研鑽資料no.161(2025年7月)

7月に向けての学び

はじめに

責任者:

梅雨も中休みとなったのか、昨日今日と真夏の暑さになっておりますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

「昼の時代」に入り太陽の活動も活発になり、特に今年の後半には太陽活動の極大期を迎えると予測されております。そのような中、様々な浄化が世界中の人々の上に起きてきており、その渦中にあり、起きてきた事象を御教えに照らして正しく判断しお取次ぎをさせていただくということが私達の重要な役割となってきていると思います。そのような想いのもと、先日の「地上天国祭」にて、「私達にいただいている夫々の役割を、メシヤ様の御手足となり務めさせていただきます。」と主神様、メシヤ様に念じ奉らせていただきました。

さて、それでは引き続き「文明の創造」から学んで参りたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

「メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『人間と病気』

「文明の創造、科学篇」 昭和27(1952)年

近代医学においては、病原のほとんどは細菌とされている。従って細菌の伝染さえ防げば、病に罹らないとする建前になっているが、ただそれだけでははなはだ浅薄であって、どうしても細菌というものの実体が、明確に判らなければならないのである。というのはたとえ黴菌といえども、何らかの理由によって、どこからか発生されたものである以上、その根本まで突止め、把握しなければ意味をなさない訳である。

としたら現在程度の学問では、それが不可能であるから、真の医学の成立などは思いもよらないのである。いくら微小な細菌といえども、突如として偶然に発生したものではもちろんない。この原理は後に詳しくかくが、その黴菌が病原となり、その感染によって人間が苦しむとしたら、一体黴菌なるものは何がため、何の必要あって、この世界に存在するものであるかを考うべきである。何となれば森羅万象一切は、ことごとく人間に必要なもののみであって、不必要なものは一つもないから、もし不必要となれば自然淘汰されてしまうのは歴史に見ても明らかである。ただその時代に必要である間生存しているだけに過ぎない事なので人類学上からみても、幾多の実例のある事で、彼の古代におけるマンモスや恐竜や、名も知れぬ怪獣等の存在していた事も、よくそれを物語っている。としたら黴菌といえども実在する限り、何らかの役目をもっているに違いないが、今日までの学問ではそこまで判らなかったため、無暗に恐れていたのである。右によってみる時、造物主すなわち神が人間を苦しめ、その生命までも脅かすような病原菌を作ったという訳は、実は重大な意味が含まれているのであるにかかわらず、今までの人間はこの点に何ら疑問を起さず、全然無関心に過ごして来たところに問題がある。それというのも学問がそこまで進歩していなかったからで、この意味からいっても、私はこの著によって現代文化人に自覚を与え、頭脳を高く引き上げなければならないと思うのである。

ここで、今一つの重要事をかかねばならないが、そもそも主神はなぜ宇宙及び人間を作られたかという事であって、恐らくこれ以上重要な根本的問題はあるまいと共に、この事程誰もが知りたいと希う事柄もまたあるまい。しかも現在に到るまでこれについて何人も異論なく、首肯すべき程の説明を与えた物はなかったのであるから、それをここに説いてみるが、本来主神の御目的とは何であるかというと、それは人間世界をして真善美完(まった)き理想世界を造りこれを無限に向上発達せしめるにあるので、これこそ永遠不滅の真理である。従って今日までの人智では、到底想像すら出来得ない程の輝かしい未来をもっているのであるとしたら、人間はこの前途の光明を胸に抱きつつ楽しんで天職使命に尽すべきである。そういう訳で主神の御目的を遂行すべき役目として造られたのが人間である以上、人間は右の使命を真底から自覚すると共に、生命のあらん限り、その線から離れる事なく働くべきである。それには何といってもまず健康が第一であるべきにかかわらず、現実は果たしてどうであろうか。誰も知るごとく人間は実に病に犯〔冒〕され易く健康を損なう場合が余りに多い事実である。それがため神は不断に健康を保持されるべく、人体に対し健康擁護の自然作用を与えられているのである。ではその作用とは一体何であるかと言うと、これが意外にも病気というものであるから何人も驚くであろう。それについて充分説明してみるが、まず人間が人間としての役目を果たさんとする場合、どうしても全身に汚穢が溜る。これについても後に詳しく説くが、ともかく汚穢とは霊にあっては曇りであり、肉体にあっては濁血である。ところが人体に汚穢が溜り、ある限度を越えるや、人間活動に支障を及ぼす事になるので、これが除かれるべく前述のごとく、自然作用すなわち浄化作用が起るのである。ところがこの浄化作用の過程が苦痛となるため、この苦痛を病気として、悪い意味に解釈したのが現在までの考え方であった。そこで人間一度病気に犯されるや、健康を損ねるものと逆に考えるから、生命の危険をも予想し憂慮するのである。そのためさきに説いたごとく、その苦痛を消滅あるいは軽減させようとして、種々の工夫を凝らして出来たものが、現在のごとき医療であるから、いかに誤っていたかが判るであろう。

