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研鑽資料no.114(2023年7月)

7月に向けての学び

はじめに

責任者:

梅雨の晴れ間に夏の気配が感じられるころとなりました。皆様におかれましてはお元気でお過ごしでしょうか。月日の経つのは早いもので、あっという間に7月を迎えようとしております。今年の夏も暑さ対策に気を配り、熱中症等に気を付けながら皆様と共に元気に過ごして参りたいと思います。

それでは、引き続き「文明の創造」より学んで参ります。どうぞ、よろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『上半身の病気と中風』

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

上半身の病気については大体かいたが、いまだ書き残したものがあるから、これからかいてみるが、まず今日最も恐れられている病気としては中風であろうから、それを最初に説く事とする。

今日、若い者は結核、老人は中風というように、相場が決まっているが、全くその通りで、誰しも老年になるに従って、最も関心を持つものは中風であろう。中風はもちろん脳溢血からであるが、この病も医学では全然判っていないばかりか、判ってもどうする事も出来ないのであるから厄介である。まず脳溢血からかいてみるが、脳溢血の原因は、頸の固結であって、特に左右いずれかの延髄部に長年月を経て毒血が固まるのである。従って脳溢血の素質を知るのは雑作もない。右の部を指で探れば固結の有無が判る。それは右か左かどちらかが、必ず大きく隆起しており、押すと軽い痛みがある。ところがそこに一度浄化作用が発(おこ)るや、固結は溶解され、血管を破って頭脳内に溢血するのである。溢血するやたちまち脳を通過して、反対側の方へ流下し、手及び足の先にまで下降し、速やかに固まってしまい、半身不随すなわち手も足もブラブラになってしまうのである。重いのは腕も手も引っ張られるようになり、内側へ肱は曲り、指まで曲ったままで容易に動かなくなる。そうして拇指が一番強く曲り、四本の指で拇指を押える形になる。ところが面白い事には、足の方は反対に曲らないで、伸びたまま足首などダラリとなってしまう。それだけならいいが、重傷になると舌が吊って、呂律(ろれつ)が廻らなくなり、頭もボンヤリして痴呆症同様となり、目までドロンとして、悪い方の側の眼力は弱化し、見えなくなる者さえあるというのが主なる症状で、全く生ける屍となるのである。

ところで、医学の最も誤っている点は発病するや何よりも急いで頭脳を氷冷するが、これが最も悪いのである。医学ではこれによって、溢血の原因である血管を、速く収縮させようとするのであるが、これが大変な間違いで、本来溢血は毒血が出るだけ出ればたちまち止血するもので、そうなるには数分間くらいである。従って止血させる必要などないばかりか、反って氷冷のため、溢血後まだ残留している頭脳内の毒血を、より固めてしまう事になるから、頭脳内機能の活動は停止される以上、より痴呆症的になるのである。それを知らない医療は、氷冷を何日も続けるのであるから、その結果はどうなるかというと、頭脳を冷やし過ぎるため、凍結状態となってしまうのである。考えてみるがいい。人体中最も重要な機能を氷結させるとしたら生きている事は到底出来ないに決まっている。このため生命を失う者の数は実に多いのである。

角(つの)を矯(た)めて牛を殺すの類(たぐ)いで、これこそ病気のための死ではなく、病気を治すための死であるので、何と恐るべき迷蒙ではなかろうか。これは私の長い間の多数の経験によっても明らかな事実であって、脳溢血だけで死ぬ者は滅多にないのである。

