「天国の福音」(昭和22年2月5日)
次にヂフテリヤは猫の死霊の憑依が多く、此場合霊的か否かを見分ける方法がある。先(ま)づ患者の鼻に向って霊射をすると、猫の如き嚔(くさめ)や泣声をすれば、それは正に猫霊である。
「地上天国」12号(昭和25年1月20日)
(問)長虫の霊と猫の霊との相互関係、及び肉体に現はれる症状について――
(答)長虫や猫の憑いているのは沢山あるが、普通では一寸判らぬ。病気の時など異常を表はすので判る。蛇の霊と言っても、祟ってる場合や、蛇が生れ変った場合も、蛇霊が憑いてる時もある。龍神の憑いてる時の特徴は喉が乾くことで、龍女の場合結婚を嫌ふ。其他顔でもよく判る。猫の霊は極く少い。大抵は女で、男には大してなく、あっても酷い目に合はした猫霊の祟りなどである。
病気で表はれる場合は子供のジフテリアに多く、鼻をクシャクシャしたり、喉がゼイゼイいふのは猫霊の憑依によるのである。病気でない場合、猫が憑っていると三味線ひくとか、躍る等を好む。
喘息は猫と全然関係はなくはないが、単なる浄化作用で、霊的関係は余りない。之は心臓喘息と気管支性喘息と二種ある。咳が出て息がつまる様なのが気管支性である。