御教え『効果不感症』

「世界救世教奇蹟集」昭和28(1953)年9月10日発行

左の御蔭話は結核に付物の卵大の空洞が、三カ月で縮小したと共に、目方も一貫五〇〇匁増えた奇蹟に、驚いたのは御医者さんで、どうして快くなったかを訊かれたので、救世教で快くなったと説明したところ、只ニヤッと笑っただけでおしまいだというのであるが、いつも乍らこの点実に不可解だと思うのは、この事実こそ医学上からいっても大問題である。然も今日結核問題は日本に於ける最大悩みとされているのは、医者もょく知っている筈である。従って右の事実によってこの大問題解決の糸口を掴み得たとしたら何を措いても直に突き進んで研究すべきではないかと思うが、そういう事は更にないとしたら実に不可解で、頭脳を疑わざるを得ないのである。吾々は斯ういう事を聞くその度毎に医師の良心を疑わざるを得ないと共に、一種の憤激さえ起るのである。これ程の驚くべき奇蹟に対して無感覚で過すとしたら、ロボット同様でしかないと思う。

 

御蔭話 京都府S.T.(昭和二八年一月一七日)

明主様日々数々の御守護謹みて御礼申し上げます。

私は昭和二七年九月三日M共済病院にて健康診断を受けました。レントゲン写真は肺結核の病名となり、右肺に卵大の空洞があり、「あなたの肺は気胸はむずかしいから療養所に入院しなさい」と言われましたが、私はどうしても入院する気持になれず、一〇日程薬をのみましたが、肺病にはまだ確実な薬が無いと以前から聞いて居りましたので止めてしまいました。その後知合いのY様が来られて御浄霊をして戴き、有難いお道のお話を色々と聞かせて頂きました。御浄霊三回目頃、「一度支部にお参りし先生のお話を聞かれてはどうです」と言われ、早速九月下旬、R支部にお参りさせて頂き、G先生に色々と有難いお話を承り、御浄霊も頂きました。「必ず治して戴けます」との支部長先生の御言葉に、御神書も拝読させて頂き、希望がもてる様になりました。支部にお参りさせて頂く度に御浄化の有難い意味、薬毒の恐ろしさ、明王様の偉大なる御霊徳並びに大建設の御経綸等々、御聞きする事総てに驚き、私の前途に光明の道をあたえられた様に思われ、早速一〇月八日入信させて戴き、有難いお守様を謹みて拝受致しました。九日早速御浄化を戴き発熱致しましたが、夜分Y様においで願って御浄霊を戴き、楽に夜も寝ませて頂きました。翌一〇日支部にお参りしG先生の御浄霊を戴きまして頭の重いのもすっかり取って頂きました。翌一〇月一一日には妻も浄化を戴き、三九度余りの熱が出ましたが、Y様に御浄霊を頂き私も御浄霊致しまして熱も段々下り楽にして頂きました。一〇月一五日妻Kも入信の栄を賜わりました。三月三日義妹が遊びに来て居て帰る日突然腹痛を起しましたので、私と妻とで御浄霊をさせて戴き、約二〇分程で痛みはすっかり楽にして戴き、喜んで帰りました。当日私は本籍地に行きました後で、二男○が又熱の御浄化を頂き、四〇度以上になり、Y様に来て頂いて御浄霊を頂き、私達もさせて頂き、三日間でさしもの熱も下らして頂きました。=月三一日御屏風観音様、一二月五日には御神体を御奉斎申し上げ、我が家に明王様の光明が満ち、朝夕に拝浴させて戴ける喜びとなりました。入信後中教会長先生並びに支部長先生の御指導の許に、色々の人達に御浄霊をお取次させて頂き、次々と元気になられた人から喜んでお礼を申されます度、明主様の御偉大なる御神力に感謝申し上げ、一人でも多くこの光栄に御纏りされます様努力致して居ります。尚御神体御奉591斎当日、勤務先に出すべく診断に共済病院にて三カ月振りに受診致しました処、一貫五〇〇匁も体重が増えているのと、レントゲン写真の結果卵大の空洞が小さくなったことに、「何をやっているのか?」と聞きましたので、「救世教で浄霊をして頂いて居る」と申しました。医師は笑って居りましたが、別段強い反対も致しませんでした。今では私も段々気持ょく家族一同元気に日々御守護賜わって送らせて頂いて居救いの力ります。入信日浅き私如き者にも右の如き数知れぬ御守護を賜わり一人でも多く幸福の道に御導きさせて頂く様微力乍ら御協力させて頂きます。何卒今後共御守護賜わりまして、御用に従事させて頂けます様御願い申し上げますと共に、謹みて厚く御礼申し上げます。

明主様有難うございました。