『無機質界

・『霊主体従

・『薬毒の害

・『心臓

・『胃病

・『主なる病気(一)腎臓病とその他の病

・『主なる病気(二)肋膜炎と腹膜炎

・『喘息

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no. 147三重(平成25年4月分)」

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