研鑽資料no.60(2021年4月)

4月の学び

はじめに

責任者:

暑さ寒さも彼岸までと申します。お彼岸を過ぎ、大分暖かくなり過ごしやすくなって参りました。又、今年の1月に発出された緊急事態宣言は、3月21日をもって全都道府県で解除されたこともあって、大分気持ちも明るくなり、春めいて来たように感じております。皆様は、どのような思いでお過ごしなのでしょうか?

さて、今回も引き続き「文明の創造」より学びを積み上げて参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.155三重(平成25年12月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『小児病』

「文明の創造、科学篇」 昭和27(1952)年

単に小児病といっても、その種類の多い事は良く知られているが、小児病は突如として発病するものが多く、しかも物心のない赤ん坊のごときはただ泣くばかりで、何が何だかサッパリ判らないので、母親としてただ困るばかりである。まずそれからかいてみるが、生まれたての嬰児に多いのは、消化不良という青便や泡便が出る病だが、これは消化不良というよりも、母親の毒素が乳に混って出るので、つまり親の毒が子を通して浄化される訳だから、実に結構なのである。従って、放っておけば出るだけ出て必ず治るものであるが、それを知らない医療は乳児脚気などと称し薬毒を使うから、反って弱ったり、発育不良となったりする。これが将来虚弱児童や腺病質の因となり、年頃になると結核になり易いので、近来結核の増えるのも、右のような誤りが大いに原因しているのである。

また生後間もなく、種痘をしたり、何々の予防注射とか、栄養のためとかいって注射をするが、これがまたすこぶる悪い。何しろまだ体力が出来ていないから、注射などは無理である。このため多くは発育不良の原因となり、よく誕生すぎても首がグラグラしたり、歩行が遅れたり、智能も低かったりするのはみなこれがためで、医家に対しこの点一層の研究を望むのである。またこういうものも偶(たま)にはある。それは生後一、二ケ月経った頃吐血する幼児で、医診は胃潰瘍などというが、これは滑稽である。何となれば胃潰瘍は消化薬連続服用の結果であり、こちらの原因は出産前後、母親の古血を呑んだのを吐くのであるから、その後食欲も増す事である。

それから少し大きくなってから、発り易いものとしては百日咳、ジフテリヤ、脳膜炎、麻疹(はしか)、日本脳炎、猩紅熱(しょうこうねつ)、疫痢、小児麻痺等であろう。それについてこれからかいてみるが、まず百日咳であるが、この原因はヤハリ出産前母の悪露(おろ)を呑んだためで、それが一旦吸収され保有していたものが、時を経て浄化によって出るので、何よりもこの病に限って、猛烈な咳と共に、必ず泡を吐くのである。そうして百日咳の特徴は、咳する場合必ず息を引く音がするからよく分る。つまり右の泡を出し切るまでに百日くらいかかるから、その名がある訳だが、浄霊によれば発病後間がなければ三週間くらいかかり、最盛期なら一週間くらいで全治するのである。急所は胸が第一、背中が第二、胃部が第三と見ればいい。すなわちその辺に泡が固まっているのである。この病はよく肺炎を起し易いがこれは咳を止めようとするからで、溶けた泡が一旦肺に入り、咳によって出るのが順序であるのに、その咳を止めるから泡が出ず肺の中へ溜り固まるので、溶かすための高熱が出る。それが肺炎であるから、言わば百日咳だけで済むものを、誤った方法で肺炎という病を追加する訳である。

次にジフテリヤであるが、これは喉に加答児(カタル)が出来、その部が腫れて呼吸困難になり、ついに窒息するという恐ろしい病気である。医学は臨床注射や予防注射をするが、これは一時的浄化停止で、相当効果はあるにはあるが、この注射薬は猛毒とみえて、悪性の病気が起り易く、しかも非常に治り悪いので、生命に及ぼす場合さえよくある。ところが吾々の方ではこの病気は特に治り易く、浄霊するや早いのは十分、遅いのでも三、四十分くらいで全治するので、実に奇蹟的である。しかも薬毒などの副作用がないから安心である。ジフテリヤの原因については霊的が多いから後に譲る事にする。

