7月の学び
はじめに
責任者:
6月27日、西日本で一斉に梅雨明けが発表されました。異例の早さとなった梅雨明けに、コメ不足が続いている昨今、稲作に必要な水が充分に貯水できたのだろうかと心配になりました。そういう状況の中ではありますが、秋にはコメ不足が解消されることを祈りながら、引き続き「文明の創造」から学んで参りたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋:
<今月の御教え>
『無機質界』
「文明の創造、科学篇」 昭和27(1952)年
ここで、いよいよ細菌発生の原理とその順序をかいてみるが、そもそも細菌という有機物は、現在最も進歩した原〔電〕子顕微鏡でも、六万倍までしか見えないとされており、これが現在までの限度ではあるが、無論極点ではない。
いずれの日か顕微鏡の発達は、超微生物までをも捕捉出来るようになる事は予想されるが、問題はただその時期である。まず現在の程度から推しても、ずっと先の事と見ねばなるまい。
そうして科学の現在であるが、唯物的に見れば最早その極点にまで達しており、次の世界であるところの無機質界の一歩手前まで来ていて、大きな壁に突き当っているという状態にあるという事だ。従ってその壁を突き破ってしまえばいいのであるが、実はそれが容易ではない。ところがたとえ壁を突き破り得てもその先が問題である。というのはその先こそ唯物科学では到底捕捉する事の出来ない、言わば無に等しい世界であるからである。
それについては、彼の湯川博士の中間子論であるが、もちろん同博士は、理論物理学専攻の学者であるから、最初理論によって中間子の存在を発表したところ、たまたま他の学者が宇宙線を写真に撮影しようとした際、中間子である幾つかの素粒子が乾板(かんぱん)に印影されたので、ここに博士の理論は、実験的に確認された訳である。つまり実験物理学によって裏付けされたので、ノーベル賞獲得となったので、これは普(あまね)く知られている通りである。ところが私の唱える説も理論神霊学であると共に、この応用によって素晴らしい治病の効果を挙げているのであるから、実験神霊学としての立派な裏付けも完成しているのである。としたら科学的に言ってもいかに大なる発見であるかが分るであろう。
これを一層判り易く言えば、唯物科学の到達し得たところの極致点が、現在の原子科学であるとしたら、その次の存在であるところの世界、すなわち私の唱える無機質界が明らかにされたのであるから、科学上から言っても実に画期的一大進歩と言えよう。そうしてこの世界こそさきに述べたごとく、科学と神霊との繋りの存在であって、今ここに説くところのこの文は、つまり科学界と神霊界との中間にある空白を充填した訳である。実にこの空白こそ今日まで科学者も、哲学者も、宗教家も知らんとして知り得なかったところの、神秘的謎の世界であったのである。もちろん以前から知識人の誰もが心の奥深く内在していたところの、真理探求の的そのものが、いよいよここに暴かれたのであって、長い間の理想の夢が実現されたのである。しかし文化の進歩は、いつの日かはこの神秘境にまで到達されなければならない事は、誰も予想していたに違いないが、多くの人達は無論科学の進歩によるとしか想っていなかった事も肯けるが、意外にもその予想は裏切られ、私という宗教家によって発見されたのである。けれども単に捉えただけでは何らの意味もなさないが、要はそれを活用し、普く人類の福祉に役立たせてこそ、初めて大なる意義を生ずるのであるが、この事も期待に外れず、病患の九十パーセント以上は完全に治癒されると共に、人間寿齢の延長までも可能となったのである。
以上のごとく、この大発見によって、人類に与える恩恵は、到底言葉や文字で表わす事は出来得まい。従ってこの事が世界人類に普く知れ渡った暁、現代文明は一大転換を捲き起し、人類史上空前の一新紀元を画(かく)する事となろう。ここに到っては最早科学も宗教もない、否、科学でもあり、宗教でもあり、いまだ人類の経験にも、想像にも無かったところの、真の文明時代出現となるのであろう事は、断言して憚らないのである。さていよいよ無機質界と物質界との関係に移るとしよう。
神霊学における「理論」と「実験(実証)」
楳木先生:
この御論文を拝読させていただいて、感想としては「非常に難しいところがございますねぇ」という方が多くいます。それで少しメシヤ様がこの御論文を書かれた時期から今日までの推移を見詰めていきますと、昭和27年にこの御論文を書かれた時には顕微鏡は6万倍ぐらいまで見えるというところから、約60年間経ってですね、この度ヒッグス粒子まで確認できたという時代を迎えております。
ですから“メシヤ様がいよいよこの『理論神霊学』、『実験神霊学』を証立てる時期を我々は迎えているんだ”というふうに受け止めていただければいいのではないかなぁと思います。
我々はですね、“メシヤ様”とお祈りすることによって多大な御浄霊力をいただいて、大きな御守護をいただいて、そして感謝の御報告をさせていただきます。この部分が『実験神霊学』の部分でありますね。
そして、御教えに基づいて、例えば、ずっと我々が学んできた心言行というものは、輝く心言行へと取り組んで(実践して)いけば徳が備わっていって恵まれていくという、そういう法則と、それからこの心言行が非常に汚れていくとそれが曇りを発生して運命がいい方向には行かないという、そういう(因果律を説く)『理論神霊学』という世界があります。
この両方を、実は我々は御教え拝読をしながら、日々まぁ行っていることであるというふうに受け止めながら、この御論文を繰り返し繰り返し拝読しながら、日々の信仰生活というのは実はそういうことなんだ、というふうに定着させるように日々を送っていただければ大変ありがたいと思います。
その『理論神霊学』(の中で)は、一つは我々の生活に不可欠な「霊主体従の法則」というのがあります。この「霊主体従の法則」は来月拝読をするところになっていきます。
それから「浄霊の原理」という部分があります。浄霊の光が何故魂まで到達していくのか、あるいは曇りを解消していくのか、あるいは濁血を浄化して、溶かしていってしまうのか、あるいは消滅させていくのかというのは、この素粒子よりもさらに小さい世界の存在が浄霊の光だから、あらゆるものを透過し(作用させ)ていくということであります。」
責任者:
ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。
◎メシヤ様がこの御論文『無機質界』を書かれた昭和27年から今日までの推移を見詰めていくと、顕微鏡は6万倍ぐらいまで見えるというところから、約60年間経ち、この度ヒッグス粒子まで確認できる時代を迎えているのだということ。
>だから私達は、「メシヤ様がいよいよこの『理論神霊学』、『実験神霊学』を証拠立てる時期を迎えているのだ。」というふうに受け止めておけば良いのだということ。
≫私達は、「メシヤ様」とお祈りすることによって浄霊力をいただき、大きな御守護をいただいて、そして感謝の御報告をさせていただきます。この部分が『実験神霊学』の部分なのだということ。
≫そして、例えば私達が御教えに基づいて学んできた心言行というものは、「輝く心言行へと取り組んで(実践して)いけば徳が備わっていって恵まれていくのだ。」という法則と、それから「この心言行が非常に汚れていくと、それが曇りを発生して運命がいい方向には行かないのだ。」という(因果律を説く)『理論神霊学』という世界があるのだということ。
◎私達は、御教え拝読をしながら『実験神霊学』と『理論神霊学』の両方を日々行っているのだということ。
>私達は、この御論文を繰り返し拝読しながら、「日々の信仰生活というのは前記のようなことなのだ。」というふうに定着させるような日々を送るのだということ。
◎『理論神霊学』の中には、我々の生活に不可欠な「霊主体従の法則」と「浄霊の原理」があるのだということ。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋つづき:
主神様の世界経綸をキャッチする
楳木先生:
実はメシヤ様はそういうことを、昭和27年当時、湯川博士のこの発見を通して、自分の理論が明らかにされて来始めたんだということを、ここではお述べになっておられますので、世の中の流れとメシヤ様の御論文をいつもくっつけて見ていけるような、そういう御教えの拝読の仕方をしていただければ大変ありがたいと思います。」
責任者:
ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。
