今年こそ立つ春祝(いは)ふ御(み)祭(まつり)の深き神意を覚れ信徒(まめひと)
年毎に立つ春祝ふ芽(め)出度(でた)さの一入(ひとしほ)なりけり今日の御(み)祭(まつり)
「昭和28年2月4日(祭典時御歌)」
白梅(しらうめ)の香りも高く魁(さきが)けて外国(とつくに)までも匂ひぬるらん
東方の光は日に日に昇りゆきやがて世界を照らし包まむ
月星(つきほし)の光日に日に薄れゆくは天津(あまつ)日(ひ)光(かげ)の昇ればなりけり
この仕組み言ふてはならじ言わざればならじと宣(の)給(たま)ふ常(とこ)立(たち)の神
「昭和29年2月4日(祭典時御歌)」
新玉(あらたま)の年を迎えて思ふかな去年に比べて今日の明るさ
大いなる神の仕組みは日に月に目には見えねどいや進むなり
「昭和29年1月1日(祭典時御歌)」
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