研鑽資料no.158(2025年5月)

5月の学び

はじめに

責任者:

爽やかな5月の風が心地よく感じられる今日この頃ですが、皆様におかれましては、お元気にお過ごしでしょうか。

昨日の5月5日は、「主之大御神様御神体御出現記念大祭」でした。メシヤ教代表の楳木先生が、メシヤ様より「主之大御神様」の御神体をいただかれる迄の経緯を振り返り、「主之大御神様」の御神体に参拝出来る事への感謝の気持ちをより深く持ちつつ祭典に臨ませていただきました。

そして参拝後、メシヤ様より大変強い大御光をいただけましたことに対し再び深く感謝申し上げました。

さてそれでは引き続き「文明の創造」から学んで参りたく思いますので、よろしくお願いいたします。

 

「メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『自然を尊重せよ』

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

医学は特に結核患者に対しては、安静を最も重要とされているが、これは前にも述べたごとく大変な間違いである。ではどうするのが一番いいかというと、何よりも自然である。自然とは自分の身体を拘束する事なく、無理のないよう気儘にする事である。例えば熱があって大儀な時は、寝ろという命令を身体がすると思い、寝ればいいのである。また寝たくない起きたいと思うのは、起きていてもいいと命令されたと思い、起きればいいのである。歩きたければ歩き、駈出したければ駈出し、大きな声で唄いたければ唄い、仕事がしたければするというように、何でも心の命ずるままにするのが本当である。気が向かない心に満たない事は止すことである。要するにどこまでも自然である。これが結核に限らず、いかなる病に対しても同じ事がいえる。

食物も同様で、食べたい物を食べたい時に食べたいだけ食う、これが最もいいのである。薬はもちろん不可(いけ)ないが、食物としても薬だからとか、滋養になるとかいって、欲しくないものを我慢して食ったり、欲しいものを我慢して食わなかったりするのも間違っている。人体に必要なものは食べたい意欲が起ると共に食べたくないものは食べるなという訳である。そうして結核に特に悪いのは動物性蛋白である。少しは差支えないが、なるべく野菜を多く摂る方がよい。ところが今日の医学は、栄養は魚鳥獣肉に多いとして奨めるが、これが大変な誤りで、一時は元気が出たように思うが、続けると必ず衰弱を増す事になる。本来栄養とは植物性に多くある。考えてもみるがいい。動物性のもののみを食っていれば、敗血症などが起って必ず病気になり、生命に関わる事さえもある。それに反して菜食はいくらしても健康にこそなれ、病気には決して罹らないばかりか、長寿者となるに見ても明らかである。これについて私の体験をかいてみるが、私は若い頃結核で死の宣告を受けた時、それまで動物性食餌を多量に摂っていたのを、ある動機でその非を覚り、菜食にしてみたところ、それからメキメキ恢復に向かったので、医学の間違っている事を知り、薬も廃めてしまい、三ケ月間絶対菜食を続けたところ、それで病気はスッカリ治り、病気以前よりも健康体となったのである。その後他の病気はしたが結核のケの字もなく、六十八才の今日に到るも矍鑠(かくしゃく)として壮者を凌(しの)ぐものがある。もしその時それに気が付かなかったとしたら、無論あの世へ旅立っていたに違いないと、今でも思う度にゾッとするのである。

今一つは、喀血の場合である。これこそ菜食が最もいい。以前こういう患者があった。肉食するとその翌日必ず喀血するが、菜食をするとすぐ止まるという、実にハッキリしていた。これでみても菜食のよい事は間違いないのである。

今一つは、医師は疲労と睡眠不足を不可として戒めるが、これも間違っている。それは原理を知らないからで、疲労とはもちろん運動のためで、運動すれば足や腰を活動させるから、その部にある毒素に浄化作用が起り、微熱が発生する。微熱は疲労感を催す、それが疲れである。しかしそれだけ毒素が減るのだから結構な訳である。何よりも運動をさかんに行い常に疲労を繰返す人は健康であるに見ても判るであろう。だからくたびれた際足や腰の辺りを触ってみれば必ず微熱があるにみて、それだけ毒が溶ける訳である。

また睡眠不足は、結核には何ら影響はない、むしろいいくらいである。これは事実によってみればよく判る。何よりも睡眠不足の階級を見るがいい。旅館の従業員や花柳界の人達には、結核が最も少ないと医学でも言われている。