◎メシヤ様は昭和27年当時この御論文で「湯川博士の発見を通して、御自分の理論が明らかにされ始めたのだ。」ということを述べられているのだということ。
>世の中の流れを見る時に、メシヤ様の御論文といつも照らし合わせながら見ていけるような、そういう御教え拝読を私達はするのだということ。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋つづき:
『世界救世(メシヤ)教 教義』は信仰魂なり
楳木先生:
だから、今月はまた今日から30回読んでいただいて、1日1回読めば30回読めますので、来月の月次祭までに、ここのところをまず読んでから、他のところを読んでいただくという、そういう生活を日々送っていただきたいと思います。
これは(30回というのは)ですね、「世界救世(きゅうせい)教」時代ですね、通常12歳から「おひかり」を御下付することができる、いわゆる入信することができるという時代と、それから7歳になったら「おひかり」をいただけるという時代もありました。
しかし、私が布教所長をしてる時に、7歳の子供に「おひかり」を御下付する時の教修をどのようにしていくか、といろいろ試した時期があるんですけれど、その時にですね、今日○○さんに拝読していただいた『世界救世(メシヤ)教 教義』を暗記してもらおうと。それで暗記できた子は、魂が分かったということで、「おひかり」を御下付しようと。勿論3日間の教修もしつつね。だいたい7歳の子が1ヶ月かかると完璧に覚えます。7歳の頭脳でいくと、まぁ1ヶ月で完璧に覚えます。
だいたい子供に覚えさせると母親も覚えてきます。だから30代40代の人でも、1ヶ月間子供と一緒にワンセンテンスずつ暗記させていくと、(親子とも)1ヶ月でだいたい覚えてきます。
これ全文を暗記しようということではなくて、1ヶ月間まぁ30回拝読をすると、おおよそ我々の頭の中にですね、長期記憶のような形でたんぱく質状に物質化して脳の中に残っていきますので、おおよそ「あの~これどういう内容だったかね~?」と聞かれると、この文言通りには出てこなくてもおおよその説明ができるようになりますので、是非毎日毎日拝読しつつ、他の御論文も拝読していただけるように一つお願いをしておきたいと思います。」
責任者:
ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。
◎御教えの全文を暗記するということではなくて、1ヶ月間(30回)拝読をすると、私達の頭の中に御教えが長期記憶のような形でたんぱく質状に物質化して脳の中に残っていくので、この御教えを毎日拝読しつつ、他の御論文も拝読していくのだということ。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋つづき:
○○A信者を「知っている方」へ
楳木先生:
それから今月のメシヤ講座の中に2つの御論文を掲載しておりますけれども、これはですね、先月の直会の時に○○さんから、もう帰り際に質問を受けた『夜叉龍神』のこととか、『国武彦尊』のことについて、中途の話になってしまったので、この(掲載した)御論文を『文明の創造』(の中の御論文)と合わせて、平行して読んでいただくと随分理解できるんではないかなぁということで載せました。
昭和26年にメシヤ様がお書きになった御論文(『時局と霊界』へ)の中では『○○○之尊』という表現を使われております。それから『○○龍神』というふうになっております。それを、昭和27年に『文明の創造』を御執筆になられた時に、時期が来たので明かすということで、『国武彦尊』(くにたけひこのみこと)という神名と、『夜叉龍神』という龍神名を明らかにされております。そういう邪神界の中で、メシヤ様の御光をもって解脱せしめた者の眷属(部下)達が、まだ想念という世界で残存して(人類の想念に影響させて)いるので、それを切り替えていかないといけないのが、実は我々の御神業です。
頭目は改心したんだけれども、その下の眷属達が、よりしつこく動いているということが今の現代社会でありますので、言い方悪いですけども、広域〇〇団の組織を見ると、〇長とかというのはある程度紳士ですよね。しかし、下っ端に行くほど始末が悪い、〇〇ピラというのは、もういくら言い聞かせてもしょうがない。そこへゆくと〇長となると、警察署長なり、さらにその上の組織から話をしていけば、「分かりました、了解しました」というやりとりができるんですけれども、下ほどそういう話し合いができません。
