御教え「御光話」より

「御光話録」11号(昭和24年8月21日)

(問)戦死した霊はお祀りしないと帰れないものでしょうか。アッツ島で玉砕した霊はそのまま現地に残っているとのことですが、各家庭ですでにお祀りしてあることと存じますのにどうしたわけでしょうか。

(答)無論、お祀りしなくちゃいけませんね。お祀りすれば早く帰れるんですよ。帰還兵が帰ってみて家がないと困るのと同じ理屈でね、居場所を作ってやるわけですよ。だから一日も早く祀ってやったほうがいいんです。お祀りすると、その想念がアッツ島ならアッツ島に通じて、霊がそれだけ向上するから早く救われるんですよ。ちょうど、ソ連にいる残存者が、こっちで帰還促進運動をすると、早く帰れるようなもんですよ。

 

「御光話」(昭和23年4月28日)

(問)ある日霊媒の所へまいりましたところ、戦死した主人の霊が出まして昭和二十年六月二十三日二十二時点呼をしている様子をし「よし」と言った瞬間倒れ、右胸に入れていた光明を三回さぐり「よく判った」と三回言って死んだそうでございます。御守護を厚く御礼申し上げます。また私に「お前は米国へ行きこの道で人を救え」と申しました。

(答)この間も戦死者の霊がその姉に憑り、昭和二十二年何月何日何時何分に死刑にされたが、そのときは十五人横に寝かされ、その上をローラーで引いて殺された。自分だけは今度許されて日本へ帰ることができたが、殺されるとき隣りには何某何歳、その隣りは何某何歳とすっかり教えてくれた。ふつうこういう死に方をすると地縛の霊となってその場所を動けないのだが、その姉が去年の秋、御守りをいただいたのでその功徳で救われた人です。

最近新潟のほうでコレラのような病気が流行している。群馬のほうでもあって六日病といい、六日で死んでしまうんです。ラジオでは三日で治ると言ってますが嘘です。医学の統計なんかも嘘が多いんです。小野田の妻君がこれに罹ったときは下痢やら嘔吐が続いて水も飲めず、どんどん衰弱してしまう。一時間くらいのうちに顔の相が違ってくる。そこであしたの朝大先生の所へ行ってお願いしようとして仕度していたら三十分くらい経って少しずつよくなりもう大丈夫になった。この病気は治療しても効がなく、かえってひどくなり注射なんかすると必ず死んでしまうというものすごいのだそうです。これが全国に拡まったらまったく恐怖時代ですね。いよいよ恐怖時代が来ますよ。今後こんな病気のときは熱海のほうを向いて「大先生、御守護お願い申し上げます」と頭を下げて言ったらよい。これからはこういう方法も許される。