ここで脳溢血に付随する種々な点を書いてみるが、医学ではよく転ぶと脳溢血が起り易いとされているが、これは逆であって、脳溢血が発るから転ぶのである。つまり転ぶのが先ではなく、脳溢血が先なのである。よく転んだり、梯子(はしご)段から落ちたりするのは溢血のための眩暈(めまい)である。そうして最初の脳溢血が幸いにも、一時小康を得て歩けるようになっても、医師は転ぶのを非常に警戒するのは、右の理を知らないからである。また医学においては頭重や一部の麻痺、眼底出血、耳鳴等があると溢血の前徴〔兆〕として予防法を行うが、右の症状は医学のいう通りであるが、その予防法は滑稽である。それは身体を弱らせようとし、減食、運動制限等を行わせるが、これは弱らして浄化を発させないようにする手段である。また再発を予防する手段も同様であるが、これらも発病を少し延ばすだけで、いずれは必ず発病するし再発も免れないのである。また近来瀉血(しゃけつ)療法といって、発病直後にそれを行うのを可としているが、これも見当違いで、最早溢血の毒血はそれぞれの局所に固まっているのであるから、瀉血は何ら関係ないところから出血させるので、そのため貧血して、大抵は数分後死ぬので、この例は近頃よく聞くのである。

今一つ注意したい事は、高血圧が脳溢血の原因とよく言われるが、これもはなはだしい錯誤で間接には多少の関係はあるが、直接には全然ないのである。その訳を実地についてかいてみるが、以前私が扱った患者に、六十才くらいで、当時講談社の筆耕書を三十年も続けていたという人があった。この人の言うのは、自分は六年前血圧を計ったところ、何と三百あったので、医者も自分も驚いたが、血圧計の極点が三百であるから、実はもっとあるのかも知れないと思ったくらいである。そのため医師から充分に安静せよと言われたが、自分は勤めをやめると飯が食えないし、自覚症状もないから、毎日この通り休まず勤めているが、別に変った事はない、というので私も驚いたが、よく見ると左右特に右側が酷く、顎の下に鶏卵大に盛上っているゴリゴリがあったので、ハハアーこれだなと思った。というのはこの筋は腕へ繋がっているので、血圧計に表われた訳であるが、本当の脳溢血の原因である固結は、最初にかいたごとく、延髄部の毒血であるから右は見当違いである。ところが中風といっても、こういう別な症状もあるから知っておくべきである。それは左右いずれかの頸部淋巴腺に固結がある場合、これが浄化によって溶解するや、頭脳の方とは反対にその側の下方へ流下し、中風と同様の症状となるのであるが、これは脳には関係のない事と、割合軽症なため、医師も首を捻るが、これも医療では治らないと共に、逆療法を行う結果、反って悪化し、まず廃人か死かは免れない事になる。この症状を吾々の方では逆中風と言っている。

 

まずはじめに(暑さ対策とお盆について)

楳木先生:

はじめにまず、暑い日が続いていますが、充分気をつけながらお過ごしください。

水分補給は不可欠ですが、あまり水ばかりを補給していると体液が薄くなってしまうので、夏野菜をしっかり摂りながら、水分として補給してください。それから水を飲む場合には、塩を必ず添えて飲むように心掛けていただきたいと思います。そういうことを心掛けながら体調管理にお努めいただきたいと思います。

それから、浜松市の場合は、現在、お盆です。

しっかりご先祖の慰霊に取り組んでいただきたいと思います。毎日、お供え物をあげて、善言讃詞を奏上して、霊界での・・・、とりわけお盆の間は地獄の釜のふたが開くと言われていますので、地獄に在籍する先祖も各仏壇に帰ることが許される訳ですので、その柱を充分慰霊してあげていただきたいと思います。この3日間が終わると釜のふたが閉まるということになりますので、地獄に在籍している柱は仏壇に帰ることができなくて、仏壇にお供えしたものは先祖のそういう係のものが地獄まで届けなくてはいけないということです。大変ご不自由な生活をされていますので、お盆の間にしっかり慰霊をしていただきたいと思います。

最初にそういったことをお願いさせていただきまして、御教え拝読をさせていただきたいと思います。それではお願いします。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎夏場の体調管理としては、(あまり水ばかりを補給していると体液が薄くなってしまうので)夏野菜をしっかり摂りながら、水分として補給するのだということ。

