研鑽資料no.144(2024年10月)

10月の学び

はじめに

責任者:

大変暑かった夏が終わり、やっと秋の涼しさを感じる季節となりました。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。9月27日に行われた自民党総裁選挙では、決選投票の結果、石破氏が新しい総裁に選出されました。又、石破氏は1日夜に発足させた新内閣の信任を問いたいとして、臨時国会会期末の10月9日に衆議院を解散し、10月27日投開票の日程で選挙を行うと表明しています。今の日本を託せる人達が選ばれる衆院選であってほしいものだと心より願うばかりです。

さて、今回から「文明の創造」の最初に戻り、今迄の学びを振り返りながら更に深めて参りたく思います。それでは引き続き、宜しくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『文明の創造、序文』

「文明の創造、総篇」 昭和27(1952)年

この著は歴史はじまって以来、いまだかつて無い大著述であり、一言にして言えば新文明世界の設計書ともいうべきもので、天国の福音でもあり、二十世紀のバイブルでもある。というのは現在の文明は真の文明ではないので、新文明が生まれるまでの仮の文明であるからである。

聖書にある世の終りとは、この仮想文明世界の終りを言ったものである。また今一つの「あまねく天国の福音を宣(の)べ伝えらるべし。しかる後末期到る」との予言も、この著頒布(はんぷ)である事言うまでもない。そうしてバイブルはキリストの教えを綴った物であるが、この著はキリストが繰り返しいわれたところの、彼の天の父であるエホバ直接の啓示でもある。またキリストはこうも言われた、「天国は近づけり、爾(なんじ)等悔改めよ」と。これによってみれば、キリスト自身が天国を造るのではない、後世誰かが造るという訳である。

ところが私は天国は近づけりとは言わない。何となれば最早天国実現の時が来たからである。それは目下私によって天国樹立の基礎的準備に取り掛かっており、今ははなはだ小規模ではあるが、非常なスピードをもって進捗(しんちょく)しつつあってすべてが驚異的である。それというのも一切が奇蹟に次ぐ奇蹟の顕われで、人々は驚嘆している。そうしてこれを仔細に検討して見る時、神は何万年前から細大漏すところなく、慎重綿密なる準備をされていた事である。これは明瞭に看取出来るが、その根本は旧文明の精算と新文明の構想にあるのであって、私はそれに対し実際を裏付けとした理論を、徹底的にこの著をもって説くのである。そうしてまず知らねばならない肝腎な事は、旧文明は悪の力が支配的であって、善の力ははなはだ微弱であった事である。ところがいよいよ時期来って今度は逆となり、ここに世界は地上天国実現の段階に入るのである。しかしこれについては重大問題がある。というのは旧文明は当然精算されなければならないが、何しろ世界は長い間の悪の堆積による罪穢の解消こそ問題で、これが世界的大浄化作用である。従ってこれによる犠牲者の数はいかに大量に上るかは、到底想像もつかない程であろう。もちろんこれこそ最後の審判であって、また止む事を得ないが、神の大愛は一人でも多くの人間を救わんとして私という者を選び給い、その大業を行わせられるのであって、その序曲というべきものが本著であるから、この事を充分肝に銘じて読まれたいのである。

そうして右のごとく最後の審判が終るや、いよいよ新世界建設の運びになるのであるが、その転換期におけるあらる文化の切換えこそ、空前絶後の大事変であって、到底人間の想像だも不可能である。もちろん旧文明中の誤謬の是非を第一とし、新文明構想の指針を与えるものである。それをこれから詳しく説くのであるが、もちろんこれを読む人々こそ救いの綱を目の前に下げられたと同様で、直ぐにこれを掴めば救われるが、そうでない人は後に到って悔を残すのはもちろんで、時すでに遅しである。以上のごとく罪深き者は亡び、罪浅き者は救われて、将来における地上天国の住民となり得るのである。そうして来るべき地上天国たるやその構想の素晴らしさ、スケールの雄大さは到底筆舌に尽せないのである。その時に到って現在までの文明がいかに野蛮極まる低劣なものであったかがハッキリ判ると共に、人類は歓喜に咽(むせ)ぶであろう事を断言するのである。

 

「文明の創造 序文」についての感想と、問題点

楳木先生:

「文明の創造」の本を皆さん購入されて、また昔から何回も序文は拝読されていることと思います。 改めて、今聞かれて、何か感じるものは、ありますか?」

受講者:

世界救世(メシヤ)教教義を、詳しく・・・何か詳細に総体的に書いてあると思いました・・。

楳木先生:

世界救世(メシヤ)教教義を、具体的に書き始めてるんだという、そういう事ですね?」

受講者:

はい、そうです

楳木先生:

ふむ・・。で、他に誰か・・・この中で一番の先輩(笑)・・大先輩(笑)は?」

受講者:

・・・(笑) 文明の創造は・・、あんまり・・読んで無いんですよ。えっと、何か、難しいような感じがするんですよねぇ、最近も読んでないんですけどね・・。文明の創造って、何か、今までのみ教えと違う気がするんですけどぉ。

楳木先生:

ちがうんですよ。」

受講者:

何か書き方もぉ。

楳木先生:

(真剣なまなざしで) 違うんですよ。

受講者:

ちがうんですか?・・

楳木先生:

うん、だから違う気がしていいです。」

受講者:

ちがうんですかぁ?あんまり読んだ事ない気がするし、どうも頭がボヤっとしてしまい・・(笑)

楳木先生:

違う気がしていいのぉ (一同笑)

受講者:

あっ、そうなんですかあ

楳木先生:

(真剣なまなざしで) 違う気がしてもらわんと 困るんですよ。」

受講者:

えっと・・・、そう・・なんですかぁ

楳木先生:

そう。そうせんと、○○○○教団からいつまでも抜けれんから・・・。」

受講者:

・・・ぅっぶ(笑) 抜けれん、って (一同大笑)・・・抜けてますから大丈夫ですよ(笑) ウフフフフフ。

楳木先生:

いや、明確に違うということをわかってもらわないとぉ、 ○○○○教団の考え方の影響を受けっぱなしになっちゃうから。」

受講者:

あっー、そうなんですか

楳木先生:

そう、・・抜けても。影響を受けるから。何故かっていうと、長い間、あの論理立てを、ずっと聞いてきたから。」

受講者:

ふぅ~・・

楳木先生:

その影響を、ね。・・ずぅーと、心に、染み付いちゃっている。(刷り込みの影響を受けているという意味)」

受講者:

ふう・・う・・、明主様の御教えもいろいろありますけどね、本当に、文明の創造は、文体が違うような・・。何か、(笑)難しいような

楳木先生:

何故かっていうと、それは・・、「文明の創造(一)」(メシヤ教出版)のはしがきに書いてありますね。・・・(笑)、一回しか読んでないかもしれんけど。(笑)」

受講者:

あっ、ごめんなさいね、あれ、最初ちょっちょっと読んだだけで、ずぅっと(立教から現在はH22年度分まで)メシヤ講座ばっかり読んでいて、あんまりよく読んでないんですよ、すみません。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「文明の創造」は、今迄拝読してきた御教えとは(明確に)違うのだということ。

 

「メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)」より抜粋つづき:

「御神格がボヤけている」と、「メシヤ信仰が定まらず」

楳木先生:

ぅん。「主神様とメシヤ様」(メシヤ教出版)のはしがきにも書いてあるように、要は、“論文の捉え方”というのは、“時系列で御神格が高まっていく毎に”みていかないと。この御論文は、高まった時の御論文だといようにみていかないと。全部一色反、にみてしまうと・・・・・、“同じ”になっちゃう。

受講者:

ぁ~なるほど。

楳木先生:

御神格がずぅっーと、同じになっちゃう。」

受講者:

ぁぁ

楳木先生:

それと、この部屋に御書が(額に掲げて)並んでいるけれども、・・全部“自観”ですよね。しかし、時の推移とともに、最後、メシヤ様となっていからは“明位”となるでしょ?」

受講者:

ああ、御話の中にありましたね。

楳木先生:

うん、そうそう、それからね、古い遺作集のなかに落款、印首の紹介があるでしょ?それと同時にね、ご署名のお名前が変わってきてる・・・。そういうのを照らし合わせながら御論文を読んでいかないと、・・・全部一緒になっちゃう。

これが、○○之光のように、あれだけ御論文を整理しているにかかわらず、(意義を軽んじ)ああいう解釈をしてしまうというのは、こういう考え方が(キチンと)出来ていないから。」

受講者:

・・・。あの、世界救世教(きゅうせい)教義では、“岡田自観師”を救世主としてとなってますが、メシヤ教では。

楳木先生:

岡田茂吉教祖を、です。」

受講者:

最初から、そうでしたっけ・・?えっと、いま、改めて、初めて違いに気づいたんですが(笑)

楳木先生:

・・それは、私が、メシヤ教を立教するにあたっては、“岡田自観師“では、古い捉え方だから。ねっ、・・だから新しくすると、”岡田明位師“にすると、皆さんわからんから、実名で”岡田茂吉教祖“としたんです。で、教祖をメシヤ、というように、主神様が、岡田茂吉教祖にメシヤとしての大任を下した、ということが明確に皆さんの腹に入っていかないといけないので、そこは書き直したんです。」

受講者:

あ~・・・なるほどですね。

楳木先生:

そうしないと、信仰が全く“確定”されないから。

受講者:

自観師がメシヤ様となると・・?

楳木先生:

自観師というのは、観音様の御働き。」

受講者:

あっ、そっかそっかぁ・・(教義は古くから覚えているが、全然意識していなかった様子)・・、なるほどね・・。

楳木先生:

という変遷があるから、そういう変遷に沿って御教えというものを読んでいかないと。ね。」

受講者:

はぁぃ。

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「論文の捉え方」というのは、時系列で御神格が高まっていく毎に見ていくのだということ。

>この御論文(「文明の創造」)は、御神格が高まった時の御論文だといように見る(御論文を一色反に見てしまい御神格を“同じ”だと捉えないようにする)のだということ。

◎古い遺作集のなかに落款、印首の紹介があるが、それらは御神格に伴って変わってきているのだということ。

>それと同時に、ご署名のお名前も変わってきているので、そういうことを照らし合わせながら御論文は拝読するのだということ。

 

あの、世界救世教(きゅうせい)教義では、“岡田自観師”を救世主としてとなってますが、メシヤ教では。

 

・・それは、私が、メシヤ教を立教するにあたっては、“岡田自観師“では、古い捉え方だから。ねっ、・・だから新しくすると、”岡田明位師“にすると、皆さんわからんから、実名で”岡田茂吉教祖“としたんです。で、教祖をメシヤ、というように、主神様が、岡田茂吉教祖にメシヤとしての大任を下した、ということが明確に皆さんの腹に入っていかないといけないので、そこは書き直したんです。」

 

そうしないと、信仰が全く“確定”されないから。

 

◎楳木先生がメシヤ教を立教するにあたって(私達が信仰を確定することができるように)、

>(世界救世教)教義の中にある“岡田自観師“では、古い捉え方でわからないから、実名で”岡田茂吉教祖“とされたのだということ。

>又、「主神様が、岡田茂吉教祖にメシヤとしての大任を下した」ということが明確に私達の腹に入っていくように「教祖をメシヤ」と書き直されたのだということ。

◎御教えは御神格の変遷に沿って拝読するのだということ。

 

「メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)」より抜粋つづき:

「文明の創造」の最重要の急所

楳木先生:

で、この序文を読んで、強烈に何か気づくことがありますか?(メシヤ講座・特選集をペラペラめくられながら)・・・まあ、気づく事ありますか、って言っても、何を聞きたいのかわからんかもしれないけど(笑)。」

受講者一同:

(大爆笑)

受講者:

「現在迄の文明が如何に野蛮極まる低劣なものであったか」という・・野蛮が極まるということは・・・、強烈です。

楳木先生:

うん、・・強烈だね。で、これを変えるということだよ。」

受講者:

あ、はい。

楳木先生:

すると、・・・いま良いところを気づいたんだけど、今のところの上の方を、読んで見てください。」

受講者:

「そうして右の如く最後の審判が終るや、愈々(いよいよ)新世界建設の運びになるのであるが、其(その)転換期に於ける凡(あら)ゆる文化の切換へこそ、空前絶後の大事変であって、到底人間の想像だも不可能である。」

楳木先生:

メシヤ様は、最後の審判が大事変だとは仰っておられない。

受講者:

ああ・・そうなんですかぁ・・・。

楳木先生:

だって、ここに書いてあるでしょう。」

受講者一同:

