「御垂示録」5号、昭和26(1951)年12月25日発行
「ハワイの信者よりの質問で、知り合いの娘が初めてのお産で入院し、早く出るようにと、出口を切り、後で縫ったそうです。」
『お腹じゃないんですね。』
「出口だそうでございます。」
『膣を切るんでしょう。日本でもよくやりますよ。』
「痛いと言うので、ガスをかけた処、全身硬直し丸太ん棒のようになり他の病院に移されましたが、注射もなにもしていないそうです。祝詞、善言譛詞を奏げた処、硬直して居りますが、目から涙を流し、お母さんは丈夫ですよ、と言うと泣き、それから、依然として硬直し、一ヶ月経ち、手足も曲ったようなゆがんだようであったのが、柔らかくなり、指も柔らかくなり、現在は鼻から管を入れて流動物を入れているようで、それで息が繋がっているそうです。如何なものでございましょうか。」
『それは、霊憑りじゃないですよ。何か、おかしな事をしたんです。その為です。薬か、注射か神経の一番肝心な処に疵つけたんですね。そうすると硬直しますからね。医学の被害者ですね。』
「続けない方がよろしゅうございましょうか。」
『霊は救うから結構ですよ。浄霊はやった方がよいですね。それでもね–病気とかなんとか言うんじゃないから、絶望とは言えませんね。だけどこっちでやったんじゃないから、はっきり見当つきませんね。』