研鑽資料no.147(2024年12月)

12月に向けての学び

はじめに

責任者:

11月も半ばを過ぎ朝晩の温暖差も大きくなりつつありますが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。この前迄パワハラの疑いなどで告発された問題で失職した兵庫県知事のことが、繰り返しニュースの話題に上がっていました。そして、その失職に伴って行われた11月17日の兵庫県知事選挙で出直し選挙に臨んだ前知事が再選を果たされました。今回の選挙では、「SNS」が再選への原動力になったといわれています。又、そのような効果に加え、弊害(誹謗中傷、デマ)も指摘されています。テレビの報道番組にばかり頼り、思考停止状態になるのではなく、自らが情報を取りに行く時代になったのだということなのでしょうが、デマには注意しなくてはならないと思います。何はともあれ、兵庫県民の為の良い政治が成されていくことをお祈りしております。

それでは引き続き、「文明の創造」より学んで参ります。それでは、どうぞよろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『悪の発生と病』

「文明の創造、総篇」昭和27(1952)年

前項のごとく悪の九分九厘に対して、善の一厘が現れ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を返すのである。これが今後における神の経綸の骨子であって、その破天荒的企図は想像に絶するといってよかろう。これについては彼の『旧約聖書』創生記中にある禁断の木の実の寓話である。もちろんこれは比喩であって、エデンの園にいたアダムとイブの物語は、実に深遠なる神の謎が秘められている。それを追々と説いてゆくが、これを読むについては全然白紙にならなければ、到底分りようがないのである。言うまでもなく木の実を食う事によって悪の発生である。というのは木の実とは薬の事であって、薬によって病気が作られ、病気によって悪が発生する。ところが人類は紀元以前から、病気を治す目的として使い始めたのが彼の薬剤であって、禁断の木の実とは何ぞ知らんこの薬剤を言ったものである。という訳を知ったなら何人も愕然として驚かない者はあるまい。ではそのような到底想像もつかない程の理由は何かというと、これを説くとしたら理論と実際から徹底的に説かねばならないから充分活眼を開いて見られん事である。

ここでさきに説いたごとく、人間は霊と体とから成立っており、霊が主で体が従であるという原則もすでに判ったであろうが、そのように悪の発生原は霊に発生した曇りであり、この曇りに元から憑依していた動物霊と、後から憑依した動物霊と相まって、人間は動物的行為をさせられる。それが悪の行為である。早く言えば霊の曇り即悪である以上、悪を撲滅するには霊の曇りの解消である事は言うまでもない。ところが曇りの因こそ薬剤であるからここに大きな問題がある。もちろん霊の曇りは濁血の移写で、濁血は薬剤が造るのであるから、人間薬剤さえ用いなくなれば悪は発生しないのである。こう判ってくると禁断の木の実、すなわち薬剤こそ悪発生の根本である事が分るであろう。

ここで今一つの重要な事を書かねばならないが、これもさきに説いたごとく文化の進歩促進のための悪を作った薬は、他にも大きな役目をして来た事である。というのは血液の濁りを排除すべき自然浄化作用である。もちろん曇りが溜ると健康に影響し、人間本来の活動に支障を及ぼすからである。ところが人智未発達のため、右の浄化作用による苦痛をマイナスに解してしまい病気の苦痛を免れようとし、薬を用いはじめたのである。というのは浄化作用停止には身体を弱らせる事であって、弱れば浄化作用も弱るから、それだけ苦痛は緩和される、それを病気が治る作用と錯覚したのである。という訳でいよいよこの誤りこそ、今日のごとき苦悩に満ちた地獄世界を作った根本原因である。

