研鑽資料no.54(2021年1月)

令和3年1月の学び

はじめに

責任者:

皆様、新年明けましておめでとうございます。本日零時参拝に於いてメシヤ様に、私達の更なる向上をお許し賜りますよう御祈願いたしました。本年も皆様と共に、コツコツと学びを積み重ねて参りたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

さて本年は、引き続き「文明の創造、科学篇」からスタートさせていただきます。

今回の資料の中には、楳木先生より御教示いただいた〝『浄霊』はどうすれば上達するのか″ということについて纏めてあり、年頭に相応しい学びになっているように感じております。

 

「メシヤ講座no.149三重(平成25年6月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『神経痛とリョウマチス』

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

単に神経痛といっても色々あるが、それはもちろん場所によるのである。しかし普通は手や足や肋間等でリョウマチスを併発する場合も多く、要するにこの病気は、外部的神経が痛むだけで、内臓は何ともないのである。ただ特殊のものとしては骨髄炎の痛みで、これは薬毒が骨に固着したそれの浄化である。また肋間神経痛というものもこの名称は少々的外れである。というのは医学でいう肋間神経痛は、本当は肋骨神経痛である。なぜなれば原因は肋骨に薬毒が固着し、それが浄化によって溶け始め、痰となって肺に侵入しようとする場合、神経を刺戟し痛むのである。この病気は激しく発(おこ)る場合、非常に痛み、呼吸すら困難になる事がある。しかしこれはまた非常に治りいいのである。

また神経痛の中には、淋病が原因で発る事もある。これは大抵腕の関節に多いが、割合順調に治るものである。そうして一般の神経痛は注射等の薬毒が原因で、痛みを我慢して自然にしておけば必ず治るものであるが、そうすれば毒素は漸次一ヶ所に集溜し、紅く腫れて自然に穴が開き、そこから排膿して治るものである。ここで医学でも気がつかないものに、パピナール注射の中毒がある。全身的に皮膚が痛む症状で、これも自然にして置けば簡単に治るものであるが、医学は反って種々の注射などするから反って治り難くなるのである。

次はリョウマチスであるが、これは人も知るごとく、手、足、指等の関節が紅く腫れ上り、非常に痛むもので、原因はもちろん薬毒が関節へ集溜し、腫物となって排泄されようとする。その痛みで患者は堪え難く悲鳴を挙げるくらいである。ところが医療は患部を絶対動かぬよう固める手段を採るので、固まってしまえば痛みはなくなるが、その代わり関節は動かなく、棒のようになってしまい一種の不具者となり、一生涯跛行となるのであるから、恐ろしい病気の一種である。この点などにみても、医学は病気を治すのではなく、苦痛だけを治して不具者にする訳である。ところが我浄霊法によれば、いとも簡単に短時日で全治させ得るのであるが、困る事には氷冷、塗布薬、注射等をした者はそれだけ長くかかるので、ツマリ散々金を費った揚句不具者とされるのだから、厄介な世の中である。従って最初から何ら手当もせず浄霊法のみ施せば、一週間以内に完全に治るのである。

 

楳木先生:

一行目に『単に神経痛といっても色々あるが、それは勿論(もちろん)場所によるのである。』と書かれていますが、この神経痛の場所を言えますか。

何の神経痛があるでしょうか。言ってみてください。」

受講者:

腰・・

楳木先生:

腰の神経痛は通称何と言いますか。」

受講者:

腰痛??