>水を飲む場合には、塩を必ず添えて飲むように心掛けるのだということ。

◎お盆の間は、地獄に在籍する先祖も各仏壇に帰ることが許されるので(その柱を充分に慰霊する為にも)、しっかりと慰霊に努めるのだということ。

>お盆の間は毎日、お供え物をあげて、善言讃詞を奏上するのだということ。

 

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋つづき:

楳木先生:

(拝読後)ありがとうございました。

本日は『上半身の病気と中風』ということでありますが、この頃、2行目に『今日最も恐れられてゐる病気』 と書かれていますが、これは昭和27年頃のことなので、現在皆さん方に「絶対になりたくない病気は何ですか?」と聞くと、だいたい「認知症」と言いますね。やはり認知症をみなさん恐れていますね。そして、その次がガンで、その次が脳梗塞とかいうような病気が出てきます。ですから現在と昭和二十七年当時の『最も恐れられてゐる病気』とは少し違っています。

参考になる体験記

楳木先生:

それから、この御教えを拝読したときに、一番参考になる体験記としては、5月5日に岡山支部責任者の○○さんが発表してくれた報告の中に〈脳出血の青年〉というところがありますね。30代の男性が脳内出血で半身不随になって、新〇〇協会で浄霊をいただいても御守護をいただかなかったので、最後の望みとしてメシヤ教の浄霊をいただけないだろうか、ということで連絡をしてきました。私のところと岡山支部に同時にメールが送られてきたので、私のほうから岡山支部に「対応をしてほしい」ということで、動いていただいたのですが、この体験記を思い出していただくと、最初にこの〇さんに確認していただいたことがあります。それを覚えていますか?」

参加者:

冷したかということです。

楳木先生:

ここにメシヤ様が書かれております。(書籍の)182ページから183ページにかけて、『氷冷』ということが書かれていますね。『医学の最も誤ってゐる点は発病するや何よりも急いで頭脳を氷冷するが、コレが最も悪いのである』と。医学の問題としては氷冷してしまうと。冷してしまうと麻痺とかが非常に進んで治らない場合が多いので、原田さんは相手にどのくらい冷したかということを確認しております。その冷した時間が長いと、なかなか治りづらいということがありますけれど、メシヤ様の御守護は大変偉大なので「試してみたらどうか」ということで通ってもらうことにしました。

そして、現在では・・・脚が全然歩けなかったのが、装具を外しても歩けるようになり、手もずいぶん上まで上がるようになり、そういうところまで御守護をいただいております。

しかし、現在、その途中で改善が止まっております。それはなぜかと言いますと、太ってきたからです。以前にもお話しましたが、胴回りが1センチ大きくなると、血管はどのくらい伸びるかというのを覚えていますか?」

参加者:

何メートルかは忘れましたが・・・。

楳木先生:

胴回りが1センチ伸びると、血管は数百メートル伸びます。毛細血管がね。それだけ伸びると血液をそっちまで送らないといけないので、手を治すというところまで血液が行き難くなってきます。それで遅れてしまうので、できるだけやせたままの方が良いのです。

しかし、ほっそりしすぎた人は少し太らないといけないのですが、太い人が痩せた場合には、その痩せた状態を維持した方が早く改善する、ということが言えます。

私も人のことを言えないのですが、私よりも大きくなっているので、それを少し減らしなさいと。そして「リハビリをしっかりやりなさい」ということで、この前の月次祭では指示しておきました。ですからあの体験記をもう一度読み返しながら、御教え拝読をしていくとよりわかりやすいのではないかなと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎昭和27年頃は、『今日最も恐れられてゐる病気』 と書かれているように、中風が最も恐れられた病気だったのだということ。