これについても説明してみるが、睡眠不足だと起きている時間が長くなるから、活動の時が多くなり、浄化が余計起るからそれだけ疲れる。ところが逆解的医学である以上、睡眠不足を不可とするのである。今一つこういう事でも判る。それは普通朝は熱が低く、午後三時か四時頃になると熱が出てくる。これも右の理と同様で、たとえ寝ていても神経を使うから浄化が起るのである。

 

御神意にかなうあり方

楳木先生:

それではいつものように、この御教えをしっかり我がものとして参りたいと思います。どうぞ足を楽にしていただいきたいと思います。

今回の御教えは大きくは5つに分けて理解をしていきたいと思います。

まず表題の如く『自然を尊重せよ』ということは、主神様のなされ方、あるいは主神様の御意図というのを、以前この中で学んだことがあります。すべて自然な流れである、と。自然ということが大事だ、ということをメシヤ様は一つ我々に御教えいただいて、その次に、合理的なんだ、と。主神様のなされ方は合理的なんだ、と。このことを今回は生活の中での具体例を挙げて、メシヤ様が我々にお示し下さっている、というふうに受け止めていけばいいんではないかなと思います。

それで真っ先にですね、1行目から読んでいきますと、『医学特に結核患者に対しては、安静を最も重要とされてゐるが、之は前にも述べた如く大変な間違ひである。ではどうするのが一番いいかといふと、何よりも自然である。』と、こういうふうに書かれています。

今朝ですね、NHKの「梅ちゃん先生」見てきた人いますか?誰も見てない?見てきました?今日医学生が質問に来て、何か言ってたでしょ。」

受講者:

あっそこ見てないです。

楳木先生:

そういうのは見てると言わないの。」

受講者:

そうですね(笑)

楳木先生:

(笑)あそこが一番会話で大事なのね。本人も結核になって、その時に「入院してて一番思ったことは“安静にしないといけない”ということだ」と。「しかし安静にはできないので、医者から色々『安静にしろ安静にしろ』と言われると、余計に安静に出来なくて、苦労したんだ」というふうに医学生が答えてるのね。ああいうセリフを聞いとくと、メシヤ様の御教えからして、その普通に医者がしゃべることと、患者の身になった時の会話と合わせていくと、(御教えどおり)実態は(不自然で無理があって)違うんだ、ということがだんだん分かってくるので、是非今度からは、見だしたらセリフを良く聞いてみておいて下さいね。一つお願いしますよ。

私が、何故、その朝のドラマと大河ドラマを必ず見るかというと、時代の精神を反映しているからなのです。物語が古くても現代の平成24年に、まぁ作成したのは去年から作成しているだろうけど、平成24年の現代に当てはめたように作家や脚本家が時代に合わせて作っているから、その(古い)時代のことが分かるためには、ああいうドラマ(の風潮)と、もう一つは博報堂とかそういうところが“時代の精神”ということで発表しているものを聞いて、見て(理解出来て)おかないと現代という時代を救う事ができないということです。

(世を救うべき宗教が)宗教の役割を果たしていけないために・・、昨日もですね、岡山支部で、「ドラマでこんなこと言ってたね」と話をしたら、「いやぁ先生も楽しみがないといけませんからね。」と。「いや、楽しみで見ているんじゃないんだ(笑)」と。「勉強するために見てるんだ」と、まぁちょっと笑い話をしたところなんですけどね。

(その時代その時代に応じて)「時代の空気」とか「時代の精神」を知った上でその時代をメシヤ様の教えに基づいて救済するんだ、という姿勢を我々がいつも持っておかないと、メシヤ様の御手足として役割を果たして行くということに繋がっていきませんので、どうかよろしくお願いしたいと思います。

そして、ずっとここを拝読していきますと、『歩きたければ歩き、駈出したければ駈出し、大きな声で唄ひたければ唄ひ、仕事がしたければするといふやうに、何でも心の命ずるままにするのが本当である。』と。

こういうことはですね、聖書にも出ております。例えば、聖書の中に歌について、聖書の中に何てあるか、聞いたことありませんかね?歌について、何節のどこに書いてあるかということは、私は専門家ではないのでわかりませんが、昔ですね、「主を讃え主のみまえで新しき歌を歌って捧げよ」という、そういう聖書の文言があります。だから2000年前からも主神様を讃えるために、自分の新しい歌を捧げなさいと、そういうことをイエス・キリストはみんなに訴えていたわけですね。

それを今我々は現実的にメシヤ様から力をいただきながら、直接教えを垂れて下さってますので、そのことを元にして主神様の御存在を讃えていく、メシヤ様の偉大さを讃えていくということを、思わず歌いたくなったら歌っていくというような(讃え伝えていく)ことを、やっぱり重ねていったらいいと思いますね。