楳木先生:

坐骨神経痛ですね。それから、今回出てきた肋間神経痛がありますね。上の方から・・」

受講者:

顔面神経痛

楳木先生:

そうですね。頭には神経痛はいくつかあります。他に三叉(さんさ)神経痛があります。ピクピクするのは痛まないからまだ良いですね。これが痛み出すと大変です。

それから食べた時に喉のところで蓋をしたりしないと、年をとってくると誤嚥(ごえん)を起こしたりします。飲み込んだ時に気管の方へ入っていったりします。老化してくるとそういうことが起こり始めるわけです。脳幹のところには神経がありますので、その神経痛もあるのです。それで『単に神経痛といっても色々あるが、それは勿論(もちろん)場所によるので』と書かれている時には〝色々あるのは何があるか″くらいは調べておいていただけるとありがたいです。

家庭医学の本を開けば神経がどのように脊髄から出ているかということがわかりますよね。脊髄から神経が出て筋肉を動かしたり、筋肉が骨を動かしたりしているわけですので、その神経がどのように出ているかということと、医学的な神経痛の起こり方とメシヤ様が御指摘になられている神経痛との差を見比べていただきたいと思います。

そうすると、年をとってくると神経痛が起きるのはどういうことかと言いますと、我々の年から段々身長が縮んで来ます。大体60歳位になると身長は縮むでしょう。

どうでしたか○○さん。」

受講者:

縮みますね。70歳位からだったと思います。

楳木先生:

身長が縮むということはどういうことかと言いますと、肉体的に縮むわけではなくて骨が縮んできますね。骨が小さくなってくるので身長が小さくなる。骨が縮むということは脊椎(せきつい)の数は一緒なわけですので、脊椎が縮むと神経が圧迫されるとかいうことが起きるわけです。骨が縮んだ時に神経も一緒に縮んでくれると痛みとかは起きないのですけども神経は伸びたまま脊椎が縮むということになると神経を圧迫して痛みが起きたりするわけです。

ですから神経痛の原因は、骨に異常が起きたりとか腫物が神経のそばにできて圧迫するとかいう医学的に特定できる神経痛と、原因が特定できない神経痛があります。

医学の場合は原因がわかる場合はその骨のところを少し削ったり、炎症とか腫物を小さくするか、取り除くかということで対処して行って神経痛に対応します。

原因が特定できない神経痛の場合は〝痛み自体を麻痺させる″という薬を処方して〝痛みが頭に伝達されないよう″ブロックする薬を処方するという対処の仕方をします。

メシヤ様がこのことを御指摘なさっている『散々金を費った揚句不具者とされるのだから、厄介な世の中である。』というのは昭和27年ですけども、現在はもっと厄介な世の中になってきています。

そういうふうにメシヤ様が御指摘になられていることを現代に当てはめて考えていくとそのように言えると思いますので、彼(幼児が手にしていたので)のように左手に『文明の創造』右手に「家庭医学の本」というように見比べながら読んでいただけると大変ありがたいと思います。」

楳木先生:

それからリュウマチのことに関しては様々調べてもやはり原因はわからない。起きてくる症状に応じてリュウマチと病名を付ける場合と、他にも要素があるので膠原病と付けたりして医学的には対処方法を考えていきます。

しかし、最初の原因はメシヤ様が仰っておられるように薬毒が原因であるわけですので、薬毒をめがけて浄霊をしていけば『割合に簡単に一週間以内に治っていく』わけです

一番最後のところに『従って最初から何等手当もせず浄霊法のみ施せば、一週間以内に完全に治るのである。』と書かれていますのでね。

この点においては今までの教団の対応がまずかったために、そういう浄化に入られた方もすぐに対処してあげられなかったところがありますので、〝大変申し訳ない時代があったなあ″と思います。

医学的に、原因は免疫のバランスが崩れていくためにこういうことが起きてきますので、免疫のバランスが崩れたところへ薬を処方すると崩れたものがまた崩されて行ってしまいますので、どうしても悪化してしまいます。リュウマチになられた方は真っ先に免疫中枢を良く浄霊してあげなければいけません。

楳木先生:

免疫中枢はどこにありますか。

受講者:

脳ですか。

楳木先生:

脳ではありません。免疫中枢は胸です。この中枢がバランスがとれていかないと、サイトカインという物質が分泌されて、リンパ球に影響を与えてしまってリンパ球の働きが悪化してしまうために起きてくるのです。ですからこれはバランスが崩れるために起きてくることなので、免疫中枢のバランスがとれるようにまず胸をしっかり浄霊します。