◎現在は、認知症を恐れている人が多いのだということ。

>その次がガンで、その次が脳梗塞とかいうような病気なので、現在と昭和27年当時の『最も恐れられてゐる病気』とは少し違っているのだということ。

◎医学では、脳溢血を発病した時に何よりも急いで頭脳を氷冷するが、この氷冷が最も悪いのだということ。

>氷冷してしまうと、麻痺等が非常に進んで治らない場合が多いのだということ。

◎脳内出血等で体に現れた症状(例えば、半身不随等)を改善するには、(胴回りが1㎝太くなると、毛細血管は数百メートル伸びて血液が末端まで行き渡り難くなり改善が遅れるので)太らないように気を付けるのだということ。

 

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋つづき:

楳木先生が体験されたこと

楳木先生:

それから、私も古い方はご承知のように、私も年数を測ったら11年前になっていたのですが、北海道の虻田町というところで交通事故を起しました。そのときに私の車が70キロくらい、相手の車が80キロくらいで走っていて、正面衝突をしたので、約150キロの衝撃が私の場合には左の頭にぶつかったのです。伊達市の病院に運ばれたときに脳内出血を起しているので手術をするということになったのですが、執刀医に連絡しても執刀医がつかまらないので、手術をその病院では断念して、それからさらに室蘭の病院に救急車で運ばれました。

室蘭までには、そこからさらに1時間かかるのですが・・・、室蘭についてから室蘭の執刀医が検査をしてみたところ、脳内出血がよくなっていた、と。異常がないということで手術はしないで、経過観察で終わるという形になりました。

今回の182ページを見ると脳内出血ですので、血管が破れて血が流れている訳ですが、後ろから4行目に 『血管を、早く収縮させやうとするのであるが、之が大変な間違ひで、本来溢血は毒血が出るだけ出れば忽ち止血するもので、そうなるには数分間くらいである』ということでありますので、脳内出血が出た、ぶつかった時に出血しても数分で血管はよくなっているのです。

あとは出血した血が問題なのですが、1時間救急車で運ばれている間に、すべておそらく尿で出たと思うのですが、脳の中に溜まった血液を再度血管が吸収して、出たものですから毒血になっていますので、腎臓を通しておしっことして出しているのです。室蘭に着いたときには脳内出血がよくなっていたということです。

ですから医者が処置をしなければ、我々の体は脳内出血を起してもよくなるということです。要は脳を開けてもらわなければよくなるということを覚えておいていただきたいということです。それにプラス浄霊をすれば非常にいいのだと。

このときに後でお亡くなりになった○○さんが天照皇大御神様から知らされたことによると、サタンが私を殺しておかないと、後々こうしてメシヤ教として大きくなってしまうから起きたことだと。

今、〇〇教を中心に大改革が行われています。それはいかにメシヤ教に信者が移るのを食い止めるかということで全国的に動いています。そのときに動くためには、どうしても自分達もメシヤ様のことをみんなに訴えていかなければ、メシヤ教に信者さんを取られてしまうので、もう一度信仰を見直すということをしつつ、私の種々の悪評を全国でばらまいているのです。

そういうことをやってくれるということが〇〇教の改革につながっていくのです。それはどういうことかというと、いろいろな方針よりもメシヤ様につながりさえすれば御守護をいただくということを皆さん方に言わざるを得ないので、どこの教団も。「メシヤ様中心なのだ」と言わざるを得ないので、大改

革が今、全国で起こりつつあります。サタンはこの大改革をやらせないために、私の命を狙ったのですが、「天照皇大御神(あまてらすすめらおおみかみ)」様が私の命を救ってくれたのであります。