次に脳膜炎であるが、この症状は発病するや前頭部に火のような高熱が出ると共に、割れるような激痛で、眩しいのと眩暈(めまい)で、患者は目を開けられないので、これだけで脳膜炎とすぐ判るのである。この原因は毒の多い子供が、物心がつくに従って、頭脳を使うから、頭脳に毒素が集注する。それが前頭部であって、学校へ行くようになるとなおさらそうなるから、事実、その頃起り易いのである。ところがここに見逃し得ない問題がある。というのは熱を下げようとして極力氷冷するから、せっかく溶けかかった毒素を固めてしまうので、頭の機能の活動は阻止され、治っても白痴や片輪になるので、特に恐れられるのである。ところが浄霊によれば毒素が溶けて、目や鼻から血膿になって沢山出てしまうから、頭の中の掃除が出来、反って頭脳は良くなり、例外なく子供の学校成績も優良となるのである。従ってそこに気が付きせめて氷冷だけでも廃めたら、いかに助かるであろうといつも思うのである。

麻疹(はしか)は衆知のごとく、生まれてから罹らない人は一人もあるまい程一般的の病気であるが、この原因は親から受継いだ毒血の排除であるから、実に有難いもので、むしろ病気とは言えないくらいである。それを知らないから、無暗に恐れ当局なども予防に懸命であるが、全く馬鹿々々しい努力である。ゆえに麻疹は何らの手当もせず、放って置けば順調に治るものである。それを余計な事をして、反って治らなくしたり、生命まで危なくするのである。ただこの病気に限って慎むべきは、発病時外出などして、風に当てない事である。というのは麻疹の毒が皮膚から出ようとするのを止めるからで、昔から言われている風に当てるな、蒲団被って寝ておれとは至言である。というのは発疹を妨げられ毒が残るからで、再発や他の病原となるので注意すべきである。

そうして麻疹は人も知るごとく肺炎が最も発り易いが、これは氷冷など間違った手当をするためで麻疹は外部に出ず、内部を冒す事となり、肺胞全体に発疹するためで、肺の量が減るから、頻繁な呼吸となるが、その割に痰が少ないのはそういう訳である。この肺炎も何ら心配せず、放っておけば二、三日で必ず治るものである。また麻疹が治っても、よく中耳炎や目が悪くなる事があるが、これは毒の出損なった分が、耳や眼から出ようとして、一旦その部へ固まり、高熱で溶けるのだから、放っておけば日数はかかっても必ず治るものである。

次は日本脳炎であるが、この原因も簡単である。子供が夏日炎天下に晒されるので、頭脳は日光の刺戟を受けて、背中一面にある毒素が、後頭部目掛けて集中する。その過程として一旦延髄部に集結し、高熱で溶け液体毒素となり、後頭部内に侵入する。そのため眠くなるのであって、その他の症状も多少はあるが、右の液毒は脳膜炎と同様、目と鼻から血膿となって出て治るのである。何よりも発病するや、たちまち延髄部に棒のごとき塊が出来る。これはいくら溶かしても、後から後から集注して来るから、浄霊の場合根気よく二、三十分置きくらいに、何回でも浄霊するのである。すると峠をすぎるや、目や鼻から血膿が出始める。それが治る第一歩で、驚く程多量な血膿が出て治ってしまう。まず数日間と見たらよかろう。これで見てもこの病気は何ら心配は要らないのである。ところが医学は原因も判らず、毒を出す方法もないから、無暗に伝染を恐れる。これも脳膜炎と同様、氷冷が最も悪く、そのため長引いたり、命に関わったり、治っても不具になるのである。近来医学で蚊の媒介としているが、これは怪しいものである。しかし吾々の方では簡単に治るのだから、そんな事はどちらでもいい訳である。

