4-2、2)六○六号(サルバルサン)

1.六○六号の中毒について

「御教え集」6号

昭和27(1952)年2月25日発行

六○六号のために盲になるのがあります。六○六号の中毒は、盲と精神病です。処が、それで旨く口実がつくのです。六○六号を打つのは梅毒の為だというのですが、目が悪くなったり、精神病になるのは、梅毒だという事になるのです。旨く口実はつくものです。

 

2.梅毒と六○六号

「御教え集」1号

昭和26(1951)年9月20日発行

「昭和二十五年五月入信させて戴きましたが、昭和二十四年三月梅毒の感染にて医師の勧めにより六○六号二十五本打ちました。一年後血液検査の結果、強陽性でありましたが、身体に異常ありませんので結婚。二十五年五月お道の有り難いお話を承り夫婦揃って入信させて頂き、その後感謝の日を送らせて戴いておりますが、夫婦とも時折腰が痛み、体の悪い時がありますので、本年五月夫婦で血液検査を受けましたところ、二人とも強陽性(三プラス)との事にて医師は治療を勧めます。放任しておけば恐ろしい事になるといろいろ申します。医師の言葉は別に気には致しておりませんが、現在では二人とも時折腰が痛く身体がだるい時がありますが、別に仕事には差し支えない程度でございます。

右いかが致しましたらよろしゅうございましょうか。御教え賜りたくお願い申し上げます。」

 

『これは陽性も陰性もないです。梅毒なんてじきに治ります。梅毒などは一週間で治ります。この六○六号が悪い。腰が痛いのは絶対に六○六号です。梅毒は痛みもかゆみもない、無感覚のものが梅毒です。併し六○六号でも、昔は強いのをやりましたが、今はお医者さんの方で分かったのか、気が利いているのか、昔ほど強いのはしないが――二十五本というのだから水みたいなものでしょう。中には金儲けのために六○六号するのも随分聞いた。自分の近所の薬局に遊びに行って――用でなくて――ちょっとよって話した。(六○六号打っております)と言うと、(何処で)(あそこで)と言うと(道理で私の所から持って行くよ。幾らで)――(幾ら)と言うと、(それなら随分儲けている)と言っていた。

浄霊は、腰の痛い時、そこだけ浄霊する。だるいというのはそこから熱が出ている。六○六号が垂れてそこに浄化が起って、その熱で体がだるいのですから、そこだけやれば良い。』

 

3.六○六号、消毒薬、ゲンノショウコは強い

「御垂示録」8号

昭和27(1952)年4月25日発行

「六々(六○六号)の毒でございますが、これも一代では取れきれませんので――。」

『六々は強いのです。六々と消毒薬、それから漢方薬のゲンノショウコ、これが一番強いのです。六々(碌々)効きもしないのに、ゲンノショウコでなくて、現に証拠ですよ。』

 

4.六○六号は頭が悪くなる

「御垂示録」4号

昭和26(1951)年12月10日発行

「六○六号を打ちました場合、何処に来るものでございましょうか。」

『一番特徴は頭です。これは例外がなく頭が悪くなる。というのは、精神病的に変になるのです。いう事が一寸変になったり、考え方がはずれたり、そういう事があり易い。六○六号でも、薄くやる医者と濃く使うのとあるが、薄ければ数が多いです。昔は十二本に限ったものですが、今は、薄くして五十本、六十本もする。(中略)

六○六号が日本に入って来た時、若いのに頭が接げている人があって、医者が――これは梅毒かも知れないのでと言って、頭に打った。松下という人です。それから暫くして、頭が変になって、とうとう精神病になった。(天国の福音)かに書いてある。』

「私も一時毛が全部抜けました」

『あなたは、頭は変にならないようですね。なってから治ったのかも知れないが、それなら大丈夫です。』

 

[浄霊法講座4-2、薬毒について]