1.アンチピリン中毒
「御垂示録」28号
昭和29(1954)年2月15日発行
『私は若い時分にアンチピリンを飲みましたが、この中毒というのは恐いもので、身体中が痒くて落ち着いていられないのです。飛び上がるようで、実に苦しいのです。』
2.アルバジル
「御垂示録」28号
昭和29(1954)年2月15日発行
『狭心症で、アルバジルを使うと赤紫色に出るのです。 そこに薬毒が固まって居るのです。毒血が固まっているのです。』
「医者がくれる薬を使うと、出る場合と出ない場合がありますが、自分でなめてみてこれはアルバジルが入っているなと思うと、その晩にすぐ出ます。その場合は集まっているのが溶けて出るのでございましょうか。」
『 集まっているのが出る場合と、新しいものが出る場合と、それからアルバジルの種類でも違います。すぐに出るように作ってあるのと、そうでないのと、濃いのも薄いのもあります。併しアルバジルで死ぬのは非常に多いです。この頃はほとんど作らないようになりましたが、実に恐いです。一時効くから中毒になってしまうのです。』
「アルバジルを多く飲んだ為に狭心症のような症状が出るのでございましょうか」
『無論そうです。アルバジルは命には一番効くようです。命が無くなってしまいます。私は前にアルバジルで死んだ人を随分聞きました。』
3.アドルム、メチール
「御垂示録」4号
昭和26(1951)年12月10日発行
「二十八歳の女で、自殺しようとしてアドルム三十錠と他に十錠ほど飲み、五時間ほどして他の人が気付き、頼まれて行きますと、医者が来て、注射を五、六本打ち病院に入院するようにしてありました。医者の方では、駄目だろうと思っていたのが、二日間経って気が付き、一命は取り止めました。それで、連れて帰ると言って、連れて帰りましたが、浄霊を戴いて、経過が宜しいのですが、そういう場合は何処を浄霊したら宜しいでしょうか。」
『飲んだんだから、それこそ背中には行かないから、胃腸です。』
「頭が具合が悪いというのでございますが――。」
『それは、中毒によって、頭にいくのもあるから、そうしたら頭をやったら良い。意識は――。』
「ほとんど回復しております。」
『 何でもないです。中毒というのは一時的なものです。だから、メチールでも、何でもないです。一時的なものです。メチールも頭に来ます。』
4.塗布薬
「御教え集」1号
昭和26(1951)年9月20日発行
「長女(信者四歳)生後二年六ヶ月目にセルロイド製玩具にて顔面を火傷し、化膿止め注射一日一本宛五十日、塗布薬を九十日続けました。現在顔面に火傷痕と左眉毛がありません。右につき御垂示お願い申し上げます。」
『注射五十日続けた――これが悪いのです。治ります。これは、うっちゃらかしておくか、さもなければ浄霊すれば、じきに治ります。それから、塗布薬――これも悪い。この薬毒が取れるまでです。だんだん取れます。眉毛もそのためです。毛が生えるのを止めているのです。だから浄霊していれば治ります。心配ない。やっぱり薬による被害者です。』
[浄霊法講座4-2、薬毒について]