7s-6、産後の出血、おりものに関連して

(御教え)

「出産後出血甚だしく、四時間後に内膜掻爬を為し、それから病床に就いて医療を尽くしました。その後痔となり腰湯をしたり、高貴薬を飲んだりしましたが益々悪化し、耳鳴りと頭痛が甚だしく、少し動いても血が下がり、動く事ができません。この場合御浄霊はどのようにいたすべきでしょうか。」

『一番は頭と頚の廻りと肩ですね。少し気長にやれば治りますよ。こんなになったのはみんな薬の為ですよ。』

「地上天国」15号、昭和25年4月20日発行

「産後(おりもの)の絶えない婦人の子供(男二歳)二週間発熱と下痢の連続ですが、これは母乳と関係がありましょうか。」

『この人は毒が多いからである。おりものは結構で、出るだけ出れば治る。子供の下痢も浄化の為で大いに結構である。』

「御教え集」8号、昭和27(1952)年4月20日発行

「三十二歳の婦人、三度めのお産後五日目より出血が止り、二週間目より家の用事をボツボツ致しておりましたところ、頭の具合が悪くなり、心臓の動悸激しく一晩腰が大変痛み、左半身の感覚が段々鈍り、脳血栓と言われ、以来メタポリン三十本、強心剤三十本うち、マッサージ二ヵ月致し、脊柱より水を一回取り、少し快方に向かって参りましたが再発し入院、脳腺塞と言われ、その後左半身より全身不随となり、寝返りも出来なくなりました。御浄霊を戴くようになりまして三日目より、尿の回数四、五回が、七、八回となり、少しずつ下り物が始まり、右腕関節と鼠蹊部及び足の関節が痛み、一回ひどく発汗致しました。頭を御浄霊致しますと堪らなく可笑しくなり、笑いたくなります。話が思うように出来ず、断片的で呂律が廻りません。祖母の子供に、先天的梅毒と言われ、身体が不自由のまま死亡(五十八歳の女)致した者がおります。お骨はお寺に預けており、埋骨致しておりません。今年が年回に当たっております。霊的に関係がございましょうか。」

『これは霊的と両方ですがね。産後五日目に出血が止ったという—-これが因ですね。出すから古血が出きれないんですよ。何か—-頭を使ったんじゃないかな。その為に古血が頭に行った、それが脳貧血症状になったんですね。それから、あとは注射だとか色んな薬ですね。それから、笑いたくなるのは狸が憑いているんですよ。狸と言うのは、きっと笑うんですからね。けれどもこれは気長にやれば治りますよ、古血が脳に行ったんだからね。案外早く治りましょう。何も心配は要りませんよ。』