研鑽資料no. 42(2020年7月)

7月の学び

はじめに

責任者:

地上天国祭に於いて、〝「結ノ和」にいただいた、メシヤ様という御存在を世界に伝えてゆくという役割を、これからも務めさせていただきます″という強い想いのもと、主神様へ全宇宙の御経綸に対する感謝を捧げ奉り、メシヤ様から地上天国建設の御力を賜ることを念じ奉る祈りを捧げさせていただきました。

さて今回も引き続き、「文明の創造、科学篇」より学ばせていただきます。

 

メシヤ講座no.137三重(平成24年6月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

結核と特効薬

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

結核の薬位、次々と出るものはあるまい。近年になってセファランチン、ペニシリン、ストレプトマイシン等々、之等は今随分もてはやされてゐる。恰度(ちょうど)何かの流行のやうである。此(こ)の様にそれからそれへと新薬が出るといふ事は、勿論もちろん前に出たものより効き目がより高いからであらうが、曩(さき)に詳述した如く、薬の効き目とは毒の効目であるから、毒が強い程よく効く訳で、浄化停止の力もそれだけ強いから、症状が軽減するといふ訳で、特効薬として売出されるのである。然(しか)し何いずれは其(そ)の薬毒の浄化作用が起るから、毒の強い程浄化も強く来るといふ次第で、結果は一の苦痛を免れやうとする其(そ)の方法が、二の苦痛の種を蒔くといふ事である。それが薬学の進歩と思ふのであるから問題は実に大きいと言はねばならない。従って有体(ありてい)に言えば、医学の誤りが病人を増し、薬剤業者を繁昌させ、新聞屋に多額の広告料を奉納するといふ訳で、それ以外の何物でもない事を知るであらう。憐れむべきは現代文化民族である。私が此(こ)の重大事を発見し得たといふ事は愈々(いよいよ)時期到来、暗黒界に一条の光明が射し初めたのである。勿論もちろん地上天国出現の間近い事の示唆でなくて何であらう。

 

メシヤ様は現代社会を御指摘

楳木先生:

今回のタイトルは『結核と特効薬』ということになります。結核ということを現代に当てはめて考えていくと、3行目からが一番良いのではないかなと思います。

『結核の薬位、次々と出るものはあるまい。近年になってセファランチン、ペニシリン、ストレプトマイシン等々、之等は今随分もてはやされてゐる。恰度(ちょうど)何かの流行のやうである。此様にそれからそれへと新薬が出るといふ事は、勿論(もちろん)前に出たものより効き目がより高いからであらうが、曩(さき)に詳述した如く、薬の効き目とは毒の効目であるから、毒が強い程よく効く訳で、浄化停止の力もそれだけ強いから、症状が軽減するといふ訳で、特効薬として売出されるのである。』

新薬がズーッと出ているのが現代の社会でありますので、メシヤ様が御指摘になっておられるのはやはり現代社会を、御指摘されていると受け止めれば良いのではないかと思います

それで、いろいろ考えていきますと、皆さんが家に帰ってテレビをつけた瞬間から、流れてくるコマーシャルは、おおよそ健康問題と、ダイエット問題が中心です。そうするとその背景は何かと言いますと、おおよそ製薬会社がいかに売り上げを上げるかということで進んでいることがあります。

ですから、それを去年からズーッと学んできました「血圧」ということに当てはめてみますと、メシヤ様は『血圧は300までは大丈夫だ』とおっしゃっておられます(御教え『上半身の病気と中風』へ)。

そして、キリンも300あるという事から例題をあげて学んできました。それから世に言う名医と言う方々は「200まで大丈夫だ」とおっしゃっています。

しかし、背景に製薬会社がいる医者は「140以上は高血圧だ」と言います。そして、サプリメントになりますと「血圧が130になったらこのサプリメントを飲みましょう」という言い方をしていまして、血圧一つをとりましても薬が関与する事によって高血圧の数値が変わってきているのです。

こういう事がありますので、次の箇所ですね、

『従って有体(ありてい)に言えば、医学の誤りが病人を増し、薬剤業者を繁昌させ、新聞屋に多額の広告料を奉納するといふ訳で、それ以外の何物でもない事を知るであらう。』

