「神智之光、 講話集(補)」奇蹟奇象篇7
(問)私の家の近くの海に小島がございますが、その附近で漁師がわかめを採りますと必ず雨が降ります。昔この島の附近で煙草船が難破して大勢の人が死に、この島の海中に墓があると言ひ伝へられて居ります。又海女などこの附近だけはもぐれないと申します。何か霊的な関係がございますのでせうか。大崩といふ地名の所で御座います。
(答)龍神がいて、人間が近よるのを嫌ふ為である。大きい龍で、斯ういふ龍神はそこで行をしている。海千年、河に千年、山に千年といふ。人間が来ると行の妨げとなるので、気をつかす。避けてとりに行かぬ方がよい。龍神は雨を降らすのは訳ない。(昭和24年3月14日)