研鑽資料no.81(2022年2月)

2月の学び

はじめに

責任者:

梅の蕾もほころび始め、厳しい寒さの中にも少しずつ春の足音が近づいているのを感じる今日この頃です。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

先日の節分祭では、3千年前に厳正なる国常立尊様を押し込めた罪を御参拝の皆様と共に主神様、メシヤ様にお詫び申し上げました。又、立春祭では「世界中の人々がメシヤ様に直に繋がり、メシヤ様より偉大で深淵なる御力を賜ることが出来ますように」とお祈りさせていただきました。

さて今回は再び「文明の創造」に戻り、学びを続けて行こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『経と緯』

「文明の創造、宗教篇」昭和27(1952)年

およそ天地の真理を知る上において、経(たて)と緯(よこ)の意味を知る事が最も肝要である。

この事は今までにも幾度となく説いて来たが、なお一層詳しく徹底的に書いてみよう。それについてはまず根本的認識である。それは私が常にいう日は火で、火は経に燃ゆるものであり、月はその反対に水で緯に流動するものである。従って日の本質は高さであり、月の本質は広さである。この理によって今地球を説明してみると、地上の空界は水素が緯に流動しており、火素は経に上下を貫いている。つまり経緯の精が綾(あや)のようになっており、布地のごときものである。而もそれが想像を絶する程の密度であって、この事実として卑近な例ではあるが、人間が横臥(おうが)すれば寒いのは、緯に流れている水の精によるからであり、起きて経になれば暖かいのは、経に昇降している火の精によるからである。また火は霊的、精神的、陽であり、水は体的、物質的、陰である。この理は世界の東西文化をみてもよく判る。東洋は経であるから霊的、精神的であるに対し、西洋は緯で体的物質的であるから、今日のごとき科学文化が発達したのである。宗教においても仏教は経であるから、経文といって経の字を用いており、祖先を崇拝し、子孫を重視すると共に、孤立的であるに反し、キリスト教は祖先を祀らず、夫婦愛を基調とし、隣人愛を本義とし、どこまでも国際的緯の拡がりである。

右のごとく、今日までの世界は、東洋文化の精神的に偏した思想と、西洋文化の物質的に偏した思想とであったがため、どちらも極端に偏する以上、一切が巧くゆかなかったのである。従って人類の苦悩はいつになっても解決出来ず、世界の混乱は停止するところを知らない有様である。こうみてくるとどうしても経緯両方が結ばれなければ、完全な文化は生れないはずである。としたらこの経緯の結ばる時こそ問題であるが、驚くべしそれが今日であり、その力の行使こそ本教の使命であって、本教のバッジがよくそれを表わしている。次に私は前から言っている事だが、観音力の働きもそれであって、すなわち経にも非ず、緯にも非ず、といって経でもあり、緯でもあり、いずれにも偏らない応変自在であるから、千変万化、自由無碍というのもこの意味である。この理によって人間の心のあり方もそうなくてはならない。すなわち心は常に原則として経緯結びの中心に置くべきで、これを一言にいえば常識である。本教が特に常識を重んずるのはそういう訳なのである。ところが世間常識人はまことに平凡に見らるるもので、反って偏る人の方が偉く見えるものであるから、この点大いに注意すべきである。事実この偏在精神の持主が、偉く見ゆるのは大抵一時的であって大成は出来ない。いつかは必ず失敗する事は、歴史がよく示している。

右のごとく経は高いが小さく、緯は低いが大きいのが真理である。従って私はこの方針で進んでいるので、例えば箱根と熱海がそうである。箱根の聖地は高くて小さいが、熱海のそれは低くて大きいのである。また経は霊であるから箱根を先に造り、熱海は体であるから後に造るので、これが霊主体従の順序であるからで、この通りにすると実に順調にうまくゆくが、少しでもこれを狂わせると、必ず故障が起るのはほとんど絶対的といってもいい。実に神様の御経綸こそ、一糸紊(みだ)れずまことに整然たるものである。

 

『主神(エホバ)様)直接の御啓示』

楳木先生:

(前略)

『宗教改革』ということを進める上で、仏教を学んできて、そして、キリスト教は非常に短いものであったのですが、この『経と緯』という御論文で纏めていただきました。

この纏めていただいた所を拝読いたしますと、改めてこの『文明の創造』のタイトルの右肩に掲げております「『主神(エホバ)様)』直接の御啓示」という言葉の意義が、ヒシヒシと伝わってくるものであります。