(後略)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎今回の御教えは大きくは5つに分けて理解をしていくのだということ。

>理解する上で、まず表題の如く『自然を尊重せよ』ということは、主神様のなされ方、あるいは主神様の御意図というのは、すべて自然な流れであり、自然ということが大事なのだということ。

>その次に、主神様のなされ方は合理的なんだということを分かっておくのだということ。

≫今回はこれら(上記)のことをメシヤ様は、生活の中での具体例を挙げて私達にお示し下さっているのだということ。

◎先ず1点目、メシヤ様は、冒頭から『医学特に結核患者に対しては、安静を最も重要とされてゐるが、之は前にも述べた如く大変な間違ひである。ではどうするのが一番いいかといふと、何よりも自然である。』と、こういうふうに書かれているのだということ。

◎NHKの朝ドラや大河ドラマは「時代の精神」を反映しているので、視聴して(その精神を理解出来て)おかないと現代という時代を救う事ができないのだということ。

>メシヤ様の御手足としての役割を果たして行くということに繋げていく為にも私達は、「時代の空気」とか「時代の精神」を知った上で、「その時代をメシヤ様の教えに基づいて救済するのだ。」という姿勢を常に持っておくのだということ。

◎今、現実的に私達はメシヤ様から(力をいただきながら)、直接教えを垂れていただいているのだということ。

>その御教えを元にして主神様の御存在を讃えていく、メシヤ様の偉大さを讃えていく(思わず歌いたくなったら歌っていくというように讃え伝えていく)ということを、重ねていったら良いのだということ。

 

「メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)」より抜粋つづき:

自然で合理的な食事法

楳木先生:

それから2点目は食事について、『食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食う。之が最もいいのである。』ということを、これも何度も皆さん方お聞きしていると思いますけど、しかし時代に流されてですね、「これは体にいいよ」という形で、食べることを勧められています。それから「体に悪いから、これは食べ過ぎないように」というような言い方をします。とりわけ栄養補助食品のですね、コマーシャルがずっーと我々の耳に入ってくるし、テレビをつけてると目から入ってくるので、体にいいから食べるというようなことを我々は刷り込まれております。テレビやラジオの影響をうけて、まっNHKを見てるとさほど入って来ないんですけども、民放のものをつけていると絶えずそういうメッセージがずっと入ってきますので、我々の思考形態も“これは体にいいんだ”と思って食べる傾向になってしまいます。

それは本来のものではないんだと、体が欲するものを、食べたい時に食べたいだけ食べるという姿勢が一番いいんだということです。それが2番目に我々が受け止めておかないといけないことであろうかと思います。

それで『そうして結核に特に悪いのは動物性蛋白である。少しは差支へないが、成可(なるべく)野菜を多く摂る方がよい。』ということです。例えば、浄化について、「その浄化の症状が酷い時には肉食は控えた方がいい、野菜を中心にした方がいい」と言うと、今度は我々は極端になって“肉類は絶対ダメ”と思い込んでしまいます。しかし、メシヤ様はこのように結核の時、『少しはいいが』とおっしゃっていますので、どこまでも極端にならないように、野菜中心に過ごしていただければ健康に恵まれていくんではないかなと思います。

それに基づいて、ですね、メシヤ様の御自身の御体験を書かれてあります。『私は若い頃結核で死の宣告を受けた時、それ迄動物性食餌を多量に摂ってゐたのを、或動機で其非を覚り、菜食にしてみた処、それからメキメキ恢復に向ったので、医学の間違ってゐる事を知り薬も廃めて了ひ、三ケ月間絶対菜食を続けた処、それで病気はスッカリ治り、病気以前よりも健康体となったのである。』というふうにメシヤ様が御自身の体験を示して下さっております。

私もですね、先月ここで痛風の話をしました。そしたらですね、翌週の火曜日の朝から、“どうもこの足の親指と人差し指の中間の少し内側が痛いな”と思って、川崎で月次祭をさせていただいて、それから川崎駅の近くに車を止めているので、20分くらい歩いて車を取りにいかないといけない。その間“どうも歩きにくいなぁ”と、痛みを覚えながら車を取りに行って、それから群馬へ行って、・・群馬は夜7時過ぎから勉強会をしますので、勉強会をして11時になってその家を出たら、もう歩けなくなりましてね。そして、車までは乗り込んで、そこからまた20分くらいのところにホテルをとってるので、夜11時半ごろホテルに着いたら、もう1歩も歩けないようになって。そして、トランクにキャスターがついていますので、それにしがみつきながら、ビッコを引いてずっとホテルに入って行ってったら、ホテルのフロントの男性が飛び出して来てくれて、中に案内してくれました。ちょうど雨が降っていたので、そういう中で入ったんですけど、一晩中うずいて眠れませんでした。

