研鑽資料no.62(2021年5月)

5月の学び

はじめに

責任者:

4月も後半に入り、汗ばむような陽気の日も多くなってきましたが、皆様には如何お過ごしでしょうか。

さて、今回も引き続き「文明の創造」よりコツコツと学びを積み上げて参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『薬毒の種々相』

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

凡ゆる病原が薬毒である事は、充分納得出来たであろうが、単に薬毒といっても、非常に多くの種類がある以上、それによる症状も自ら千差万別であるのは言う迄もない。それ等に就て詳しくかいてみよう。

先ず洋薬であるが、之にも服薬、注射、消毒薬、塗布薬等種類があるから、先ず服薬から取上げてみるが、之は昔から一番多く用いられており、其種類も何千何万あるか、数え切れない程あって、気が付いてみれば之等も可笑しいのである。何故なれば、如何なる病気と難も、其原因は一つであって、其現われ方の局部によって、種々なる病名が付くのであるから、本当から言えば、効く薬なら唯った一つでいい訳である。処が右の如く多数あるという事は、全く真に効く薬がないからである。

そうして口から服む薬は、強すぎると口が荒れたり、中毒したりするから、大いに弱めたと言い条、何しろ一日数回で何日、何十何百日も服むとしたら、いくら少ない毒素でも相当の量に上るのである。そうして面白い事には洋薬による苦痛は鋭い痛み、痒み、高熱、麻痺等凡て強烈であるが、漢薬の苦痛は鈍痛、重懈さ、微熱等で緩徐的である。

又疫痢に対する篦麻子油とか、便秘に用いる力スカラ錠とか、其他色々な新しい薬もあるが、成程一時は効くが結局は悪くなる。下剤も糞便処理の機能を弱らせるから、一層便秘する事になる。又下剤を服む、便秘するというように鼬鼠ゴッコになり、遂に慢性便秘症となるのである。而も僅かずつでも其薬毒が溜る以上、他の新しい病原となるが、此為の病気は腎臓が多い。

又腸を掃除するといって下剤を服ませるが、之なども実に馬鹿馬鹿しい話で、掃除はチャンと腸自体が具合よくするのだから、余計な事をして妨害するからいい訳はないのである。言う迄もなく不潔不必要なものが溜れば、腸は下痢にして出すように出来ている。疫痢なども私の長い経験上、蓖麻子油を服まさない方が結果がいいのである。

茲で浣腸に就ても注意したいが、之も非常に悪い。ヤハリ之も下剤と同様、腸の活動を鈍らせるからである。考えてもみるがいい。糞便という汚物が溜れば、自然に肛門から出るように出来ている。それだのに外部から誘導して出すなどは、何たる反自然的行為であろうか、考える迄もなく駄目に決っている。又よく解熱手段として浣腸を行うが、之は熱と糞便とは何等関係ない事を知らないからである。

以前斯ういう患者を扱った事がある。それは三蔵の男児で、腹が太鼓のようになっている。訊いてみると生れて早々から浣腸を続けて来たので、段々癖になり、浣腸をしなければ便が出ないようになって了つたので、遂悪いと知りつつも、余り苦しがるので止める事が出来ないと言うので、私は医学の無智に呆れたのである。

今一つは医学は便秘すると自家中毒を発すとよく言われるが、之なども全然意味をなさない。医学は便が溜ると、便毒が身体中に廻るように想うのだろうが、実に滑稽である。便はどんなに溜っても便の袋以外に滲出するものではない。溜れば溜る程段々固くなるだけであるから、何程溜っても健康には些かも支障はないのである。私の経験から言っても、一、ニケ月位はザラで、ひどいのになると半ケ年も出ない者があったが何ともなかった。以前或婦人雑誌に出ていたが、ニケ年もの人があったそうだが、何共なかったという事である。之で見ても便秘は心配ないのである。