救ったときに、私の脳内出血をよくして救ってくれたのではなくて、執刀医と連絡がつかないようにして救ってくれたのです。このとき執刀医がきて、頭を開けたら、このように車を運転してメシヤ講座をやりながら動くということが今できていませんので、執刀医と連絡がつかないように御采配してくださったのです。メシヤ様の御教え(『観世音菩薩の御本体』へ)を読むと、天照皇大御神様は日本の最高最位の位置にいらっしゃるので、庶民を救うということには手を出さないという大方針があると、御教えに書かれておりますので、どうして救ってくださったのかというと執刀医と連絡がつかないように配備をしてくださって、自分の治癒能力で脳内出血をよくさせるという御采配をしてくださったということですね。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎私達の体は、脳内出血を起こしても医者が処置をしなければよくなるのだということ(脳を開けなければよくなるのだということ)。

>それにプラス浄霊をすれば非常にいいのだということ。

 

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋つづき:

メシヤ教の信者としてする訓練

楳木先生:

それからもう一つ皆さん方に、3・11の東日本大震災が起きてから、心掛けて、地震が起きたときの訓練、津波がきたときの訓練を皆さん方一生懸命やっていただいているのですが、次はメシヤ教の信者さんに訓練してもらいたいことは、社会と共にやる訓練と共に、身内や知り合いが脳梗塞で倒れたとか、急に倒れたという連絡が来たときに、すぐ、走っていって救急車に乗り込んで浄霊をするという訓練をしておいてください。

医者が執刀する前に浄霊をすれば、大半は御守護いただけます。しかし、メスで切り開いて、脳を少し触ったあとの浄霊は大変手間がかかりますので・・・。とにかく、今、救急車がきても、浜松市の場合も受け入れてくれる病院をまず探さなくてはいけません。まず担架にのせて、救急車に乗せ、それからどこの病院が受け入れてくれるかの電話をして、受け入れてくれる病院が決まったら搬送し始めます。ですから、救急車がきてもすぐには出発しませんので、すぐに後ろのドアを開けて、「身内の者ですが、浄霊をさせてください」と。しかし、浄霊と言ってもわかりませんから「せめて救急車の中でお祈りさせてください」というふうに言ってください。とにかく乗り込んでそして病院に運ばれて、廊下を運ばれていき、処置室に入るまで浄霊を続けてください。そうすると結果が全く違ってきます。

その結果が違うのは、私が一番印象に残っているのは、初めての人の御守護がやはり一番残っているので、20代初頭の体験が大きいのですが、その当時、高知県の伊野布教所の開所を担当して初代責任者で着任してすぐに、そこは広範囲にわたる山間部の人を世話する布教所だったので、救急車を呼んでも、なかなか来ないという、今から30年余前の当時はそういう状態でした。

70代後半の男性が脳溢血で倒れたとき、奥さんから電話がかかってきたので、すぐに走っていって浄霊をしました。そうしたところが、左手足がもうしびれていて、口もきけなくて、ろれつが回らなくなっていたので、この御教えに沿って、まず右側の脳を浄霊して、それから左側の節々に沿って浄霊し、全然動かなくなったところを浄霊するということを繰り返して、出血したところ、節々、動かないところ。足も付け根、膝裏、足と。この順番で繰り返し繰り返し、約2時間浄霊をしたら、動き始め、本人も意識がしっかりして、「お世話になりました」 というふうに口に出すことができるようになりましたので、今のような順番で奥さんに浄霊を続けてくれということで続けてもらうことで、その方は後遺症が一切残らずに元気に復活しました。

そういう経験を積んだすぐあとに、次の人は伊野布教所の人とは関係のない人ですが、さきほどの新〇〇協会の信者さんが同じ町内に住んでいて、くも膜下出血で倒れました。くも膜下出血で倒れたけれども、「医療にはかかりたくないので」ということで本部に連絡をして、新〇〇協会の本部は福岡県にありますので、福岡県から高知県に電話がかかってきて、私に「実は近くにうちの信者がいるけれど、近くに浄霊をいただくところがないので、浄霊に行っていただけないか」 と言われました。