そこでですね、浄霊の箇所を皆さんに説明したので、“これは自分の体を通して確認をしないといけないという御神命であろう”と受け止めて、まぁ自分の不摂生もあるわけなんですけれども、もう一度あの時に説明しましたように、「尿酸を排泄するたんぱくは、腎臓だけで作られていると思ったけども、最近は小腸大腸でも作られているということが分かった」という報告を皆さん方にしましたので、もう一度ネット上で細かく調べてみると、このことは以前から、医学の世界では随分判っていたんだけども、実証できなかったために発表をキチンとしてなかったということで、だいたい2/3のたんぱくが腎臓で作られていて、1/3が小腸大腸で作られているという解説でしたので、その割合で浄霊をしました。

腎臓を2/3の時間費やして、そして1/3の時間は小腸大腸を浄霊して、それから痛いところの付け根を浄霊して、これを繰り返ししておりましたら、一晩中痛かったんですけれども、朝になったらまぁ移動できることになったので、それから次のところに行って行事して、そしてまた移動して、そこでまた一晩中浄霊をして、この時は大分眠ることができたので、浄霊して、そして、その翌日松江まで行って・・。この松江はですね、駐車場が田んぼなんですね。田んぼ今使わないようにして、そこを駐車場にしているんですが、そこから普段ですと2,3分で歩いて行けるところを10分くらいかけて、まぁ振動を与えないようにずっと歩いてですね、月次祭と勉強会をして、「今日はこういう痛風の状態なので、いただきものは一切食べないので」ということで早めにホテルに入って、また浄霊をずっとしてたんですけれども、出雲支部の時には立ったり座ったりが、割とスムーズにできるようになりましたので、やはり浄霊の割合はこれでいいなという感じで、しっかり浄霊しながら帰ってきました。

それで皆さん方の誠のお蔭で新本部の引っ越しをすることができましたので、その引っ越しの終わるまで、痛みがありました。“これはやっぱり引っ越しの時にあんまり調子良すぎると、いろいろ意欲を持って本部の使い方の配置を決めてしまうので、少し控え目に配置を決めないといけないんだろう”ということで・・。

引越屋さんに頼んだんですけど、書籍を詰めるのは自分で詰めておかないと、引越屋さんにやらせると本棚に納める順番が全く分からなくなりますので、細かく箱にどの本棚の何段の奥だとか手前だとか、全部書きこんで詰めていかないといけませんので、そういうことを体を休めながらずっと帰ってから3日間かけて・・。それから御書を奉書紙に当ててそれから保護材で包むという、そういうことも時間をかけてしっかりやらせていただきながら、引っ越しが終了した途端に楽になりました。

これはやっぱり「慎重にやれ」ということもあるんだろうけれども、これは肉体的にも精神的にもですね、神様からいろいろと御神慮をいただいたんだと思いますが、この時も治るまで一切魚とか肉を食べないで菜食を中心に、しかもごはんも控えめにしながらやったので、ベルトが2つ穴小さくなりました。まぁちょうどいいぐらいになりました。時々皆さん方の誠をいただくので太り過ぎるので、定期的に浄化をいただいて適度な体重に戻るのでね。これは余談ですけれども、体調がすっかり良くなりましたので、これから新たな気持ちでまた御神業に臨ましていただきたいと思います。

ですから痛風の人がいたら、浄霊させていただく場合、腎臓と小腸大腸の割合は、たんぱく質を作る能力からいくと2/3が腎臓だと、1/3が小腸大腸だということを分かった上で、腎臓中心によく浄霊をしてあげていただきたいと思います。普通痛風になるともう一生ものになってしまうので・・、出雲支部の責任者も痛風なんで、ああやって自然農法やってても痛風になる部分があります。

痛風になるのは、この尿酸の排泄がちょっとできなくなるのと、もう一つは大変なストレスをかかえた場合になっていく、ということでありますので、私も皆さん方にお願いはしたものの、莫大なお金が集まるかどうかというのを、非常に心配・・、神様にお任せするとは言えですね、一応不動産屋と取引相手側と折衝しながら、もう工事も始めてましたので、現金が用意できないことには、大変な問題が生じてしまうので、その間・・、顔はこんな顔してますけど、心の中では随分ストレスを抱えてしまったので、そういうことが重なってですね、痛風が起きたんではないかなと思います。

