「御教え集」2号、昭和26(1951)年10月25日発行
「二十年前に流産をし、手術を受けてより、何時からかお腹に固まりが出来、目立つようになったのは五、六年前からでございます。昭和二十三年七月にお守り様を戴き、それよりずっと御浄霊を戴き、私自身もお道の為に人様の御浄霊をさせて戴いております。現在御神体様も御奉斎致して居ますし、資格も頂戴致しお道に専念しておりますが、依然としてお腹は小さくなりません。この頃では足が腫れております。何の因縁でしょうか、御伺致します。」
『流産をして手術をしたのが原因ですね。お腹に固まりが出来たと言うのは、消毒薬の固まりでしょう。出血ですね。それが固まったのと、両方でしょう。そう言うものだったら浄霊すれば出るんですが、何処か悪いんですね。何か肝心な物を切ったんですね。そこで、排泄すべき働きが鈍ったんです。鈍ったんで、その塊りが、つまり溶けにくくなって出ないんですね。固まりはそう言うものですからね。原理はそうです。これは後からやってやると良い。つまり尾てい骨ですね。その辺からやる。そうすると溶けます。急には良くならなくても幾分か良くなる。後ろからやると良い。前からばかりやっていては駄目です。』