この『新聞屋に多額の広告料を奉納する』ということと、プラス平成では「テレビ会社に多額のCM料を奉納する」と付け加えておけば、非常にわかりやすいのではないかと思います。そういうことを、メシヤ様は「現代を見越して御指摘になっておられる」のではないかと思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎この御論文は、メシヤ様が「現代を見越して御指摘になっておられる」のではないかと思われるような内容なのだということ。

 

「メシヤ講座no.137三重(平成24年6月分)」より抜粋つづき:

浄霊は、神経経路の勘違いを修正する

楳木先生:

先日脳卒中についてNHKの「ためしてガッテン」(平成24年6月6日放送)で、「6ヶ月の壁」ということを紹介していました。

例えば片方の手が動かなくなった時に、リハビリに取り組みますよね。リハビリに取り組むとずいぶん改善するのですけども、「6ヶ月の壁」があるのですね。6ヶ月経つと全然進まなくなるのです。どんなに努力をしてもね。」

受講者:

医者も改善がみられなければ、6ヶ月経つと治療をやめてしまいます。

楳木先生:

「改善がみられなければ治療をする価値がない」というのが今までの医療だったわけです。それで、「ためしてガッテン」で取り上げた医者の場合は「その原因を突き止めた」のです。

これは「神経経路の勘違い」によるもので、勘違いを起こしている方の神経を少し鈍らせると、脳から出てくる信号の受動体が元に戻るので、改善が見られるということです。

わかりやすく説明をしますと、例えば缶コーヒーの熱いのを突然体に当てられると飛び上がりますよね。しかし、あらかじめ「○○さん、これから熱いのを手の上に乗せるからね」と言ってから乗せるとそんなに飛び上がることはありません。熱いのだとわかっているからね。しかし、後ろから不意に熱いのを当てられると飛び上がります。

これは自分を防御する神経作用で脳を介在しないのです。手から脳まで行かなくて脊髄を通る。脳からの「熱いから手を引っ込めなさい」という信号ではなくて、「自分を防御しなさい」という信号が脊髄から出るので、思わず手を引っ込めてしまうのです。

これが脳梗塞をしているために信号を受け止める受動体のところが、だんだん勘違いをして、避難しようとする方の信号を受け止めるようになるのです。

それで、いつも縮めよう縮めようとして手が動いてしまうのです。そこで、縮めよう縮めようとする神経の方に薬を打って完全にバカにするといけませんので、少しボケさせると受動体が脊髄からの信号を拾わないで、脳から来る信号を拾い始めるので、縮めようとするのが緩むので、リハビリの効果がでるようになります。それでその治療を受けた人は手が開かなかったのがみんな開くようになったという事例です。

それでこのことがわかれば、浄霊する場合、脊髄と腕の神経の交差しているところを浄霊すれば良いということがわかります。

薬理学の研究、病理学の研究から良い事例があって、「こう言った場合はここの神経を麻痺させれば改善ができる」ということを発見したので、麻痺させる薬を入れてしまいます。いわば毒を入れてしまいます。毒を入れると副作用が必ず後から出てくるはずなので、良い着眼点ではありますが、人間全体からしますと問題があるのです。

浄霊をいただいていると改善がきちんと進むのは、どういうことかと言いますと、その神経の勘違いを、本来の神経の繋ぎ方に修正できるために浄霊をいただいていくと復活できるのです。

ですから、「ためしてガッテン」も良いところに着目したのですけども、改善がいつも対症療法的になってしまうのが問題です。こういう報告を受けながら、「我々の浄霊をする場所はどこか」ということを見つけて、浄霊をしていきますと、これからはそういう人たちへの対処ができていくと思います。

こうしたことから、対象者がおりましたら、いつも神経の繋がりということを意識して取り組んでいただきたいと思います。こういうことは、浄化者の側(そば)にいる人がいつも研究しておかないといけませんね。

それでその上で浄霊をしていかないと的確なところに光が当たっていかないからね。参考にしておいてください。また、再放送があると思いますので見てください。

○○さんですが、脳梗塞の場合もね、脳の中のポイントがあるはずなのです。これは脳をしっかり浄霊して、徳を積んでいかないと脳が発達しません。その方法を夫婦で考え出してくれたら良いのですけどね。

支部へ浄霊を受けに来ても週に一回程度でしょう。日々の浄霊が大切なのですからね。家族の浄霊が必要となって来るのです。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