次に、寒冒、結核、胃、腸等に関する薬剤は既に述べたが、其外脳に対する鎮静剤、点眼薬、含嗽薬、利尿剤、毒下し、温め薬、強壮剤、増血剤、風邪引かぬ薬、咳止、痛み止等々凡ゆる薬剤は、悉く病気増悪の原因となっても、病気を治し得るものは一つもないのである。それに就て種々な実例を示してみるが、先ず頭痛に用いる鎮痛剤など、一時は一寸効果を見せるが、遂には癖になって、不知不識の裡に其余毒が溜り、種々な病原となる。

又点眼薬は最も不可で、目星などでも固めて了うから、反って治り難くなる。又世人は知らないが、点眼薬はトラホームの原因ともなるから注意すべきである。之は点眼薬にもよるが、事実は眼瞼の粘膜へ薬毒が滲透し、年月を経て発疹となって出ようとするからである。又悲しくもないのに常に涙の出る人は、点眼薬が時を経て涙に変化したものであるから、出るだけ出れば自然に治って了う。処が医学は涙嚢の故障などというが、見当違いも甚だしい。

又目脂は前頭部の毒素又は眼の奥の浄化によって排泄されるものであるから非常にいいので、何よりも如何なる眼病でも目脂が出るようになれば必ず治るのである。次は鼻薬であるが、鼻薬の中、特に恐るべきはコカイン中毒である。よくコカインを吸う癖の人があるが、一時爽快なので止められなくなり、長い間に脳を冒して、夭折する人も少なくないが、特に芸能人に多いようである。

次に含嗽薬であるが、之は極く稀薄な毒ではあるが、始終用いていると、口内の粘膜に滲透し、毒素となって排泄する時、粘膜が荒れたり、加答児を起したり、舌がザラザラしたり、小さな腫物など出来たりするから廃めた方がいい。特に咽喉を使う芸能人には最も悪い。又一般水薬に就ても同じ事が言える。長い間にヤハリ粘膜から滲透した薬毒は右と同様になるが、薬が強い為悪性である。而も意外な事には舌癌も之が原因である。処が医学は薬で治そうとするから、病を追加する訳である。又薬入り歯磨なども、歯を弱める事甚だしいのである。

次は塗布薬であるが、之も仲々馬鹿にはならない。塗布薬の毒素が皮膚から滲透して、種々の病原となる事がよくある。以前斯ういう患者があった。最初身体の一部に湿疹が出来た処、医師は悪性として強い塗布薬を塗ったので、段々拡がり二、三年の内には全身に及んで了った。それまで有名な病院に掛かっていたが、もう駄目と曰われ、私の所へやって来たのであるが、私は一目見て驚いたのは、身体中際間もなく紫色になっており、処々に湿疹が崩れ、汁が流れており、痒みよりもそれを打消す痛みの方が酷いそうで、夜も碌々眠れないという始末なので、流石の私も見込ないとして断ったが、それから一、ニケ月後死んだそうである。

又斯ういう面白いのがあった。此患者は肩や背中が凝るので、有名な或膏薬を始終貼っていた処、長年に及んだので、膏薬の跡が背中一面幾何学的模様のようになって了い、いくら洗っても落ちないという事であった。それは膏薬の薬毒が皮膚から滲透して、染めたようになって了ったので、而も絶えず相当痛みがあるので、私も随分骨折ったが、余程強い毒と見えて、一年位で大体治ったが、高が膏薬などと思うが、決して馬鹿にはならない事を知ったのである。

今一つ全然世人の気のつかない事がある。それは有名な仁丹で、此中毒も相当なもので、之は幾人もの例で知った事だが、仁丹常用者は消化機能が弱り、顔色も悪く病気に罹り易くなる。今日問題となっている麻薬中毒の軽いようなものである。茲で、薬毒中の王者ともいうべきものを一つかいてみるが、それは彼の駆徽剤としての六〇六号、一名サルバルサンである。之は砒素剤が原料となっている位で、耳掻一杯で致死量となる程の劇毒であるから、浄化停止の力も強いので、梅毒の発疹などにはよく効く訳である。勿論浄化によって皮膚へ押出された発疹であるから、一度サルバルサンを注射するや、症状は忽ち引込むという訳で、一時は奇麗になるが根本的ではない。之は医学でもサルバルサンは一時的で、他の駆徽療法を併せ行わねばならないとしている通りである。之に就て私は大発見をした。というのはサルバルサンの薬毒は頭脳に上り易く、上ると意外にも精神病になる事が多いのである。すると医診は梅毒が脳に上ったと思うが、何ぞ知らん、実際はサルバルサンが脳を犯したのである。之は専門家諸君に於ても、此理を心得て充分研究されたら分る筈である。