しかし、こうしてわずかな期間で御守護いただいていったので、改めてこの御浄霊の素晴らしさを感じました。しかもメシヤ様から、こうして浄化症状がキツイ時には菜食にして、そして乗り越えて、また仕事とか勉強とかを始める時に、動物性たんぱくを入れていけばいいんだ、というこの御教え通りに動いていくと、短期間で乗り越えていくことができるという、そういう実体験をさせていただいたので、大変ありがたかったと思います。

それでは、その次4つ目にですね、『喀血の場合』でも・・、普通喀血するわけですから貧血症状が起きたり、さまざまなことが起きるので、通常「レバーを食べなさい」とかいうようなことが起きてきますけれども、やはりメシヤ様の実体験と、それからその当時扱った患者さん方の姿を見ると、やはり菜食をすると喀血には非常にいいんだということを、こうして御示しいただいていますので、しっかり受け止めていきたいと思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎2点目は食事について、メシヤ様は、『食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食う。之が最もいいのである。』と仰っているのだということ。

>コマーシャル等で「これは体にいいよ。」という形で、食べることを勧められたり、「体に悪いから、これは食べ過ぎないように。」というような言い方をしたりすることによって、私達の思考形態は「これは体にいいんだ。」と思って食べる傾向になっているのだが、それは本来のものではないんだということ。

>「体が欲するものを、食べたい時に食べたいだけ食べる。」という姿勢が一番良いのだということ。

◎3点目は、『そうして結核に特に悪いのは動物性蛋白である。少しは差支へないが、成可(なるべく)野菜を多く摂る方がよい。』とメシヤ様は、仰っているのだということ。

>例えば、浄化について、「その浄化の症状が酷い時には肉食は控えた方がいい、野菜を中心にした方がいい。」と言うと、私達は極端になって“肉類は絶対ダメ”だと思い込んでしまうが、メシヤ様は上記のように結核の時、『少しはいいが』と仰っているので、どこまでも極端にならないようにて、野菜中心の食事にして過ごせば健康に恵まれていくのだということ。

◎痛風の人に浄霊を取り次ぐ場合、(蛋白質を作る能力からいくと腎臓と小腸大腸の割合は、2/3が腎臓だと、1/3が小腸大腸だということを分かった上で)腎臓中心によく浄霊をするのだということ。

>痛風になるのは、尿酸の排泄ができなくなるのと、もう一つは大変なストレスをかかえた場合になっていくのだということ。

≫痛風のような、浄化症状がキツイ時には菜食にして乗り越えるのだということ。また仕事とか勉強とかを始める時には、動物性蛋白質を取り入れていけばいいのだというように、この御教え通りに動いていくとキツイ浄化も短期間で乗り越えることができるのだということ。

◎4つ目は、『喀血の場合である。これこそ菜食が最もいい。以前こういう患者があった。肉食するとその翌日必ず喀血するが、菜食をするとすぐ止まるという、実にハッキリしていた。これでみても菜食のよい事は間違いないのである。』とメシヤ様は、仰っているのだということ。

>しかし、喀血する場合、貧血症状が起きたり、さまざまなことが起きるので、通常「レバーを食べなさい」とかいうようなことが起きてくるのだということ。

≫だがやはり、メシヤ様の実体験と、それからその当時の患者さん方の姿を拝見すると、菜食は喀血する場合には非常に良いのだということ。

 

「メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)」より抜粋つづき:

睡眠について

楳木先生:

それからその次5番目としては、『運動と睡眠不足』ということを教えていただいております。しかし、この睡眠不足が非常にいいんだといっても、○○さんみたいな睡眠不足はあんまりよくないんだ、と。睡眠不足過ぎるのでね。メシヤ様もだいたい御日常でですね、口述筆記をされる時には2時に終わっております。2時に終わっているけれども、メシヤ様の場合は起床時間が7時半から8時くらいになっています。ですからその後メシヤ様がお起きになって、そして身づくろいが整ったら、皆さんで御挨拶に、奉仕者の方が御挨拶に行くのが、8時過ぎだということでありますので、メシヤ様もだいたい5時間ぐらいは御休みになられてますので、睡眠不足とはいえ、あまり極端に睡眠不足にし過ぎると、これまたそっちの疲れが出てきますので適度に睡眠をとるようにね、支部の人達みんなで、「○○さん寝て下さいよ」というのをいつも口癖にしておいて下さい。メールが来るのが3時とか4時とかですので、おそらくこれまで起きてるんだろうなと思ったりしてるので、「ちゃんと睡眠時間をとってますか」というように言っておいて下さい。ただ寝過ぎの人は(笑)、少し睡眠時間を縮めていくことをお勧めします。

