研鑽資料no.64(2021年6月)

6月の学び

はじめに

責任者:

雨のおかげで、近所に咲いている紫陽花がひときわ色鮮やかに輝いております。梅雨入りすると、気圧の変化や悪天候で体調を崩す人がいらっしゃいますが、皆様お変わりありませんか。コロナ禍に入った昨年の5月より皆様と共に集中して学んで来た「文明の創造、科学篇」も残すところ1つなりました。学びを始める前と比べると、先ず病気に付いての考え方が変わり、その対処の仕方も全く変わられたのではないでしょうか?

さて、今回も「文明の創造、科学篇」より学ばせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.159三重(平成26年4月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『擬健康と真健康』

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

今迄詳しくかいた如く、病気は浄化作用であり、医学は浄化作用停止を、治る方法と錯覚して来た意味は判ったであろう。之に就て今一層徹底的にかいてみるが、世間一般の人が健康そうに見えて、兎も角働いている人の其殆んどは毒素を保有していながら、強く固結している為、浄化作用が起らない迄である。従って何時突発的に浄化が発生するか判らない状態におかれているので、何となく常に不安があるのは此為で、恰度爆弾を抱いているようなものである。

少し寒い思いをすると、風邪を引きはしないかと心配し、伝染病が流行すると自分も罹りはしないかと案じ、一寸咳が出たり、身体が懈(だる)かつたり、疲れ易いと結核の初期ではなかろうかと神経を悩まし、腹が痛いと盲腸炎か腹膜炎の始まりではないかと恐怖する。風邪が拗(こじ)れると結核を心配し熱が高くてゼイゼイいうと、 肺炎を連想する。一寸息が切れたり、動悸がしたりすると心臓病を懸念し、足が重いと脚気じゃないかと想う。眼が腫れボッタイとか、腰が重いと腎臓ではないかと疑う。

女などは腰や下腹などが痛かったり、冷えたり、白帯下が下りたりすると、子宮が悪いのではないかと苦労し、子供が元気がないと大病が発る前兆ではないかと心配する。というようにザットかいただけでも此位だから、今日の人間が如何に病気を恐れ、怯えているかは想像に余りある。

そうして一度病気に罹れば医者に行き、薬を服むという事は、常識となっているが、よくも之程迄に医学を信じさせられたものと感心せざるを得ないのである。とはいうものの私としても昔の自分を考えたら、人の事など言えた義理ではない。斯ういう事があった。確か三十歳前後の頃だと思うが、信州の山奥の或温泉場へ行った時の事だった。旅館に着くや否やイキナリ女中に向って「此温泉場にはお医者が居るか」と訊くと、女中は「ハイ、一人居ります」。私「普通の医者かそれとも学士か」。女中「何でも此春大学を出たとかいう話です」。それを聞いた私は、之なら二、三日位安心して滞在出来ると、腰を落着けたのである。

処が其後世間には私と同じような人もあると聞き私は変っていない事を知った訳である。又斯ういう事もあった。人間はいつ何時病気に罹るか分らないから、そういう場合夜が夜中でも電話一本で飛んで来て呉れるような親切なお医者さんを得たいと思っていた処、恰度そういうお医者さんが見付かったので、出来るだけ懇意にし、遂に親類同様となって了った。現在の私の妻の仲人は、其お医者さんであった位だから、如何に当時の私は、医学を信頼していたかが判るであろう。

従って、今日一般人が医学を絶対のものと信じているのもよく判るのである。処が其医学なるものは、実は病気を治す処か、其反対である事を知った時の私は、如何に驚いた事であろう。然し之が真理であってみれば、信ずる外はないが、そんな訳で現代人が医学迷信に陥っているのも無理はないと思えるのである。忌憚なく言えば自分自身の体を弱らせ寿命を縮められ乍ら、医学は有難いものと思い込み、それに気がつかないのであるから何と情ない話ではないか。従って此迷信を打破する事こそ、救世の第一義であらねばならない。といっても之を一般人に分らせる事は実に容易ならぬ問題である。