それで免疫の中枢は胸ですけども、全体の中枢は延髄ですので、延髄を良く浄霊して、免疫中枢を良く浄霊してそれから患部を浄霊してください。そういうことを重ねていかなければいけません。

それから薬を飲んだ分だけ腎臓と肝臓に負担をかけていますので、腎臓と肝臓を良く浄霊して対処していかねばいけません

今日拝読したところではそういったことを確認していただきたいと思います。」

楳木先生:

それから先月の勉強会(「メシヤ講座no. 148三重(平成25年5月分)」へ)の時に支部長代理の浄霊を知った時と知らない時の結石の回想録を掲載していただきました。

この回想録は皆さんの参考になると思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎神経痛には、顔面神経痛、三叉(さんさ)神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛、等々色々あるが、それはその神経のある場所によるのだということ。

◎神経痛は、骨に異常が起きたり、腫物が神経のそばにできて圧迫したりなど、原因を医学的に特定できるものと、できないものがあるのだということ。

〇医学での神経痛への対応は、

  • 原因がわかる場合はその骨のところを少し削ったり、炎症とか腫物を小さくしたり、取り除いたりということで対処するのだということ。
  • 原因が特定できない場合は〝痛み自体を麻痺させる薬″と〝痛みが頭に伝達されないようブロックする薬″を処方して対処をするのだということ。

◎リュウマチに関して医学では、様々調べても原因がわからないので、起きてくる症状に応じてリュウマチと病名を付ける場合や、他にも要素があるので膠原病と付ける場合などがあり、病名によって対処方法を考えているのだということ。

◎神経痛もリウマチも、最初の原因は(メシヤ様が仰っておられるように)薬毒なので、薬毒をめがけて浄霊をしていけば割合に簡単に治っていくのだということ。

◎リュウマチになられ薬を服用されていた方への浄霊は、

  • 免疫中枢のバランスがとれるように(服薬で免疫のバランスが崩れているので)特に胸をしっかり浄霊するのだということ。
  • 延髄(全体の中枢)と、胸(免疫中枢)を良く浄霊して、それから患部をするのだということ。
  • 服薬をした分だけ腎臓と肝臓に負担をかけているので、腎臓と肝臓も良く浄霊して対処するのだということ。

 

「メシヤ講座no.149三重(平成25年6月分)」より抜粋つづき:

胆石が砂のごとく尿とともに排泄

楳木先生:

それでその「回想録を書いてください」と頼んだ後、私が大変な浄化をいただきました。胆石ができたのです。

三重支部でお願いして移動して次の会場から痛み始めたのです。これは尋常な痛みでないので・・・肝臓を悪くしていないし・・・肝臓を悪くすると全身だるくなってきますので・・・。

肝臓の一番下の所が痛いのでズーッと浄霊をして、月次祭の時とかは割合楽になりますので、祭典をして勉強会が終わったら、どこの会場も少し早めに失礼をして、ホテルへ行って一晩中御浄霊をするような、状態でした。先月の177頁に、

『茲(ここ)で、最初の胆嚢(たんのう)結石の原因をかいてみるが、之は曩(さき)に述べた如く、腎臓から滲出(しんしゅつ)する薬毒が、漸次(ぜんじ)上部に移行する際、胆嚢(たんのう)の裏面から胆嚢(たんのう)内へ滲透(しんとう)するので、其(その)毒素と胆汁と化合して石となるのである。従而(したがって)、之を治すには根本である背面腎臓部の毒結を溶解し、腎臓を活撥(かっぱつ)にさせ、余剰尿を作らないやうにする事で、それより外(ほか)に方法はないのである。従って本浄霊法によれば、割合簡単に石は分解され、砂の如くなって、尿と共に排泄されるので、短期間に全治するのである。』

と書かれていますが、この御教えの『尿で出る』という事が中々わからなかったのです。胆嚢ですから胆汁はどこへ出てきますか。」

受講者:

腸ですか?