以上によって考えても分るごとく、病気なるものは、実に人間の健康を保持せんがための、神の最大なる恩恵である事が分るであろう。従ってこの真理を基本として構成された医学こそ、真の医学と言うべきである。

 

『諸善佛神咸く其志を遂ぐるなり』

楳木先生:

それではよろしくお願いします。

先月から、この『文明の創造』を直接拝読するようになりまして、先月は『栄養』というところを拝読いたしまして、『栄養』は非常に具体例をお示しいただきながら、人間の体を基に、私達の栄養に対する考え方をお示しいただきました。

今月は、今日拝読したところは『人間と病気』というタイトルですけれども、実は本日ですね、祝詞を奏上させいただいて、善言讃詞を奏上した時に、その善言讃詞のメシヤ様が詠まれた中にですね、『諸善佛神咸く其志を遂ぐるなり』というところがあります。この諸善佛神は、善の世界で、この世を天国にしていこうということで取り組んでこられたけれども、真実が明かされてないためにその志を遂げることができずに、今日を迎えております。メシヤ様によってその真実が明かされることによって、今までの諸善佛神がすべてですね、目標を達成できるということです。いわば地上天国の建設ができていくということです。

しかし、教団自体が『文明の創造』すらですね・・、昨日岡山でですね、長いこと○○Aの販社の御用をされたりしてきたけれども退職して、それから箱根の方に祭典奉仕に年2回行っていたけれども、“もう教団も、もうこれで○○Aも終わりだ、このままどんどんどんどん衰退の一途を辿ってしまうから、もうこれは限界だ”と感じて、そして去年の暮れに“最後の御奉仕として上がらせてもらおう”と思っていたけれども、ケガをしたりしたために行けなくて、今年に入り、6月15日に御奉仕に上がろうと・・。

“これを最後に箱根の祭典奉仕は終わる、終わらせよう”ということで行って、その道中の中で、“メシヤ様がこの世を救い、そして、この地上に天国を建設するための設計図である『文明の創造』はいつ出るんだろうか。今回○○Aも、ある程度まとまった御論文を出したけど、その中にも『文明の創造』はキチンとした形では出ていないので、いつになったら出るんだろうか・・”と考えながら新幹線でずっと岡山まで帰った、と。

その直後にですね、(メシヤ教の)信者さんから『文明の創造』のこの本を見せられて・・、「こんなのが出たんですよ」と見せられたために、まぁ驚喜・・、驚いて喜んでですね、そして“ついに出たか!”ということで、昨日、月次祭にご参拝に来てましたけれども、この地上天国の設計図を世に出すことで、諸善佛神が志を遂げていって、地上に天国建設が可能になっていくわけです。

皆さん方に、「布教の時に氏神様とかにお参りして下さい」というのは、御挨拶ということもあるけれども、実はメシヤ様の御光をお届して、そして祝詞を奏上することによって、諸善佛神が志を遂げていくことができる、ということになりますので、メシヤ様の御光を届けると同時に、こういう真理を世に知らしめていくことによって、(天地一対となって)地上天国建設が可能になっていくということであります。そういう意味でこの『文明の創造』の発刊は大変目出たいことであると思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様が詠まれた「善言讃詞」の中に、『諸善佛神咸く其志を遂ぐるなり』という箇所があるが、この「諸善佛神」は、善の世界でこの世を天国にしていこうということで取り組んでこられたのだけれども、真実が明かされていなかったがためにその志を遂げることができず、今日を迎えているのだということ。