右によってみても、薬というものはその毒によって単に痛苦を軽減するだけのもので、治す力はいささかもないどころか、その毒が病気の原因となるのであるから、その無智なる言うべき言葉はないのである。ところが驚くべしこの病気に対する盲目は、実は深い神の意図があったのである。それをこれから詳しくかいてみるが、まず文化を発展させる上には二つの方法があった。その一はさきに説いたごとく悪を作って善と闘わす事と、今一つは人間の健康を弱らす事である。前者はすでに説いたから省くとして後者について説明してみれば、まず原始時代からの人間の歴史を見れば分るごとく、最初はありのままの自然生活であって、衣食住に対してもほとんど獣と同様で、健康も体力もそうであったから常に山野を馳駆し、猛獣毒蛇やあらゆる動物と闘ったのはもちろんで、これがその時代における人間生活の全部といってもいいのである。そのように獣的暴力的であった行動は漸次その必要がなくなるに従い、今度は人間と人間との闘争が始まったと共に、漸次激しくなったのであるが、それらによって人智は大いに発達すると共に、長い年代を経てついに文化を作り出すまでになったのである。このような訳でもし最初から闘争がなく平穏無事な生活としたら、人類は原始時代のままか幾分進歩した程度で、智識の発達は少なく、相変らず未開人的生活に甘んじていたであろう事は想像されるのである。

ところが前記のごとく禁断の木の実を食った事によって病が作られ悪が作られたのである。ところが今日まで全然それに気が付かないため、今日のごとく根強い薬剤迷信に陥ったのであるから、最も大きな過誤を続けて来たのである。しかも一面原始人的健康であった人間は、前記のごとく動物を征服し、生活の安全を得るに従い体力も弱ったと共に、智識は進んだのでここに平坦な道を作り、馬や牛に車を牽(ひ)かせて歩行せずとも移動出来るようになったのである。右は日本であるが、外国においては石炭を焚き、レールの上を走る汽車を考え出し、一層進んで現在のごとき自動車、飛行機のごとき素晴らしい便利な交通機関を作り出すと共に、他面電気ラジオ等の機械を作る事になったのである。なおまた人間の不幸をより減らすべく社会の組織機構は固より、政治、経済、教育、道徳、芸術等、あらゆる文化面に亘って学問を進歩させ巧妙な機関施設等を作り、それが進歩発達して、現在のごとき文明社会を作ったのであるから、帰するところ来るべき地上天国樹立のための準備に外ならなかったのである。

以上のごとく医学の根本は、人間の悪を作り健康を弱らす目的にあるので、予期のごとく現在のごとき世界が出来たのである。ところがこれ以上進むとしたら、逆に人類破滅の危険にまで晒されるので、最早これ以上の進歩は不可とし、ここに神は文明の大転換を行わんがため、私に対し真理を開示されたのであるから、これによって悪をある程度制約し、善主悪従の文明世界樹立の時となったのである。

 

一厘を出さない人間経綸

楳木先生:

枚方支部は昨日の地上天国祭に引き続いて、こうして月次祭を執り行わせていただいて、参拝者の皆さまは御苦労であります。また2人に非常にいい報告(「メシヤ講座・特選集no.125(平成23年6月分)」体験報告へ)をしていただいたので、地上天国祭の祭典自体が一層盛り上がったので、良かったと思います。

それで、昨日の話しと少し重なりますけれども、皆さん方がお持ちの御教えの最初から5行目ですね。この5行の間、『前項の如く悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を返えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子であって』と書かれてある。この『神の経綸の骨子』という御表現はここぐらいにしかありません。他に読んだことありますか?出てきたことない。」

受講者:

そうですね。

楳木先生:

だから『神の経綸の骨子』というのはね。ここにしか書かれてない。だから『神の経綸』と言ったらこの事を言う訳です。だから昨日○○さんが縷々(るる)まとめて頂いたけれども、そこに経綸という言葉がいくら出てこようとも、『経綸の骨子』というのはこれなんだと。だからメシヤ様が「文明の創造」というのを書こうとされたその御心というのは、この『神の経綸』をまずは示すということ、これが一番重要なんですね。これをいくらいじくって、新しい経綸だとか言ったとしても、そんなこと人間の分際で、新しい経綸とか言うべきではないということです。メシヤ様が、神様が『神の経綸の骨子』とおっしゃっているのに、それに対して人間ごときの頭で、新しい経綸なんだよこれは、と言ったところでね、とんでもない内容なんです。だから○○さんがそのことをね、昨日の発表の中の一番上に、『神の経綸の骨子』だと大きく書いといて(笑)。こうした処を、今の役員たちは忘れているというか、読んでないというか、心に止めてないというかね。」