前述の如く医学迷信のコチコチになり切っている現代人であるから、実際を見聞しても、自分自身や近親者の難病が浄霊によって治ったとしても、直に信じ得る人と、容易に信じられない人とがある。だが大抵な人は医学でも凡ゆる療法でも治らず、金は費うし、病気は益々悪化する一方で、遂に生命さえも危い結果、中には自殺を計る者でさえ、偶々浄霊の話を聞いても、容易に受入れられない程、医学迷信に陥っている現在である。然し絶体絶命の断末魔とて、茲に意を決し、疑い疑い浄霊を受けるが、其時の心理状態は最後に載せる報告にも沢山あるから、読めば分るであろう。

以上は、現代人が如何に病気を恐れているかという事と、医学を如何に信頼しているかという事で、前者は全く医学では治らないからでよくある事だが、一寸風邪を引き、熱でも高いと之は大病の始まりこれではないかと案じるが、其半面之しきの風邪位が何だと打消そうとするが、肚の底では万一の心配も頭を擡(もた)げて来る、というのは誰しも経験する処であろう。之は全く医学そのものに、全服的信頼を措けないからである。

処が、本当に治る医学としたら、風邪や腹痛などは簡単に治るし、名の附くような病でも適確に診断がつき、其通りになるべきで、如何なる病気でも、之は何が原因で今迄の療法のどの点が間違っているか、どうすれば治るか、予後はどういう風になるか、命には別状ないかあるかも手に取るように判り、病人に告げると其言葉通りになるとしたら、誰しも医学に絶対の信頼を払い、病気の心配などは皆無となるのは勿論、病気は浄化作用で、体内の汚物が一掃され、より健康になる事が分る、としたら寧ろ楽しみになる位である。というのが真の医学である。

では此様な夢にも等しい治病法がありやという事である。処が驚くべし之が己に実現して偉大なる効果を挙げつつある現在である。そうして吾々の方では病気とは言わない、浄化という、何と気持のいい言葉ではあるまいか。然し事実もそうであるから言うのである。茲で標題の真健康と擬健康に就てかいてみるが、擬健康とは前述の如く、固結毒素があっても浄化が発生していない状態であり、真健康とは毒素が全くない為、発病しない状態である。然し後者のような人は恐らく一人もないであろうし、健康保険制度も其不安の為に出来たものであろう。

右の如く現代人の殆んどは擬似健康者であるから、大抵の人は何等かの持病を持っている。少し仕事をすると、直に頭痛や首肩が凝ったり、一寸運動が強いと息が切れたり、微熱が出たりする。又風邪を引き易く、一寸した食物でも中毒したり、腹が痛んだり下痢したりする。年に数回以上は病臥し、勤めを休み、何年に一度は入院するというような訳で自分自身の健康に確信が持てず、常にビクビクしている。

酷いのになると矢鱈に手術をする。少し金持の中年の婦人などは、盲腸を除り、乳癌の手術をし、卵巣も除り、廃人同様な人も少なくない。又一般人でも瘭疽や脱疽で指を切ったり、片方の腎臓を剔出(てきしゅつ)したり、喘息で横隔膜の筋を切ったり、脳の切開、手足の切断や、近頃は結核の手術も流行している。というように虐(むご)い事を平気でやっている。処が医学は斯うするより外に方法がないから致し方ないが、今日の人間程哀れな者はあるまい。従って之程の文化の進歩発達も、其恩恵に浴する事が出来ず、病床に悩んでいる人も少なくないのである。右の如く病気の種を有っている擬健康を無毒者となし、真の健康者を作り得るとしたら、之こそ真の医術であって、人類にとって空前の一大福音であろう。

 

安心立命の生活

楳木先生:

『文明の創造』の拝読をズーッと続けてきまして科学編ももう来月で終わりになります。それで、今拝読していただいたところは科学編の纏(まと)めのような文章になっています。

ですから拝読していただいた一行目に、『今迄詳しくかいた如く、病気は浄化作用であり、医学は浄化作用停止を、治る方法と錯覚して来た意味は判ったであらう。』ということですので、医学は折角体の中から出そうとして起こって来る浄化作用を〝停止させることを治る″というように錯覚しているのだ、と。と言うことをメシヤ様はみんなにわかってもらうためにズーッとここまで論を進めて来たということですので、ぜひこの点は確認しておいていただきたいと思います。それから昭和27年当時、世間の人たちが感じていることを、メシヤ様の事例を入れて〝病気の心配をされていた″ことを書かれています。