『私は努めて不足する様にしてますがね。睡眠時間が足りないとね、それ丈活動する時間が多いですからそれ丈健康になるんです。』

まぁ今回の御教えの中では、そういうことを確認しておいていただければ大変ありがたいと思います。それではそういうことを確認をさせていただいて、いつものように質疑応答形式の勉強会に入りたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎5点目は、『運動と睡眠不足』ということを教えて下さっているのだということ。

>メシヤ様は、だいたい5時間ぐらいは御休みになられているので、睡眠不足とはいえ、あまり極端に睡眠不足にし過ぎるのは良くないのだということ。

 

「メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)」より抜粋つづき:

食べたいだけ、食べさせてよ!?

受講者:

『食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食う。』ということが、今現在の食生活がだんだん乱れてきているので、例えば娘とか息子に、もしそれを言ったら、それこそ、変なものばっかりをやっぱり食べたくなるんじゃないかと思うんですね。それって難しいなと思うんです。あの~屁理屈みたいになっちゃいますけど、実際にね、“じゃあどう説明しようかな?”と思うと、昔のように「これがいいんだよ、ああいうのがいいんだよ」と言っていかないと、基本的なことが、ちょっと若者には分からないということが今あるんではないかなと思うんです。

楳木先生:

これはやっぱり今の若い人達に是非分かっておいてもらわないといけないのは、終戦後のですね、アメリカの占領政策をしっかり分かっといてもらわないといけないということですね。これは日本の精神性があまりにも高いので、あるいは日本人の能力があまりにも優秀なので、この日本をこのまま野放しにしてるとアメリカがやられてしまう、ということで、日本人の「優秀性」や「精神性」を潰す政策に入ってきているわけですね。

それがいわゆる学校の世界では日教組を作らせたということですね。共産主義を利用しながら日本人の精神性を壊していった、と。

それからもう一つは、マクドナルドとかコカコーラを中心にして日本人の味覚を壊していくという、この(唯物主体の思考と感覚という)二重の政策によって、味覚が壊されていっているんだ、と。

だから「“そういうものを食べたい”と思うことは、アメリカの占領政策に見事あなた方はやられているんだ」と。

そして「やられてしまったのは私が悪いんだ」と。「そこまでちゃんとあんた達の面倒を見てなかった私が悪いので、本当に申し訳ない」と、滂沱の涙を流しながら詫びていき、そして、「逆に世界は日本食をこれほど見直している時代はないんだ、日本食の素晴らしさというのを見直しているんだから、あなた方は世界の人々に遅れをとっているんだから、もう1度考え直してもらいたい」というふうに、切々と訴えて、そして切り変えていって下さいね。

○○さんの得意分野になるんだけれども、新潟出張所の方でスライブのユーチューブのは、みんな見ましたか?そうすると○○さんがいつも説明してくれる宇宙エネルギー・・、無尽蔵に作れる宇宙エネルギーの作り方というのは、実験して、もうそういう機械を作り出していっておりますので、だから一方では、そういう「本当のもの」は権力者によって潰されつつ・・、ということは、進んでいる日本人の精神性も、そっちから潰されつつ、何とか日本人は一生懸命生きていっているということがあるわけですね。

それから一昨日ぐらいから、グーグルが夢の自動車ができた、というのをずっと報じてるでしょ。プリウスに種々装置をつけて、盲目の方でも、一切触らずに目的地まで連れて行ってくれる車がもうできた、と。そして、それを公道に走らせられるようにアメリカで法律がだいたい整ったので、今度はこれから5、6年かけて公道実験をずっと進めて、そして6年後ぐらいには販売開始をする、ということで、一生懸命今報道されております。

ですから物質世界では理想世界にどんどん近付いていってます。それからメシヤ様が『夢物語』として御教えを書かれている『二十一世紀(御教えへ)』という御論文の方向へずっと進んでおります。しかし「精神性」がそこへいっていないというところがあります。△OAが陥っているところは、もう、物質的なことはその専門家がずっと進めているので、そこに立ち入っていく必要はないわけです。専門家の根っこに対する働きかけとして、宗教の世界は、「精神性」を高めて、物心両面相まった理想世界を造るという精神面を高めていかないといけないんだけれども、物質面に引きずり込まれている。この現状を理解した上で、もう一回自分達の「立ち位置」というのを見直していかないといけない時期であるわけですね。