猩紅熱(しょうこうねつ)もヤハリ簡単な病気で、原因は先天性保有毒血が、皮膚から出ようとするもので、一時患部の皮膚は真っ赤になって、細かい発疹が出る。重いのは全身にまで及ぶが、大抵は局部的か半身くらいである。これも放って置けば治るが、医療は氷冷や色々の手当をするので、長引いたり危険になったりするのである。この病気は治りかけた時、毛細管から滲出する毒が、乾いて細かい瘡蓋(かさぶた)になり、これが伝染の危険多しとして非常に恐れるが、浄霊によれば二、三日ないし一週間くらいで全治するのだから問題ではない。

疫痢は割合多い病気で、かつ死亡率も高いから、最も恐れられているが、この症状は最初から頻繁な欠伸(あくび)が特色で、全然食欲もなく、グッタリして元気がなく、眠りたがる等で、それらの症状があれば疫痢と見ていい。この原因は上半身にあるほとんどの毒素が、浄化によって胃へ集まり、それが脳に反映し、脳症が起り易いので、医師は恐れるのである。しかし浄霊によれば実に簡単に治り、一日か二日かで全治する。

小児麻痺も、近頃は仲々増えたようで、当局が最近法定伝染病の中へ入れたくらいである。しかしこの病気は日本よりアメリカの方が多いようで、これも人の知るところである。この病原は霊的と体的とあるが、霊的の方は滅多になく、世間一般小児麻痺というのは体的の方で、言わば擬似であり、必ず治るものである。症状は足が満足に歩けないとか、片手が利かないとか、腰が動かない等であるが、なかんずく足の悪いのが一番多いようである。この原因は遺伝薬毒と、生後入れた薬毒のためで、どちらにしろその毒が、足の一部に凝結するので、足を突いたり、動かしたりすると痛むのである。特に足の裏が多いが、この診断は訳はない。足や手全体を順々に押してみれば、必ず痛い所があるから、そこを浄霊すればズンズン治ってゆく。ところが医療では一耗の毒も除る事が出来ないから、苦し紛れに色々な手当をするが、まず気休め程度で、本当に治るのは一人もないという訳で、世界的恐るべきものとされているのである。

そうして霊的の方は真症で、仲々深い意味があるから、これは後の霊的事項中に詳記する。以上のごとく小児に関した病気は大体かいたつもりであるが、追加として二、三の心得おくべき点をかいて見よう。

まず子が生まれるや、淋毒を予防するためとして眼に水銀注射をしたり、昔からよくマクニンなどを服ますが、これも異物であるから止した方がよい。乳もなるべく親の乳を呑ませるようにし、母親の乳だけで不足する場合は牛乳やミルクを呑ませてもよいが、親の乳が出ないという事はどこかに故障があるからで、それは毒結が乳腺を圧迫している場合と、胃の付近にある毒結が胃を圧迫し、胃が縮小しており、そのため食事は親の分だけで子の分まで入らないという、この二つであるから、どちらも浄霊で速やかに治るのである。それからよく赤子の便が悪いとさきにかいたごとく、母親が乳児脚気のためなどと言われ、乳を止めさせるが、これは誤りで親の毒素が乳に混じって出るのであるから、むしろ結構である。次によく微熱が出ると、智慧熱とか歯の生えるためなどというが、そんな事はない。ヤハリ毒のための浄化熱であるから差支えない。また乳は誕生頃まででよく、誕生過ぎても平気で呑ませる母親もあるが、こういう児童はどうも弱いから注意すべきである。また良く風邪を引いたり、扁桃腺などで熱が出るが、これも浄化であるから結構で、それだけ健康は増すのである。それから寝冷えを恐れるが、寝冷えなどという言葉は滑稽である。下痢などの場合、真の原因が分らないから作った言葉であろう。だから私の子供六人あるが、生まれてから一人も腹巻はさせないが、十年以上になった今日、一人も何の障りもない。また私も三十年来腹巻をしないが、今もって何ともないのである。

 