受講者:

たぶん役員たちは、まだ自分たちは掌を返してないんだけれども、『返す算段で今の薬併用をやっているんだ』というふうに思っているんだと思います。

楳木先生:

うん、一度その段階を経て、ひっくり返すんだというような、甘い思いで、淡い思いで、いるでしょ?淡い思いでね、しかしそんなことでは掌を返せない。平々に返せない。薬併用で浄霊していてね。

(後文割愛)

楳木先生:

昨日報告いただいたのは、今回のメシヤ講座にも載せているけれども、△O△の療院に相談したら手術してから浄霊しなさいと、そう言われてほとんど手術する方に傾いてたけれども、やはり仲間が『メシヤ様の教えはそんなもんじゃないから浄霊にすがっていこう』ということで、浄霊をいただいて行ったら、非常に経過がいいと言ってた人が、昨日の報告では血液検査の結果、癌の反応がない、と。まだ組織まで全部は調べてないので、完全に癌が消えたという報告はまだ出来ないけど、一応、血液検査をすれば癌反応が消えていれば・・、だいたい今の医学では(結果が)ほぼ分かるからね。だから『血液検査の結果、癌が検出されないと医者に言われたので、大峠を何とか超える事ができました』と、そういう報告をしてくれました。非常にありがたいなと。」

受講者:

△O△の方ですよね。

楳木先生:

そうそう。」

受講者

△O△でもあるんですよ。薬を全部やめて、こういう御浄霊のみで治ったという話が。だけどあまり出さないようにしているんでしょうね。

楳木先生:

だから方針に沿ったお蔭話しか出さないでしょ、△O△は。」

受講者:

そういうことなんですね。

楳木先生:

だからメシヤ様の御心に沿う形にすれば、御守護いただいている訳なんだからね。当然の結果と言えば当然の結果なんだけど。しかし昨日はやっぱり『今に大変なことになるぞ』と△O△から言われてた人がね、一段階乗り越えることが出来たのでね、非常にありがたい。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎今回の御論文で『前項の如く悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を返えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子であって』とメシヤ様は書かれているのだということ。

>この『神の経綸の骨子』という御表現をメシヤ様がされているのは、この御論文だけなのだということ。

≫だから『神の経綸』と言ったら上記の事を言うのだということ。

◎先ずは『神の経綸』を示すという御心でメシヤ様は、この「文明の創造」を書こうとされたのだということ。

>そして、この「『神の経綸』を私達に示す」ということが(メシヤ様が「文明の創造」を書くにあたって)一番重要な事だったのだということ。

◎当然の結果と言えば当然の結果なのだが、(例えば癌だとしても)メシヤ様の御心に沿う形にしていけば、御守護いただけるのだということ。

 

「メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)」より抜粋つづき:

「文明の創造」からみた「大震災」の考察

受講者:

これだけこの時節に一気に次々に亡くなっているということは、やはり人生には大きな波が、ある程度決められているように思います。名前からわかる場合もありますけれども、それが今回の震災であったと。そういった時にこそ、正守護神様が必ず働いて下さるんだと思うんですね。

しかしよく考えてみれば、この御道にご案内し、お導き下さったということは、大変力を持っておられたのですが、それが人を救うどころか、波でコロンと掌を返すようにひっくり返ってしまうということは、よっぽどのものが憑いているんだというふうに思います。ここにありますよね、特例というものがあると、副霊の上にさらに乗っかっている動物霊というのが憑く。これがないとひっくり返らないんじゃないかなと、私は思います。

楳木先生:

やっぱり咄嗟だから、正守護神も相当力を発揮するよね、なんとか助けようと。しかしそれの閃きを押しつぶすようなのが、後ろに憑いているという事ですよね。副霊の後ろにもう一つ大きいのが憑いていて、そして助からないようにしているということだろうね。

受講者:

正守護神様はメシヤ教に入れるということが一番の目標であって、そして入れて人を救うということに対して全力で守って下さっているんだけども、だから少々のことは、一般人の人よりも、例えば、今回の震災にしても一般人の人よりかは大いに守っていただける部分があるべきなんですね。いくら罪穢れが一杯ある、罪深いと言っても、普通に人よりも罪穢れを解消しながら、なおかつ一般人よりももっと大きな御守護とそして大きな救いが出来るというふうに、本来は、そう仕組まれていると思うんです。

関東大震災の時もお言葉どおりにした大勢は助かったので・・。御在世当時は、御教えにあるとおり、教団の悪役側に加担といっても、悪の因縁解消で悪が悪を浄化など、いろんな悪の役目や意味など、様々あり、役目の程を超え召されるということもありましたが、今の時節は、大掛かりで、もう立て別けられているかのような大きな浄化で、全くやられて堆積してしまっていたんでしょうね。長い間かけて、曲げて悩んでという・・。 あちらは、御光が絶対と思ってますが、その御光も・・・。

楳木先生:

まぁね。霊罹りの、最近では3重から4重人格も出る子供がいるんですね。浄霊していると、だいたい多重人格というのは霊罹り状態で、それが時々浄霊していると出てくるのね。背中から首を押えると、独特な痛みがある。それで痛いという時も、普通の人間が痛いという時の言い方と違う、そういうのを押えると、もの凄い声を出すのね。結局ね、どうしても正守護神のお導きをいただけない人達は、そういった類がついている。

受講者:

たくさん憑いているっていうことですね。

楳木先生:

だからそういうのをとれるような、浄霊をして、そして徳を積んでいかないと信仰をやっている意味がないんです。そこへ薬を入れてしまうんで、余計に憑きやすくなっているんですね。

(後文割愛)

楳木先生:

だから今回の御教え、非常に大事だから毎日読んでもらいたい。1ヶ月間毎日、次の御教えが出てくるまで。今の支部長代理のようにゆっくり読むと結構時間かかるけど、黙読すれば、10分もかからないから、毎日読むと頭の中に文章がぐぅーと入ってくるから、そしてそれを元に△O△にどっぷりつかっている人に話し合っていかないとね。」

 

責任者:

ここではポイントだと思うところに下線を引きました。各自拝読をしてポイントを押えて下さい。

 

「メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)」より抜粋つづき:

薬併用は、「錯覚」

受講者:

そうですね、これ読んでいくと、分かるはずなのに。

楳木先生:

そう、いかに逆なことをやっているか、気づきそうなもんだけどね。それで、次のページ開いて下さい。ここに『悪発生の根本』という御言葉とそれから『地獄世界を作った根本原因』、段落で言えば2つ目の一番最後に『即ち薬剤こそ悪発生根本である』と書いてありますね。薬併用して浄霊、という事は、悪を発生しましょう、ということなんだから、○○さんに言ってるんだよ。」

受講者:

はい。

楳木先生:

ね、△O△の人と話すときには、即ち薬剤こそ悪発生の根本と書かれてあるので、『薬併用ということは悪を作ろうとしているんだ』と。『△O△が言う新しい経綸というのは悪を作る経綸』なんだと。」

受講者:

これは、薬という体的ということも勿論、霊的な事の方が大きいですよね。『こういう御教えも読んでるんですけどね、出てるんだけどね~』、『あぁ~、そう』ですね。

楳木先生:

だからここの処は良―く線引いといて、とにかくマーカーしといて下さい。『即ち薬剤こそ悪発生根本である』と根本と書かれてあるんだから、メシヤ様がそうおっしゃっているんですからね。

