4-1、1)神霊学的に見た医学の将来

1.主の力が出なかった為肝腎な中心が隠されていた

「御教え集」8号

昭和27(1952)年4月20日発行

結核菌――それを殺すという事のみ医学は研究しているのです。そこで今、私は(主の文化)というのを書いているのです。今までは丸ですが、ポチ――これが元なのです。というのは、今までの世界は主の力が出なかった。つまり主神は――人間で言えば親父が出なかった。番頭なのです。だから今までの神様は、神様の番頭なのです。キリストだって釈迦だって、番頭なのです。キリストは〝天の父〟という事を言うが、天の父というのは主神です。だから肝腎の中心は、みんな隠されている。丸だけしか見えないし、それだけしか分からなかった。で、メシヤ教というのは、主神の力という事があるのです。ポチです。だから、あらゆる人間の災いの根本を解決してゆく力があるので、その点がはっきり分かれば大体分かるのです。

 

2.お筆先の薬理批判

「御教え集」14号

昭和27(1952)年10月15日発行)

医者を否定する宗教は、メシヤ教だけということになる。私は大本教に入った動機というのは、医学の間違った事を知ってからですが、お筆先にこういうのがある。(外国から渡りて来た、毒になっても薬にはならぬヤクザな物に、高い金を払って、身体を濁らす馬鹿な人民ばかり。神も困るぞよ)というのがある。そこで私も驚いた。そのころ薬は毒だと言う人は無いのです。それがちゃんとお筆先にある。これは大変だと、それが大本教に入った一番の魅力だったんです。

 

3.薬が効かなくなり、遂には薬は恐ろしいと言う時代が来る

「御教え集」13号

昭和27(1952)年9月25日発行

段々霊界が変わって来ますから――変わって来るという事は浄化が強くなるという事です。その代わり治りもずっと早くなります。浄霊の効き目が強くなりつつあります。これはあなた方でも良く分かっていると思いますが、先よりかずっと治りが良くなってます。短期間で同じ効果がある。近頃御蔭話を見ても、皆そういうふうに書いてある。じきに治る。そういった御蔭が多いです。そういうような具合ですから、一方やり良くはなりました。これから進んで行くと、医学の方と逆になって行きます。今まで効いた薬――効いたというのは薬で固める方法ですが、それが固まらなくなるから、段々段々薬で治らなくなる。つまり一時抑えが効かなくなるのです。この頃はストマイなんかも、もう駄目だという説が大分多くなった。B・C・Gとかヒドラジッドなんかも怪しくなってます。ヒドラジッドが意外に売れないので困っているのです。そういうような具合で、薬というものが効かないというような例が非常に増えて来た。という事は面白いと思います。もっと進むと今度は薬は恐ろしいと言う時代が来ますから、それからがこっちの領分です。メシヤ教の治し方より外は駄目だという時代がいずれは来ますから、それからは目の廻る程忙しくなります。それが段々近寄りつつあります。人の憂いを喜ぶのではないが、楽しみもあります。

 

4.昼の時代になると、医療により悪質な病気が激増する

「御垂示録」5号

昭和26(1951)年12月25日発行

夜の救いが昼の救いになる。つまり、闇が昼間になるという訳です。神様の方は、そういうふうに決まっているのです。(中略)何しろ非常な大変りですから、ただこのままで行くなどの、そんな生易しい事では、手のひらをひっくり返すなどという事は出来ない。つまり今までのやり方では、 にっち二進もさっち三進も行かなくなるのです。病気なども非常に増えて――これは今信者の人でも、古い人でも、幹部の人でも、非常に浄化が起こっているが、それが世の中に――一般にそうなって来ます。そうして医学で――医者が治そうとすると、逆になって来るから、愈々いけないという事になる。メシヤ教に縋らなければ助からない、病気は治らないという事が段々分かって来ます。そこで、一ぺんにひっくり返ってしまいます。浄化を止めよう止めようと努めている。浄化が起こって、熱が出ると、注射や色んな事で浄化を止めているので――僅かに肩でフウフウしている。この間新聞にあったでしょう。一時病気を止めている、その後が恐い、とね。今度出るがB・C・Gで一時浄化が止まるから、それで良いと思っているが、今度は、それで止まらなかった悪質な病気がうんと増えると書いてます。何しろ、私が書いた通りに、段々出て来ます。大本教のお筆先に(神の申した事は一分一厘も違いはないぞよ。髪の毛筋の横幅ほども違いないから……)という事がありました。

 

5.医者と薬の将来はどうなるか

「御教え集」13号

昭和27(1952)年9月25日発行

 

