「昭和二十六年六月十五日(祭典時御歌)」
じつげつのひかりそなえてじゆうむげよをすくいますいづのめのかみ
日月の光具へて自由無碍世を救ひます伊都能売の神
いづのめのみかみこのどにあもりなばみろくのみちからふるいますらん
伊都能売の御神此の土に天降りなば五六七の御力揮ひますらむ
『地上天国』第四十号、昭和二七年九月二十五日
てんくだけちはせけぬらむよのおわりしずかにみまもるまめひとのむれ
天砕け地は裂けぬらむ世の終り静かに見守る信徒のむれ
ぶんめうもかがくもなんのかいあらむさいごのしんぱんきつるたまゆら
文明も科学も何の甲斐かあらむ最後の審判来つるたまゆら
あくのよをぜんにきりかえよをすくうメシヤのわざととうとかりける
悪の世を善に切換へ世を救ふメシヤの業と尊とかりける
さいごにはこんごうりきをうちふるうメシヤのみわざとうときろかも
最後には金剛力を打ち揮ふメシヤの御業尊きろかも