先月、三重支部のメシヤ講座で取り上げさせて頂いたように・・・、千葉工業大学の研究チームが様々な実験をして、やはり恐竜を絶滅するためには、隕石をメキシコのユカタン半島にぶつけない限りは、絶滅させることができなかった。ということを実証してくれた論文を三重支部でアップしてくれておりましたので、それを改めて読んでいきますと、地球が45億年位前に科学的にはできたとして、そして、それが、地殻変動をずっと起こしながら、大陸が幾重にも変形しながら、伊豆半島は遙か彼方から陸地が移動してきて、伊豆半島が出来たと言われております。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎この『経と緯』という御論文で纏めていただいた所を拝読すると、「文明の創造(本)」のタイトルの右肩に掲げてある「『主神(エホバ)様)』直接の御啓示」という言葉の意義が、改めてヒシヒシと伝わってくるのだということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

千葉時代

楳木先生:

3日か4日前に、千葉の方で重大なニュースが流れていたのを観て頂けましたかね?

「観て頂けましたかね」っておかしいけど(笑)、ゴールデンスパイクを打ち込んだというニュースは観てないですかね?

丁度先月取り上げた、ネアンデルタール人に人類の祖先から枝分かれしたよりもうちょっと古い時期に、ネアンデルタール人が出てくるということは、地球上には飛躍的な変化が起きたわけなのですけれど、丁度北極と南極が入れ替わって、現在の北極と南極になった時期が大体77万7千年前と言われているのです。

その地層が千葉に残っていて、そこに40人程の国際地質学者が日本の研究者に連れられて、そのゴールデンスパイクを打ち込んで、後イタリアに二ヶ所打ち込んだところがあるので、これから1年検討をずっと重ねて、来年千葉の方がその地層としては有益だという風に決まれば、そこがその時期の地層として確定するので世界史の中に「千葉時代」というのが記されます。

所謂ジュラ紀とかそういうのが言われてくる中に、日本の千葉の市原市の方がその時代の地層を探るには明確な所だとなったら、そこが年代では千葉紀、千葉時代となるので、この人たち(参拝の子供たち<園児、児童>)が世界史を学ぶ頃には年代区分の中に千葉時代出てくるでしょう。ほとんど横文字の時代区分の中に千葉というのが出てくるのです。

千葉県というのは今までメシヤ様が御神事を執り行われた鋸山の事とかが、意識の中に有りました。先月は千葉工業大学が偉い研究をしてくれていると分かり、3~4日前はその千葉時代が世界史に残っていく可能性があると、しかも北極と南極が入れ替わった時期ですのでね。

そうした時代区分が地球上で起きて、その後、〝飛躍的に精神性を高めた人類が出てきたのかな″っていうことが推測できる訳です。しかし、このネアンデルタール人は3万年前にこの地球上から消えておりますので、謂わば絶滅したということになってきます。」

悪は無用の長物となる。気付かなければ『自然淘汰される』

楳木先生:

絶滅したということを考えて、先月拝読したところ(御教え『善悪発生とキリスト教』へ)を見ていきますと、

『以上説いた如く、文化の進むに従って、必要であったものも不必要となり自然淘汰されるとしたら、最後に至って人間と雖も自然の法則から免れる事は出来ないのは勿論である。としたら人間に対するそれは何かといふと、勿論人間に内在する悪である。』

悪というのは『有害無用』となってくるので、悔い改めなければ『自然淘汰される』という風に書かれておりますので、そうすると、〝そんなことがあるのかな″っていう風に考えてみると、葬式まで執り行うようになったネアンデルタール人がこの地球上から消えております。謂わば絶滅した、と。そして、現在のホモサピエンスだけが残ってきてそれが更に進んできて現在の人間に成っているわけです。

主神様の執り行われる御経綸の、この地球全体のことを考えていくと、この御経綸の下に進んでいけばそういうことが有り得るということです。そういうことが有り得ないためにメシヤ様の神力によって浄霊力を授かって、この浄霊力の奇蹟で以て、神様の実在を認識して、そして悪が『有害無用』であるということを人類が認識しつつ改めていかないといけない、そういう時期を迎えている訳ですね。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎主神様の執り行われる御経綸の下に進んでいけば、悪というのは『有害無用』となってくるので、悔い改めなければ『自然淘汰される』ということが、地球全体のことを考えていくと有り得るのだということ。

◎『自然淘汰される』ということが有り得ない(起こらない)ようにメ、‶メシヤ様の神力によって浄霊力を授かり、この浄霊力の奇蹟で以て神様の実在を認識し、そして悪が『有害無用』であるということを人類が認識しつつ改めていかないといけない″そういう時期を迎えているのだということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