あ~、そうですね。ああ、ホントやね。

楳木先生:

書いてるでしょう?みんな、最後の審判最後の審判って騒いで来たけど、「最後の審判が終るや、愈々(いよいよ)新世界建設の運びになるのであるが、其(その)転換期に於ける凡(あら)ゆる文化の切換へこそ、空前絶後の大事変」と書いてある。だから、最後の審判が空前絶後の大事変じゃないの。文化の切換が空前絶後の大事変。で、これは何だったのか、東方之光は。」

受講者:

・・・えっと・・。

楳木先生:

○○之光教団は、この“文化の切換”を何と言っている?」

受講者:

・・・

楳木先生:

何も言ってないね。」

受講者:

うーー。

楳木先生:

(口調を強められ)だって、逆戻りしてるんだもん。」

受講者:

あ~なるほど。

楳木先生:

薬と浄霊、併用とか。」

受講者一同:

(小さい声でつぶやくように うなずく)

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は、「最後の審判」が大事変だとは仰っていないのだということ。

>「最後の審判」が終り、新世界建設の運びになるのだが、「その転換期に於ける凡ゆる文化の切換が空前絶後の大事変だ。」とメシヤ様は仰っているのだということ。

 

「メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)」より抜粋つづき:

「○にチョン の預言書」 世界に冠する古代文字の隠蔽

楳木先生:

今日は、ここの「大石凝眞素美」の文章について説明しておきましょう。御教えでは無いけれども、一番根本的の事だからね。ここで、メシヤ講座特選集(「メシヤ講座・特選集no.120(平成23年1月分)」)の文章(以下)をみて頂きたいんですけれど、言霊学者の大石凝眞素美(おおいしごりますみ)翁は「天地茁貫(てんちはぬき)之極典」において、天地創造の神秘を誤り伝えられた者が居り、それを正す時に必要なこととして次のように記述しています。

 

「大石凝眞素美全集(八幡書店)」

「故(か)れこの霊聲(こゑ)を總(すべ)て一言(ひとこと)にす(素に氣と書く)と言ふなり故(ゆえ)にす(素に氣と書く)聲(ごえ)の言靈(ことだま)を誠に明細に説き定る時は、世界一切の極元(ごもと)の眞體(しんてい)をも其(その)成り立ちの秩序をも億兆万々刧々(こうこう)年度刧大約(おほつな)恒々兮(たる)大造化の眞象をも遂一明かに、資(と)り得らるるなり。

蓋(けだ)し「ス」の言たるや⦿(す)にして⦿(す)なるが故に既に七十五聲の性靈を全備して、純乎(じゅんこ)として各皆其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有るなり、其(その)眞位(みくらい)と謂ふは皆兩々相向ひて遠近皆悉く反對が純一に密合の色を保ちて實相しつつ、至大極乎として恒々兮(たり)活機臨々として點々(てんてん)たり、所謂至大氤氳(いんうん)の氣が聲(こえ)となり起むと欲して堪々の中に神機を含藏するの時なり、故に世に人たる者は先づ第一に此(こ)の⦿(す)の謂れを明かに知らざるべからざるなり、⦿(す)が皇(スベラギ)の極元(ごもと)なればなり。」

 

楳木先生:

だからね、天地創造の神秘が誤り伝えられているから、それを“切換える為に”、必要な事として、まず手始めにこの文章を書いてるわけ。だからね、○○さん、“天地創造の神秘を誤り伝えられた者が居り”という事を認識しておかないといけない。これをメシヤ様は我々に噛み砕いて御教え下さっているわけ。どういうように御教えくださっている?」

受講者:

夜の世界を作ったってことですか?

楳木先生:

そうそう。

受講者:

天地創造を・・・。誤ってないんじゃないですかね?主神様が造ったんですからね?(笑)

受講者一同:

(笑)

楳木先生:

・・・だかね、”天地創造の神秘を誤り伝えられた”というのは、何を言ってるのかというと、結局、素盞嗚尊が3000年前に押し寄せてきて、そして伊都能売神皇が“徳”によって統治していた日本をね、皇位を譲れ、と武力で来たから・・・。その武力には、(伊都能売神皇は)絶対平和主義だから対抗しないで、皇位は天照天皇に譲られて、インドに下っていかれた。そして、素盞嗚尊は、今度、天照天皇まで、崩御に追い込んで・・、そしてその奥様の・・自分(素盞嗚尊)の姉の天照皇后に皇位を譲らせて・・、しかもその後、ずぅっーと攻めて行ってね。そこで、琵琶湖のほとりでね、ここから東をお姉さん(天照皇后)、西を弟(素盞嗚尊)という誓約を結んだにもかかわらず、それをも裏切って、さらに攻めて行って、岩戸に押し込めたわけでしょ?しかし、そして、日本を統治したんだけれども、酒と女に狂っていったために、治世が乱れて、その乱れた隙に、宮崎に潜んでいた“神武天皇”(中国)がダーッと制覇してしまった。で、制覇したけれども、過去の伊都能売神皇までずぅっーと続いてきた“日本の歴史を、全部閉じ込める為”に、日本の文字を全部、抹消して、(中国の)漢字を取り入れて、漢字からひらがなを作って、日本人が使用するようになったという、・・・この歴史が、全く我々日本人が知らされていない歴史。

受講者:

あーー(なるほど)。

楳木先生:

これをメシヤ様が、夜の時代、として指摘されたわけだから。

受講者:

でも、ひらがな は日本人が作ったんじゃないんですか?

楳木先生:

作ったけど、もとは漢字でしょう。」

受講者:

あー じゃあ、この文字(⦿)が、もともとの大和民族のお文字なんですかぁ?75声が・・・

楳木先生:

ホツマツタエね。他にももっとあるんですよ。阿比留(あびる)文字とか。阿比留文字は、朝鮮半島に渡って、ハングル文字になった。」

受講者:

へえ!そうなんですかぁ?