次に、一般注射に就ての誤った点であるが、注射と難も一時的浄化停止であるから、効力も一定期間だけであるが、副作用がなければ結構だが、其余毒は他の病原となるから厄介である。そうして近来伝染病に対し、それぞれの予防注射を懸命に行っているが、遺憾乍ら伝染病の根原が全然不明であり、治す方法もないから、止むを得ないとしても、予期の効果は仲々得られ難いのである。処が我浄霊法によれば梅毒も伝染病も、至極簡単に治るのだから、之が一般に知れ渡ったとしたら、予防注射の必要などは全然なくなり、大いに助かるのである。茲で予防注射による弊害をかいてみるが、先ず予防注射による薬毒の悪影響が、最も明かに表われるのは、膝から下に小さな腫物が出来る事である。之も放任しておけば、或程度腫れて自然に穴が穿き膿化した注射薬が出て治るのであるが、それを知らない医学は、塗布薬を用いたり、切開したりするので長引く事になる。而も注射によっては、脱疽や凛疽の原因ともなり、指を切られる事さえある。而も運の悪い人は、それが因で生命に迄及ぶ事さえ往々ある。以前私はそういう患者を扱った事がある。四十歳位の人妻で、注射の薬毒が足首へ垂れて、腫物となった処、医療は切開したので仲々治らず、益々悪化し激痛も加わり、拡がってもゆくので、医師は足首と膝との中間を切断するより方法がないというので躊躇していた処、私の話を聞き訪ねて来たのである。何故それ程悪化したかというと、全く切開後使用した消毒薬の為である。

茲で、消毒薬に就て説明してみるが、之は薬毒中最も恐るべきものである。元来消毒薬とは殺菌力が非常に強いので、中毒を起し易く、而も手術の場合、直接筋肉に滲透するから、猶更影響も大きい訳である。故に之が為種々の病原となるので、此理と実際とを、医家は照し合してみて貰いたいのである。

右の例として、今も記憶にまざまざ残っているものに斯ういうのがあった。七、八歳の女児、珍しい病気との事で、その家へ招かれた処一目見て驚いたのは、患者は右側の唇から頬へかけて、鶏卵大位類が欠損していて、歯茎まで丸見えである。勿論食物を口へ入れても出て了うから、僅かに牛乳を流し込むようにして、漸く生きているという始末である。その原因を訊いてみて二度吃驚した。というのは最初口辺に小豆粒位の腫物が出来たので、医師に診て買うと、之は水癌という非常に悪性なものだから、強い薬で焼いて了わなくてはいけないと言って、その様にした処、一週間で右の如く焼け切れたというのである。察するに消毒薬ではないが余程強い薬であった為であろうが、手のつけようがないので、私は断って帰ったが、それから一ヶ月程経て死んだとの事であるが、之なども実に考えさせられるのである。

そうして、注射薬にしろ消毒薬にしろ、目方の重い軽いがあって、重い程下降し、最も重いのは膝から下、足の裏迄垂れて来て固まる。そうなると足の裏が痛くて地につけないで歩行困難となる。又薬によっては下降して膝から下に溜り、痺れるので脚気とよく間違えられる。其他神経痛、リョウマチスの原因も薬毒であるから、私は何よりも先ず薬毒の恐るべき事を、専門家に自覚させたいので、之だけでも人類に与える福祉は、蓋し計り知れないものがあろう。

 

凡ゆる病原が薬毒である事が、充分納得出来たか?