>メシヤ様が、その真実が明かされることによって、全ての「諸善佛神」が、目標(地上天国の建設)を達成できるのだということ。

◎「地上天国」の設計図である「文明の創造」を世に出すことで、「諸善佛神」が志を遂げていき、地上に天国建設が可能になっていくのだということ。

>私達に「布教の時に氏神様とかにお参りして下さい。」と言われるのは、氏神様への御挨拶ということだけではなく、メシヤ様の御光を氏神様にお届し、そして祝詞を奏上することによって、「諸善佛神が志を遂げていくことができる。」ということになるからなのだということ。

>メシヤ様の御光を氏神様(「諸善佛神」)に届けると同時に、こういう真理(「文明の創造」)を世に知らしめていくことによって(天地一対となって)地上天国建設が可能になっていくのだということ。≫以上の意味でこの『文明の創造』の発刊は大変目出たいことなのだということ。

 

「メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)」より抜粋つづき:

『地上経綸』の根本観

楳木先生:

今月は『人間と病気』ということではあるんだけれども、それは、善言讃詞で唱えたそういうことが成就していく、それから○○さんが拝読した『世界救世(メシヤ)教 教義』の中の冒頭にある『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。』という、これらの捉え方を分かり易くメシヤ様は我々にお示し下さっている御教えだということです。

今月もですね、今日からこの『人間と病気』というのは毎日拝読をしていただいて、そして、その拝読が終わったら、他のところも時間の許す限り拝読するというような生活をですね、送っていただきたいと思います。

今回、この御教えはですね、『人間と病気』というふうにタイトルをおつけになってはいるんですけれど、しかし、冒頭から拝読をしていきますと、黴菌とか細菌の発生理由というのは一体何か、という、そういう説き方を私達に示されて、そして根本まで追求しなければ解決ができないんだ、ということをメシヤ様は述べられています。

そして、驚くようなことが書かれております。何が驚くかというと、この世の中に存在しているものはすべて人間に必要なものが存在しているんだ、と。そして、人間に不必要になったものは自然淘汰されていくんだ、と。このような歴史観を示されている宗教の教組はおりません。こんな偉大な歴史観を我々に与えて下っているのはメシヤ様だけであります。

具体的に言えば、恐竜とかマンモスとかそういうものは、他の御論文の中では、土地を固める、ブヨブヨな土地を固めるために、そういうものを使って、まぁ土木工事をしたんだ、というふうにお書きになっていますけれども、それ自体もすべて人間が生まれてくるための準備だったんだということです。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎この御論文は『人間と病気』ということではあるが、その内容は(前記のように)善言讃詞で唱えたことが成就していくのだということと、『世界救世(メシヤ)教 教義』の中の冒頭にある『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。』という、これらの捉え方をメシヤ様が分かり易く私達にお示し下さっている御教えなのだということ。

◎この御教えのタイトルは、『人間と病気』だが、冒頭から拝読をしていくと、メシヤ様は「黴菌とか細菌の発生理由というのは一体何か。」ということを私達に示され、そして「根本まで追求しなければ解決ができないのだ。」ということを述べられているのだということ。

>メシヤ様は、「この世の中に存在しているものはすべて人間に必要なものが存在しているのだ。」そして、「人間に不必要になったものは自然淘汰されていくのだ。」という驚くような歴史観を示されているのだということ。

>このように偉大な歴史観を私達に与えて下っているのは、メシヤ様だけなのだということ。

>「偉大な歴史観」について具体的に言えば、メシヤ様は他の御論文の中で「ブヨブヨな土地を固めるために、恐竜とかマンモスそういうものを使って、まぁ土木工事をしたのだ。」というふうに書かれているが、それ自体もすべて人間が生まれてくるための準備だったのだということ。

 

「メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)」より抜粋つづき:

進歩発展していく「霊主の学問」

楳木先生:

ですから、先月も少しお話しましたが、ヒッグス粒子が確認できたということは、物質化をしていくために必要な素粒子の一番小さいところまで確認することができたという、ちょうど、この『文明の創造』発刊と同時にですね、そこまで人類の知恵が辿りついたと。そして次は霊の世界に入っていきますが、霊がどこまでも主導しながら、物質ができあがってくるという事です。