『非常に結構なことだ』

楳木先生:

本日拝読させていただいた内容に併せてメシヤ様が御講話の中でも御述べになっておられることをまとめて報告していただきました。

今回、総じて小児病というのは、『非常に結構なことだ』と 、子供にいろいろ出てくる『病気症状は結構なことなのだ』と腹において子育て中の方やこれから孫が出来たりする人は、子供が病気症状的に熱が出たり病名が仮についたとしても『排毒するためにこういう症状が出ているので結構なのだ』というメシヤ様のお言葉を思い出しながら対応していただきたいと思います。

それから『排毒を止めたために(昭和27年当時は)結核が増えている』と御指摘になっておられます。それでは平成25年はどうかと言いますと、あるテレビでスマホ育児について触れておりました。お母さんが忙しいのでスマホを子供に渡しておくと良からぬサイトとかを見てしまいます。例えば事故の現場の映像とかです。それが精神的に悪影響を及ぼしてしまうことが現代では起きていると言うことです。

また、母親があまり育児について教えていないために、子供の育て方がよくわからないまま育てている方が多いということが起こっています。その典型的なことを示す笑い話ですが、パンパースのコマーシャルを見ているので、「自分の子供のオシッコはブルーじゃないが大丈夫でしょうか? 」 という質問を小児科でするお母さんが現実にいるそうです。パンパースは水色の水を吸収している様子を見せるでしょう。黄色の液体ではないので、ブルーじゃあなくてよいのだろうかと思ってしまうのですね。テレビの影響を受け過ぎているということですね。

もっと笑えるのは、お米を研ぐ時に洗剤を使うお母さんがいまだにいるということです。その人の母親は如何に家事を教えて来なかったかということです。テストでよい点をとらせることばかりにガミガミいって日常どのようにしていけばよいかということを、あまり教えていないのです。」(後文割愛)

浄化力を身に付けて安心立命の生活

楳木先生:

そういうことがわかっていますと、〝浄霊力を身に付けて子育てをしている″ということは大変有難いことなのです。

〝安心立命の生活をすることができる″というのはこの浄霊力が身に付いているからです。それで小児麻痺のような症状が起きても腕とか足とか触って痛いところを浄霊していけば浄化を終えて行くわけです。

恐ろしいと思い込まされている小児期の病気も実は自分の中に入ってきた先天的毒素や後天的毒素を全部排泄するために起きていることですので、浄霊という力を持っていますと、大変安心して子育てが出来ます。これが、第一の感謝と言えるかと思いますので、そうしたことを心にとどめておいていただいて、『小児病』という御論文を繰り返し拝読をしていただきたいと思います。

そして同じように子供を育てている人達に皆が思い込まされていることを「そうじゃないんだよ」と。目を覚まさせていただけるようにしていただきたいと思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎子育て中の方や、孫がいたりこれから出来たりする人は、子供(小児)が病気の症状として熱が出たり、それに対して仮に病名がついたりしても『排毒するためにこういう症状が出ているので結構なのだ』というメシヤ様のお言葉を思い出しながら対応していただきたいのだということ。

◎恐ろしいと思い込まされている小児期の病気も、〝実は自分(子供)の中に入ってきた先天的毒素や後天的毒素を全部排泄するために起きていること″なので、浄霊力を身に付けていると、大変安心して子育てが出来るのだということ。

◎私達は、今回の「小児病」という御教えを(繰り返し拝読して)肚に落とし、小児病に対して思い込まされて来たことは〝間違いなのだ″と(育児中の母親などが)目を覚まして貰えるように、伝えていくのだということ。

 

「メシヤ講座no.155三重(平成25年12月分)」より抜粋つづき:

検診の問題点

楳木先生:

お蔭で近藤誠医師が発信していることを契機に週刊誌なども検診の問題点などを定期的に取り上げてくれております。テレビでも乳ガンの検診について検診によって癌ができるということを、報道していたようです。