病気をいつも心配しながら生きている人は『安心立命の生活』ができないということに陥っているわけです。私たちはメシヤ様から病気の真の意味と『浄霊力』を授かっておりますので、安心立命の生活を許されているということです。安心立命と言うとやはり〝病気の心配がいらない″というようになることが安心立命の生活だと思いますので、私たちは一歩ずつそうしたことを確認しながら安心立命の生活に入っていけるということは〝大変有難いことだな″と思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎今回の御論文『擬健康と真健康』は、今まで学んで来た「科学編」の纏めのような文章になっているのだということ。

◎メシヤ様は、「医学は、体の中から固結毒素を出そうとして起こって来る症状(浄化作用)を〝停止させることを治る″と錯覚しているのだ。」ということを私達に理解させるために、ここまで論を進めて来られたので、〝私達は本当に浄化作用の意味を理解しているのか?″ということの確認が必要なのだということ。

◎昭和27年当時、世間の人たちが〝病気の心配をされていた(感じていたこと)″を書かれているが、病気をいつも心配しながら生きている人は『安心立命の生活』ができないということに陥っているのだということ。

◎安心立命の生活とは、〝病気の心配がいらなくなる生活″のことなのだということ。

◎私達信徒は〝大変有難いこと″に、メシヤ様から病気の真の意味を御教えいただき、そして「浄霊力」を授かっているので、安心立命の生活を許されているのだということ。

 

「メシヤ講座no.159三重(平成26年4月分)」より抜粋つづき:

真健康に一歩ずつ近かせていただく

楳木先生:

それから264ページを開いていただきますと、

『茲(ここ)で標題の真健康と擬健康に就(つい)てかいてみるが、擬健康とは前述の如く、固結毒素があっても浄化が発生してゐない状態であり、真健康とは毒素が全くない為、発病しない状態である。』と纏めていただいておりますので、私たちは『毒素が全くない為、発病しない状態』に一歩ずつ近かせていただくことが大切だと思います。真健康と擬健康ということについてこのように理解していただきたいと思います。

そして最後のページに『従って之程の文化の進歩発達も、其(その)恩恵に浴する事が出来ず、病床に悩んでゐる人も少なくないのである。』

と書かれていますが、これは昭和27年当時の状態です。現代はこの文化の進歩発達と共に健康になっていける寸前まで来ております。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎〝『擬健康』とは、固結毒素があっても浄化が発生していない状態″であり、〝『真健康』とは、毒素が全くない為、発病しない状態″なのだと理解するのだということ。

◎私達は、〝『毒素が全くない為、発病しない状態』に一歩ずつ近づく″ということが大切なのだということ。

◎最後の方に『従って之程の文化の進歩発達も、其(その)恩恵に浴する事が出来ず、病床に悩んでゐる人も少なくないのである。』と書かれているが、これは昭和27年当時の状態であり、現代はこの文化の進歩発達と共に健康になっていける寸前まで来ているのだということ。

 

「メシヤ講座no.159三重(平成26年4月分)」より抜粋つづき:

人間の体の仕組みと細胞の関係

楳木先生:

この前NHKスペシャルで、iPS細胞の山中教授といろんな分野で活躍している人たちが出ておりまして、人間の体の仕組みと細胞の関係について詳しく話をしていました。

私たちの肉体は60兆個の細胞で出来ているというのは習ったと思いますが、一番最初は一個の細胞で、それが細胞分裂します。細胞分裂する時にiPS胞とかSTAP細胞とかありますが、卵子は万能細胞なので、それが分裂して増えてくると手になったり、骨になったり筋肉になったり皮膚になったり役割が分かれて細胞分裂します。

それでSTAP細胞はどうやって作るかというと、万能細胞は何にでもなる細胞なのですけども骨になる細胞の場合は、骨になる以外の能力を全部ストップさせて骨にしています。皮膚になる場合は皮膚になる能力以外を全部ストップさせて皮膚になります。筋肉になる場合は筋肉になる能力以外を全部ストップさせて筋肉になります。というのが我々の細胞の仕組みになっています。STAP細胞というのは〝凡ゆるものになる細胞の蓋みたいなものをとっぱらっていけば万能細胞になるであろう″という仮説に基づいて、蓋をとっぱらうために〝弱酸性の刺激を与えましょう″というところからスタートしているわけですね。