〇脳卒中後、縮めようとして手が動いてしまうことの原因が分かると(手が開かなかった原因を突き止めることによって)、脊髄と腕の神経の交差しているところを浄霊すれば良いということが分かるのだということ。

◎浄霊をいただいていくと、脳卒中後の神経の勘違いを、本来の神経の繋ぎ方に修正できるための改善がきちんと進み復活できるのだということ。

〇これからは、ここで取り上げたような情報を見逃さず「浄霊をする場所はどこか」ということを見つけ(的確なところに光を当て)ながら浄霊をしていくと、浄化されている人への対処ができていくのだということ。

◎脳梗塞の場合も、日々の浄霊が大切なので、家族の浄霊が必要になってくるのだということ。

 

「メシヤ講座no.137三重(平成24年6月分)」より抜粋つづき:

暗黒界に一条の光明

楳木先生:

さて、これから大事なところを読みます。

『私が此(この)重大事を発見し得たといふ事は愈々(いよいよ)時期到来、暗黒界に一条の光明が射し初めたのである。』

暗黒界に一条の光明が射し初めたのが昭和27年だということです。しかし、一条の光が射し初めたのですけども蓋(ふた)をしてしまっているのが、現在の世界救世(きゅうせい)教なのです。

折角(せっかく)昭和27年に射し初めた光を膨らませて(一条を拡大する)いかないといけないのが、メシヤ様御昇天後の世界救世(きゅうせい)教を中心とした教団なのです。その罪たるや大変なものなので、メシヤ教を中心に、もう一度光を射し初めていくのが、今回の『文明の創造』の発刊なのです。そういうことを、よくよくご理解しておいていただきたいと思います。

そのことにおいて、”我々三重支部は、今回多大なるご奉仕ができたのだ”と・・・、校正ということでね。”もう一回一条の光を射し初める奉仕ができたのだ”ということです。

メシヤ様の御論文を一般書店で売り出したことは、メシヤ様御昇天後ありませんので、初めてだということですね。」

(中略)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎『文明の創造』の発刊(出版案内へ)は、〝暗黒界に射し初めていた一条の光明を、私達を中心として再び現在に射し初めていく″ということなのだということ。

 

「メシヤ講座no.137三重(平成24年6月分)」より抜粋つづき:

ボツリヌス菌について

受講者:

新聞で「ボツリヌス菌」の話題が出ていました。

【厚生労働省は26日、鳥取県米子市の60代の夫婦が食中毒とみられる症状で入院し、一時意識不明の重体になったと発表した。自宅に残っていたうどん入り食品「あずきばっとう」から毒性の強いボツリヌス菌が検出され、製造した岩手県宮古市の「ハニー食品」は、あずきを含む自社製品の自主回収を始めた。厚労省によると、夫婦は24日未明に病院に搬送された。しびれや言語不明瞭などの症状があり、重体は脱したが、現在も意識不明の状態が続いている。 】

この「ボツリヌス菌」ですが、ボツリヌス菌の持つ筋肉を麻痺させるという作用を医学的に利用して、局所的に筋肉の働きを弱めることで、シワをなくしたりする治療に使われているそうです。薄めて使用するので安全だとしています。

一方、過去にオウム真理教がテロ計画として生物兵器として使用する計画があったそうです。中毒を起こし、生物兵器ともなり得る菌を薬として使用しているのです。

楳木先生:

それが、さっきの「ためしてガッテン」の注射ですよ。」

受講者:

あ、筋肉の働きを弱めるので。

楳木先生:

そう。それを使うわけです。」

受講者:

それで量を誤ると中毒症状が出てしまう訳ですか。

楳木先生:

だからね。美容のために、シワをとるためにそういう薬を使っているのだね。そうするとシワが延びるわけだから。それで量を間違えると副作用になってしまいます。恐ろしいことですね。また、そういうふうに使おうと考えた人がいるというのもね、恐ろしいことですね。まあ、偶然に良くそのことを調べましたね。」

受講者:

新聞でボツリヌス菌というのを見て「何かな~」と思いまして。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

〇脳梗塞の後遺症の治療や美容(シワをとる)の為に、ボツリヌス菌の持つ作用(筋肉を麻痺させる)を医学的に利用し使用されているのだということ。

 

(中略)

 

「メシヤ講座no.137三重(平成24年6月分)」より抜粋つづき:

アメリカ布教

楳木先生:

アメリカで、霊的事象の対応をするのに、具体的な御教えがほとんど無いということがわかって来ました。ですから、これから「浄霊の取り組みをして結果をみて事例を積み重ねて行く。」という作業をしていかなければいけません。

今までの先達がそういった取り組みをしてこなかったということが、最近になってわかって来たのです。日系人相手が多かったので、日本型の霊的対応で解決出来て行ったのですね。それで、アメリカ人自身に起きてくる霊的事象については、メシヤ様にあまり御質問をしておられないのです。

資料不足なのです。『アメリカを救う(御論文へ)』という御論文はあるのですが、「アメリカ人全体をどう救うのか」という全体像の構成が出来ていないのです。」

受講者:

西洋の霊界はまた違いますからね。

楳木先生:

『平面的だ』とおっしゃっておられますのでね。それをどうやって救っていくかということなのです。今の状態ではアメリカを救えないと思うのです。

ですから、メシヤ様の『御教えと浄霊力』を持って向こうで起きてくることで判断していくしか無いわけで、そういう作業をしていかないといけないので、アメリカ布教ということでいうと、まだ緒(ちょ)に就(つ)いていないのです。これからやらなければいけないことが山ほどあるのです。」

受講者:

『アメリカを救う』の現代版ですか。

楳木先生:

そうなのです。それで、『文明の創造』は発刊できたので、これから『天国の福音書続篇』の計画を立てつつ、どうやってアメリカを救うか、ヨーロッパを救うか、ということを具体的に構築していく、という作業をしていかないと、〝地球全体を救う″ということが絵空事になってしまいます。そうすると『地上天国』なんて言っておられません。

そういった作業も待っているので、皆さん一つよろしくお願いいたします。」

(「ミシッ」と『大建設(御真筆)』のあたりで音がする。)

楳木先生:

「ミシッ」と鳴ったのでわかったのかな。(一同笑)

徳積と浄霊によってこそ救われる

受講者:

英語の堪能な人材が必要ですね。

楳木先生:

その前に、御教えに基づいてやってくれる人をアメリカ人につくらないといけません。

そして、霊界をどう説明していくかということを考えていかねばいけませんし、キリスト教の作ったシステムというものがありますので、御教えに基づいて誤りを正していかなければいけません。」

受講者:

難しいですね。

楳木先生:

ですから、実体験をアメリカの人にしていただきながら、変えていかないといけないので、「自殺した場合は懺悔しても救われませんよ。」と。そして、『徳積と浄霊によってしか救われない。』ということを実体験をしていただきながら、御教えを相手に浸透させていかないといけません。

これからの御神業というのは、そういうことを根底において、取り組んで行かないといけないということをね、最近ズーッと訴えられているのです。これからはそちらのこともやって行かないと、このままでは、世界を救えませんのでね。

今回の御教えで、『憐れむべき現代文化民族』とおっしゃっておられたのは、“現代の実態がそうなっている”ということをみんながわかって行かないとね。現代は一部の人間たちが、みんな良いように取り仕切って生活しているだけでしょう。

しかし、日本は今物凄く暴露されているから、政治家の実態がね。それから官僚の一部がいかに出鱈目なことをやっているかということですね。そういうことを野田総理が開陳してくれているのでね。

日本からそういうことが崩壊しつつありますので、世界に波及して今の体制を変えて行かないことにはね。『全人類を救う』ということには繋がっていきませんのでね。

慰霊のことを一つ捉えても、日本の「世界救世(きゅうせい)教」がマチマチなことをやってきていますのでね、アメリカの人のことを考えると本当に課題は多いわけなのです。

『地上天国祭』から打ち出す御神業―国境を超えるシステム

楳木先生:

ですから、『地上天国祭』から打ち出す御神業の深さ幅広さは、「大変なことをみんなに打ち出さないといけないな」と。今考えているところです。

それで、もう一つは海外に宗教が出て行く時は民度の差によることがあります。民度の高いところから低いところへは浸透しやすいのです。ですから、アメリカには入って行きにくいのです。民度が逆だからね。

それでそう言った場合、「言霊学」とかから入って行って、「世界の文化は日本が発祥の地だ」という論理的組み立てで入っていかなければなりません。

受講者:

言霊学から入って行くのですか。

楳木先生:

それで、「日本の文字が変形していってアルファベットになった」ということを相手に教えて行かない限り、日本の優秀な文化性が伝わりません。

受講者:

アルファベットは日本の文字から始まったのですか。

楳木先生:

吾郷清彦氏の「日本神代文字研究原典」に)、この文字がアルファベットになった。この文字がハングル文字になった。ということが書かれています。」

受講者:

ハングルはわかるのですけどね。

楳木先生:

アルファベットも見つけたのです。その文字の一つがインディアンが使用していると。そういう全体の構成を吾郷氏は調べたのです。

ですから、そういうものに基づいてこちらが高いところからアメリカに入って行かないと、布教ということができないですね。そういう「国境を超えるシステム」というものがあるのです。そういうことを知らないで布教しているので発展して行かないのです。

それから、言葉の発生が許されている範囲、文字の使用の範囲ですね。アルファベットは範囲が限定されているのです。」

受講者:

(ス)という発声は日本人にしかできないそうです。

楳木先生:

ですから、そういったことを積み重ねつつ入って行かないと、アメリカでは布教は成り立たないのです。浄霊で奇蹟は出ます。しかし、インディアンのお祈りでも奇蹟は出るわけです。すると、土着信仰の一つくらいにしか受け止められないのです。」

受講者:

メチャクチャ広がりのあるお話ですね。この少人数での話の内容として。ドキドキします。(一同笑)

楳木先生:

これがね、みんなの気持ちが、「ああそうだ」と一つになるとジワーッと広がって行くのです。

最初メシヤ教を立ち上げるのも私一人からやり始めたわけですからね。それで、話をしているうちに「私もそう思っていました。」という人が集まって来てメシヤ教として構成をできるようになったわけですからね。

今度、そう思った人達がさらに構築していくとその周りにまた出来て来て、大きいかたまりになっていきますからね。こういったことを絶え間なく続けていくしか無いのです。

受講者:

『文明の創造』が出てすごく話が大きくなったと思いますね。

楳木先生:

『文明の創造』を二年間かけて、発刊までこぎつけたから、だから次の展開の御神業が、メシヤ様から提示され、許されて来た部分があるのではないかなと思いますね。

ここまでたどり着くのが大変でしたけども、これからこれを土台にドンドン浸透させて行くことができるのではないかなと思います。

そういう良い時期を迎えているという思いで『地上天国祭』を迎えさせていただきたいと思います。

それでは時間になりましたので、一旦終わらせていただきます。ありがとうございました。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

〇アメリカで布教する上に於いて、御論文「アメリカを救う」はあるが、「アメリカ人全体をどう救うのか」という全体像の構成はなされてこなかったので、その場合メシヤ様の「御教えと浄霊力」で判断していくしかないのだということ。

〇〝地球全体を救う″ということが絵空事にならないようにするには、具体的に〝どうやってアメリカを救うか、ヨーロッパを救うか″ということを構築していくという作業が必要なのだということ。

◎これからの(世界に向けての)御神業は、「〝徳積と浄霊によってしか救われないのだ″という実体験を通し、『御教え』を浸透させていくのだ」ということを根底において、取り組ませていただくのだということ。

◎アメリカやヨーロッパのような民度の高いところへの布教は、「国境を超えるシステム(民度の低いところから高いところへは浸透しにくいのだ)」というものを理解した上で、例えば「言霊学」などから入って行って、「世界の文化は日本が発祥の地だ」というような、論理的組み立てで入っていかない限り成り立たないのだということ。

◎楳木先生がメシヤ教を立ち上げられた時のように、世界布教に対して皆の気持ちが「ああそうだ」と一つになることによって「メシヤ様の御教えと浄霊」がジワーッと世界に広がって行くのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回学びは、御教え『結核と特効薬』の研鑽と共に、「文明の創造」発刊から8年という歳月を振り返る良いキッカケになったのではないでしょうか。振り返ったことによって改めて、アメリカやヨーロッパへの布教について〝私達は具体的にどうすればいいのだろうか?″と考えさせられました。結ノ和では、少しずつ英文の御教えを掲載し始めております。海外の関係者の方々に拝読いただき、〝メシヤ様の御教えと浄霊を知って、行動する″誘因となれば幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

 

※責任者より

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.137三重(平成24年6月分)

印刷はこちらからどうぞ

 

「結ノ和ニュース」 のご案

結ノ和より、最新のお知らせ(研鑽資料のアップ等)をご登録いただいたメールアドレスへお送りいたします。
以下よりお申し込みいただけます。