四十代で検診をしていると五十代になると癌になりやすいそうです。被爆が原因のようです。それから早期発見早期治療ということを心がけているために、癌を発見するのですけども、医療的に見て問題のない癌もあるのだそうです。その癌まで切除してしまうために除ってしまうことによるリスクがまた現代医療の中では非常に増えているということを指摘してくれております。そういう記事なども週刊誌を少しめくると掲載されておりますので頻繁に取り上げられているのだと思います。

思い込みを目覚めるよう導くのが布教

楳木先生:

そうした医療的に思い込まされていることを私達は一つ一つ自分の思い込みを切り替えていけるように友人同士で話をするときにはそういうことを話題のひとつにしていただきたいと思います。そして思い込まされているところを目覚めて行けるように導いてあげるとこれが大きな布教になって行くと思います。

ですから布教とは信者さんをつくるということではなくて、〝『夜の時代』に思い込まされていることを目覚めさせてあげる″ことが布教なのだと考えて、友人と交流するときには絶えずメシヤ様と共にお付き合いをしているというように考えていただいて、取り組んでいただければ大変有難いと思います。

最初にそういうことをお願いさせていただいていつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎「布教」とは信者さんをつくるということではなくて、私達人間が〝夜の時代に思い込まされて来たことから相手を目覚めさせてあげることなのだ″ということ。

◎友人と交流する時には、(いつもメシヤ様が側にいらっしゃるのだという思いを持ち)メシヤ様と共にお付き合いをしているというように考えて(上記の「布教」に)取り組むのだということ。

 

「メシヤ講座no.155三重(平成25年12月分)」より抜粋つづき:

擬似癌について

受講者:

〝偽の癌″〝癌もどき″というのはメシヤ様が『擬似癌』と仰っているのと同じことですね。

楳木先生:

そう、『擬似癌』と一緒のことだね。そういうところまで気づき始めた医者が結構増えてきているのです。」

受講者:

『擬似癌』と本当の癌の違いは何でしょうか。

楳木先生:

メシヤ様が仰っておられるのは本当の癌は霊的な部分が多いということです。

例えば前世で人間でなく他の動物であった場合は噛まずに飲み込んだりしたためにその怨念で胃に癌が出来たりします。これは塊のようになってしまいますので、それが本当の癌だということです。

現在は細胞の突然変異で癌細胞ができてそれが増殖すると言われています。

しかし放っておいて良い癌というのは、癌細胞の塊ができても根菜類とか繊維質のものを食べると繊維質で切り落としていけるということです。そういう癌は出来ても問題ではないのです。

スキルス性とかいう急激に増殖して行って他所の養分を取っていくとか、自分の臓器を圧迫してその機能を抑えてしまうような癌は医療的には取り除かないと命に関わってきます。

そういう二種類が大まかにはあるので、やがて排泄されるような癌は放っておいてもどうということはないのです。それを癌というのか肉腫というのか呼び方はいろいろあると思います。良性の腫瘍という呼び方になるかもしれません。

受講者:

癌細胞というのは薬毒の塊ということでしょうか。

楳木先生:

薬毒プラス化学物質の中には総体的に、突然変異性元素という作用があると捉えていますので〝細胞が突然変異するのだ″と、それで突然変異をすると普通の細胞ですと細胞分裂すると片方は必ず死滅しますので相対的には太っていきません。一つの臓器はズーッと同じ大きさなのですが、癌細胞になると分裂したものが死滅しないようになりますので、増えてきてそれが塊となって臓器を圧迫するのです。

この細胞分裂する時に癌化するのが薬毒とか化学物質とかですが、最近では化学物質の方が多いのではないかと言われています。昭和27年のメシヤ様の時代と現代では環境が全く異なってきているので、そうしたものが大きく影響してきているのです。」(以下割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎〝偽の癌″〝癌もどき″というのは、メシヤ様が仰っている『擬似癌』と同じことなのだということ。