これは浄化作用の原理と一緒であるわけです。浄化をいただくとダメになった細胞が元に戻るというのは万能細胞になっていくから元に戻れるわけなので浄化作用の裏付けということを〝彼女たちが中心となって研究してくれている″と言えるのです。

子供を産む時に十月十日を迎えて陣痛が起きたでしょう。陣痛はなんで起きるの?なぜ体の中で陣痛が起きるのでしょう?陣痛とは一体何でしょうか。陣痛とは何の痛みでしょうか。」

受講者:

子宮が収縮する痛みです。

楳木先生:

なんで子宮が収縮するの?」

受講者:

押し出す力が必要だからです。

楳木先生:

そうです。押し出すために収縮するのです。それではどうしてその収縮が始まるのでしょう。わからなくなるよね。それを山中教授達が説明してくれたのです。

脳下垂体のところからオキシトシンというのが分泌されます。それが体中に充満してくると陣痛が始まるというところまでわかってきているそうです。

オキシトシンが出てくると収縮を開始して、いっぺんに収縮してしまうと子供を押しつぶしてしまいますので。何回も収縮を繰り返しながら産道を緩めていくのです。

それでいざ産み終わったらオキシトシンが止まるかというとそうではなくて出し続けるのです。それでオキシトシンはどういう作用を起こすのかと言いますと、子供は愛おしいものですがその愛おしいという感情が出るのもオキシトシンの作用によるのだそうです。

赤子が夜中に泣くと母親は起きますよね。なぜ起きられるのでしょうか。」

受講者:

オキシトシンですか。

楳木先生:

そうなのです。オキシトシンが出ているから、物凄く聴覚が敏感になっているのです。

赤ちゃんが少しぐずっただけで直ぐに起きられるようにオキシトシンが作用しているのです。男にはオキシトシン細胞が出ないので赤ちゃんが泣いても中々目を覚まさないのです。

そのように説明をしていました。そうしたら作家が「そうしたら愛おしさも子供を愛する気持ちも全部オキシトシンが出るからなのか、人間の心は物質で導かれるのですか。作家としてはストーリーを組み立てる上で精神こそ中心だと思っているのに、オキシトシン細胞で愛情が豊かになったりするというのはどうも納得できない」という質問をしていました。

山中教授は最初は臨床医になろうとして、手術が苦手だったので研究医になったのですが、臨床研修の時に一番最初に教えられたのが「まず患者の目を見なさい。目を見つめるだけで気持ちが通じるので医者に対する信頼感が生まれてくる。その次に触診を中心にしなければならない。昔から手当と言われたように、手が触れることで私のことを健康にしてくれるために働いてくれていると思い安心感が生まれてくるので医者はそれが一番大切なんだ。」と教えてもらったことを山中教授は研究者になっても覚えているのです。人間は努力をすると必ず報われていくのだという、そういう分泌物が余計に出てくるのだそうです。

ですからオキシトシン細胞も親がきちんと子供を育てていると、その人が生まれ今度は妊娠して子供を産む時にもオキシトシン細胞がいっぱい出てくるのだそうです。

だから親がきちんと子供を育てているとその子供もまたきちんと子供を育てるのですが、親がきちんと育てていないとその子供が子供を産んだ時にきちんと育てられないということが起きてくるのです。だからどこまでも精神が大切なのだということを強調していました。分泌物が中心ではないということです。分泌物を誘導するのは努力とか心がけが中心になってくるのだそうです。「努力は報われる」ということを強調していました。

それからもうひとつ説明があったのは60兆個の細胞自体はそれぞれが独立していて何かが起きた時にはそれに対応するように動いているのだそうです。ですからこの60兆の細胞は非常に素晴らしいものだということです。

「それではその素晴らしい細胞はどうして出来たのですか」と出演者が質問しました。

そうしたら「神様が作ったとしか思えません」と答えました。

ですから科学者でも頂点まで行くと〝神様が見えてくる″ということでしょう。ボーッとした人には神様は感じられないのです。科学者は緻密な実験を積み重ねて行ってこれ以上いけないというところまで行くと神様の存在を感じることができるのですね。

ですからメシヤ様の御論文を裏付けるような科学者の研究成果というものがこれからどんどん出てきますので、専従者は良くチェックしておいてみんなに紹介してあげてください。

