「昭和28年1月1日(祭典時御歌)」
しんねんをことほぐきもちほがらかにおのづからなるきょうのこのあさ
新年を祝ぐ気持朗かに自からなる今日のこの朝
おおいなるれきしのふしはちかよりぬまなこひらきてよのさまをみよ
大いなる歴史の節は近寄りぬ眼開きて世のさまを見よ
ただかみにすがるよりなきよのおわりきつればひとびとくいあらたむるらむ
只神に縋るよりなき世の終り来つれば人々悔ひ改むるらむ
めにみゆるちからはかぎりあるなれどみえぬちからぞかぎりなきなり
目に見ゆる力は限りあるなれど見えぬ力ぞ限りなきなり
「地上天国」43号、昭和27年十12月25日
かみといひほとけといふもぜったいのちからをもつはメシヤなりけり
神といひ仏といふも絶対の力を有つはメシヤなりけり
ちのかぎりメシヤのひかりくまもなくてらさんときぞかみのたるみよ
地の限りメシヤの光隈もなく照らさん時ぞ神の足る御代
おおいなるきぼうをいだきコツコツとはげむひとこそかみめでまさむ
大いなる希望を抱きコツコツと励む人こそ神愛でまさむ