〝薬毒と精神病を絶無にするように御神業を一層進展させて頂きます″

楳木先生:

それで、昨日(8月6日)は8時15分には黙祷されたと思うのですが、原爆が広島に落ちて、大変な悲劇的なことが広島市内で起きたのですけど、この戦争の原因は『薬毒による精神病が原因だ』とメシヤ様に御教え頂いております。それと同時にこの原子爆弾が出たことによって、『戦争を起こすことが不可能な時代に入ってきている』という御解説です。

昨日の祈りというのは、広島で原爆の犠牲になられた方々というのは、戦争の犠牲者というのは通常の不慮の死よりも罪が軽いと言われておりますので、割と早く供養によって救われていると思いますが、〝一層その方々が救われますように″というお祈りと、その戦争の原因である〝薬毒と精神病を絶無にするように御神業を一層進展させて頂きます″というのが我々の祈りである訳なのですけれど、そういうことを昨日は思いながらこの『文明の創造』を拝読するが故に、私たちの使命の大きさを実感したところであります。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様より、第二次世界大戦は、『薬毒による精神病が原因だ』と御教えいただいているのだということ。

◎メシヤ様は、‶原子爆弾が出たことによって、『戦争を起こすことが不可能な時代に入ってきている』″と御解説されているのだということ。

◎「戦争の原因である〝薬毒と精神病を絶無にするように、御神業を一層進展させて頂きます″」というのが、メシヤ様の信徒の祈りであり、そういうことを思いながら『文明の創造』を拝読するが故に、私たちの使命は大きいのだということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

脊髄を真っ直ぐにしてその上に頭が乗っかる

楳木先生:

もう一度遡って600万年前に人類がこの地球上に初めて誕生したときのことは、色々な本で読んでいると思いますけど、アフリカの山の上から草原地帯に降りてきたときに、現在のチンパンジーに繋がるものと、人類に繋がるものとに分かれた、と言われております。

その分かれ道は、降りてきたときに手をついたまま歩行したものがチンパンジーになって、現在まで来ていますけれども、二本足になったのが人間になっている訳ですね。前足に脳を乗っけると脳が成長し辛いので、後ろ足に脳を乗っけると、座っているとお尻に脳を乗っける訳なので、脳が成長したということですね。それと、後ろ足に脳を乗っけたということは、姿勢ということでは頭も乗っけているので、鼻で息ができるようになったので、それで言語を身に付けることが出来た。それが手をついているかついてないかの境目になっています。

ですから、西洋の場合はそういうものが根底にあるので、子供たちを教育するときに椅子の座り方から教育していきますね。背もたれのここにお尻をくっつけて脊髄をバシッと伸ばして座らないと出世できない、ということ。日本の場合は、椅子の生活というものは昔ではなかったので、正座をさせて、お腹・・・、「お臍の少し下を前に出しなさい」が正しい正座の仕方だということを躾けていったわけです。

それは、全て脊髄が真っ直ぐになってその上に頭が乗っかるということは子育ての最重要課題だということを昔の方々は知っていたので、そうやって育てていた訳なのです。今小さいお子さん方が4人いるけども、姿勢が悪いときは「背筋を伸ばせ」ということをいつも言って、そういう子が結局出世していくわけなのでね。自分の子供を出世させたいと思ったら姿勢作りからしていかないといけないというのは600万年前からの歴史があるからなのだ、と。ただ単にお母さんがうるさいから姿勢を良くするというのではない。人間が進化していく過程から類推して「脊髄を伸ばしていく」という・・・。それから、口を開けて息をしていたら、絶えず親は注意して「口を閉じなさい」と、「鼻で息をしなさい」と。そういう風にしないと脳が発達していかないし、言語をキチンと習得していくことは・・・。

これから、まだまだ覚えることが一杯あるわけで、大学行くときには英単語を、今何万語覚えれば良いのかね?1万2千語?2万語位覚えんといかんかね?大学入試は・・・。

そういうことをこれから覚えていかないといけない。その覚えるときには必ず鼻で息をしておかないと覚えることができにくいので、口で息をしている子はそういう記憶力は伸びていかない場合があるので。そうしたことも600万年の人類の歴史の中から、人類が・・・飛躍的に脳が成長した時を見つめていくと、そういうことを躾の中には入れていかないといけないということを併せて心に留めておいて頂きたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。○(西洋も日本も)脊髄が真っ直ぐになってその上に頭が乗っかるということが、子育ての最重要課題なのだということ。

