研鑽資料no.59(2021年3月)

4月向けての学び

はじめに

責任者:

去る3月3日、「メシヤ降誕本祝典記念大祭」を粛々と執り行わせていただきました。祭典では、メシヤ様が現界にお出まし下さったことを喜び、感謝申し上げると共に、又新たな気持ちでメシヤ様の御力を世界の隅々まで広げていくことを御誓い申し上げ、その為の御力をメシヤ様より賜ることを御祈願致しました。

さて、今回も引き続きメシヤ様が進められようとされた御神業(『医学革命』)を正しく理解する為に、「文明の創造」より学びを積み上げて参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

「メシヤ講座no.154浜松(平成25年11月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『婦人病』

「文明の創造、科学篇」昭和27(1952)年

一口に婦人病といっても、種類の多いのは衆知のごとくであるが、何といっても子宮病が主であろう。子宮の役目としては、月経と妊娠の二つであるが、月経についての病気といえば、まず月経痛と月経不順であるが、前者は月経時、一日ないし数日にわたって、多少の痛みがある。これは何が原因かというと、経血が喇叭(らっぱ)管を通ろうとする際、喇叭管の入口が狭いので、拡がろうとするその痛みである。なぜ喇叭管口が狭いかというと、下腹部のその辺に毒結があり、圧迫しているからで、これを溶解排除させれば容易に治るのである。もちろん医学ではどうにもならないので、長年苦しんでいる女性もよくあり、実に可愛想というの外はない。

また月経不順と一口に言うが、これには遅れ勝ちと不規則なのと、経血の多い少ないとがあるが、この原因のほとんどは貧血及び濁血のためであって、真の健康にさえなれば必ず順調になるのである。ここで是非知っておかねばならない事は、結核患者の月経異常である。これは月経が普通にある間は、病気は軽い証拠で、決して心配はないが、病気が進むに従い貧血し漸次量が減って遅れ勝ちとなり、末期に至ると例外なく無月経となるのであるから、婦人患者の結核の軽重を知るには、月経によるのが最も正確である。ついでに今一つの関連した事であるが、病気が重くなり、月経が減る頃は陰毛まで抜け、最後には無毛となる者さえある。

次は妊娠であるが、これは婦人にとっては病気ではなく、むしろ健康な証拠であるが、近頃は妊娠するや婦人の多くは、喜ぶよりも反って恐れたり心配したりするが、これも一面無理はない、なぜなれば妊娠中色々な故障や病気が起り易いからで、大抵の人は悪阻(つわり)の苦しみはもちろん、結核、バセドー氏病等のある人は、医師は危険であるとして、人工流産させたり、また人によっては出産となるや、難産の場合さえあるので、本当に安心の出来る人などまずないといってもよかろう。これについて考えなければならない事は、右のような種々の障害は実は変則であって、恐らく昔の婦人はそういう事は余りなかったようで、記録等にも見当らないのである。としたら医学の進歩とは逆効果で、理屈に合わない話だが、これがすなわち医学の盲点である。逆効果とは全く薬剤のためであって薬剤多用者程成績が悪いのである。しかも自分ばかりではなく、早産、死産の外、生まれた赤ん坊にまで影響するので、近年多い弱体嬰児(えいじ)や発育不良がそれである。そうして本当から言えば婦人が妊娠し、子を産むという事は、婦人に与えられた立派な役目であるから順調に経過し、無事に出産するのが当然であり、故障など起るはずがないのに、起るというのはそこに何らか間違った点があるからで、その間違った点に気が付き改めればいいので、今それらについて詳しくかいてみよう。

妊娠の場合、最も悩みとされているのは悪阻であろう。この症状は今更説明の要のない程誰も知っているが、重いのになると生命までも危なくなるので、仲々馬鹿にならないものである。この原因も医学では判っていないが、これは至極簡単な理由である。すなわち子宮が膨脹する場合邪魔しているものがある。それは臍部から胃にかけての毒素の溜結で、それが膨脹のため、その排除作用が起る。これが悪阻であって、何よりも頻繁な嘔吐によってそれが排除されるのである。この毒素は然毒と薬毒とであって、出るだけ出てしまえば完全に治るが、医学では原因も判らず、判っても出す方法がないから、気休め程度の手段か、堕胎させる以外方法はないのである。