楳木先生:

『凡(あら)ゆる病原が薬毒である事は、充分(じゅうぶん)納得出来たであらうが』と、冒頭に御記述されています。

『充分納得できたであろう』と仰っておられますので、「自分自身は充分納得できたか」ということを問いかけていただきたいと思います。そして今までの御解説の中から、病原が薬毒であるということが充分納得できた上で、更にメシヤ様が御説明してくださっているところを見つめてまいりたいと思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎この御論文は、これまで学んできた〝『あらゆる病原が薬毒である事』を自分は充分納得できているのか″を確認した上で読み進めるということが大切なのだということ。

※今までに学んできた薬毒に付いての御教え(『薬毒の害』、『薬毒(一)』、『薬毒(二)』、『薬毒の害に就いて』)へ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

痛みの種類

楳木先生:

痛みの種類ということについて『そうして面白い事には洋薬による苦痛は鋭い痛み、痒(かゆ)み、高熱、痳痺(まひ)等凡(すべ)て強烈であるが、漢薬の苦痛は鈍痛、重懈(おもだる)さ、微熱等で緩徐(かんじょ)的である。』とあります。

このように大体薬全体の種類に応じて排毒される痛みというのは古い先生からは聞いたことがあると思いますが、洋薬はキリキリした痛みで、漢方の方は鈍痛のような鈍い痛みで出てきます。自分の中でそのような痛みが出た時には〝これは何時の薬が溶けたのか″ということを掌握して、その前に使った薬はどこに使ってそれはどこに溜まりやすいかということを想定して浄霊をしていただきたいと思います。

大体今まで上半身の病気と下半身の病気と分けてメシヤ様は御説明してくださっておりますので、“溜まりやすい場所はどこか”ということはこの前半を拝読していけば大体わかると思います。そうした前の方まで還りながら勉強しなおすということをしていただきたいと思います。

 

責任者

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎薬全体の種類に応じて排毒される時の痛みというのは、洋薬はキリキリした痛みで、漢方の方は鈍痛のような鈍い痛みが出るのだということ。

◎自分の中で、キリキリした痛みや鈍い痛みが出た時には〝これはいつどこに使用した薬が溶けたのか″ということを掌握し、そして〝その薬はどこに溜まりやすいのか″ということを(御論文の前半部分をしっかりと拝読し)想定して浄霊をするのだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

病気を治し得る薬は一つもない

楳木先生:

『寒冒、結核、胃、腸等に関する薬剤は既に述べたが、其(その)外(ほか)脳に対する鎭静剤、点眼薬、含嗽(うがい)薬、利尿剤、毒下(くだ)し、温め薬、強壮剤、増血剤、風邪引かぬ薬、咳止、痛み止等々凡(あら)ゆる薬剤は、悉(ことごと)く病気増悪の原因となっても、病気を治し得るものは一つもないのである。』

という箇所ですが、いろんな薬が出ているけどもそれは次の病気の原因になることはあっても『病気を治し得るものは一つもない』ということですので、見ていけば症状を和らげることはあっても病気を治し得るということに繋がる薬はないので、そういったこともここで確認をさせていただきたいと思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎色々な薬が出ているけども、それは次の病気の原因になることはあっても『病気を治し得るものは一つもなく』、又それらの薬は、〝症状を和らげることはあっても病気を治し得るということには繋がらない″のだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

目脂が出たらしめたものだ

楳木先生:

『何よりも如何(いか)なる眼病でも目脂(めやに)が出るやうになれば必ず治るのである。』

ということですので、目の具合が悪い方々には〝目脂が出始めたらしめたものだ″と思ってですね、そういう症状が出てくるまでしっかり浄霊をしてあげていただきたいと思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎『目脂(めやに)が出るやうになれば必ず治るのである。』ので、目の具合が悪い人は、目脂が出るという症状が出てくるまでしっかりと浄霊をするのだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

水薬は舌癌の原因になる

楳木先生:

『又一般水薬に就(つい)ても同じ事が言える。長い間にヤハリ粘膜から滲透(しんとう)した薬毒は右と同様になるが、薬が強い為悪性である。而(しか)も意外な事には舌癌も之が原因である。処が医学は薬で治そうとするから、病(やまい)を追加する訳である。』という箇所ですが、水薬って、今の子供たちは飲んでいるのでしょうかね。