これほどの文化の進歩発達のその〝恩恵に浴する時代を愈々迎えた″のだと。ですから我々が学んでいる『文明の創造』を中心にしてそれを裏付ける研究成果がこれから続々と出てきますので、愈々この文化が実りを得る時代になってくるかと思いますので、そして、末尾に『右の如く病気の種を有(も)ってゐる擬健康を無毒者となし、真の健康者を作り得るとしたら、之こそ真の医術であって、人類にとって空前の一大福音であらう。』ということですから、この一大福音をこれからも三重支部を中心に出版していくということですので、これからも作業が大変ですがよろしくお願いいたします。」

 

【オキシトシン:オキシトシンには末梢組織で働くホルモンとしての作用、中枢神経での神経伝達物質としての作用がある。末梢組織では主に平滑筋の収縮に関与し、分娩時の子宮収縮させる。また乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。このため臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用されてきており、その歴史は長い。最初は女性に特有な機能に必須なホルモンとして発見されたが、その後、男性にも普遍的に存在することが判明している。また、視床下部の室傍核 (PVN) や視索上核 (SON) にあるニューロンから分泌され、下垂体後葉をはじめ様々な脳の部位に作用し機能を調節している。(Wikipedia最終更新 2021年5月2日 (日) 06:03より抜粋)】

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎STAP細胞の研究は、浄化作用の裏付け(〝浄化をいただくと、ダメになった細胞が元に戻る″というのは万能細胞になっていくから元に戻れるということ)を研究してくれていると言えるのだということ。

◎メシヤ様の御論文を裏付けるような科学者による研究成果というものがこれからどんどん出て来るので、私達は良くチェックしておくのだということ。

◎私達が学んでいる『文明の創造』を中心にして、その内容を裏付ける研究成果がこれから続々と出て来るのだということ。そして、その研究成果によってメシヤ様の御教えと浄霊は〝真の医術″であることが証明され、『人類にとって空前の一大福音』になっていくのだということ。

 

「メシヤ講座no.159三重(平成26年4月分)」より抜粋つづき:

『擬健康と真健康』資料説明

支部責任者:

『擬健康と真健康』という同じ表題の御論文がいくつかございましたので資料にしてみました。『文明の創造』では『擬健康と真健康』となっておりますが、それ以前の御論文では『真の健康と擬健康』と真健康が先になっております。ほとんどの人が擬健康ですので、擬健康を中心に御説明されたと拝察します。また、『文明の創造』ではメシヤ様の体験談も交えてより詳細に説明が加えられております。

重要点を読ませていただきます。

(以下 資料抜粋拝読)

 

・『真の健康と擬健康

「結核問題ト其解決策」、「明日の医術(再版)第二編」

 

・『真健康と擬健康

「天国の福音」

 

・『真の健康と擬健康

自観叢書10編「神示の健康法」

 

・『結論

「「結核問題ト其解決策」(昭和17年)

『(前略)浄化作用という事を知らない西洋医学は、その療法のことごとくが、折角溶解し始めた毒素を再び固むるのを目的とし、それ以外の何物でもない事。即ち浄化発生以前の擬健康に還元させる事を以て、唯一の治療目的としている事。故に、その結果として多くは再発の危険がある事。又、固結法を行うについては、絶対安静法、薬剤その他の方法等により、多額の費用と長事実を要するを以て、国家にも個人にも、莫大なる負担を蒙(こうむ)らせる事。(後略)』

 

・『此事実を考えて見よ

「栄光」115号(昭和26年)

『(前略)このような病気の起らない弱体人を、私は擬健康というのであるが、日本人も今の内に覚醒しないと前途は思いやられるのである、これに反し吾々の方は、薬毒を入れないで、無病者を作るのであるから、これが本当の健康法である事を知るであろう。』

(以下割愛)

 

編集後記

責任者:

私達メシヤ様信徒は、(御教えを基にした浄霊の御取次や徳積みなどによって)〝毒素が全くない為、発病しない状態に一歩ずつ近づく″ということが大切なのだということ。そして、そのように積み重ねを続けることによって〝病気の心配がいらない″安心立命の生活を許されるようになるのだということを今回は学ばせていただきました。学び終わって、やはり何事も一つ一つの積み重ねが大切なのだということを深く感じております。

梅雨明けまで未だしばらくかかりますが、お互い晴れやかな気持ちで過ごせるといいですね。

有難うございました。

 

※責任者より

 

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.159三重(平成26年4月分)

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