だからまず・・、後ろの方には小さいお子さんがいらっしゃいますけど、お腹に子供が宿った時にですね、人間の言葉によってこの肉体がずっと(人間らしく)完成していくわけですね、これは言霊学を研究していくと、その言葉によって肉体が形成されていくということがよく分かります。とりわけ分かりやすいのは、「ホツマツタヱ」の中の「ヲシデ」というものがあります。「ヲシデ」いわば曼荼羅図の原型になった言葉の表です。この言葉の並び方によって、肉体のどこができるかということが、言霊学上、もうすでに解明されております。

ですから、こういうことは実験はできないんですけれども・・、それはたとえば、お腹に子供が宿った時に「人間の言葉を一切聞かせないで犬の鳴き声だけを聞かせた場合どうなっていくだろうか?」というようなことを実験するということだけでも恐ろしいことなんですけれど、そのワ行だけを許された動物の鳴き声だけを聞かせた場合はどういう子供になっていくかとか、それから牛はマ行ですので、マ行だけを聞かせていった場合にどういう子供になっていくか、馬だったらハ行です、ハ行だけを聞かせていった場合どうなるのか、という恐ろしい実験をした場合には、大変なことが起きるんではないかなと推測されるくらい、この(見えない)霊の世界が我々のこの物質界を主導しております。まぁ、そうしたことをメシヤ様が分かり易く今回示されておりますので、どうか噛みしめながら、拝読を繰り返していただきたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎前回のメシヤ講座でも話題にされているが、「ヒッグス粒子」を確認できたということは、人類の知恵が、「物質化をしていくために必要な素粒子の一番小さいところまで確認することができたのだ。」というところまで辿りついたのだということ。

>そして次は霊の世界に入っていくのだが、「霊がどこまでも主導しながら、物質ができあがってくる。」のだということ。

◎この御論文でメシヤ様は、「見えない霊の世界が我々のこの物質界を主導しているのだ。」ということを分かり易く示されているので、そのことの深い意味を十分に感じ取りながら、繰り返し拝読するのだということ。

 

「メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)」より抜粋つづき:

『文明の創造』の根本観

楳木先生:

それと同時にですね、メシヤ様がこの昭和27年当時の文化人にたいして、自覚を与えるためにこれは書かれたんだ、ということですね。その当時の文化人に、ものの考え方をもっと根本的にしなさい、と。そういうこと自覚を促すために、この『文明の創造』を書かれたんだと・・。しかし、これは残念ながら、60年間ずっと閉ざされたままでありましたので、自覚が促されないで60年間過ぎてしまったということですね。

それで、我々はこの『文明の創造』を出していくということは、“その(ものの考え方の)自覚を促すためにこの本を頒布していくんだ“という気持ちをもって、より一層広めていただければありがたいと思います。

とりわけ、さきほど月次祭が始まる前に、メシヤ様御在世中に入信された○さんという、90歳の方が今日お参りに来ていただいて、そして、今日の御教えにピッタリなことを私に言ってくれました。

『そういう訳で主神の御目的を遂行すべき役目として造られたのが人間である以上、人間は右の使命を真底から自覚すると共に、生命のあらん限り、其線から離れる事なく働くべきである。』

という部分がありましたが、「90歳になりますけど、まだ人救いのためにお捧げしたい」というふうに、さっき言って下さいましたので、そういうお手本の鑑のような言葉を聞かせていただいたので、一層ですね、“我々若い人達がもっともっと見習うべきであるなぁ”というふうに思わせていただきながら話をさせていただきました。

ですから、今回は『人間と病気』というタイトルではありますけども、長い時をかけて地球ができて、そして、生命が地球に宿って、それから最後に人間を創り出され、そして、すべてのことは人間に必要なために存在しており、人間に必要が無くなったらすべて淘汰されるという、こうした歴史観(経綸観)をメシヤ様の信者は持ってですね、是非今月もですね、御教え拝読を重ねながらそれを身につけていただければ大変ありがたいと思います。

最初にそういうことをお願いをさせていただいて、いつものようにですね、質疑応答的な勉強会に移りたいと思いますのでよろしくお願いします。」

(後文割愛)

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は、「偉大な歴史観」等を私達に与えて下さっていると同時に、昭和27年当時の文化人に対して「ものの考え方をもっと根本的にしなさい。」と自覚を促す為に「文明の創造」を書かれたのだということ。