楳木先生:

腸の?」

受講者:

十二指腸

楳木先生:

そうです。胆汁は十二指腸に何のために出てくるのでしょう。」

受講者:

消化?

楳木先生:

何を消化する?胆汁が必要な消化は脂肪ですね。脂肪を消化する時に胆汁が必要なのです。それからビタミンがいっぱい含まれている野菜を天麩羅に揚げますね。この天麩羅に揚げたものを自分の中に取り込む時にも、脂溶性と言って油に溶けているビタミンを取り出す時にも胆汁が必要なわけですね。(脂溶性ビタミンは水洗いや加熱調理による損失が少なく、油と一緒に調理し摂取することにより吸収率が高まるとされています。)ですから胆汁というのは油分を消化する時に必要なものなのです。

これは十二指腸から出てくるので十二指腸からは小腸に行って、大腸に行って直腸に行くので、この結石が分解されても便で出てくると私は思っていたのです。しかし、この御教えで、胆嚢の結石が 『尿と共に排泄される』というのは〝どうやって排泄されるのだろう?どうもわからないなあ″と思っていたのです。

気を張っていない時は痛みがひどくなりますので、ゴロゴロしていないといけないような状態でした。全部の出張を終えて本部に帰ってから三日間は苦しかったです。

痛みが酷いのでゴロゴロしながら、治まった時に仕事をして、酷くなったら横になったり歩いたりしていました。

それで三日目に便意を催(もよお)してトイレに行ってオシッコが出て、やれやれと思った時に、砂が出ていたのです。しかし、砂だと思って取り出そうとした時には自動洗浄されてしまいましたので、証拠品を皆に見せられないのが極めて残念です。

そして、砂が出てからスッキリしたのです。

今まで結石が三回出ていまして〝尿で出る時の石の移動の仕方″を全部わかっていますので、〝腎臓や尿道結石や膀胱結石じゃない″と思っていました。

最後まで肝臓の下の所が痛かったからです。

それでその石が出たら嘘のように痛みが消えてしまいました。

だから、このメシヤ様が御書きになられている『胆石も尿で排泄される』というのは初めて体験しました。まあ初めて胆石ができたのですけどもね。

メシヤ様が説かれていることは〝どうしてそんなことをご存知なのかな″と思うのですけども、私自身も身を持って体験させていただきました。

そういうことで静かに我慢しながら全国を浄霊しながら回ったのです。」

受講者

学んだばかりの浄化をすぐに体験されるというのもまた凄いことですね。

楳木先生:

教団の代表として体験させられているのですね。(笑)

それと胆石ができるということは体自体も過労ぎみであったということもあったと思います。先月を無事に乗り切って今は快調に過ごしております。」

受講者:

どうやって胆石が出来ているとわかるのですか。

楳木先生:

もう、胆嚢の痛みですから。

それで便は普通に出るのでね。胆汁はきちんと出ているということはわかりますので〝こういう症状の時は結石しかないなあ″と思いました。

医者でエコーやレントゲンを撮れば「胆石がありますよ」ということがはっきりとわかりますが、そんなのを照射するのも良くはありませんのでね。」

受講者:

レントゲンでも小さいと中々見つけられないと思います。

楳木先生:

それでも砂でみると相当大きかったのではないかと思います。便器に赤い点々がズーッと広がりましたのでね。

ですからここに書いてありますように『分解されて出た』のだと思います(御教え『肝臓病及び黄疸と結石』へ)。

最初にそうしたことを確認させていただいていつものように質疑応答に入りたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎胆石は『本浄霊法によれば、割合簡単に石は分解され、砂の如くなって、尿と共に排泄されるので、短期間に全治するのである。』とメシヤ様から御教えいただいているように〝尿と共に排泄される″のだということ。

 

「メシヤ講座no.149三重(平成25年6月分)」より抜粋つづき:

上手な浄霊をするには

受講者:

今まで 『放っておけば治る』ということが多く書かれていましたが、『手当をせず浄霊法のみ施せば・・ 』と病気によって変わって来ています。

楳木先生:

きつい病気だから浄霊をきちんとしなければいけないということですね。放っておけば良いという病気とある程度真剣に浄霊をしなければいけない病気があるということですね。

それと支部長代理の回想録を改めて読みますと、期間が結構長かったことがわかります。これは浄霊がまだ初心者だったからですね。下手だったということです。

上手な浄霊と下手な浄霊の違いをこの機会に考えて見ていただきたいと思います。

初心者の時に下手なのは仕方のないことです。それで景仰などを拝読するとメシヤ様が一日に何十人も浄霊をされて部屋に戻られた時に、時としてクタクタになって失神されたりされています。なぜクタクタになるかですよ。」

受講者:

集中力が凄いからですか?

楳木先生:

そうです。集中力とは何かと。

結石を例にとりますと『石は分解され尿となって排泄される』と書いてあります。〝分解するんだ″という想念で光を当ててみてください。

結石があったら、それを〝分解するのだ″と考えたら、相当想念を入れると手に力が入ります。尿道のこの辺りの石を〝光によって下へ下げて行こう″〝ズーッと光を石に引っ掛けて下げて行こう″と想念で浄霊をして見てください。ものすごく最初は手に力が入ります。そうなった時にメシヤ様は『手の力を抜きなさい。』と仰っているのです。最初から手の力を抜いていても、光は中々通らない。

癌なら癌を“焼き尽くす”とか“元の調和した細胞に全て戻していく”という浄霊をする。癌細胞というのは、突然変異してできているので、元々は自分の正常な細胞が薬品とか化学物質(環境ホルモン)とかによって突然変異を起こして癌細胞になっていますので、それに光を当てて元の細胞に戻すという、そういう想念で浄霊をしないと癌細胞は治っていかないわけです。

その時に元の細胞に戻すという時の想念たるや・・・その時に力が入るので『手の力を抜きなさい』ということなのです。それを徹底的にやらないと浄霊というのは上手にならないのです。

これを私が初めて体験したのは、浄霊の本に学生時代の浄霊の体験を書いています。その中で私の祖父が肺癌で余命20日と言われてそれが治った事例を書いていますが、この時実はですね三原則を守って、

  • 上座から取り次ぐ ② 光が貫くような想念で浄霊をする ③ 手の力を抜く

この三原則に沿って浄霊をしたと書いてあります。

実は最後の20日くらいで自分がやったことは何かと言いますと、20日で命がなくなると言われ20日近く通ってきたけどこのままやっていると、このまま亡くなってしまうから、“今日は、癌を徹底的に消すという浄霊を納得いくまでやろう”ということで、〝祖父の癌を全部消すぞ″という気持ちで浄霊をして、しかし、その時に手の力を入れると、人力が加わってしまうので光が弱まってしまいます。

その時は〝焼き尽くす″という想念でまだ初心者というか学生でしたので、そのくらいの気持ちだったのですけども、そのように闘うような浄霊をしてこれでもう自分で〝やれる浄霊は全部やったなあ″と思って、家に帰ったらもうくたくたになってしまって、食べたものを全部吐いて、それが食べた量よりもイッパイ吐いて倒れこんで寝てしまいました。

その後からググッと祖父は良くなって行ったのです。

だから私たちの浄霊の想念がすべてメシヤ様にお任せするのですけども、その光を患部に、或いは急所に徹底して光を当てる、ということをやって、その時に手に力が入るから『手の力を抜きなさいよ』ということなのだと、自分自身に反復しながら浄霊をしてみてください。そしたら、浄霊が上手になって行きます。光の出し方が上手になっていくということです。そういうことを試してみてください

手ぐすね引いて〝ヨッシャア″というような気持ちでぜひそうやって訓練してみてください。

だから結石とかがあると余計わかりやすいですね。しかし、あまりそれをやりすぎると執着が出来るので、執着は御守護に繋がらないので、そこのところの舵取りをメシヤ様にお任せしなければいけないのです。そう思いながらもやはりその結石を〝分解するとか砂状にする″とか、或いは〝光で押していく″とか、そういうような形を試行錯誤しながら『手の力を抜く』ということをやっていただくと、大きな結果が出てくるのではないかと思います。