楳木先生:

そうですよ。だから、よくにてるでしょ。」

受講者:

そういえば、昨日本見てたら、チラと書いてありましたね。

楳木先生:

そうでしょ。だから、一番根っこは、日本から文字が出て、それがずぅっと世界に移ったときに変形していっているわけ、ね。」

受講者:

へえ・・全然縁が無い(笑)

楳木先生:

縁があるんですよ。で、日本の文字だけが論理的なんです。アルファベットは論理でも何でもないでしょう?」

受講者:

・・・ああ、えっと・・。

楳木先生:

ABCDEFGと、ただ並んでいるだけだから。だから日本語だけが論理的ですから・・・ローマ字で日本語をみると、Kとaとi・・u、と組み合わせると、カ、キ、ク、ケ、コとなるでしょ?こんな論理性があるのは、日本しかないんですよ。」

受講者:

へえ~・・・ 日本が、発祥の地ということで・・。

楳木先生:

しかし、日本が発祥の地である事を、強調して出していくと、過去、明治時代以降、国粋主義に走ってしまい、戦争になってしまったんです。そこで、霊的に中心・・・、徳の世界で中心にしなければいけないの。徳の世界で中心になるための定義を、メシヤ様は私達に渡してくれているわけなの。だから、私達はそれを、組み立てていかないといけない。

・・・本当は、メシヤ様が、もう50年、御存命であられたならば、メシヤ様の手で組み立てられたんだけど、73歳で御昇天になられたから、それは、我々に託して御昇天になったの。だから、“託された我々が組み立てて行かなければいけないんですよ”という事なんですよ。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎天地創造の神秘が誤り伝えられているから、それを“切換える為に”必要な事として、まず手始めに言霊学者の大石凝眞素美(おおいしごりますみ)翁は上記文章を書いたのだということ。

>私達は“天地創造の神秘を誤り伝えられた者が居り”という事を認識しておかないといけないのだということ。

◎メシヤ様は、誤り伝えられたその内容を私達に噛み砕いて御教え下さっているのだということ。

>”天地創造の神秘を誤り伝えられた”その内容は、

・素盞嗚尊が3000年前に日本に押し寄せてきて、伊都能売神皇が“徳”によって統治していた日本の「皇位を譲れ」と武力で来たので、その武力には、(伊都能売神皇は絶対平和主義だから)対抗しないで、皇位は天照天皇に譲られて、インドに下っていかれたのだということ。

・それから素盞嗚尊は、今度は天照天皇まで崩御に追い込み、そして自分の姉の天照皇后に皇位を譲らせて・・、その後ずぅっーと攻めて行き、それから琵琶湖のほとりで、ここから東を天照皇后、西を素盞嗚尊という誓約を結んだにもかかわらず、それをも裏切って、さらに攻めて行き、岩戸に押し込めて日本を統治したのだが、酒と女に狂ったために治世が乱れ、その乱れた隙に、宮崎に潜んでいた“神武天皇”(中国)がダーッと日本を制覇してしまったのだということ。

・神武天皇が日本を制覇し、伊都能売神皇までずぅっーと続いてきた“日本の歴史を全部閉じ込める為”に、日本の文字を全部抹消して、(中国の)漢字を取り入れて、漢字からひらがなを作って、日本人が使用するようになったのだということ。

≫上記のように、私達日本人が全く知らされていない歴史等がある(このことをメシヤ様は「夜の時代」と指摘されている)のだということ。

◎日本が、文字の発祥の地である事を強調して出したことにより、明治時代以降、国粋主義に走ってしまい、戦争になってしまったのだということ。

>その(前記の)様にならないように、日本を徳の世界で中心(霊的に中心)にしなければいけないのだということ。

≫その徳の世界で中心になるための定義を、メシヤ様は私達に渡して下さっているので、私達はその定義を組み立てていかないといけないのだということ。

 

「メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)」より抜粋つづき:

「○にチョン の預言書」 書かれているものとは 

受講者:

だったら・・だいぶ逆に来ているということに・・・。

楳木先生:

そうなの、引き延ばそうとしているわけだ、○○之光教団は(笑) 逆行させようとしているわけだ。だってそういう時代認識をした上で、これ(大石凝眞素美の文章)を読んでいくとね・・・。目で読んでいっても、サッパリわからん。これはね、「大石凝眞素美」の文章は、目で読んでもわからん。声に出さんと。」

受講者:

声に出すんですか?

楳木先生:

そう。言霊に・・・言霊学だから、声に出さないとサッパリわからんですよ。

受講者:

!あ・・・・なるホド・・・。

楳木先生:

で、読む時に、キチンと切り方をよくわかっておかないと・・。意味がわからない。点・・・、句読点が付いてないから。だから、自分で全集を読む時は、ここで切っていいじゃないかと、切って読んでいかないと・・・。

私が、全集が手に入るまで、(この文章を)何故書かなかったか(掲載しなかったか)と言うと、解説者が勝手に、点、マル、を打っているから・・。そうすると、本来の意味じゃない形で伝えてしまうから、点とかがほとんど打たれていない原文を元にしなきゃいけないというこでで・・・。(原文を引用しなければ、解説者の文章では意味合いが異なってしまうということ)

いままで、みんなに伝えたかったけれども、手に入らないと伝えられなかった。しかし、私のところに今年の1月に手に入っということは、いよいよ時期が来たから、大っぴらにドンドン伝えて行け、という事だろうということで、・・載せたわけですよ。原文だから、載せたわけ・・・、で少し読みますからね。皆さんなりに、チェックを入れてみて下さい・・。

「故(か)れこの霊聲(こゑ)を總(すべ)て、一言(ひとこと)にす(「素に氣」と書く)と言ふなり、故(ゆえ)に、す(「素に氣」と書く)聲(ごえ)の言靈(ことだま)を誠に明細に説き定る時は、世界、一切の極元(ごもと)の眞體(しんてい)をも、其(その)成り立ちの秩序をも、億兆万々刧々(こうこう)年度刧大約(おほつな)恒々兮(たる)大造化の眞象をも、遂一、明かに、資(と)り得らるるなり。」 と言うと、だいぶわかるでしょ。」

受講者:

ああ、はい。

楳木先生:

わかるでしょ?・・言葉で聞くと。ね、文章で読むとなかなか難しいけれど、“言霊”で聞くと、わかりやすい。ね、で、次読んでいこう・・。

「蓋(けだ)し、「ス」の言たるや⦿(す)にして⦿(す)なるが故に、既に七十五聲の性靈(せいれい)を全備して、純乎(じゅんこ)として、各皆、其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有るなり、其(その)眞位(みくらい)と謂ふは、皆兩々(りょうりょう)相向(あいむか)ひて、遠近皆悉(ことごと)く反對(はんたい)が純一に密合の色を保ちて實相しつつ、至大極乎として恒々兮(たり)、活機臨々として點々(てんてん)たり、所謂至大(しだい)氤氳(いんうん)の氣が聲(こえ)となり、起(たた)むと欲して堪々(たんたん)の中に神機(しんき)を含藏するの時なり、故に、世に人たる者は先づ、第一に、此(こ)の⦿(す)の謂れを明かに知らざるべからざるなり、⦿(す)が皇(スベラギ)の極元(ごもと)なればなり。」 と、いうように読んでいけば、だいぶ意味が、こう・・通じて来るんじゃないかと思うんだね。」