甘い味付きの飲み薬ですね。私たちの子供の頃は赤い甘みのあるのを随分と飲まされました。そういうのが無くなってきたのであればありがたいことですね。そういうのを飲んでいると、ここでは舌癌になると書かれていますが、私も子供の頃、舌の両脇がよく切れました。40歳ころになってできないようになりました。子供の頃に飲まされていた薬が舌とかに浸透していたのだと思います。こういう御教えを拝読すると〝それが原因だったのだな″とわからせていただくことができます。〝舌癌にならなくてよかったなあ″と思います。舌癌というのは最近増えてきていますので、口から舌に浸透しているものが〝随分あるのではないかなあ″と思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎舌癌も水薬を始終使用したこと(その使用した長い間に粘膜から滲透した薬毒)が原因なのだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

薬毒は脳に上ると精神病の原因になる

楳木先生:

『之に就(つい)て私は大発見をした。』と書かれています。

『といふのはサルバルサンの薬毒は頭脳に上り易く、上ると意外にも精神病になる事が多いのである。』ということですが、これは今梅毒の治療というのは殆ど知らされていませんので、もちろん自分は梅毒だと言う人もいませんが。この時に使ったサルバルサンというのは大体脳が侵されていって・・「梅毒が脳を侵す」と言われてきたのですが、メシヤ様の御指摘のように、この薬が脳に上がって行って精神病を起こしてくるのです。

これを現代に当てはめて一番わかりやすいのは、十数年前から問題になりましたO-157です。O-157で死んだ人たちがいますね。しかし、O-157で亡くなった人たちの症状は何かと言いますと腎不全なのです。本来O-157は腸がおかしくなっていくわけですので、腸が原因で死んだのなら「O-157で死んだ」と言えるでしょうが、腎不全が原因なのです。それはなぜ腎不全になるのかと言いますと抗生物質です。抗生物質が腎臓の働きを止めてしまうのです。ですからメシヤ様の御教えを現代に当てはめていきますと、薬を飲むことによって自分たちの臓器を痛めつけていくために大きな問題が起きてくるのです。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様の御教えを現代に当てはめていくと、服薬によって自分たちの臓器を痛めつけ、それによって大きな問題が起きてくるのだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

薬剤師は薬を飲まない

楳木先生:

夕べ私は週刊誌を買ったのですが、面白い記事がありました。(「週刊ポスト」2月21日号より)

「薬剤師は薬を飲まない 廣済堂出版刊 宇多川久美子氏著」

今読みます。」

【生活習慣病は薬では治せない:心臓病や脳卒中の要因ともなる高血圧や高脂血症は日々の生活で薬を飲みながら治療を続ける人が多い。そうした人にとって薬は手放せない存在だ。

「血圧が基準値を大きく上回っているため降圧剤は朝夕ごとに欠かせない。出先で持ってきたことを忘れたことに気づくと家に取りに帰るほどです。急に倒れたりするのが恐いから」(70代男性)

しかし、宇多川氏は生活習慣病にこそ薬は不要だと断言する。

「たしかに降圧剤を飲めば、血圧は下がります。ですが、薬局の窓口で『薬を飲んで体がだるくなった』と相談してくる方がたくさんいるのです。

高齢の人がなぜ血圧が高くなるかというと、加齢によって血管の弾力がなくなり血液が流れにくくなってしまうので、圧力を上げて全身まで血液を行き渡らせる必要があるからです。それなのに急激に血圧を下げてしまったら体に血液が行き渡らずだるさを感じてしまう。180だった血圧をいきなり130に下げるのですから体に無理を強いているのです。」

薬の副作用と思って我慢する人もいるようだが、あまりにも不調を感じるのは危険サインだ。

「薬は一時の症状を緩和するだけで、病気そのものを完治することはできません。薬に頼るよりも生活習慣を改善することがなによりも大切です。」(宇多川氏)】

楳木先生:

これは今回の御教えの『薬は症状を緩和するけども全治には繋がらない』と同じことが書いてありなかなか良い本だなあと思います

それからもう一つ“薬は体にとって異物”というところがあります。」

体調が悪い時に飲むものなのだから、体に悪いはずがない―薬についてそう思う人も多いだろう。しかし、宇多川氏は「薬は体にとって毒」だと断言する。

【「薬は自然界に存在しない合成品です。薬には石油から合成して作られたものが多くあります。つまり元をたどればプラスチックと同じ成分から作られているのです。そうした合成品は体にとって異物。効き目があるところにはよいですが、全く無関係のところに行き渡れば重い副作用を及ぼす毒になるのです。」(宇多川氏)】

楳木先生:

プラスチックと同じものを飲んでいるということですから、考えるとエラい恐ろしいことですね。

それから次にですね、

【薬は体内の酵素を奪う:体調を整えるはずの薬は、体にとって必要な動きを阻害してしまうこともある。

「食べ物を消化したりアルコールを分解したり血液や皮膚を作ったりするために必要なのが酵素です。その酵素にはもともと体内にある〝体内酵素″と外部から取り入れる〝食物酵素″があります。薬という異物を解毒するために、私たちの体は大量の酵素を必要とするのです。薬を消化するために大量の酵素を使ってしまうと、本来食べ物の消化や代謝のために使うはずの酵素が不足してしまうことになります。」(宇多川氏)】

ですから体全体に不調を起こしてしまうということですね。

そのようなことが書かれていますので「薬剤師は薬を飲まない(廣済堂出版刊・宇多川久美子著)」という本も結構面白い本かと思いますので参考にしておいていただきたいと思います。この中には“「新薬のほうがいい」は誤解》”ということも書かれています。取り寄せて見てください。

ですから、薬の害を告白する方が増えてきていますので〝メシヤ様の御心に適った時代を迎えているなあ″と思います。」

 

薬毒の悪影響は、膝から下に小さな腫物となって表れる

楳木先生:

それから『予防注射』という箇所で、

『先(ま)づ予防注射による薬毒の悪影響が、最も明かに表はれるのは、膝から下に小さな腫物が出来る事である。』と書かれています。これに治療とかをしていくと脱疽やひょう疽の原因になっていくということですので、私もこの右の親指がひょう疽で少し欠損しています。こういうひょう疽になっていくというのは子供の頃に予防注射を強制的に2回させられていますので、そうしたものもこういうところへ〝出てくる原因の一つだなあ″と、ここを拝読して思わされました。

そして、それに更に治療を加えてしまうと重篤な症状が出てしまいますので、良かれと思ってやることが非常に恐ろしいことになってしまいます。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎予防注射による薬毒の悪影響は、膝から下に小さな腫物となって明かに表れるのだということ。

◎治療(注射)によっては、脱疽やひょう疽の原因になっていき、それに更に治療を加えてしまうと重篤な症状が出てしまうのだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

薬の性質を御教えに沿って判断する。

楳木先生:

それから「薬自体が重たい場合は下へ溜まってくる」ということですので、薬の性質も教えに沿って判断するように心がけていく、と。

これから大勢の方々を救う上で、今回のところは・・・、“相手がどういう病気で、どういう治療を受けて、どういう薬を飲んだか”ということを聞いた上で浄霊をしてあげるとより一層〝救われるスピードが早くなっていくのではないか″と思います。今回のところはそうしたところを確認しつつ繰り返し拝読していただければ大変有難いと思います。

最初にそうしたことをお願いしておいていつものように質疑応答に移りたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「薬自体が重たい場合は下へ溜まってくる」ということなので、教えに沿って薬の性質を判断するように心がけるのだということ。

◎これから大勢の方々に浄霊を取り次ぎお救いしていくにあたり、“相手がどういう病気で、どういう治療を受けて、どういう薬を飲んだか”ということを聞いた上で浄霊することにより、より一層〝救われるスピードが早くなっていくのではないか″と思われるので、そのような確認が大切になって来るのだということ。

 

「メシヤ講座no.157三重(平成26年2月分)」より抜粋つづき:

人類を救うためにメシヤ様ご自身が相当情報をお集めになっておられた

受講者:

サンバルサンという薬はなぜ上に上って行くのでしょうか。

楳木先生:

神経にも関わる薬だから、頭の方へ上がっていくのですね。」

受講者:

この薬を飲むとこうなります。というのはわからないのでしょうか。

楳木先生:

ひとつひとつの症状を見ないといけないですね。それからメシヤ様は女性雑誌を読まれていたでしょう。「2年間便秘だった人がなんともなかった」とかの情報を得ています。メシヤ様御自身が相当情報をお集めになられて、〝人類を健康にするための手立てをお考えになられておられたのだろう″と拝察されます。」

現代は精神生活を考慮する必要がある

受講者:

『便秘が全然心配ない』というのには驚きました。便秘薬のコマーシャルも多く流れてますのでね。

楳木先生:

一番わかりやすいのは小学校とかで山登りとかキャンプをします。そうすると便秘になるようになっています。何故かといいますとトイレがないので体の方が自分で便秘にさせていくという作用が起きるのです。それを学校側は例えばキャンプをするのにも便が出やすいように油を余計に入れて食事を取らせるような対応をします。もっと酷くなるとキャンプに行くのに「水洗トイレがないといけない」とかいう子供が増えていまして、実質的にはキャンプをやってもキャンプになっていないのです。昔は穴を掘って囲みを付けてトイレをまずテントを張る前に大人たちが作っていました。

今は随分状況が変わりました。山に登ったりするときは場所もないので、便秘になった方が時には便利なわけです。それで山に行かなくても便秘になるということは様々な状況が便秘を作っているのでそれはその人の精神生活はどうかということを見つめた時に・・・昔から宗教界では〝感謝をしないと便秘になる″と言われていました。実は、その人の生活自体は“朝起きてから寝るまでどんな想いで生きているか”ということを細かく聞いてあげないと、便秘自体を治すということに繋(つな)がって行きません。様々な要素が加わってくるのです。

メシヤ様の時代にはそういう精神生活に対する配慮をする必要のない時代でした。道徳心がしっかりしていましたし、家庭の躾(しつけ)もきちんとしていました。

〝人に迷惑をかけてはいけない″とか〝家の手伝いをする″とかいうことが当たり前であったので、精神生活をそんなに心配する必要はなかったのです。

しかし、現代では〝家の手伝いよりも勉強しろ″と親が言いますので、ヘンテコリンな家庭がいっぱいあるのです。〝人間として本来生きていくあり方とは何か″ということについては充分見つめ直して対応していかなければいけない事象が現代では多いということです。この御論文が出た頃の人間社会と現代社会ではだいぶ異なっていますので、その分を考慮しながら対処をしていかないといけません。現代において『人を救う』ということはなかなか難しいことなのです。(後文割愛)」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様の時代は、道徳心はしっかりとしていたし、家庭での躾もきちんと出来ていたので、精神生活に対する配慮をする必要のない時代だったのだということ。

◎しかし、現代は上記のようなことが出来ていない家庭が沢山あるので、私達が人を救っていく場合には、相手と同じ目線に立って人間本来の〝生きていく上でのあり方とは何か″ということについて充分見つめ直しながら対応していかなければいけないので、現代に於いて『人を救う』ということは難しくなっているのだという(現代では、相手の精神生活に配慮する必要があるのだという)こと。

 

編集後記

責任者:

今回の学びでは私達が、これから大勢の方々に浄霊を取り次ぎお救いしていくにあたり、“相手がどういう病気で、どういう治療を受けて、どういう薬を飲んだか”ということを聞いた上で浄霊することにより、より一層〝救われるスピードが早くなっていくのだということを再確認させていただきました。その為にも「薬毒の害」に付いての御教えは、繰り返し拝読していかなくてはならないなあと感じております。

連日テレビでは、コロナのニュースが続いていています。春の清々しい陽気とは裏腹に、このコロナ禍は長引きそうで皆さん心配をされているのではないのかな?と思います。若草の緑がまぶしい好季節です。皆様がお健やかな日々を過ごされますようお祈りいたしております。

有難うございました。

 

追記:

下記の御蔭話を追加致しました。
「世界救世教奇跡集『原子爆弾に関するもの』」

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no. 157三重(平成26年2月分)

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