「精神性」の世界は今日も勉強したように、やっぱり肉体が欲するものを食べていく、「心が欲するもの」を食べていくという、“その精神性が日本人の中から今非常に欠如していっているので、もう一回そういうものを呼び起こしていくというのが、実は家庭教育なんだ”というように思って取り組んでいいただきたいと思いますね。

やっぱりこうやって暖かくなってくると、この舌が“タケノコを食べたくなる”とかね、それからいろいろ芽吹いてきているので、“タラの芽の天ぷらが食べたいな”とか、「旬のものを食べたくなる」という人が、実は本物の日本人の生活をしているということですね。

そういう意欲が湧かないということは、どこか「欠落」しているところがあるんだ、と。だから“その欠落しているところを修正していくのが、まぁ30歳までの子供をもっている人の親の役割なんだ”と、そういうふうな気持ちをもって生活をさせていただくとね、より一層親としての役割の重大さと、それからやり甲斐のある仕事だなぁということでね。

受講者:

30歳までならね、まだだからちょっとホッとしました。

楳木先生:

「30にして立つ」だから、30までは徹底して親が教育していかないとね。まぁ肉体的には女性は19歳、男性は25歳で頂点に達するので、精神性はやっぱり30までは、そういうことを教えてあげていただくといいですね。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここでは子供を持つ親は、30歳までの自分の子供に対して「日本人としての精神性」を徹底して教育していかなければならないのだということの重要性を御教示いただいておりますので、各自、確認して下さい。

 

「メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)」より抜粋つづき:

「猫」のはなし

受講者:

ちょっと話変わるんですけど、岡山支部のブログを拝見した時に、動物のことについて書いてあったと思うんですが、それは飼い猫とか飼い犬を家の部屋の中で飼うことについてのお話だったと思うんですが、ちょうど3,4日前に隣の人が「猫に気をつけてね。」と言っていらしたんですね。

それで「どうしたんですか」と聞いたらと、「ちょっとでも窓とか開けてたり、何かの用事で玄関を開けてたりすると入ってくる黒い猫がいるんだ」と。そして「我が家はソファにその猫が座るんだ」と言われるんですね。

「えー!?」と聞いてたんですけど、ちょっと木原さんにもお話してたんですけど、「野良猫とかの場合、やはり先祖が野良猫になって、そこの家にいくんだ」と。でもそこだけじゃなくて、よそのところにも出没してるらしいんですけどね。

支部長代理:

いや、「ソファーに座るとかいう、そこの家の人と同じようにいる(野良)猫の場合」、で。でも違う場合もあるけどね。

受講者:

ともかくその方は、その猫が本当に困る、何とかしたいらしいんですね。何か方法はないのかなぁと思いましてね。

楳木先生:

もう叱りつければいい。」

受講者:

はぁ~。

楳木先生:

叱りつけんといかん、そういう場合は、それで追い回さないといかん。もう何か持ってバシバシやりながら、相手を叩く必要はないけど、音を出して追い出さないとね

それは来るよ。猫というのは一番厚かましいんだから、布教は厚かましくいかないといけないけど(笑)、猫も厚かましい。もうどこでも上がっていくから、だからここに絶対来てはいかんというふうにしてね。

家にも今、庭まで来る猫が・・、前の家が飼っている黒い猫が来るわけ。だから敷地に入ってきたら、もう私怒りますから、「コラッ!」と全力を挙げて声を出してね(笑)。最初はね、こうやって睨んでいるの、猫が。“わしの方が先に来てたんだぞ”という顔してね。しかし「わしは持ち主だ」と、もの凄く怒るの。そうすると私の顔見るともう逃げていくようになる。これはカラスも一緒ね。ゴミをあさるカラスも、叱りつけないといけない。その代わり、向こうが弱いと見たら、攻撃してくるから。その時何か持っておかないといけない。そして来たら、バシッと叩くぐらいの(笑)。それで、人間の言葉というのは一番強いわけだから、この言霊(ことたま)を発揮して叱っていけばね。

受講者:

それと何か音を立てた方がいいんですね。

楳木先生:

うん、そうです。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎野良猫やカラスが敷地内に入ってきた時は、(人間の言葉は言霊が一番強いので、この言霊を発揮して)りつけて、(例えば箒などで)音を立てながら追い出すのだということ。

 

「メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)」より抜粋つづき:

病と食事について

受講者:

あの~『食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食う。』ということなんですけど、胃潰瘍でも好きなもの食べていいんですか?

