7s-18、月経不順に関して

「御教え集」5号、昭和27(1952)年1月15日発行

「結婚前までは順調に月経がございましたが、結婚後は半年に一回か、年に一回少量しかありません。如何なる訳でございましょうか。」

『併しこれはおかしいですね。結婚すると反って順調になるのが当たり前ですがね。これは少し変ですね。併し月経の不順と言うのは下腹部に固まりがあって、ラッパ管の入口を圧迫するのと、あとは貧血ですね。その二つの理由です。そこで下腹に固まりがあるかどうかそれを見て、固まりがあればそれを浄霊する。その固まりは腎臓から出ているんですから、腎臓を良く浄霊する。あとは貧血ですがね。この人は顔色はどうですか、悪いですか。』

「至って健康で、顔色も宜しゅうございます。」

『下腹は――。』

「見た事がございません。」

『押して見て御覧なさい。或は本人に押さしても良いです。下腹ですよ。こんな筈はないですがね。』

(御教え)

「十八歳の女子、十四歳のときに月経が始まりましたが、月経の期間が一ヵ月ばかり続きます。これは如何なる訳でしょうか。本人は顔色蒼白の外に別状ありません。」

『これは月経が少ないんでしょうね。出が悪いんでしょう。血はラッパ管を通じて子宮に入るんですが、その管が細いんで手間がかかるんですよ。これはお腹に毒があるんで、その固まりが管を圧迫しているんですよ。だからお腹を溶かせばいい訳です。その元は腎臓ですね。又こう言う事もあるんですよ。血が、濃い、つまり、毒が多いんですね。血っていうものは、いい血になると希薄になって通りがいいんですが、血が濃くて濁っていると循環が悪いんですよ。 濃い血は粘るんですね。本当は濁りのないサラサラしたものじゃなくちゃいけないんです。そういう血の悪い人はね、信仰に入って浄霊を受けて又多くの人に浄霊してあげて、浄まればいいんですね。』