だから私の時には結石を・・・尿道結石の時には、5時間くらいの浄霊で出たというのはやはり〝ある程度熟練していたからだ″と思います。

そのような結石の分解の仕方とか、動かし方とか、当時の布教所は教えてくれないから、ひたすら奥さんから浄霊をいただいて、ゴロゴロのたうっていたということですね。

ですから人に浄霊をする時も自分でいただく時にも『光が貫くような想念』をグーっと持って、力を抜くということで、毎日練習していかないと自分の浄霊の光は強くなって行きません。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

〇これまでの御論文でメシヤ様は、『放っておけば治る』と御教え下さっていたが、今回の「神経痛とリウマチ」では今までと違って、これらはきつい病気だからきちんと浄霊をしなければいけないのだと仰っているのだということ。

〇病気の種類によって、放っておけば良いという病気とある程度真剣に浄霊をしなければいけない病気があるのだということ。

◎上手に浄霊を取り次ぐには、①上座から取り次ぐ ②光が貫くような想念で浄霊をする ③手の力を抜くという、三原則を守るのだということ。

◎浄霊をお取次ぎする時も自分でいただく時も、〝光が身体(患部)を貫くような想念をグーっと持って″力を抜くということを日々練習することによって光の出し方が上手になっていき、私達の〝浄霊の光″は強くなって行くのだということ。

 

「メシヤ講座no.149三重(平成25年6月分)」より抜粋つづき:

自己浄霊について

受講者:

私が結石だった時は当時の布教所は、自己浄霊を推奨していませんでした。

楳木先生:

ああそうか。誰かにしてもらわないといけなかったわけね。」

受講者:

そうです。メシヤ教に入ってからそこのところが随分変わったところです。自己浄霊ができると時間の制約がほとんどなくなります。

楳木先生:

同じ教団でも所長によって教え方が異なっていたということですね。」

受講者:

先生は前の教団の時から自己浄霊を推奨しておられたのですか。

楳木先生:

私は「自分でできるのですからもっとしなさい」と言っていました。」

受講者:

「誰かにいただきなさい。」と言われていました。

楳木先生:

祈りの浄霊になっていたのではないですか。メシヤ様御自身が自己浄霊をされていたのですよ。」

受講者:

御教えを読んで自己浄霊に取り組む人もいましたが、布教所全体で推奨されてはいませんでした。

楳木先生:

メシヤ様御自身が人から浄霊をいただけるほど上の人はいないわけですから。誰かに御浄霊を頼むわけにはいきませんので全部ご自分でなされていたわけです。愈々御浄化がきつくなられた時には澁井先生に頼んだことは数度あったことは記録にありますが、それ以外はすべて御自分でやられていたのです。

ですから布教所でいえば布教所長が浄霊をいただく相手はいないのです。ですが布教所で良く信者さんに頼んでいるでしょう。」

受講者:

浄霊をいただく時は取り次ぐ人が上位になるのではないですか。

楳木先生:自分で治して行くくらいの気概で人生を貫いて行くのが布教所長なのです。後は奥さんにしてもらうのは、これは良いわけです。

今日は少しテクニック篇になりました。テクニックを磨いていただきたいと思います。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様御自身が自己浄霊をされていたのだから、私達信徒もそれを神習い、病気は自己浄霊で治していくのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回は楳木先生より、病気の種類によって放っておけば良い病気とそうではない病気があるのだということの説明と共に、浄霊を上手にお取次ぎする方法を御教示いただきました。1年をスタートする私達にとって、浄霊の基本的なテクニックを再確認する大切な学びになったように思います。

もしかしたら、〝初心に帰った気持ちで『浄霊』は取り次いでほしい″というメシヤ様からのメッセージが含まれているのかもしれませんね。

 

有難うございました。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no. 149三重(平成25年6月分)

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