「讃歌集(改訂)」昭和26年
かんのんのころもをかなぐりすてたまひめしやとあるるおおいなるとき
観音の衣をかなぐり捨て給いメシヤと生るる大いなる時
昭和28年(未発表)
ぜんじんるいすくうちからはすのかみのほかになきことしるおおきさち
全人類救ふ力は主の神の外になき事知る大き幸
すのかみにかわりてわれはさんかいのばんれいすくふおおいなるわざ
主の神に代りて吾は三界の万霊救ふ大いなる業
ばいきんのもうじゃうごめくこのだいちきよむるわざはじょうれいなりける
黴菌の亡者蠢くこの大地浄むる業は浄霊なりける
てんさいをうむじんさいのふかきりをわかすはしんちのかがくなりけり
天災を生む人災の深き理を分かすは神智の科学なりけり
「栄光」244号、 昭和29年 1月20日
めいしんもよにかずあれどいがくほどおおいなるものほかにあらじな
迷信も世に数あれど医学程大いなるもの外にあらじな
にんげんのふこうのもとはただひとつくすりとなづくるどくにぞありける
人間の不幸の因は只一つ薬と名付くる毒にぞありける