7f-3、妊娠、不妊娠の判断には

「御教え集」6号、昭和27(1952)年2月25日発行

「昨年八月頃より(つわり)の症状で、十一月頃まで続き、毎月少量の下り物(出血)があり、お腹は順調に大きくなり、今月になり産婦人科医に診てもらいました処、妊娠でなく、子宮には異常なしと言われましたが、本人としては、長男の時よりは、六ヶ月目としてはややお腹が小さく、胎動らしきものを感じますが、医師には神経と言われ、御浄霊に参りました。お腹の大きさは、五ヶ月位ありますが、胎児らしきものはなく、左卵巣附近に異常が認められます。併し本人は、長男の時よりやや弱いそうですが、腸の動くのと違い、胎動のような動きだそうでございます。何か霊的の原因がございましょうか。」

『これは、産婆さんに見せたんですか。』

「産婆ではございません。そばにある産婦人科病院に–。」

『産婆さんに見せた方がいいな–年を取ったのにね。お医者より確かですよ。お医者では、妙な事を言いますからね。妙な考えを名にしますからね。やっぱり、実地経験をした人が良い。そうして本当の妊娠でない–要するに疑似妊娠ならば、浄霊すれば直き治りますよ。』