7f-1、婦人病病理

「御教え集」22号、昭和28(1953)年6月15日発行

この間女の人の病気についてちょっと話した処が、聞くところによると、女の人は大変喜んだそうです。ああいう事を教えて下さると大変参考になるというので、評判が良かったのです。この間はざっとやったのですが、もう少し徹底しようと思いますが、あんまり徹底は出来ないので、これはなかなか難しいのです。程の良いようにうまく説明しようと思っています。婦人関係の病気もやっぱり頭が一番原因になっているのです。それで頭の毒が溶けて下に下った場合、男の方は多く痔の方に行くのです。脊柱附近からずっと下って行くのです。女は尾てい骨附近に溜まって、前の方に行くのです。ここが男と違う所です。それで、女のコシケとかいろいろなもの、掻痒症とか、粘膜にカタルと言いますか、オデキのようなのが出来るのは、頭の毒がいったん腰の方に行って、それが前の方に行くのです。ですから子宮が悪いというのは、実は頭に原因があるのです。外の毒素もありますが、頭の毒素が一番下がるのです。そうして前から出易いから、みんな集まってしまうのです。そうしていったん茲で溜まるのです。その溜まったのも、早く溶かさなければならないというのですから、そこを目掛けて浄霊する訳です。そうすると非常に気持ちが良いのです。

それから結婚を嫌う娘さんの原因は、霊的ではつまり龍神の生まれ変わりになってますが、これもあります。けれども龍神の生まれ変りの龍女はごく少ないのでたいていは病気なのです。病気のうちでも一番の原因になっているのは、頭の毒素が溶けて膣の附近に固まるのです。そうすると薬毒によっては非常に痛いのです。ちょっと触っても飛上がるほど痛いのです。これは医学の方では膣痙攣と言いますが、これが案外多いのです。そこで結婚をきらうのです。それにこれは人に言う訳にはいかないので、実に気の毒なものです。幸いにこっちの方は医者と違って、外からやって治るのですから、そういう非常に結婚を嫌う娘さんは、お母さんなりがそういった意味で浄霊してやればいいのです。それから時々無毛症というのがありますが、これも皮膚の中、筋肉に毒が固まって、それが邪魔しているのですから、これも外側からやれば治る訳です。十中八九は治ります。たまに霊的のがありますが、これは余程信仰を深くやらなければ、なかなか治りません。それでも年限がたてば治ります。今のは大勢の前でも話しよいような話をした訳です。これは徹底して話をすれば、どこまでも分りますが、併しそれほど分る必要はないし、大体浄霊は医学的のように詳しく知る必要はないから、この位で沢山だと思います。それで外の病気と違って、婦人に関係した病気は、本人が訴えることが出来ないのですから、一番不幸な性質のものです。そこで神様は多くの人を救われるのに、そういう面は、ある程度余計分らなければならないから話したのです。そうして頭と関連してますから、下の方を浄霊すると、頭も非常に良くなるのです。というのは平均浄化が起るからです。これは両方が直接に関係していて、直結している訳です。そこで頭が良くなるから、性質も良くなります。我がままとか怒り易いという事も、段々治ります。そのつもりでやるとよいです。

「御教え集」21号、昭和28(1953)年5月15日発行

女の病気と言うと、婦人病によるように思うが、そうではないのです。仮にヒステリーか頭痛とか、頭に関係したいろいろの病気ですが、その時の浄霊は、頭や頚の廻りも肝心ですがその他に、子宮を中心としての、その辺が非常に関係があるのです。ですからその辺を浄霊すると、頭が治るのです。そういうばあいには、女の肝心な所を浄霊するのです。そうすると頭が非常に良くなるのです。とにかく女のここ(股間)が因です。早く言えば急所ですから、茲に毒があると、浄化の熱が出たり、いろいろな溶ける作用が頭に響くのです。それについて知っておくべき事は、全部前の方は前頭部に関係があり、後ろの方は肛門に関係があるのです。ですから下痢や赤痢と言うのは、後頭部附近の毒が出るのです。それから前頭部の毒は前の方から出るのです。コシケなどになったりするのです。とくにコシケ等は多いのです。そこで天地と言いますから、ここ(前頭部)を良くすると下の婦人病が良くなるし、ここ(股間)を良くすると頭が良くなるというように、非常に関連していますから、そう言うような事を知ってやると大いに効果がありますから、試して御覧なさい。あんまりカカアが言う事を聞かなくて、ヒステリーを起こした時にはここをやるのです。それで円満になるのは結構です。ここもいろいろな意味が非常にあるのです。併し、場所が場所だけに、医学の方の婦人科か何かなら言えますが、もっともこっちは、霊的ですから、そう詳しく知る必要はないが、こういう事も知っておかなければならないのです。夫婦別れになったり、それから、父親が妾をこしらえたり、いろんな事で、非常に悲劇が出来ますが、それは、男ばかりをせめる事は出来ないのです。というのは、女によっては、ここの欠陥の為に夫に満足させる事が出来ないのです。また、それが割に多いのです。ですから、夫ばかりでなく妻にも罪があるのです。それを治すにも浄霊によるより仕様がないのです。私は、昔不感症を治した事がありますが、これは治るのです。ただ困る事は、(どうですか)と言っても(お陰で良くなりました)とは言わないのです。併し、そういうのは顔色で分ります。ニコニコとそれならもう良いのです。

 

よく結婚を嫌う娘さんは茲に非常に原因があるのです。ですからこれは親にも分らないのです。あの娘があんなに結婚を嫌がるのは何故だろうと思いますが、それはみんな茲に原因があるのです。これは私はいろいろ神様からも知らされるし、そういう点も良く分っていますが、結婚を嫌う娘の一番の原因は膣痙攣です。これはちょっと触っても飛上がるほど痛いのです。これは薬毒にもよりますが、多く消毒薬が下がっていって粘膜に溜まるのです。だから結婚の晩に逃げたりするのがありますが、これは浄霊なら治るのです。それで面白いのは、後頭部にある毒は肛門の方に行くのです。ですから、下痢などは後頭部の毒です。それから前頭部の毒は女の陰部に集合するのです。ですから前頭部の痛い女は、前頭部だけの浄霊ではいけないのです。やはり前頭部と茲で天地になっているので、面白いものです。これはあんまり言わなくても分るし、大体あらゆる薬毒は女の茲に溜まるという事を知っておればいいのです。ですからそう言う人は自分で浄霊すれば良いのです。そうするとずっと違います。だからこの浄霊法は自分でも出来るから非常に便利です。

「御教え集」1号、昭和26(1951)年9月20日発行

婦人病の中の不感症ですね。あれについて深く書いてある。おそらく医学でもあの説明はつかないから—-重大問題ですがね。事が事だけにね。

婦人病ですがね、あれは全部薬毒ですね。あれが段々—-始終下におりて行く。それが下に溜まる原因は簡単なものです。それを知らないから薬で治そうとして薬を飲むから、結局いつまでも治らない。それだけ分っただけでも大したものですね。