祭典挨拶no.1 地上天国祭(2019年6月15日)

地上天国祭 挨拶文

「結ノ和」責任者

本日は「地上天国祭」誠におめでとうございます。

 

司会者から、本日の祭典の意義をお話しいただきましたように、立春祭から神様の振るわれる御神威が弥増(いやま)してまいります。そして、それが本日より現界に移写されます。この現界に移写されるということは、霊界が明るくなったことによって火素が増量する為に、浄化作用と浄霊力が一層強まって来るということです。そうしたことは今より、幸福になって行くために起きてくることなのですが、その起きて来ることに対し、適切に対応させていただくのが、メシヤ様と楳木先生の御遺志を受け継いだ私達の役目だと思います。

 

本来、毎年6月15日を節目として『昼の時代』に移行していましたが、「メシヤ降誕本祝典」で現界にメシヤ様をお迎えさせていただいた現在は「昼の時代」がはじまっているということになります。

 

この度の「昼の時代」になる、三千年前に『夜の時代』になったということは、その前は『昼の時代』だったということです。その『昼の時代』の人間生活とは何かと言いますと、『入門と奥座敷』の「宗教について」というところで確認していただきたいのですが、「宗教そのもの」であった訳です。「その後『夜の時代』になった時に、宗教の持っているそれぞれの要素が遠心分離的に分かれて発展して、そして、時間の経過と共に物質文明がより発展して現代を迎えている」とその中ででご教示いただいております。

 

今日このように「宗教とは、いったい何なのか?」ということを反複させていただいておりますのは、私達が信仰をさせていただく、宗教をする、その考え方というもの、今までの概念をもう一度整理しながら新しく進めさせていただかないと、「昼の時代」に相応しい御神業を進めていくという取り組みに於いて難しいところがあるように思うからなのです。

 

そして私達には、「その三千年間『夜の時代』を過ごしてきたがために、『三千年来の罪穢れ』があり、心と考え方に大変な癖がついていて、そして更にその癖というのが未だ魂に染み付いている」ともご教示いただいております。この魂が持つ癖を浄霊と御教え拝読、そして新しい御神業に参画させていただく中で、少しずつ取っていくというのが、これからの私達の信仰生活になる訳なのですが、ちょっとした隙をついてその癖がまたジワーッと浮き出てまいります。

ですから、罪を発生させない、曇りを発生させない生活を、私達は心掛けなくてはならないということです。

 

宗教は、『人間本来の生活』をするために存在しています。私達の周りで本来の人間生活ができていない方々を、本来の生活ができるようにお導きさせていただくことが私達の役目でもあるということです。

 

そして、浄化をいただかれている方に対しては、“『本来の人間生活』が許されるようにお導きをさせていただく”ということと、“私達は罪を発生させない、曇りを発生させない生活を心掛ける”ということ、これが本日の「地上天国祭」に於いて私達が互いに持っておかねばならない想いなのではないでしょうか。

 

私達の周りの、様々な問題を抱えた方々にとって、なくてはならないものがこの『本来の人間生活』だと思います。ですから、「本来の人間生活取り戻す」為のお手伝いができるように、メシヤ様とより太く繋がり御力をいただき、日々自己研鑽に務め、そしてお導きに繋げてまいりたいと心より願っております。

 

最後になりましたが、

「結ノ和(むすひのわ)」は、楳木和麿先生が推進された「メシヤ様が唱道する『宗教改革』『医学革命』の実現」と「『世界メシヤ教』復興」のご遺志を受け継ぎ、国や宗教に囚われることなく、世界中の皆様が「メシヤ様という御神格を認識しメシヤ様に直に太く繋がる」為の結びの働きと、「本来の人間生活を取り戻す」為のお手伝いの役割を担って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

こうして「地上天国祭」の参拝を、皆様と共に出来ましたことに心から感謝を申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。

 

ありがとうございました。

 

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