◎メシヤ様が仰っている本当の癌は霊的な部分が多いのだということ。

◎胃に出来た「良性の腫瘍(やがて排泄されるような癌)」は、癌細胞の塊ができても根菜類とか繊維質のものを食べると、繊維質で切り落としていけるので、放っておいてもどうということはないのだということ。

 

「メシヤ講座no.155三重(平成25年12月分)」より抜粋つづき:

家庭祭

受講者:

家庭祭の話が特選集(「メシヤ講座・特選集no.154(平成25年11月分)」へ)に出ていましたが、家庭祭と慰霊祭は違うものと考えてよろしいでしょうか。

楳木先生:

未信者さんに話しているところは家庭慰霊祭です。」

受講者:

「一日祭」では『世界救世(メシヤ)教教義』を拝読しています。家庭慰霊祭では『人間とは』を拝読させていただいています。

楳木先生:

それで良いです。しかし支部以外のところで家庭祭をする時には『世界救世(メシヤ)教教義』を拝読していただいています。支部は月次祭が家庭祭でもあるわけです。」

受講者:

わかりました。

受講者:

信者さんの家庭では御神体御奉斎の日を家庭祭とすれば良いのでしょうか。

楳木先生:

そのようにしても良いですし、その家の都合で毎月○日と決めても良いです。御玉串を用意するので給料日の翌日とかでも良いのです。」

受講者:

家庭祭と家庭慰霊祭は別の日とした方が良いのでしょうか。

楳木先生:

家庭祭の日に家庭慰霊祭を行っても良いです。料理を作ったりしますので一日かけてね。大黒様の日に合わせてということになっても忙しいのですから仕方がないですね。」(以下割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

○家庭祭(家庭での月次祭)では、『世界救世(メシヤ)教教義』を拝読。日時はその家の都合に合わせ毎月○日と決めても良いのだということ。

○慰霊祭では、『人間とは』を拝読。家庭祭と同じ日に慰霊祭を行っても良いのだということ。

 

「メシヤ講座no.155三重(平成25年12月分)」より抜粋つづき:

先祖供養について

受講者:

先祖供養ということが入会のキッカケになる人が多いですか。

楳木先生:

メシヤ様の時代でもそうでした。一旦御守護を頂いて、それから教習を受け始めると先祖のことからきちんとしていかないといけないと先達の人達は思っていましたので、仏壇を構えたり御位牌を整理したりということから始めています。やはり浄土真宗が日本では多いですので、繰出位牌が多いわけです。

それで御位牌を一基一基拵えることから始めたわけです。

受講者:

没後50年を超えた柱の御位牌は先祖代々へ入るための法事を別に行うべきでしょうか。

楳木先生:

そうです。支部責任者に頼めばやってくれますから。

遷霊式と言って、霊が移るというお祭りです。その遷霊式をしてその後その御位牌の名前を消せば良いです

受講者:

一緒に消さないで残してはいけないのでしょうか。

楳木先生:

いけません。50年過ぎて先祖代々になっているはずなのにまだ個人のままということは向上ができないのです。ですから名前を消してあげないと霊界で向上ができないのです

受講者:

消すのは簡単に消せるのですか。

楳木先生:

仏壇屋に頼んで塗ってもらえば良いです。

それで片方だけになっているのでおかしいなと感じれば真ん中に書き直せば良いです。しかし彫り込んである場合は片方だけ埋めてもらって片方だけ残せば良いのです。

それで「どうしたのですか」と聞かれたら「おばあちゃんでもう50年過ぎたのよ」と説明してあげればそれをキッカケに霊界の話が出来ますので、それによって皆の役に立てば霊の向上も許されていくのです。

受講者:

いっぱいあるように思います。

楳木先生:

全部調べて一度支部責任者に見てもらってください。

それを今〝やってみよう″と思ったことが霊界が変わっていくことなのですからね。〝ああ、ややこしいからそのままでいいわ″となると霊界はそのままになってしまいます。ですから家の御位牌を〝全部チェックして支部で見てもらおう″と思えば霊界が整っていくのです。」

受講者:

私どもの方では繰位牌が先祖代々だと聞いたのですが、和尚さんに聞いても「先祖代々の御位牌は拵えても拵えなくてもどっちでも良いですよ。」と言うのです。

楳木先生:

それが浄土真宗のやり方ですからね。基本的には御位牌が無くて良いと思っているからなのです。」

受講者:

御位牌を拵えたら繰位牌はどこへ置けば良いのでしょうか。

楳木先生:

繰位牌を無くして御位牌を一基一基拵えないといけないのです。50年までの柱は御位牌を拵えるのです。」

受講者:

法要の時には繰位牌を前に置いてお経を唱えていただきますので、無くすことは出来ないと思います。繰位牌を先祖代々だと思ってやっているところもありますのでね。

楳木先生:

そういうところは自分のところだけ整えて行けば良いのです。繰位牌は高いところへ置いておいて良いですから。」

受講者:

ああ、そうなのですか。

楳木先生:

古い先祖が入っているわけですから。○○家先祖代々之霊位の大きい御位牌を真ん中に置いて親戚付き合いもありますのでその繰位牌も置いておけば良いです。しかし一番下に置くと昔からやってきたことですから、おかしなことになるからいけないです。右上に置いておいてください。」

受講者:

両サイドに御位牌があり置く場所が無いのです。真ん中に花台とお茶とご飯を置く場所があるのです。

楳木先生:

それは阿弥陀様用なのですよ。ですからお仏飯をお供えしてもそれは先祖が食べることはできないのです。先祖様のは別にお供えしないといけません。」

受講者:

えー。食べられないのですか。

楳木先生:

今日を機会に先祖は非常に救われていきますね。

お膳をつくれば良いのです。お膳に朝ごはんで作ったのを添えてお供えして、「御先祖様おあがりください」と言えば良いのです。そのようにして整えてください。」

受講:

先祖代々の御位牌はどのように置けば良いですか。

楳木先生:

先祖代々のは阿弥陀様の前で良いので真ん中に置いて、幅がなければ向かって右側に置いて、繰位牌を向かって左側に置いて・・」

受講者:

何段目ですか。

支部責任者:

何段もあるのですか。

楳木先生:

それはね、支部責任者に直(じか)に見てもらってください。それで置き方を決めてもらってください。繰出位牌の名前を全部書き出して御位牌はどうすれば良いか支部でチェックしてそれに基づいて仏壇を見てもらって置き方を決めてください。」

受講者:

写真とって来ようかなあ。

楳木先生:

まあ、それでも良いですね。絵でも良いです。わかるような絵ならね。

これで○○家も整って行きますね。〝良くここまでになったなあ″と思いますね。最初はこの人は〝どんな信仰をやって来たんだ″と思ったのですよ。それがこの何年間の間に自然農法に切り替えて今回先祖のことを整えて行くのですからね。素晴らしいことです。大変な向上を許されています。」

受講者:

まだまだです。これから良くやっていけるのだろうかと思うのです。

楳木先生:

だから今のことをこれから整えて行けば良いですからそのようにしてください。

それでは時間になりましたので一旦終わらせていただきます。」

(以下割愛)

編集後記

責任者:

今回の学びでは、「小児病」は毒素を排毒するために起こるので、『結構なことなのだ』ということをメシヤ様より御教えいただきました。又、楳木先生より御教示いただいていた「布教」とは信者さんをつくるということではなくて、私達人間が〝夜の時代に思い込まされて来たことから目覚めさせてあげることなのだ″という、布教する際の大切な心構えを再確認することが出来ました。又、家庭祭と仏壇の整え方についても再確認することが出来たのではないでしょうか。なお、「位牌の祀り方について」の御教えはこちらから(資料「位牌の祀り方について」)拝読いただけます。

桜花爛漫の好季節とはいえ、朝晩はまだ冷え込む日もあるかと思います。どうぞご自愛くださいませ。有難うございました。

 

※責任者より

 

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no. 155三重(平成25年12月分)

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