受講者:

ッフ・・・フフフフ(ごまかし笑い)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「大石凝眞素美」の文章は、言霊学だから(目で読んでもわからないが)、声に出して読むと分かるのだということ。

 

※責任者より:

「メシヤ講座・特選集no.120」で、楳木先生は、「(前略)そして、次は浄霊力と御教えの確かさを体験した状態に留まるのではなく、根源的なことに目覚めてゆく取り組みを通してこそ、『霊性の向上』が継続的に許されることを再確認していただきたいのです。そのためには更なる認識の深まりと思考の広がりが必要です。」と前置きをされてから、「大石凝眞素美」の文章についての説明をされております。この御教示に沿って以下のホツマ文字の解説は、各自拝読の上内容を理解して『霊性の向上』に努めていただきたく存じます。なお、ポイントになると思う所にはアンダーラインを引きました。

 

「メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)」より抜粋つづき:

「○にチョン の預言書」- ホツマ文字解説1  母音ア

楳木先生:

(笑)・・・そうすると、何となく雰囲気としては、わかった、と・・。わかったなかで、一つ一つチェックしていくと・・・、この聲をすべて一言にすると、ス、という・・この、「素に氣」という文字は、私のパソコンで出て来なかったの。だから、ここに載せることは出来なかったの・・。」

受講者:

この「素に氣」が文字ってことですか?

楳木先生:

うん、この人が使った、最初の字というわけ。で・・、⦿(す)の言霊を、誠に明細に解き明かした時に、世界、一切の極元(ごもと)の眞體(しんてい)も、其(その)成り立ちの秩序も、ありとあらゆる造化の真相が逐一明らかになっていくちゅーんだっ、ていうこと。この⦿(ス)さえ解れば、全てのことがわかる、という意味。

受講者:

ほお・・じゃ、素晴らしいね。

楳木先生:

ね。で、この人はそういう事を予言してくれているわけ。このメシヤ様の御文字 ⦿が、世に出る事を、予言してくれているから、ここに、私が敢えて載せてあるんです。ね。

で、次いくと、「蓋(けだ)し、「ス」の言たるや⦿(す)にして⦿す)なるが故に、」 というのは、実は、○にチョン(⦿)なんだ、と。昔は、素に氣に書いてたけど、実は⦿なんだと。これが「ス」なんだと。

「既に七十五聲の性靈(せいれい)を全備して、純乎(じゅんこ)として・・・、」 七十五声というのは、言えるでしょ?Bさん。

受講者:

アイウエオ カキキクケコ ・・・ン(48音)。ガギグゲゴ、ザジズゼゾ、ダヂヅデド、バビブベボ、 で・・・。

楳木先生:

それに今度は○をつける・・。」

受講者:

あっ、・・パピプペポ(以上で75声)。

楳木先生:

それと、小さいヤユヨがあるでしょ?キャキュキョ、ニャニュニョ・・と。その要素を全部集めたのが、七十五聲ということ。だから、○にチョン(⦿)という、ス、と我々が呼んだ瞬間に、七十五聲が全備しているということ。

今日は、A家御神体奉斎の御神体の意味みたいな(笑)講義になるけれど、ス神様の、ス、という言葉を出した瞬間に、七十五聲全部を備えている御存在なんだと。ね、まずは、その事をわかってほしい。

そうして、全備して、純乎(じゅんこ)として、だから、各皆、其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有るなり、と書いてあるわけになるから・・・眞位(みくらい)とは何か・・。」

受講者:

・・魂

楳木先生:

いま、言霊について触れているから・・、言霊についての眞位(みくらい)。純乎(じゅんこ)として、だから、純粋にずっーーーーーと、見詰めていくと。」

受講者:

あー。

楳木先生:

ひとつひとつの言葉には、メシヤ様は意味があると書かれているでしょ?アカサタナ、ハマヤラワについては、ア行は天の働きだとか、そういうふうに書かれているでしょ?(「御講話(昭和23(1948)年)」へ)御光話録のなかにあるでしょ?」

受講者:

いやぁ、どこにあるかなぁ。

楳木先生:

御講話集じゃないよ、光の話録」

受講者:

ああ、そうなんですか。

楳木先生:

それと、さっき言ったローマ字で、アイウエオと、アカサタラハマヤラワの表をくっつけると、・・・。アの母音の説明は一回したでしょ?アは、始まりとか、球体・・だから、細胞であったり、太陽であったり、地球であったりという表現をする時に真ん丸になるから、これがアというのは、メシヤ様は天の働きであるとか、始まりとか、そういうようなのがア行にはあるだよと、我々には教えて下さっているのですが、“○にチョン(⦿)だから”、そういう働きがあるわけね。

受講者:

あ! なるほど・・。

 

「○にチョン の預言書」- ホツマ文字解説2  母音イ ・ウ

楳木先生:

で、イというのは、こういう字に(∩)にチョンを打つから、洞穴とか洞窟の意味なのね。で、今日は、何故暖かい?ストーブ消してるけど。」

受講者:

お日様が照っているからとか・・・。

受講者一同:

(爆笑)

楳木先生:

今ね、四国の南のほうに低気圧が発生して、低気圧が発生し始めると左回りに回転し始めるから・・。左回りに回転するということは、暖かい空気を東側に吹き込んでくる。」

受講者:

あー

楳木先生:

吹き込んでくれるから、関西から東が暖かいわけ・・、ね。しかし九州の方は、北風を吹き込んでくるから、気温が下がる。で、その為に、北側は余計に風を吹き込んでくるから、寒くなるっていうこと。この風は、低気圧とかで起きるのと同時に、暖かいのと寒い差で起きてくるから・・。だからそれを象徴して、洞窟のマークのチョンは、風の働きになる。

受講者:

あ~、風っていう字がそういうことで・・・。凡人の凡と同じ字ですが(笑)

楳木先生:

風の字はそれでよいです。凡人の凡の字は、後から出来たものだから・・。で、(後から出来た漢字である)それは、凡(全)てという意味だから、凡ての人だということで・・、(ところが更に)凡人というのを違う解釈をして凡人となっているわけ。だって、凡は全て、という意味だからね。で、ウというのは、皆さん、炎の絵を描いて見て、その裏に・・。火を描きなさい、っていうとどんな字を書く?」

受講者:

(みな描き出す)・・・

楳木先生:

・・・うん、そんな字だね。中央にこう(高く大きく)燃やして、こう (低く小さく)燃やすと、なんかこう、炎の絵になってくるね。で、この頂点をつなぐと、三角になる。で、チョンを打つと、炎という意味の働きを持つ、ということになる。で、エという文字は、一回言霊の母音について見せたことがあるでしょ?ないかね。

受講者一同:

無いです・・

楳木先生:

ないかっ、じゃあ、ひとつひとつ説明しますね。メシヤ様はホツマツタエについては一回しか触れていないので、皆さん方はあまり知らないと思うけど、ホツマというのがあるが、大事なのだけれども、今は説明できないので、いずれ説明する、ということで、いずれ説明する、ということも御昇天されたので、後はお前達で研究しろ、って事に尽きるわけ。だから、説明されていない、一回触れられただけで・・・。」

 

「○にチョン の預言書」- ホツマ文字解説3 エ・オ

楳木先生:

で、「エ」っちゅうのは、こう・・こう書いてね、何を表しているかって・・・」

受講者:

弓かな。

受講者:

な、波ですか?

楳木先生:

波に近い。ようするに、雨が降って川が出来ると蛇行していく。特に平地ではね。真っ直ぐ流れていかんでしょ? 緩やかにこう・・・、だから釧路湿原とか行くと、物凄く蛇行してるっしょ?それを、表現している。だから、水の流れ、とかいう働きになってくる

だから、女性にはエがつく・・カズエとか・・、ちょっとカズはキツイんだけど、エをつけると、非常に水の性格が出て、非常にいい奥さんになるっていうこと。ということで、女性にはエをつける・・・、ずっぅと、つけてた。」

受講者:

エって水っていう働きですかぁ。

楳木先生:

うん、水の働きだから、強烈な男に対しても、合わせていけれる。」

受講者一同:

ああ~、そういう働きが・・。

楳木先生:

うん、そういう働きがあるってことで、女性に割りとエというのをつけてきたわけ。ね。ほんでから、今度は、オというのは囲っているわけ。」

受講者:

ハア。

楳木先生:

囲うと自分の土地に要所要所杭を打つでしょ?・・このくらいの木を打って、ここは自分の土地だと。何々さんの土地だ、っていう、その区分けをやってるでしょ?」

受講者:

ああ、はい。

楳木先生:

それを繋ぐと、土地、っていう意味。で、一番大きいのは、囲んだ中に、玉、が入ると、国になっていくわけ。」

受講者:

ああ、なるほどね。」

楳木先生:

だから、漢字は、もともとは、こういうところから来てる・・・。神様が漢民族に漢字を教えたのは。」

受講者一同:

ああ。

楳木先生:

ね、だから、そんなに古くはないから。もともとは、日本にあった要素に基づいて、漢字とか形成して、将来ずっぅとそれが日本に集まってきて、日本人が使用するために、・・・(言霊、言葉の国である日本に対して、庶民から書をたしなんでいた)書く国に作らしたわけだから、文字を。で、もともとは日本語からつけていって、そこで発展させた、ということでね。で、これが、一つあります。

それから、もう一つはね、・・・それじゃ、皆にはまだ教えてなかったかね、アチコチ言って話すもんで・・・さっきメシヤ様の言霊について書き抜いたのがね・・・御光話録に書いてある・・、それと、さっきのこれ(ホツマ文字)をこう並べてあるんだけどね。これを印刷とってきてくれますか?これに沿って説明しますから・・」

支部長代理:

はい、では一階にて印刷して参ります。

 

「○にチョン の預言書」- 縄文時代と皇室

(印刷をしている間の御話し)

受講者:

文字っていうのは、ちょっと時代がごちゃごちゃになっちゃったんですけど、とても頭が良かった時代に文字というのは無かったので、口伝えで、それで、そこから次の時代にホツマ文字は・・。

楳木先生:

いや、これは皇室だけがもってた。

受講者:

ああ~!はい。

楳木先生:

だから、ここのね、皇(スベラギ)の極元(ごもと)なればなり、ってあるでしょ?」

受講者:

ああ、はい。

楳木先生:

このスベラギは・・・」

受講者:

皇室?

楳木先生:

皇室。で、本来の皇室に受け継がれているわけ、今の皇室ではなくて。

受講者:

ああそうですかぁ、伊都能売天皇じゃなくて伊都能売神皇。

楳木先生:

伊都能売神皇までの皇室に。コレだけ、受け継がれてきたの。」

受講者:

だから、もう、天照・・天皇は違うわけですね?

楳木先生:

いや、天照天皇まではそうなの。

受講者:

天照・・天皇まで?

楳木先生:

そう、それ以降の人達は、この存在を打ち消してきたわけ。

受講者:

あっ、はいっ、神武天皇からは・・・大和民族じゃないので・・

楳木先生:

うん、これがあると“困る”から。消す事に必至になって、時代を重ねてきたわけ。」

受講者:

あ~~!はい!

楳木先生:

・・・この文字をみて、懐かしく見える人は、縄文時代に生きていた人だね・・・まあ、でも、庶民は知らなかったから。皇室にいないと・・これは見てないからね。だから、古~い神社の、木片にはコレを刻んでいるのがある。」

受講者:

なんか・・神秘的な感じがします。

楳木先生:

そうだね。だから、神社の古~い御神体に使われている場合もある。こういう文字を。この仕組みをメシヤ様は我々に教えて下さっているんだけども、メシヤ様も、質問しないと、答えておられないから。」

受講者:

あー。

楳木先生:

先達が、意味がわからなかったわけ。先達が、どういうことでしょうか?、ともう一つ踏み込んで聞いてくれれば、実はこういうことなんだ、と、話し下さっている筈なんだけどね。」

受講者:

天照天皇までの皇室でしか残っていない、それまでが使われていた、それ以後は知らないと・・。

楳木先生。

庶民はね、全部頭に入っていたから、必要ないわけ。しかし皇室だけは、記録として残しておかないといけないので文字を持ってて、この文字で、文字を記録として残してたわけ。」

受講者:

その話チラとどかで聞いたような、どこで聞いたのかしら・・。

楳木先生:

メシヤ講座にも書いてます。」

受講者:

あっ、そうですか。世界でも日本の天皇が一番古いんですよね。そういうのをテレビでやっているのを見てるからして、だんだん(考え方が)変わってきて(笑)

受講者:

縄文時代なんですか?縄文時代に(文字が)出たんですか?