私は脳の病気に対しては、1回体験を積んでいるので、「では行きましょう」と。しかし「〇〇協会としてはどこを浄霊することを主としていますか?」とたずねると「くも膜下出血の場合、大動脈と大静脈、お腹の一番太い大動脈と大静脈を浄霊すると御守護をいただくケースが多いので、そこもお願いします。」と言われたので、「わかりました」ということでそこに行きました。

まだ40そこそこの奥さんだったのですが、主人は信者ではなかったので、主人に「今日は浄霊にきましたが、未信者のご主人が反対であれば、浄霊はしません。仮にこのまま命にかかわるような事態になったとき私が訴えられても困るので、一切責任を問わないという条件をいただけるならば、浄霊をしましょう」とお話しましたら、ご主人は「私の家内は一切医療にかかわらないという主義なので、どうなっても責任を問わないので、浄霊をしてやってほしい」と答えてくれましたので、「では、私も誠心誠意浄霊をさせていただきます」ということでしたので、この場合は頭のくも膜下のところと、大動脈、大静脈を繰り返し浄霊していたところ、こちらは1時間でよくなりました。

割と早く連絡がきて、私もすぐ対応できたので、だいたい1時間で元気になったので、それから数回浄霊に行ってあげて、御守護をいただきました。

信仰は当時明主様の信仰でしたので、「救世(きゅうせい)教に移るもよし、〇〇協会で続けるもよし、自由にお任せします」ということで対応しました。その後また脳については3回続いたのですが、もう一人70代前半のご婦人が自転車を無灯火で運転をしていたところ、車道にふらっと出てしまったので、若い夫婦の車にはねられてしまいました。そのときは脳が半分ぐちゃぐちゃになるという症状で病院に運ばれました。

それも意外と近くの信者さんが聞きつけて、すぐ連絡をくれたので、救急車の後から私も病院に着きました。そのとき担当していた医者に「身内の者ですが、どうでしょうか?」と聞くと「大変悪い事態で、命は助からないかもしれない。もし、手術をして治っても、植物人間としか生きていけないので、覚悟をしてください」と言われたので、「私は信仰をしているので、手術までお祈りをさせてほしい」と言うと「今、看護婦が髪の毛を剃っているので、その剃っている間はお祈りしても良いです」ということでした。

そして、処置室まで連れられて看護婦さんに「先生に許可をもらったので、お祈りさせてください」と話すと「わかりました。少し離れたところでしてください」と。もうせっけんを塗って剃っているところでした。剃っているところはあまり気持ちの良いものではありませんでしたが、15分くらい浄霊をし、「終わったので手術をしますから、出てください」ということで、出て廊下からそこをずっと浄霊していました。

そういう症状のときには何時間も手術に時間がかかるのですが、そのときには1時間足らずで医者が出てきたので、「どうしたのですか?」と聞くと、「脳が元通りになっていたので、チューブで血液を吸って、他のところに異常がないか確認をして、縫って終わったので、良かったですね」とのことでした。この場合15分の浄霊で脳が元通りになったということです。

ですから、医者が手をかける前に浄霊をしておけば、わずか15分でも御守護をいただけるので、そういうことがあった場合にはいち早く走っていって浄霊をするということを心掛けていただきたいと思います。

だから、ご本人の運が良い場合にはすぐに連絡がつくようになっておりますので、連絡がつき次第走って行って、救急車が停まっていたら救急車のドアを必ず開ける。「どうしよう救急車に運ばれたわ」と思わないで、すぐにドアを開けて、そうすると救急隊員がギョっとこちらを見ますから、「身内の者ですから、一緒に乗らせてください」と必ず喋れるようにして、何とか交渉をして乗り込む。そして、浄霊をするということを訓練しておいてください。いざというときのために。

身内の人の犠牲が起きないように浄霊をすぐするということを心掛けて、携帯電話が鳴ったら、「はい!わかりました!」って、もうそのまま車のキーを取り出して車に乗り込んでエンジンかけて、「じゃあ、すぐ行くからね」っていうぐらいの訓練を絶えずできるようにしといていただきたいと思います。」

参加者:

楳木代表、その場合は祝詞をあげてから浄霊ですか?