ですから、そういうところの、向こう側の世界(邪神界の眷属たち)のやってることというのは、なかなか始末が悪いわけです。
それ(『暴虐手段を以て、世界を自由にしようとし、目的の為に手段を選ばざる的のやり方』によって『○○龍神の眷族が憑依して私を責めた』など)が今、いわば「メシヤ様を教組と仰いでいる教団の中で起きていることだ」というふうに受け止めていただきたいと思います。
善言讃詞の中でですね、今まで善言讃詞の解説書(善言讃詞のてほどき)というのが世界救世(きゅうせい)教の中では何回か出て来ています。その時に善言讃詞の中に出てくる『夜叉龍神』というのは、『夜叉』と『龍神』を分けて解説しております。だからそういうものかと思ってずっと善言讃詞を唱えて来ています。
しかし“この言霊をずっと唱えるということは、一体どういうことか”ということなんです。
ずっーと唱えるということはどういうことかというと、「『夜叉龍神』も解脱した」(『人間と雖も半分は野蛮性が残っていた以上、霊的に言えば尠からず罪を犯し、罪穢を積んだのであるから、時々浄化作用の必要が起る。それには壊し屋も、掃除屋もなくてはならないから、英雄という掃除屋の出現も、神の経綸』で、その英雄に憑っていた国武彦尊は『一時は成功したようだったが、九分九厘で失敗し、遂に主神の厳罰を受け、一応は悔改め善神に立戻った』)ということを知らしめていかないといけないわけです。
だから「後の『眷属』も当然従って改心していけ」というふうにもっていかない限り、この世の中は(昼の世界である)地上天国ができないわけなんです。
その眷属達がまだしがみついてますので、このしがみついている者達が、みんな改心していけるように、この言霊を主神様の御神前を中心にして唱えていって、それによってこの霊界を整えていくということが大事なんだと。
そういう重要なることが分かれば、○○之光教団をはじめとしてですね、この善言讃詞を改ざんするということはとんでもないことだということです。
例えば仏滅を迎えたのだから『多寶佛塔』は唱えなくていいんだとかいう、非常に浅慮という、浅いものの考え方で切り変えていこうとしている。その程度のトップが教団を引っ張って来たために、大変、信者さん方にはですね・・、○○之光の信者さんが一番まじめに教団を支えようとして一生懸命やってきたんだけれども、一番御守護をいただけない状況で今日を迎えてきております。
それはですね、そのトップの考え方が、メシヤ様が『夜の時代』になってしまった一番根っこのところ(悪の根元)を切り変えていこうとされている御気持ちを、御神慮というものを分からないで(考えていかないで)、上っ面で、もう“仏滅の世が来たんだから(神の昼の世界へ)切り変えていかないといけない”というような浅はかな考え方で、それを(枝葉表面的に易んじた)経綸として打ち出してきたために起きてることだということです。
そういうふうに受け止めていただいて、今日からこういう御教えを(繰り返し)拝読して、そして、メシヤ講座の中に掲載した御論文(『時局と霊界』)などをそのように受け止めながら、さらに善言讃詞の奏上の仕方が高まっていくような奏上の仕方を、是非、日々取り組んでいただければ大変ありがたいと思います。
今日はそういうことを最初にお願いさせていただきながら、いつものように質疑応答形式の勉強会に移らせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」
責任者:
ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。
◎邪神界の中でメシヤ様の御光をもって解脱せしめた者の眷属(部下)達が、まだ想念という世界で残存していて、人類の想念に影響を及ぼしているので、それを切り替えていくのが私達の御神業なのだということ。
>御教えに、『暴虐手段を以て、世界を自由にしようとし、目的の為に手段を選ばざる的のやり方』によって『○○龍神の眷族が憑依して私を責めた』とあるように、それがいわば「メシヤ様を教組と仰いでいる教団の中で今起きていることなのだ。」というふうに受け止めるのだということ。
