御教え『薬害の実例』

「世界救世教奇蹟集」昭和28(1953)年9月10日発行

浄霊によって人間の健康が、如何に完全になるかという事の実例として、左の御蔭話は遺憾なく証明しているので、 この文を添えたのである。これを現代医学の健康法と比べてみて貰いたいと思う。というのは医学の健康法で、この様な理想的健康体になった子供は世界広しと難も、一人もない事を断言する。この例の最も重点としては、薬を全然体へ入れなかった事は言う迄もない。この事実によってみても本教のモットーである病無き世界を造るという事は、一点の疑いないであろう。

この『栄光』紙は厚生省始め、各新聞社、その他知識階級方面にも、毎号郵送しているので、読まない筈はないであろうが、これを読んでも何等頭脳を刺戟しないとしたら、実に不可解千万というべきである。考えるまでもなく宗教なるが故にという理由の防壁が妨げているのであろうが、吾々はこの防壁を神力を以て打破り、世の中に苦しんで いる不幸な人々を救うのであるから容易な業ではない。これに就いて斯ういう事が浮んで来る。それは地獄で呻いている大衆に向って、手を差伸べて助けようとしてもその手を振り払ったり、見まいとして目をつぶるのであるから、 その蒙昧なる、何といっていいか言葉はないのである。鳴呼哀れなる者よ、汝の名は科学迷信者也と言いたいのである。

 

御蔭話 静岡県I.N. (昭和二八年四月二七日)

御明主様にお救いして戴きました御礼を御報告申し上げます。私は七カ月で生まれて、六二日目より二年四カ月、病気で苦しんで、お医者に三、四回も見捨てられたところを、御救い頂きました。五歳の時御守様を戴き、それより毎日御守護によりまして今まで一度もお医者にかかった事はありません。

どんな病気をした時も直ぐお母さんより御浄霊を戴いて治ってしまいます。

今年は風邪も引かず咳一つ出ません。学校でレントゲン検査がありましたが、胸がきれい過ぎると私ばかり二度も検査を致しました。

二度共きれいで先生方が驚いて居りました。検便もありましたが、蛔虫の卵一つも無く、いやな海人草を呑まなくてすみました。二月の末に目が悪くなってお魚の刺身の様に真赤になり毎日涙と鼻汁が沢山出ました。一カ月位経った先日鼻血が沢山出まして、前より澄んだきれいな目になりまして本当に嬉しゆうございます。

昨年秋の運動会に二〇〇米の徒競走に出まして、心の中で御明主様に頑張らして下さい、賞品を取らせて下さいと、お念じしましたら二等になって賞品を頂きましたので、大光明如来様にお供えして御礼申し上げました。山彦学校の映画の会の時にも友達からいやな事を言われない様、御神前にお願いして学校へ行きましたら、誰も何とも言わずホッと致しました。数々の御守護有難うございました。お父さんは、救世会館御建設中の熱海に御奉仕をさせて戴き、お母さんは毎日病気で悩んで居る人々の御浄霊に出掛け夜遅くなりますが、私は御神体の前で休ませて戴きますので少しも淋しくありません。お母さんは私のことを神様より生命を延して戴いた子供だと言って毎夜寝る前に御浄霊をして下さいます。Nも早く大きくなって御浄霊の先生にさせて頂きたいと思って居ります。

御明主様有難うございます。厚く御礼申し上げます。