>しかし、残念ながら、「文明の創造」は(メシヤ教によって世に出されるまでの)60年間ずっと閉ざされた(自覚が促されない)まま60年間過ぎてしまったのだということ。

>私達が「文明の創造」を世に出していくということは、「ものの考え方に対する自覚を促すためにこの本を頒布していくのだ。」という気持ちをもって広めていくのだということ。

◎メシヤ様の信徒は、「長い時をかけて地球ができ、その地球に生命が宿り、最後に人間を創り出され、そして全てのことは人間に必要なので存在しており、必要が無くなったらすべて淘汰される。」という、こうした歴史観(経綸観)を持って御教え拝読を重ねながらそれを身につけていくのだということ。

 

「メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)」より抜粋つづき:

「浄霊ネットワーク(浄霊乞食)」は治らないワケ

楳木先生:

昨日もいろいろ質問が出たんだけど、○○Aの人達の信仰が陥っていってる浄霊観というのが・・、恐ろしい浄霊観に陥っています。

どういう恐ろしい浄霊観かというと、浄霊をいただくということは本来「救い」なんだけれども、自分が「ちょっと具合が悪い」と、「誰かが訪ねて来てくれて浄霊をしてくれる」と・・。本部のほうの言葉としては、「一人を救いきる」というような言い方をしてるでしょ。

人を救うためには、浄霊をいただきたい人が来てもらわないといけないわけです。(ネットワークと称して訪問スケジュールまで立てるなど、ひたすら)浄霊をしに行ってはいけないわけです、人を救いきるにはね。

それを、みんなで訪問して浄霊をする。そうするといつか、浄霊に来てくれて楽になるんだけれども、すぐ具合が悪くなる、と。これはどういうことかというと、“人に手をかけてもらいたい”という「愛に飢えた状態」に陥っている。だから非常に、浄霊観がもの凄いレベルの低い状態に陥っている。○○Aの「救いきる」という取り組みの一番陥っているところです。

こういうことではね、とても地上天国建設なんてできるような「霊性」を身につけることはできない。まぁその点にね、みんな気付いてもらいたい。

だから、昨日そういう人に浄霊に行っている人が何人かいたので、「メシヤ様は、使命のある人には、『這ってでも来い』と言われている。まだ信仰が分からない、使命にまだ気付いていない人のところには、メシヤ様はとんでいって浄霊をされている。『あなたは、どっちを選びたいのか』という問いかけをしなさい。そうしないとその人の向上は見い出せないですよ。」というような返事をしたんですけどね。

だから、みんな「使命をいただいてメシヤ様の御用を担いたい」ということであれば、這ってでも来ないといけない。浄霊は、這ってでも来ないといけない。しかし、ただ単に「救われたい」という程度であれば、訪ねていって浄霊をしてあげるというレベルでもいいんだと。しかし、「信仰を長いことしてきて、メシヤ様の言うことがよく分かってきたら、それに合うほうを選ばしていかない限りね、地上天国建設にお役に立てる人にはなりませんよ」と。」

受講者:

交換浄霊でね、忙しいんですよ。(笑)

「奇蹟乞食」

支部長代理:

交換浄霊という言い方はないでしょ。

受講者:

あっ、相互浄霊か。日本じゃなくて外国へ行くということばかり書いてますよ。

楳木先生:

あぁ外国で布教すると。」

(後略)

楳木先生:

なるほど。」

受講者:

○○○め教団もね。ロシアに向けて、と言うてね。今ロシアに行ってます。アフリカから。

支部長代理:

(もっと)外国にも力を入れていくということですか?

楳木先生:

いやぁ海外はね、浄霊をすると「奇蹟」が出るの。」

支部長代理:

人間の霊が違いますからね。

楳木先生:

そう、霊が違うから「奇蹟」がよく出るわね。だから、奇蹟を・・・、こういうのを私も今回書いたんですけどね、いわゆる「浄霊乞食」という、浄霊ばかりいただきたいというものと、次はね、「奇蹟乞食」。奇蹟を一回見たら、神を信じるくらいじゃないといけないのに、「もっと奇蹟がほしい、もっと奇蹟がほしい」というようなところに陥ってしまいます。

これがメシヤ様という教祖になる人と、凡人の違いです。教祖になる人は一旦御守護いただいたり、一回奇蹟を見せられたら、絶対忘れない。そのことを寸分違わず覚えてて、それを心の中に膨らませながら、生活をしていくという人が教祖になれるわけです。