楳木先生:

いやいや、もう祝詞とか、もう『メシヤ様!』でいいですから。「メシヤ様、浄霊をお願いします」と言ってね、祝詞はあげなくていいから、すぐメシヤ様にお願いして浄霊してください。そして、自分のことも頼んでおかないといけないから。「もしも何かあった時・・・○○さんの場合は家に誰も居ないかも知れないので・・・○○ちゃんが学校から帰ってくる時間ぐらいに倒れたらすぐ浄霊してもらえるようにね、頼んどいて」、「すぐ浄霊してよ」っていうふうに頼んどいてね、そういう家の中でも訓練しとかんといかんね。まあそういう事を心掛けておいていただきたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎私達メシヤ様の信徒は、急に身内や知り合いが脳梗塞で倒れたという連絡が来たときに、直ぐにその場に走っていって救急車に乗り込み浄霊をするという訓練をしておくのだということ。

・医者が執刀する前に浄霊をすれば、大半は御守護いただけるのだということ。

>脳を切開して少し触ったあとの浄霊は大変手間がかかるので、私達はとにかく「身内の者ですが、浄霊をさせてください(「せめて救急車の中でお祈りさせてください」)」と言って救急車に乗り込み、病院の処置室に入るまで浄霊を続ける(そうすると結果が全く違ってくる)のだということ。

 

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋つづき:

血圧について

楳木先生:

それから今日はですね、血圧との関係も書かれておりますね。血圧。ここで講談社の筆耕書を30年もやっているという方が血圧300という、いま300なんて聞いたらもう医者まで驚くぐらいの数字ですけど、まあキリンも300ですのでね。キリンは首が長いので血液を上まであげる為には300必要だから、我々も首の長い人と私みたいにそう長くない人との間で血圧の差はあっても当然だということ。首のほっそりしたスラーっとしたら血圧はちょっと高めでいいのだと。それから背丈の高い人も血圧が高くて普通なのだと。

それから、脂肪をいっぱい溜めている人も血圧は少し高くないと、数100メートルの毛細血管まで血圧(血液?)を送り出さんといけないので、血圧は高いのは当たり前なのだということ。これを下げたらどうなるかというと、下げると血液が末端まで行き渡らない可能性があるので、何らかの病気が発生する可能性があるということです。血圧の関係は上がらないといけない状態なので、これを数字的に下げてしまうと先々で病気が発生する可能性があると、このように考えておいてください。それで血圧の測り方で、血圧計が家にある場合はいろいろ実験してみてください。 背筋を伸ばして血圧を測った時と、こうやってね(背中を丸めて足を引き寄せて)自分の足がもうこれ以上体につかないぐらい体を折って、それで血圧を測ってみなさい。折ったときの血圧が上がります。それは何故かというと、ここの大動脈と大静脈を圧迫するから血圧を上げないと血液が行き渡らないために血圧が上がるんです。だから人間の体に応じて血圧は上がったり下がったりしているということを実験を通して理解してください。これぐらいでは死にませんので。こう折ってこうやって測ってみて。そうしたら血圧がグーンと上がるから。背筋を伸ばしていると、血圧はスーッと正常に下がっていきます。(中略)

まあ今日はそういうことを、御教え拝読の中から確認をさせていただいて、いつものようにですね質疑応答に入りたいと思います。だから血圧が当然高くないといけない人が何人かいるわけだよね。」

(中略)

参加者:

内臓に脂肪が溜まるっていうのはどうして溜まっちゃうんですか?