◎「善言讃詞」を唱える度に『夜叉龍神』という言霊を唱えているということは、「『夜叉龍神』も解脱したのだ。」ということを眷属に知らしめているのだということ。
>『夜叉龍神』も解脱したのだから、「後の『眷属』も当然従って改心していけ。」というふうにもっていかない限り、この世の中は(昼の世界である)地上天国ができないのだということ。
>邪心界にしがみついている眷属達が、みんな改心していけるように、「『夜叉龍神』も解脱為し」という言霊を、主神様の御神前を中心にして唱えることによってこの霊界を整えていくということが大事なのだということ。
◎非常に浅慮なものの考え方で、善言讃詞を改竄するということはとんでもないことなのだということ。
>私達は今回の御教えを繰り返し拝読し、御教え『時局と霊界』に書かれている(『人間と雖も半分は野蛮性が残っていた以上、霊的に言えば尠からず罪を犯し、罪穢を積んだのであるから、時々浄化作用の必要が起る。それには壊し屋も、掃除屋もなくてはならないから、英雄という掃除屋の出現も、神の経綸』で、その英雄に憑っていた国武彦尊は『一時は成功したようだったが、九分九厘で失敗し、遂に主神の厳罰を受け、一応は悔改め善神に立戻った』という)ことを知らしめていかないといけないのだと受け止めながら、さらに善言讃詞の奏上が高まっていくような奏上の仕方を日々していくのだということ。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋つづき:
「夜叉龍神」解脱したのか?
支部長代理
いわゆる三巨頭・・、邪神界の悪そのものであるとおっしゃられてますが、ヤマタノオロチ、邪鬼という、あとキツネさん(金毛九尾)ですが、御在世当時の後期になりましたら、あのキツネさんでさえも(分霊したキツネさんかはわからないが)光によって改心したというふうにおっしゃっていますので、邪神となった頭目の『夜叉龍神』についても御在世当時やっぱり改心したという解釈の上で、この善言讃詞というのを唱えていくのがふさわしいと思います。
その霊界で見ましたら、第一天国、第二というふうに順番に天国がつくられていったと同時に、一番下の地獄からだんだんとなくなっていったとおっしゃってますので、そうした霊界の状態も合わせ考えましたら、世界を牛耳るフリーメーソンのマークであるビラミッドの頂上の一つ目のような『夜叉龍神』だけでなく、ユダヤの元であり闇の状態となった時の働きである素盞鳴尊も3人いらっしゃるけれども、改心しだし、分霊された素盞鳴尊も改心されたとかもありますので、今代表先生がおっしゃいましたように、残りの眷属も改心していくように光増すようにしていく、ということをお聞きして正にその通りであるな、と感じさせていただきました。
日月地星辰が出来て、人間を創造された時にすでに霊界では覇権的な争いがあったと御教えにありますが、いよいよ正神(神龍ともなる)を邪にしていき邪神にしていった三巨頭は最後にはますます光に苦しみ動かなくなって、いはば押し込められその動きにくさが改心ともとれますが、邪神頭目については改心したんだということを考えます。
楳木先生:
やっぱりメシヤ様はすべて一応準備をして、そして神界へお戻りになる、とおっしゃた。最後の御浄化に入られた時にね、そういうふうに言われたということは、一応頭目達はすべてメシヤ様と相打ちになったという状態で、一応、もうすべて改心させたんだ、と。」
責任者:
ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。
◎メシヤ様は最後の御浄化に入られた時に、一応すべて準備をして神界へお戻りになると仰っていたということは、一応頭目達はすべてメシヤ様と相打ちになったという状態で、改心させられたのだということ。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋つづき:
「夜叉龍神」の眷属たちへの取組み方
楳木先生:
その次の段階の眷属達はまだ残っているし、それらが上手に入り込んできて、薬を飲ませながら浄霊をするというような方向をやってるわけなんでね。
だからもう○○之光教団にせよ、い○○め教団にせよ、○之光教団にせよ、その他の離脱教団の人達に働きかける時には、こちらの魂がそういうことをよく分かった上で、力をメシヤ様にいただきながら語りかけていく、という取り組みをしていかないと、相手を目覚めさせるということはできないですね。