「昨日御守護いただいて、もう今日忘れてるような人」は、なかなかね、そういうふうにはなれない。そして、「あそこに行って、みてもらったらどうだろうか」という生活になっていくのでね。世界○○教が陥っているところは、そういうところがありますのでね、覚醒させていって下さいね、みなさん。」

受講者:

浄化は厳しいじゃないですか。でもやっぱり持ってるからどんどん溶ける。ねっ?そういいはるよね。だから、大変なんだけど、「溶かしてもらってる」っていう考え方多いですけど。本当は、だんだん良くなっていかないといけないですよね。浄化したら良くなって、また浄化したら良くなって。

楳木先生:

だから、メシヤ様は3日寝込んだら、『御神意に叶ってない』とおっしゃってる。」

受講者:

はぁ~。

楳木先生:

浄化いただいても、3日で起き上がらないといけない。そうしないと御神意に叶ってないから、だらだらだらだら浄化してるということは、これは御神意に叶っていないので、「御神意とは何か?」というところを相手と面談をして、キチンと指導してあげないといけないわけね。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここでは、間違った「浄霊観」について丁寧に御説明下さっています。各自拝読し、御教示下さったことの要点を掴んでいただきたく思います。

 

「メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)」より抜粋つづき:

ノドの病について

受講者:

甲状腺の御浄霊の急所は・・、(隣に座って入る方は)呼吸障害の方なんですが。

楳木先生:

もうどれぐらいになるの?」

受講者:

15年位前に。水分だけは欲しいけど、ごはんとか全然欲しく無くて、3,4年そういう状態が続いて、“まぁなんとかなるかな”という感じでほっといたら、アレルギーの病院で検査したら、なんかいっぱい病名言われて、「甲状腺が」と言われ、4年くらい薬を飲み続けました。

飲み始めの時は、すごく軽くなったと思ったんですけど、その後あまりパッとした変化が全然ないし、“もういいかな”と。病院に行っても、いっこうに変わらず、「じゃあ続けて飲んで下さい」というだけで何もないので、もう自分で“止めましょう”と思って、勝手にやめて、でまた医者に行ったら、「じゃあ、もう別に飲まなくてもいいです」と。

楳木先生:

じゃあ症状はもう止まっている状態ですね。」

受講者:

まぁそうです。薬飲むまでは、汗がパァッと出てたんですけど、結構なんか知らない間に、というか、薬を飲んでた(ので止まっていた)。

楳木先生:

その時お医者さんはですね、甲状腺の働きというようなことについて、説明をしてくれました?」

受講者:

いや、全然です。

楳木先生:

どの辺りのところがちょっと異常だ、とか。」

受講者:

いえ。何も。ただ「甲状腺の異常だ」と言うだけで。

楳木先生:

じゃあ、病名も甲状腺とか言っただけですか?甲状腺なになに、とかいうのは?」

受講者:

あの・・、亢進症とか、低下症とかバセドーとか、橋本病とか一杯書いてあったんで、「これです、というようなものではないです」と。

楳木先生:

あぁ。症状からいくと、いろいろ出てくるということですね。で、何回くらい浄霊いただいているの?」

受講者:

まだ2回目です。

楳木先生:

浄霊いただいたら、どうですか?」

受講者:

あの~、今あまり感じないです(この場ではおっしゃらなかったが、御浄霊中ずっと、ブルブルと震わしながら、背中、首など強く捻じ曲げ回される)。盲腸を高校1年の時にとって、(出産時)帝王切開して、手術も一回してまして、あとは歯が悪かったので、小学校の時は、かなり麻酔とか、10年以上にわたり、ずっとしていて。

楳木先生:

歯の治療を10年くらいしてます?」

受講者:

はい。

楳木先生:

じゃあ、それ(麻酔薬)が多分甲状腺の原因になっていますのでね。それから、お腹切る時に、麻酔も2回してるしね。まあ盲腸の手術の時は、たいして使わないけど、ただ、盲腸自体はないといけないものを、とってしまうので、それも影響はしてくるけども、甲状腺の場合は、その歯の治療が一番の原因のもとですからね。

だから、一番中心にすべきところは、延髄です。浄霊してあげる時に、延髄を一番よくしてあげて下さい。それから、この辺りは押えた時はどう?・・自分で押えてみて・・痛いでしょ・・・たいしたことない?