楳木先生:

ん?」

参加者:

内臓の周りに溜まっちゃうっていうのは何でそういうような・・・。

楳木先生:

それは薬毒とかが中心。それと化合して、脂肪がそこにできてしまう。まあ(内臓)脂肪というよりは薬毒と考えておいたほうがいいね。

参加者:

はい。

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎血圧は、

>首の長い人と短い人との間で(血圧の)差があっても当然だということ。

>首がほっそりしてスラーっとした人は、ちょっと高めでいいのだということ。

>背丈の高い人は、高くて普通なのだということ。

>脂肪をいっぱい溜めている人も(数100メートルの毛細血管まで血液を送り出さないといけないので)少し高いのは当たり前なのだということ。

◎血圧を数字的に下げたらどうなるかというと、

>(血液が末端まで行き渡らないので)先々で何らかの病気が発生する可能性があるのだということ。

◎内臓脂肪は、薬毒が化合して出来るのだということ。

>内臓脂肪というよりは、薬毒と考えておいたほうが良いのだということ。

 

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋つづき:

薬の副作用

参加者:

全然違う話で聞いた話しなんですけど、薬を服用し始めると副作用って出てきますよね。そうすると、それって何週間か飲み続けると治まってくるっていうのですが、それはどういう状態になるって考えたらいいんですか?

ある薬を飲んだら食欲が無くなって吐き気がするって。私は“その状態は体を酷使して無理やり押さえつけようとしている状態が体調に影響を及ぼしているんじゃないかな”と思ったんですが、それを服用し続けると症状が無くなってくるっていう、その状態っていうのは・・・。

楳木先生:

それは、体の中で薬毒として固結となり、それが溶けるまで、ある程度それに慣れるみたいな現象なのです。だけど、メシヤ様は、『問題は、薬毒が固結として残ることが問題だ』と言っている。だから、それが残留することが問題だということ。いろいろ対応はできるけども残留すると、それが次のものを起こしていくので、これが怖いということだね。

参加者:

対応しているんですね。

楳木先生:

うん。それは、人間の肝臓というのは非常に優秀なので、肝臓、腎臓はね、対応していると。

だから腎臓移植ができるというのは腎臓は片方でも生きていけれるので、だから腎臓移植ができると。それから、最近、肺を一部移植した親子がいるでしょ?肺も二つあるので片方がダメになっても生きていれるということ。そういうことのために二つずつ付いている、腎臓も肺も二つ。

だから脳も二つあるので、ほぼ片方がダメになっても片方が補っていける、曇りがないと。いままで、だから不自由な人とかも浄霊をして対応したら復元してきた人が大勢いるのでね。

じゃあ時間になりましたので、これで終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

参加者一同:

ありがとうございました。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎薬の副作用が治まって来る時の体の状態というのは、服用した薬が体の中で薬毒として固結となり、(それが溶けるまで)ある程度その状態に慣れるみたいな現象なのだということ。

>しかし、メシヤ様は、『薬毒が固結として残ることが問題だ』と仰っているのだということ。

・その固結が、次の病気を起こしていくのが怖いのだということ。

 

編集後記

責任者:

医学は、脳溢血を発病した時に何よりも急いで頭脳を氷冷するのですが、氷冷してしまうと、麻痺等が非常に進んで治らない場合が多いので、この氷冷は誤っているのだということ。そして、脳内出血を起こしても医者が処置をしなければ(脳を開けなければ)よくなるのだということを、今回は学びました。更に、医者が執刀する前に浄霊をすれば、大半は御守護いただけるので、私達メシヤ様の信徒は、急に身内や知り合いが脳梗塞(等)で倒れたという連絡が来たときに、“直ぐにその場に駆けつけて車に乗り込み浄霊を取り次ぐという訓練をしておかなければならないのだ”という大変重要な御教示をいただきました。もしも、その様な場面に出くわした時には、御教示通りの行動が取れるように心掛けたいと思います。蒸し暑い日が続いていますが、どうぞご自愛くださいませ。有難うございました

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.150浜松支部 2013(平成25年7月分)

 

 

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