それから「浄霊をいただきに行ってみたい」と言ってもなかなか来ない人とか、「月次祭に今度行かせていただくね」と言っても来れないという人は、やはり邪魔されている部分があるので、余程こちらが、メシヤ様から力をいただきながら言葉を発していく、というそういう取り組みをさせていただかなければ、その人達を御許しいただけるということはなっていけないと思いますのでね。より一層、心をメシヤ様に向けて、そして御力をいただきながら進んでいただきたいと思います。」
支部長代理:
一番そういう頭目級の頭目と言いまして悪そのものですよね。悪をずっと発して龍神とかにかかってサタンとか黒龍にしてしまう。また神様が邪に落ちて行って邪神になって、そして人間に悪いことをさせていっている。というふうな、そういう御教えを考えますと、一番その元からずっと何十億と分霊していっているということですので、頭目は改心したけれども、分霊のサタンとか黒龍とか、ああいった眷属もやっぱり一人一人かかっている、またいつも副守護神に悪からの霊線が繋がっているので、そういうのを介して影響を受けている。
そうした悪いほうもかかってるけど、善いほうも、信者にもみんなそうした眷属がかかっている。そういう根源を考えますと、魂からの力が要りますね。
責任者:
ここでは、メシヤ様を教祖と仰ぐ他教団の人達へ私達がお取次ぎをする際の心構えについて御教示下さっております。各自拝読し、御教示下さったことの要点を掴んでいただきたく思います。
「メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月分)」より抜粋つづき:
地獄界消滅にともなう「魂の改心か消滅」
楳木先生:
それとね、一番大事なことは、天国にこの世の中が成っていくということは、実は地獄が無くなってくるわけですよね。
しかし、地獄が無くなるということについては、みんな地獄で修行中の人達がみんな救われて地獄が無くなる、ということは我々の希望的観測であって、地獄が無くなるということは地獄は消滅するということです。そこに在籍している人達の魂が無くなってしまうということなんです。
これが一番怖いことなんですね。所属しているというか、そこに在籍しつつ、(ひたすらいつまでも)「地獄の修行」をしている人達は、地獄が無くなるということはその魂自体が消滅させられるということです。
これが一番恐ろしいことなので、現界の子孫に対して「メッセージ」を送って来ているのが、要するに毒素が溶けていく浄化とは別の浄化でいわゆる「御先祖様のお気づけ」として出てくる話(先祖も同系統子孫も一緒に住んでいる地獄は下層から消滅していっているのに、ある執着のために子孫が徳を積めず、また先祖もその執着に捉われ、そうして先祖の罪穢がなかなか消滅されないという先祖の危機的な苦しみの現れや戒告)ですので、そこを我々が分かっておかないと真の救いがやりにくいところがあるのでね。
是非こうして御教えを学んでいく上においては、そうした「霊界の厳しい現実」というのを自覚しつつ進んでいっていただきたいと思います。
そうしなければですね、事例として出すのは非常に悪いけど、「紫微宮を祀ればみんな(無条件に)先祖は天国に入れるんだ」というような、トンデモない論理が出てくるので、どこまでも地獄に在籍している先祖はそのままなので、光(子孫が正しい信仰や徳により救い主たるメシヤ様からいただいたもの)を(霊線で)送って、あるいは、本人達が、霊界の修行は『我と執着』をとることなのでそのことに懸命に取り組んで1段でも2段でも上がっていく(自己努力)ということに取り組まない限り、そういうことは許されないんだ、と。
そうして、「もう自分が無に帰してしまう」ということほど恐ろしい話はないので、あがいて子孫に色々メッセージを送ってくるということです。
こうしたことになるという御神意を覚らずに、それに対応していると間違った方向に行ってしまいますので、御教えを求めつつ起きてくる事象に対して御神意を求めて取り組ませていただく、そういうことを重ねていただきたいというふうに思いますね。」
受講者:
先祖の魂が消滅してしまった場合、(連鎖している)現界にいる子孫はどういうふうになるんでしょうか?