◎600万年の人類の歴史の中から、人類の脳が飛躍的に成長した時を見つめていくと、躾の中に子供の姿勢が悪いときは「背筋を伸ばしなさい」、口を開けて息をしていたら「口を閉じなさい」、「鼻で息をしなさい」ということを入れていかないといけないのだということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

『天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知ることが最も肝要』

楳木先生:

そういうことを確認させて頂いてまた、本日拝読させて頂いたところに目を向けていきますと、まずですね、『天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知ることが最も肝要である。』ということですので、インドのバラモン教の中で達磨大師が面壁九年しながら坐禅を組んで天地の真理を知ろうとしたのですけども、天地の真理を知ろうとした時に『経と緯の意味を知ることが最も肝要である』とメシヤ様は仰っておりますので、謂わば、仏教が出来る前の修行の方法もここで纏めて下さっているという風に見て読み始めて頂ければ、有難いという風に思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎メシヤ様は、‶天地の真理を知ろうとした時に『経と緯の意味を知ることが最も肝要である』と仰っているのだ″ということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

偏った考え方を結んでいくのがメシヤ様の教えを持っている教団の役割

楳木先生:

それから次の頁にいきますと、直感的に分かる経と緯の関係というのが、3行目から『而もそれが想像を絶する程の密度であって。此事実として卑近な例であるが、人間が横臥すれば寒いのは、緯に流れてゐる水の精によるからであり、起きて経になれば暖かいのは、経に昇降してゐる火の精によるからである。』ですから、今こうやって座っているとまだ下着は汗だくになっておりますから、このクーラーが効いている中で横になったら逆に寒くて咳が出始めます。それは人間の体感として分かってくるのは、この経と緯の関係からだ、と言うことですから、家に帰ったら実験してみてください。横になったり、縦になったり座ったりしながら、火の精と水の精の関係がまずは有るのだというのが体感的に分かって、その後に、仏教中心とする東洋の考え方は経の考え方なのだ、と。キリスト教をはじめとする、西洋の考え方は緯の考え方なので、緯の方は水のように広がっていくのだと。経の場合はその広がりがない。

しかし、それに偏しているために、現在の人類の問題は解決できないまま今日を迎えているのです。これからこの偏った考え方を結んでいくのがメシヤ様の教えを持っている教団の役割だということですので、ここは非常に考え方としては崇高なものなので、繰り返し繰り返しそうしたところを確認しながら拝読をしていって頂きたいと思います。

それが、(本の)355頁の後ろから2行目から読んでいきましょうか。

『即ち心は常に原則として経緯結びの中心に置くべきで、之を一言にいえば常識である。本教が特に常識を重んずるのはそういう訳なのである。』

ということですので、経緯結ぶということを絶えず念頭に置いて生活をしていかないと、身近なところでは家庭が幸せになっていかないということですね(御教え『伊都能売の身魂』へ)。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎直感的(体感的)に分かる経と緯の関係というのを、『(前略)人間が横臥すれば寒いのは、緯に流れてゐる水の精によるからであり、起きて経になれば暖かいのは、経に昇降してゐる火の精によるからである。』と御教えいただいているのだということ。

◎仏教中心とする東洋の考え方は経の(広がりがない)考え方であり、キリスト教をはじめとする西洋の考え方は緯の(水のように広がっていく)考え方なのだということ。

◎現在の人類の問題は、人間の考え方が「経」か「緯」に偏っているので解決できないまま今日を迎えているのだということ。

◎「経」か「緯」かという偏った考え方を結んでいくのが、メシヤ様の信徒である私達の役割なのだということ。

◎‶心を経緯結びの中心に置く″ということを絶えず念頭に置いて生活をしていかないと、(身近なところでは家庭が)幸せになっていかないのだということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

『文明の創造』に添った起き方をしよう

楳木先生:

朝、夫婦で女性の方が先に起きると思うけれど、」

受講者:

ちがう、ちゃんと起きてます(笑)起きてます。

楳木先生:

偶々メシヤ講座をやるときはご主人の方が先に起きるだろうけれど、その時に仮に夫がいびきをかいていたらね、私は早く起きて準備するのに、まだ気楽に寝ているわ、と思って起きてしまうのが・・・、ここにいる人はそういう人は居ないと思いますが。(笑)