それからその次の段落の『地獄世界を作った根本原因』というのがある。その上に『錯覚』というのがあるでしょ。それをよく読んでいくと『それを病気が治る作用と錯覚したのである』と、『という訳で抑々此誤りこそ、今日の如き苦悩に満ちた地獄世界を作った根本原因である』と書いてある。ここにも根本原因と書いてますよね。ここにもマーカーしておいて下さい。

要するに『薬を飲む事によって人類は錯覚状態に陥れられてしまった』という訳ですね。この錯覚をしてしまっていることが、今日の如き苦悩に満ちた地獄世界を作った根本原因と書かれてある。地獄世界の根本原因はこれなんだと、メシヤ様が限定されているのでね。この事を何が何でも△O△の人達に分からせていかないと、救われない。

受講者:

そうですね、また会合に来てくれと言われてますけど(笑)

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は、『即ち薬剤こそ悪発生根本である。』と書かれているので、「薬を併用しながら浄霊をする」という事は、「悪を発生しましょう。」ということなのだということ。

>「薬を併用しながら浄霊をする」ということは、「悪を作ろうとしているのだ」ということ。

◎メシヤ様は、「薬を飲む事によって人類は錯覚状態に陥れられてしまった。」と仰っているのだということ。

>人類は、それ(薬で身体を弱らせることにより浄化作用は弱まり、それだけ苦痛は緩和されること)を病気が治る作用と錯覚したのだということ。

≫この(錯覚に因る)誤りこそ、今日のごとき苦悩に満ちた地獄世界を作った根本原因なのだということ。

・メシヤ様は、上記の様に仰っているので、薬を併用しながら浄霊をしている人達にこの事を理解して貰わないとその人達は救われないのだということ。

 

「メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)」より抜粋つづき:

「社会」を変えて行くということ

楳木先生:

さて御教えの最後のところですね。

『尚又人間の不幸をより減らすべく社会の組織機構は固より、政治、経済、教育、道徳、芸術等、凡ゆる文化面に亘って学問を進歩させ巧妙な機関施設等を作り、それが進歩発達して、現在の如き文明社会を作ったのであるから、帰する処来るべき地上天国樹立の為の準備に外ならなかったのである。』 ここもマーカーを入れといて下さい。

○○さん、要するに『社会性』と言った時に、社会のこのことが分からないとダメだということなんです。「今の政治・経済などの中のこの部分は地上天国建設の為に有効だと、しかしこの政治体制は有効ではない、ということを論ずるということが社会性」なんだと。△O△では、「社会でいろいろ問題を起こさない為に、救いの体制を整えるということが社会性」だと「錯覚」しているけれども、要するに「問題を起こさない為に医者を連れて来て、これが社会性」だと思っている。しかし「本来の社会性とは、地上天国を建設していくために、政治体制の中でこの部分は地上天国建設の為に役立つと、しかしこの部分は役立たないということを、論じていく」のが・・、マァ、本来の△O△活動だとすれば、それをやって行かないといけないのに、「全部社会の言いなり」になっているということであれば、地上天国建設ではないという訳です。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は、『尚又人間の不幸をより減らすべく社会の組織機構は固より、政治、経済、教育、道徳、芸術等、凡ゆる文化面に亘って学問を進歩させ巧妙な機関施設等を作り、それが進歩発達して、現在の如き文明社会を作ったのであるから、帰する処来るべき地上天国樹立の為の準備に外ならなかったのである。』と仰っているのだということ。

>「今の政治、経済等の中のこの部分は地上天国建設の為に有効だ。」と、しかし「この政治体制のこの部分は有効ではない。」、ということを論ずるということが「社会性」なんだということ。

≫だから、「社会性」と言った時には、社会のことが分からないとダメなのだということ。

 

「メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)」より抜粋つづき:

「大転換」できない毒された状態

楳木先生:

一番最後の段落6行、全くその文章そのままですね。

『以上の如く医学の根本は、人間の悪を作り健康を弱らす目的にあるので、予期の如き現在の世界が出来たのである。処が之以上進むとしたら、逆に人類破滅の危機に迄晒されるので、最早之以上の進歩は不可とし、茲に神は文明の大転換を行はんが為、私に対して真理を開示されたのであるから、之によって悪を或程度制約し、善主悪従の文明世界樹立の時となったのである。』ということを書かれてあります。

『文明の大転換を行はんが為、私に対して真理を開示された』とあるんだからね。これがまた大事な事です。」

受講者:

大転換の方法も示されていることですのでね。薬を入れると言う事、薬は悪だという事、薬を入れると人類の破滅になる、ということですから、薬を入れようと考えるということが、理解に苦しむ。人間的でアマノジャクですよね。

楳木先生:

そうそう。とにかく『人類破滅の危機に晒されるので』、と書かれているので、「あなた方は、まだ破滅に追いやろうとしているのか」という事です。△O△はね。」

受講者:

追いやろうとしてますね。

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎この御論文の終わりの文章でメシヤ様は、『医学の根本は、人間の悪を作り健康を弱らす目的にあるので、予期の如き現在の世界が出来たのである。処が之以上進むとしたら、逆に人類破滅の危機に迄晒されるので、最早之以上の進歩は不可とし、茲に神は文明の大転換を行はんが為、私に対して真理を開示されたのであるから、之によって悪を或程度制約し、善主悪従の文明世界樹立の時となったのである。』と仰っているのだということ。

>またこの文章の中で特に大事なことは『神は文明の大転換を行はんが為、私(メシヤ様)に対して真理を開示されたのである』という部分なのだということ。

 

「メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)」より抜粋つづき:

一人でも多く覚醒され、メシヤ様《御浄霊》の御力を

(前文割愛)

楳木先生:

昨日若い女性たちと面談したんですね。その子達の方が最後の世が来たと感じてらっしゃる。何故かというと言うと、友達関係が子供が出来ても流産する、2回3回とね。なかなかもう子孫繁栄が止まる時代に来てる。許されない。そういう時代にきていると。癌と奇形ということは、並行してずーと我々の肉体に起きてますからね。

ということで、浄霊力伝授者を大いに進めて行って下さい。入会しなくていいですから、とにかく浄霊力伝授をどんどんいただいてもらえるように、お願いします。

支部長代理:

以上もちまして、月次祭を終了させていただきます。ありがとうございました。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎妊娠しても繰り返し流産したりする人がいるので、子孫繫栄が許されないと思い「最後の世が来た」と感じている人達が出て来ているのだということ。

>上記のようなことを感じている人たちが出て来ているので、私達は浄霊力を拝受して下さる方をドンドン増やしていかなければならないのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回の学びでは、「文明の創造」を拝読していく上で私達が分かっていなければならない大切なことを御教示いただきました。それは、メシヤ様は「悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を返えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子である。」と仰っております。中でも大変重要なのは、先ずは私達にこの『神の経綸の骨子』を示すという御心で「文明の創造」を御執筆されたのだという事です。

又、メシヤ様は、「人類は、それ(薬で身体を弱らせることにより浄化作用は弱まり、それだけ苦痛が緩和されること)を病気が治る作用と錯覚したのだ。」と、だから、「この(錯覚に因る)誤りこそ、今日のごとき苦悩に満ちた地獄世界を作った根本原因なのだ。」と御垂示下さっているのだということも学びました。このことを認識した上で現在の日本を見てみると、ありとあらゆる薬が蔓延し、更に色々な種類のワクチン接種が推奨されていて至れり尽くせりです。正に私達は、メシヤ様が仰っているような「錯覚」に陥っている危険な世界にいるのだと思います。「文明の創造」を学んでいる私達は、今回学んだことをしっかり肚に落とし、今まで以上にメシヤ様の御教えと浄霊を伝えていかなければならない、今その時が来ているのだと強く感じております。立冬を過ぎ、寒さが一段と厳しくなってまいります。どうぞご自愛ください。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.125大阪(平成23年6月分)

 

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