楳木先生:

胃潰瘍の人、好きなもん食べてると、痛いでしょ?(笑)」

受講者:

(笑)

あっそうです、でも食べたいというんです。それで食べると痛いというんです。(笑)

一同:

(笑)

楳木先生:

だから、それは本人が痛いの我慢して食べなければいいことでね。よく、ほらっ口の中に、噛んだりして傷ができるでしょ?そうすると、しょっぱい物とか食べられなくなるよね、痛くて。これは胃が訴えて噛ませるわけでね。そうするとその痛いものは、食べないようにしておけば胃が元に戻るので、その為に口の中に、口内炎ができたり、いろいろするわけなのでね。

だからこういう御教えを元に、「体の中にいろいろ異変が起きてくるのは、体自体が訴えているんだ」というふうに受け止めていけばいいのね。そんなに痛いなら食べないでしょ、普通は。それか、口で味わって出すかしないと。胃に入れてしまうと痛いわけだから、それはちょっとねぇ、聞くまでもない。痛い物は食べん方がいいよ、ということだね。お母さんのこと?」

受講者:

そうです。ミカンが好きで、夏ミカンとか酸っぱいのが大好きで食べたいんだけど、食べると、食べ過ぎると痛い。まぁ1つくらいなら大丈夫なんですけど、

楳木先生:

でしょ、そうしたら食べ過ぎるのがよくないわけなので、ほどほどにすればいいわけです。

さっきの私の痛風も、プリン体がダメだということだから、プリン体というと、例えば魚であれば、エビとカニと、それからタコ、イカ、こういったものはプリン体が多いので食べちゃいかんと言うんだけど、これは一口も食べちゃいけないということではないわけで、何事も、好きだからと食べ過ぎるからよくないわけだから、過ぎたら何にしてもよくない、と。

だからその辺の「ほどほどに食べるんなら食べても大丈夫だよ」と、そういうふうにお母さんには言ってあげてね。

痛風はビールも悪いということになっているんだけれども、ビールは適度に飲めばいい、と。痛風には問題ない。多少日本酒はあんまりよくないようだけれども。」

受講者:

350mlの1缶ぐらいなら何ともないですよね。

楳木先生:

そう、何ともないわけ。ただ、みんな恐ろしがってね、全部控えてしまうので、そうするとメシヤ様の『食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食う。』ということが、少しズレてくる。しかし、この『食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食う。』というこの御言葉と、『程とは(みおしえへ)』という御教えをくっつけて、いつも食事をしておかないと、食べ過ぎてしまうのでね。だから程、「程があるんだよ」というふうに、お母さんには言ってあげていただきたいと思いますね。」

受講者:

魚も食べ過ぎると一応その強い動物の動物性たんぱくを食べ過ぎるとよくないという・・、強い動物性たんぱく、牛肉と比べると?

楳木先生:

いや、牛肉というのと比べていくと、魚も小魚と大きい魚というのとか、いろいろあるから、俊敏さをもって仕事に当たらないといけない時には、小魚を少し食べておかないといけないし、だからそういう自分の就いている職、仕事の内容によって多少はそういうものを食べていかないといけない。そういうこと言ったらね、これから暑くなっていくので、配管の仕事とかは、もの凄く汗を流しながらやらんといけないのでね、自分の体からそういうものを、肉体的に使ってしまう部分は、ある程度口に入れておかないといけないので、その仕事の内容を思いながら食べ物というのを調整していったらいいと思いますね。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここでは、浄化している時の食事のとり方等を御教示いただいております。各自、確認していただきたく思います。

 

編集後記

責任者:

今回は、主神様の御意図というものは、すべてが自然な流れであり、「自然」ということが大事なのだということと、主神様のなされ方は合理的なんだということを認識しておくことがこの『自然を尊重せよ』という御教えを理解する上で先ず大切なのだということを御教示いただきました。今月は、『程とは』という御教えでメシヤ様が『人間は第一に程を守る事で、程さえ守っていれば、すべてはスラスラとうまく行くに決っている、嗚呼(ああ)程なるかな、程なるかなである。』と仰っていることを肚に落とし、右に偏ったり、左に偏ったりしないようにして、今回御教えいただいた5つの事柄を頭に置いて過ごさせていただこうと思います。

これから暑い季節に向かいます。どうぞご自愛ください。有難うございました。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらから覧いただけます。

メシヤ講座no.136大阪(平成24年5月分)

 

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