御教え「御光話録12号」(昭和二四年九月二一日)

「御光話録12号」昭和24(1949)年9月21日

(前略)

――(二)

「同性愛とはいかなる霊の働きでしょうか。また、その行為は神への冒涜ではありましょうか。」

『同性愛ってのは片方が男の霊で、片方が女の霊なんですよ。だから同性愛ってのは必ず二人が男と女の性格を持つ者ですよ。これも一種の因縁で、前世で男と女と愛し合ったけれども成功しなかった、そのときの男が女に生まれ変わって来るんです。すると前の世の想念が染み着いてるから相愛するんですよ。これは無論間違ってるんですが、因縁ですからどうすることもできませんよ。同性心中なんてやりますがね、勿論いけませんよ。

すべて陰陽なんですからね。同性愛は陰々になってしまうから間違いに決まってますよ。もしも日本中が同性愛ばかりになったら、日本の種族は絶えてしまいますよ。(笑声)異性同士が相愛するから人間の種族が殖えるんです。

バーナード・ショウは「恋愛は種族保存のためだ」って言ってますが、さすがにうまいことを言いますね。「恋愛は神聖なり」なんて文学者でもったいぶってるのがありますが、子孫を残さぬようなものだったら、恋愛もたいして価値はありませんよ。(笑声)』

(後略)