「メシヤ」 讃歌集 昭和二十六年三月六日
えいこうのくもよりくだるだいメシヤをかんこのこえにむかふうれしさ
・栄光の雲より降る大救主を歓呼の声に迎ふ嬉しさ
ハレルヤハレルヤメシヤの神のうつしよにくだらせたまはむときぞたのしき
・ハレルヤハレルヤメシヤの神の現世に降らせ給はむ時ぞ楽しき
うきのよをきりかえまさむちからこそめしやふるふちからにぞある
・憂きの世を切り換へまさむ力こそメシヤの揮ふ力にぞある
あまたあるおしえをすくふおしえこそメシヤののらすおしえなりけり
・数多ある教を救ふ教こそメシヤの宣らす教なりけり
たいぼうのメシヤうまれぬけいしょうをひたうちならしよびとさまさむ
・待望のメシヤ生れぬ警鐘をひた打鳴らし世人醒まさむ