起きるときには是非に、ですね、この『文明の創造』に添った起き方をしていただきたい。どういう起き方かというと、地球が出来て、そして、地球が出来た直ぐ後に天体がぶつかって月が出来ると共に地軸が傾いたおかけで四季折々のそういうものを味わうことができるように、地球上がなったのですけれど、その四季折々の変化を一番感じることができる日本という、日本列島がある位置に生を・・・、生まれることができて、メシヤ様の御教えによって、経と緯の関係が分かって、その経と緯の関係を結ぶということが大事だということを教えて頂いた現代に生まれることができて、そして、メシヤ様と御縁を頂いているのだ、と。そんな仕合せな時代に私は生を受けているのだ、と思って目を開けて頂きたいと思います。

或いは目を開けたときに、このような素晴らしい時代に私は生を受けたのだ、と。そのように思ってパッと起きていただきたい。これが『文明の創造』を勉強している人間の朝の起き方だと思って下さい。しかも、それは知らないと、さっきのですね、地球の北極と南極が入れ替わったということも知らなければ、その地層の意味も全く判らないし、そういうことをひとつひとつ分かってくると、様々な・・・主神様が仕組まれたことが地球上では完成されてきて、最後に人間に地上天国を造らせようとして、最後に人間を作ってですね、そしてその人間の獣性、所謂悪は有害無用になってくる、その正に、その時期に自分はこうして生きていることができて居るのだ、と。

こんな素晴らしい時代に、私は生まれて、今日目が開いたのだ。というような喜びをもってパッっと布団から、或いはベッドから立ち上がるように、そういう起き方をしていただけるとですね、御神意に適ったそういう生活になっていくのではないかなって思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎「文明の創造」を勉強している人間として、起床するときには「文明の創造」に添って(例えば、自分が住んでいるこの地球は、主神様が仕組まれた様々なことが長い年月をかけて完成されてきたことによって存在しているのだという)感謝と喜びを持って起床すると、御神意に適った生活になっていくのだということ。

 

「メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)」より抜粋つづき:

『実に、神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』

楳木先生:

さっき途中までになったのですけれど、地殻がこう変動して、大陸が今のような形に段々となってきて、今の世界地図のような地形になったときに、メキシコのユカタン半島のその地層、地中に硫酸をずっと仕込むように全部土地を集めていてあの半島を造った訳ですので、そして6500万年前に大体地球上の地表が固まったので、大きい恐竜は絶滅させようと、そのユカタン半島目指して、直径10km~11kmと言われている隕石をそのピンポイントでぶつけてくるわけですよね。

その隕石はどっから飛んできたかということになると、何年かかって飛んできたかということを考えるとですね、彗星の場合は長い周期のものは2400年かけて一周してきておりますので、その場所から来たのか、もっと遠くからきたのかというのは、主神様が年数を遡らせて地球に向けて発射させているので、発射してきたのが何千年もかけて、丁度地球の自転のスピード知っているでしょ?秒速何キロか。宇宙ステーションは一秒間に7~8キロのスピードで地球は回っていますよね。地球そのものは、赤道付近は一周4 0000kmでそれを24時間で回っているというときに隕石が入ってきてメキシコのユカタン半島にぶつけないと恐竜は絶滅できないので、その絶滅をさせるために何千年前から天体を飛ばしているわけ。そして回転に合わせてそのメキシコにぶつけるというこの仕組みは、最後にですね、『実に、神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』

この『洵に整然たるもの』は何千年前とかいうもののピンポイントまで、仕組まれているということですので、この一行の重みたるや科学が発展していくほど、この一文の重みというものは大きなものになって行くと思います。そうしたことを念頭に置いてですね、経と緯の御論文も今日から又、毎日拝読をしていって頂きたいという風に思いますのでよろしくお願いしたいと思います。そういうことを確認させていただきまして、いつものように確認やら質疑応答に入りたいと思いますので。」(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎科学が発展していくほど、『実に、神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』というこの一文の重みというものは、大きなものになって行くとのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回は、私達が天地の真理を知ろうとした時に‶経と緯の意味を知ることが″非常に大切なことなのだということと、‶絶えず心を経緯結びの中心に置く″ということを念頭に置いて生活をしていくと幸福者になれるのだということを再認識させていただきました。私達が毎朝拝時に拝読している『神格をいただく道(御教え『神懸り宗教』へ)という御教えの中の一つの項目に、この‶心を経緯結びの中心に置く″ということがあります。今回の学びによって、この御教えを毎朝拝読させていただいている事の重要性を改めて感じさせていただきました。

暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続きそうです。どうぞご自愛ください。

有難うございました。

 

※責任者より

 

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.175三重(平成27年8月分)

 

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