楳木先生:
いやそれは「子孫はどういうことになる」ということじゃなくて、所属している先祖がなくなるということは子孫に何か影響を及ぼすというよりも、その人(先祖)自身が、自分が消えてしまうということほど恐ろしいことはないということです。
我々は死を迎えようとしても、霊界に行けるということがあるので安心して死を迎えるんだけど、死んだ人がそこからまた「再生できる希望」が全く無くなるわけなので、その人達のその御心境というか想いというのを慮(おもんばか)ると、もうこれほどの絶望感はないのでね。
お気の毒なので、その人達を救わせていただくということが大事で、子孫に何か影響が出てくるということは、消えてしまうので影響はない。
しかし、消えてしまう側のお気持ちを考えると全く無になってしまう。これほど恐ろしいことはないわけなので、いくら地獄に落ちようとも極寒地獄で苦しもうとも、いつかはこの罪が許されてもう一回再生できるという希望があるから修行にも耐えれるんだけど、そこが無くなってしまうということになるとね、大変恐ろしいことではないかなと、思いますね。」
(後文割愛)
責任者:
ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。
◎一番大事なことは、この世の中が天国に成っていくということは、実は地獄が無くなるということ。
>地獄が無くなるということは、地獄が消滅し、そこに在籍している人達の魂が無くなってしまうということ。
>先祖にとって魂が無くなるということが一番恐ろしいことなので、毒素が溶けていく浄化とは別の浄化として現界の子孫に対して先祖が「メッセージ」を送って来るのが、いわゆる「御先祖様のお気づけ」として出てくる話なのだということを私達が分かっておかないと「真の救い」をやり難いところがあるのだということ。
≫こうして御教えを学んでいく上において私達は、上記のような「霊界の厳しい現実」というのを自覚しつつ進んでいくのだということ。
◎子孫が正しい信仰や徳により救い主たるメシヤ様からいただいたもの(光)を霊線で地獄にいる先祖に送る。あるいは、本人(先祖)達が、霊界の修行は『我と執着』をとることなのでそのことに懸命に取り組んで1段でも2段でも上がっていく自己努力ということに取り組まない限り、天国に入るということは許されないのだということ。
>前記のような御神意を覚らずに、「御先祖様のお気づけ」に対応していると間違った方向に行ってしまうので、起きてくる事象に対して御教えに御神意を求めつつ取り組んでいくということを積み重ねていくのだということ。
◎地獄に所属(在籍)している先祖がなくなるということは、「子孫はどういうことになるのか。」という次元の問題ではなく、「先祖自身の魂が消えてしまうのだ。」ということほどその先祖にとって恐ろしいことはないのだということ。
>私達は霊界に行けるということがあるので安心して死を迎えられるのだが、魂が無くなるということは、「再生できるという希望」が全く無くなるわけなので、地獄に所属(在籍)している人達の御心境を慮(おもんばか)ると、もうこれほどの絶望感はないのだということ。
≫地獄に所属(在籍)している先祖達を救わせていただくということの方が大事で、子孫に何か影響が出てくるというようなことは、魂が消えてしまうので子孫に対しての影響はないのだということ。
編集後記
責任者:
今回の学びでは、『実験神霊学』と『理論神霊学』に付いて分かりやすく解説していただき、私達の信仰生活は、メシヤ様の御教えを拝読すると共に『実験神霊学』と『理論神霊学』の両方を行っているのだという意識を定着させるような日々を送らなければならないのだと思いました。又、善言讃詞の奏上が高まっていくような奏上の仕方を日々していかなければない理由と奏上時の想念の持ち方を御教示いただき、そのことに付いての認識をより深くすることが出来たように思います。更に、地獄にいる御先祖様方の魂の消滅を免れるような信仰をしていかなければならないのだと強く思わせていただきました。7月に入り連日、真夏のような日々が続いております。熱中症等に充分注意してお過ごし下さい。有難うございました。
※責任者より
引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。
引用した「メシヤ講座」全文はこちらから覧いただけます。