楳木先生:

ぅん、縄文時代まで、使用してた。

受講者

そうなんですか、そんな近く(の時代)まで。

楳木先生:

ぅん。」

受講者:

な、何年前くらいまで? い、一万年前くらい前まで?

楳木先生:

・・・

受講者:

その前?ですか

楳木先生:

・・・一番ね、記録に残っているのが、(縄文の始まりは)6600年位前。

受講者:

6600年まで?

楳木先生:

までの、記録が残っている。それ以上は、どうなっているか、わからんというのが。」

受講者:

それほど昔であったという。

楳木先生:

ぅん、昔、日本はね、石に刻んでないから。全部木片とかに書いているので、木が朽ちていってしまうんだね。」

受講者:

じゃあ、その頃に出来た神社でないと(文字の御神体が)

楳木先生:

(その頃の神社の存在は)ないですね。その時から受け継いでいる神社でないと。」

受講者 っえ?6600年前から受け継いでいると・・、す、(笑)すごい。

楳木先生:

ぅん。(責任者が印刷を持ってくる)・・どっかに有るはずですよ。」

「○にチョン の預言書」- ホツマ文字解説4  組合せ(図)

楳木先生:

で、そうすると皆さん方の手元にあるなかでね、大事な事は、母音(ぼおん)と子音(しおん)が表に書いているでしょ。タテが子音、この組み合わせによって・・・。

ただ、アカサタナハマヤラワンの順番になっていないです。アカハナマタラサワヤになってるっしょ?これは、漢字を用いて、ひらがなを作った時に、ちょっと順番を変えたんだけどね。で、子音の「・」は魂が宿ったということだね。で、母音・・・記号というものに、魂のチョンを入れると・・、○に入れるとア、∩はイ、△はウ、弓はエ、□はオ、になってくるわけ。で、「・」の次の子音のカ行「|」になると、二つに割れるっていうことになる。真っ二つに割るために、チョンを一本こう入れるわけ。そうするとメシヤ様のほうの御教えをみると、カ行はものを区切る働き、とあるでしょ。

ホツマ文字と御教えと合わせていくと、ピッタリ来るわけ。だから、メシヤ様がさっとお答えになっていることが、こういうものに沿って御説きになっている。すべて言霊のことを御承知になっている上で、私達に簡単にお話になってるから、・・みんな重みを感じないだけで・・・。

実は学問体系を作ろうと思うとね、大変な学問体系なの、このメシヤ様の御教えなさってくださっていることは。」

受講者:

すぅんごーぃ(一同唖然と笑う)

楳木先生:

物凄い学問体系なんだけども、大変な学問体系だってわかった人(先達や古今の先生達)が、ほぼ誰もいなかったっていうわけだね。まあ、井上茂登吉先生だけは御傍でずっと御仕えしていたから、たぶん、お尋ねして、答えてもらっている。しかし、お前、それを今みんなに言っても、みんながチンプンカンプンだぞ、と。だから、言うなよ、って口止めされてる筈だよ。

もっとみんなから質問してね、御面会の時に、メシヤ様、これはどーして区切る音なんでしょうか?と。というような事を尋ねれば、実はね、こういうのがあってね、これに沿ってあるんだよ、って仰ってくれればみんなは、もっともっと興味を持っていけるんだけど、質問する人がいないから。そ~なんかぁ、と思ってそこで質問が終わってるから。進展してない、ってこと。」

受講者:

でもメシヤ様は質問をわかりやすく話して下さっているからこそ・・・わかった、って言ってるんですよね。

楳木先生:

(やさしく)ちょー、わからんよ。」

受講者:

ん?

受講者:

(クスクスクス)

楳木先生:

わかりやすくないでしょ。カは、ものを区切る働きがあるんだ、と。」

受講者:

っあ、いやいや。

楳木先生:

カ行の人は几帳面だって。」

受講者:

・・・そうですよね。

受講者:

畏れ多くて質問が出来ないっていう(笑)・・。

受講者

いやぁ、うちらが解りやすいように話して下さっているから、解ったような気になって・・・何ていうかなぁ・・。

楳木先生:

・・・甘えてる。」

受講者:

・・そ、ですよね。

楳木先生:

甘えたの、みんなメシヤ様のそういうことにね。で、表について、メシヤ様の御教えと照らし合わすのは後で照らし合わせて下さい。

ハ行の「∥」は三つに区切ったということ。

ナ行「十」は、タテとヨコに区切った。しかし、タテヨコ結んだという意味もあるので、「ナ」を見ると、七の働きとかるでしょ?地の音、成(七)る、結ぶ、完成するということにも繋がってくるということだから、四つに区切るというだけでなく、完成していくとか言う意味もあるんだと。

マ行「T」は、上の意思が下に垂れるという意味。

タ行「Y」は、集合していく。漏斗(じょうご)という形。

ラ行「Yの逆さま」のは、拡がっていく、拡散していくっていう意味。

サ行「―」は、タテに割るんじゃなく、ヨコに割るっていう意味に使ったものでね。

ヤ行「⊥」は、上の意思が下に留まる、行き渡る、という意味。

受講者:

天の数歌の、(ここのたり)ヤー、というヤーもそういう・・(笑)。

楳木先生:

ああ(笑)・・・」

受講者:

ウフフフフフ(笑)

楳木先生:

だから、言葉も、そういう基礎を置いて、声の掛け方をつかっていくという。で、最後は、

ワ行「◇」(実際は、右下の辺は下に突出している)で、四角を斜めに四角を重ねていくと、ワ、ということになってくる。回転させると・・・丸くなっていくでしょ?だから角が取れて、ワになっていく。

受講者:

面白いですね!!(笑)

楳木先生:

面白いっ! もう・・、魂が!叫び声をあげるでしょ?、これ。」

受講者:

ハハハハ

楳木先生:

こんな話聞くと・・。だから、これが、空前絶後の基礎、となってくる。この空前絶後の基礎を、教団が発表しない・・・わかっていないもんで、とりとめの無い御神業ばかり続けている、っちゅうこと。・・・どこの教団も。」

受講者:

ねぇ、一般の方がこんなに研究してはるんですものね。

受講者:

っそ!、そうですよ。メシヤ様と縁の無い方がずっと研究してるんだから。

受講者:

そうですよねぇー。私、びっくりした。

楳木先生:

しかし、この事だけ勉強して頭デッカチになって、行動が鈍るといけないから、これは何のために勉強しているかというと、主神様の、あるいはメシヤ様の光の根源が、より明確になって、そこから我々に光が流れてくるから、奇蹟が大きくなるんだ、という、そういう全体的な思考形体を、気付くための一番根本になる話を今してるんだ、という事でね。

動きを非常に高いものにしていくために、こういう論理立てを受けながら話を聞いてるんだ、と。そういうふうに受け止めて頂ければね、大変有難いと思います。・・・合点してくれた?」

受講者:

(うなずく)

(後文割愛)

 

「○にチョン の預言書」- ホツマ文字解説5  ○にチョン

楳木先生:

っね、そういうことをわかっていて、もう一度・・・“其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有るなり、”っちゅうことです。今の一つ一つの説明は、ひとつずつ決定していく、ということです。

だから、メシヤ様の御教え、カはものを区切る働きがあるんだと。

そして、ものを区切る働きのなかで始まる働き、ものを区切る風のような働き、ものを区切る火のような働き、ものを区切る水のような働き、ものを区切る土地のような働き、といって、カ・キ・ク・ケ・コというのが、“其々力を発揮していくんだ、ということ。カ行はものを区切ったり几帳面だけど、そのなかで、火の様な働きになったり、水の様な働きになったり、風の様な働きになったり、どっしりした働きになるのは、“母音の力”だから。この“組み合わせが、それぞれの言霊の眞位(みくらい)、ということです。そうして・・・「其(その)眞位(みくらい)と謂ふは、皆兩々(りょうりょう)相向(あいむか)ひて、遠近皆悉(ことごと)く反對(はんたい)が純一に密合の色を保ちて實相しつつ、」ということは、反対なんだけど裏で繋がっていたり、というような意味です。わりやすく言えば。そうして、全てが繋がっていて、「実相しつつ、“至大極乎として恒々兮(たり)、」もうずっと延々と繰り返されてきて、「機臨々として”、もう期が迫ってきて臨々として“點々(てんてん)たり、」「所謂至大(しだい)氤氳(いんうん)の氣が聲(こえ)となり、」氤氳というのは天地の気が盛んという意味ですから、もうその気が満ち満ちてきて、そうして・・・「起(たた)むと」、として出ようとして、「欲して堪々(たんたん)の中に」、神機(しんき)が含藏した時に、ス(⦿)という言葉が出たんだということ。もう、ずっーとハチ切れんとした時に出たんだと。だから、縄文時代はこれを、“ア”と読んだわけ。みな驚いた時は何て言う?」

受講者:

アッ。

楳木先生:

それから最初赤ちゃんも、声を発した時、アー、アー、というでしょ。」

受講者:

はい。

楳木先生:

最初に出てくる言葉がそういうの。あるいは、母音のアが、マァマァとかパァパァ(ア行)とか、アというのが出やすいわけ。そして・・・「故に、世に人たる者は先づ、第一に、此(こ)の⦿(す)の謂れを明かに知らざるべからざるなり、」だから、これを知らないことには、人としてどうにもなりませんよ、ということ。ス、ということを。だから、救世(きゅうせい)教に入っていても、このス(⦿)ということを認識しない(主神様メシヤ様を認識せず、知っているだけで軽んじたり、貶めたりする)人は、(本当の)信者でも何でもないっちゅうことなんだ。

受講者:

そーですね。

楳木先生:

ぅん。」

受講者:

・・でも、そんな教わってへんもん・・。

楳木先生:

ぶっ(笑)

受講者:

ブフフフフフフ (一同大爆笑)

楳木先生:

まあ、悔やんでもしょうがない、ね(笑) それで、この「⦿(す)が皇(スベラギ)の極元(ごもと)なればなり。」ってことだから、天照天皇までの皇室は、このスということが根源にあるわけだと説明してくれているんですね。」

受講者:

スのホツマ文字(△にーの組み合わせ、表意文字)は、こちらの(御神体『⦿』)とは、また違う・・

楳木先生

七十五声(言霊)のほうの、ス、だから、ね。これは一番根源的な説明をしてるわけ。そうして、根源的だけでなく、この御神体の主神様の説明をしているわけ。で、メシヤ講座に、御神体の説明としてあるんだと書いてしまうと、あまりにもね、自画自賛しすぎてる(本質よりそこに注力される懸念がある)から、だから、皆さんがだんだんわかった分、口頭で説明して、御神体の説明なんだよ、と。

だから、この御神体が出てくることによって、昼の時代、に本当になっていくんだ、と。という意義付けを、もう昔々に大石凝真素美さんがしてくださっているんだ、と、そう受け止めて頂けるとね、今回のメシヤ講座は、本当に理解が深まった、と、いうことになるんではないかな、と思いますので。時間が来ましたので、後はまた(直会で)質問しながら補足していきたいと、いうふうに思いますね。」

(後文割愛)

 

編集後記

責任者:

今回の研鑽資料は長文でしたが、沢山の学びを得ることができたように思います。その中でも根源的なことに目覚めてゆく為の取り組みだけではなく、「⦿の御神体」の事を説明されていると思われる言霊学者の大石凝眞素美(おおいしごりますみ)翁の文章とホツマ文字の解説は「成程そうだったのか!」と納得せざるを得ない内容でした。これからの「文明の創造」と御教えの拝読は、『霊性の向上』が許されるように、その文字一つ一つの持つ意味や言霊又、御神格の返還等を考えながら丁寧に学んでいかなければと思いました。又、メシヤ様は、「日本が徳の世界で中心になるための定義を私達に渡して下さっているのだ。」と御教示いただきました。大変畏れ多い事ながら、そういう自覚をもって研鑽に努めなければと思います。

日ごとに秋が深まって参ります。その深まる秋を皆様が満喫されますことをお祈りしております。有難うございました。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.121大阪(平成23年2月分)

 

 

印刷はこちらからどうぞ