御論文『医学関係者に警告する(栄光 171号)』

今読んだ通り、医学の寿命というのは割合早く来るのです。で、こういう事があります。近頃、今まで効いた薬が効かなくなったという事を良く聞くのです。ヒドラジッドにしろ、あれほど大騒ぎをやったのがもう駄目なのです。この間どこかの病院で統計をとった処が、大抵二、三週間か一、二ヶ月で、最初は結核菌が非常に減ったのが、今度はまた非常に増えているのです。そうすると菌が前よりか非常に強いのです。何とかいう言葉ですが、そういうような具合で、それが大体三割そういう人が出来てます。三割という事は未だ日限が少ないからです。これが日限が経つと五割にも十割にもなるのです。そうすると、これはかえって何にもならないという時期になるのは、もうじきです。ですから何時か書いた(結核新薬を笑う)というあの通りになっていくのです。近頃お医者さんで薬に疑いを起こしたのは随分あるのです。前には効いたが、この頃は効かないというのは、つまり霊界の浄化が段々強くなりますから、固め療法で段々固まらなくなったのです。つまり人間の毒素だけは、寒天やところてんと違って、今まで通り固まらないのです。そうすると、もう薬を飲む事や注射をする事が危なくて出来なくなる。この間の新聞にも、注射して何十分かで死んだのです。で、それを告訴するというので、お医者さんの意見が出てましたが、やっぱり特異体質とか言って逃げてましたが、そういうような事が段々増えて来ます。そうするとお医者さん自身が医学を疑って、もうこんな事では駄目だ、恐くて医療は出来ないという事になりますから、そうすると別に外郭から医学をどうするのでなくて、御自分の方で医学を捨ててしまうという事になります。それも大して長い事はないのです。だから今書いたのはその警告ですが、そういう訳ですから、そうなってからメシヤ教は大変な事になります。さっき論文にもあったとおり、世界中の引っ張り凧になるという事がありましたが、そういうふうになるわけです。ですから、その時になると忙しくて大変ですから、今のうちに出来るだけ御神書を読んで、その用意をしておくという事が肝腎です。
(御論文全文はこちらから

 

6.寿命が延びた事は逆療法の極端な進歩の結果で、この辺を境に逆効果となる

「御教え集」28号

昭和28(1953)年12月15日発行

 

御論文『寿命が延びた理由(栄光 234号)』

つまり浄化停止がうまくなったわけです。進歩と言うと変ですが、浄化停止の方法が上手になったわけです。ですから確かに寿命は一時延びますが、これもある時期というよりか、もう二、三年もたつと霊界の浄化が非常に強くなりますから、今度は逆に恐ろしく短命になる時代が来るのです。それは恐怖時代になるわけです。それがもう大分近寄っています。これが一番良く分かるのは、あなた方が浄霊して、以前よりか治りよくなったでしょう。早く治るでしょう。これはそれだけ浄化力が強くなったわけです。それから作物に虫害などが非常に多くなったという事も、霊界が変わって来たわけです。つまり浄化力が強くなるという事は、今に薬をだんだん強めて、そうして浄化を止めて、近頃のように寿命が延びるという事は、逆療法が極端に進歩したわけです。それでこの辺で逆療法の頭がつかえるわけです。そうして今度は浄化力の方の、逆療法を打ち消す霊界の方の強い力が増して来ますから、丁度今年の不作のようで、もう少したつと今度は馬鹿に浄化停止の力が弱って来るのです。反動的に弱って来るのです。そうすると薬を飲むとすぐに悪くなり、注射をするとすぐに参ってしまうようになり、何時かも言ったとおり、お医者自身が恐くなって、〝これは大変だ、ちょっと手を出すとみんな悪くなってしまったり、参ってしまう〟という事になり、つまり恐怖時代です。それからが初めて〝救世教の唱えた説が本当だ、これはどうも救世教に縋るより外に安心ができない〟という事になるのです。
(御論文全文はこちらから

 

7.米国で効いたヒドラジッドが日本では同様に効かない原因

「御教え集」12号

昭和27(1952)年8月15日発行

 

御論文『薬屋さんにはお気の毒(栄光 165号)』

処があっちの方では結核の新薬とか何とかいって、薬の新しいのをドンドン作っているのですから、よくも逆になっているのです。今度のヒドラジッドの薬なども、どうも効果が怪しいようで、色んな説が出てます。これはどういう訳かというと、アメリカには非常に効くのです。ですからあの通り日本に来て、そう思ってやったのですが、どうも日本ではアメリカで効いたように効かない。これは原因があるのです。日本の方が霊界の浄化が強くなっている。というのは、光の元がこっちですから、日本の霊界は光が強くなっているから――どうせ効く薬という奴は浄化停止ですから、そこで浄化停止がアメリカのように出来ない。アメリカの方は固まる方の力が多いですから、アメリカで効いたのが日本ではそう効かないという理屈になります。ですから、そういう事を何だかんだと言っているうちに段々効かなくなって、またあれが駄目になるのは知れきっているのです。アメリカの方でも、やっぱり浄化が強くなりますから、時の問題です。結局しまいには薬の方を非常に強くしなければならない。つまり毒分を強くするのです。そうして、浄化を極力停止させる。ヒドラジッドなどがそれです。この間なども、あれを使って三人死にました。今度は、浄化停止の逆作用が非常に強くなって、浄化停止――そういうような事は間に合わなくて、死ぬ方が早くなる。それで段々医学と薬に疑問を起こして来るという時代が来ます。そうなったら愈々こっちの舞台になりますがそれ迄にいくらかまだ暇がありますが、そういう事を知って見ると、色んな事が良く分かります。
(御論文全文はこちらから

 

[浄霊法講座4-1、薬剤迷信について]