受講者:

張ってる感じはあるんですけど、張ってない感じをあんまり知らない。

楳木先生:

だからその辺りをよーくしないといけないです。それから、ここ、胸の真ん中とか。バセドーとかそういう病気そのものについては、延髄が一番だけども、手術をそれだけしてるから、腎臓、肝臓も、よくしてあげて下さい。ただ、浄霊力伝授もこの前、いただいたんだったね。

受講者:

そうですね。はい。

楳木先生:

自己浄霊する時の仕方を、よく覚えてやってください。それから、ここ(支部)へ来るか、どこかで浄霊する時に、そこをよく浄霊してあげるといいですね。

受講者:

あの、さっき「浄霊します」(集団浄霊で「御浄霊を賜ります」)と言われた時に、(御浄霊中も)凄くここが押されている感じがありました。あれは、浄化?

楳木先生:

そうそう、浄化。光がね、スッーと、司会が言うことによって、光が一層強くなるので、その時に、悪いところが浄化し始めるのでね。そういうことを感じれるというのは、浄霊をしっかりさせていただければね、いい方向にいくと思いますのでね。来た時よりも、顔の感じがいい。

支部長代理:

そうですね。前が悪いというんじゃなくて、より一層よくなってるということ。

楳木先生:

まぁ、そして、そういう所が浄化していくので、時間のある時に、自分で手をかざしていって下さい。で、ここを横からよくして下さい。こういう感じでね・・・両側ね・・前をするときは・・・胸の真ん中をして・・肝臓はこの奥なので・・右のあばら骨の下から斜め上に・・こう手を入れたところをよくして・・お臍の両側をして、そしてソケイ部をして下さい。うしろに手は回ります?ぐっと・・・ああよく回るね・・。

支部長代理:

・・ちょっと力が入って固いね、背筋を伸ばしてこうやったほうが。曲げたままでは。

楳木先生:

まだ若いから、手を上げてるとちゃんと上がるようになるから、後ろ頭はね(笑)。延髄をよく浄霊して。それから、ここに凡の窪というちょっと凹んだところがあるでしょ。真中のそこの上、ちょっと上の所、そこを一番長くして下さい。麻酔をそれだけ使っていると、そこにね、その麻酔が残っている。

でもそれがね、いっぺんに溶かすと体がおかしくなるので、こうやって月次祭にお参りしては、浄霊していると、溶け方が、その人に一番ふさわしい溶け方になる。神様にお参りしつついただいていく方が、(御守護により)自分にふさわしいような溶け方をしていくので、だから月次祭の御参拝は大事ですね。月次祭の御参拝とかをせずに、浄霊だけいただいていると、変な溶け方を(笑)します。これは神様に礼を尽くしながらやっていくと、(御守護が厚く)さっきお話したように3日以上寝込むことなく浄化を許されて行く。」

受講者:

それでね、お礼を言う。感謝の言葉を「ありがとうございます」と。

楳木先生:

(笑)そうそう、“楽になったなぁ”と思ったらこのようにお礼を捧げてね、「ありがとうございます」と(笑)。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここでは、喉(甲状腺)が浄化している方への浄霊の取り次ぎ方を御教示くださっています。各自拝読し要点を掴んでいただきたく思います。

 

編集後記

責任者:

今回の学びでは、メシヤ様が御教え下さっている「偉大な歴史観」等を再確認いたしました。そうすることによって、私達は「長い時をかけて地球ができ、その地球に生命が宿り、最後に人間が創り出され、そして全てのことは人間に必要なので存在しており、必要が無くなったら全て淘汰される。」という、こうした歴史観を持って御教え拝読を重ねながら、その内容を身につけていかなければならないのだということの重要性を理解することが出来たように思います。又、浄霊は、正しい浄霊観と知識を持ってお取次ぎしていかなければならないと強く思いました。

天気予報によりますと、今週は全国的に晴天となり気温が大幅に上昇し、各地で真夏日や猛暑日となる見込みだそうです。熱中症などに注意してお過ごし下さい。有難うございました。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらから覧いただけます。

メシヤ講座no.139大阪(平成24年8月分)

 

印刷はこちらからどうぞ