その他よくあるものに妊娠腎がある。もちろん症状は浮腫(むくみ)であるが、これは医学でも言う通り、腎臓障害すなわち腎臓萎縮である。この原因もさきにかいたごとく、平常から腎臓背部に毒結がありその圧迫があるところへ、妊娠のため前方からも圧迫されるので、腎臓は言わば挟み打ちとなって萎縮し、全部の尿が処理されず、溢れて浮腫となるのであるから、背部の毒結を浄霊溶解すれば、腎臓の負担が軽くなり、治るのは当然である。ところが医学ではどうする事も出来ないので、重症の場合親の生命には代えられぬとして人工流産させるが、せっかく出来た大切な赤子を犠牲にするのだから、実に気の毒な話である。しかもこの時は大抵八、九ケ月頃であるから、なおさら親は悲嘆に暮れるのである。

ここで妊娠についての医学の考え方についてかいてみるが、前述のごとく結核やバセドー氏病等の病気のある婦人に対し、危険として流産させるのは大いに間違っている。何となれば妊娠するという事は、その人の健康状態が無事に出産出来るだけの体力があるからで、言わば母になる資格が具(そなわ)っている訳である。そうでなければ、決して妊娠するはずはない。これらも医学の考え方が唯物一方に偏しているからで、人間本来の神性を無視し、動物と同一視する誤りである。これは理窟ではない。私は今まで右の理由によって、妊娠した婦人に、どんな持病があっても差支えないと、ただ浄霊だけでことごとく無事に出産させ、一人の過ちさえなかったのである。この事だけでも、医学の考え方を、大いに変えなければならないと思うのである。

次に婦人病の個々についてかいてみるが、何と言っても子宮の病が王座を占めている。まず子宮内膜炎であるが、これは子宮の内壁に加答児(カタル)が出来る。つまり毒素が下降して、子宮内壁から排除されようとする湿疹のようなものであり、今一つは下降毒素が内壁の粘膜を刺戟し、加答児を発(おこ)させるので、どちらも気長に放っておけば必ず治るのである。ところが滑稽なのは、この際よく掻爬(そうは)をするが、これは何にもならない。というのはホンの一時的の効果で、毒素のある間は後から後から汚すからである。これについて私はいつもいう事は、子宮掻爬は歯糞を除るようなもので、物を食えば直に汚れると同様で、それも歯を磨くくらいの簡単な事ならいいが、婦人として最も羞恥の場所を指で触れさせるのであるから、断然廃めた方がいいと思う。また子宮実質炎というのは、子宮の周囲に毒素溜結し、それに浄化が起って、微熱、軽痛、不快感等で、これも放っておいても治るが、浄霊すれば短期間で全治するのである。

よく不妊娠の場合、子宮後屈とか前屈とかいって手術を勧めるが、なるほどこれは子宮の位置が不良となり、子宮口が外れるので、妊娠不能となるのは、医学のいう通りである。では前後屈の原因は何かというと、毒素溜結が子宮の前か後からか圧迫するためで、医学は手術によってその毒素を除り、一時は正常な位置に復すが、日を経るに従い再び毒素が溜結、元通りになるので、一時的効果としたら、大袈裟な手術までするのはツマラヌ話である。今一つ考えて貰いたい事は、よく医学の診断で、後屈のため妊娠不能と云われた者が、手術もせずそのままにしておいて、妊娠した例もよく聞くのである。以前私は大学病院でそういわれた婦人が、その後三人の子を生んだという事を本人から聞いたのであるが、これなども医学の研究がまだ不充分であるからで、多くの人に迷惑をかける以上、充分確信を得るまでは、言わない方が良心的だと思うのである。

次は子宮癌であるが、真症は滅多にないもので、普通医師から子宮癌の診断を受けた者でも、ほとんど癌ではなく、子宮外部に溜った濁血の塊である。そうして医学では更年期以後出血がある場合は、まず癌の疑いを起せと言われるそうだが、私の経験上この説は誤りである。なぜなればその年頃癌と診断された患者を、今まで幾人も浄霊したが、間もなく大量の出血があり、癌とされていた手に触るる程の塊も消散してしまうからである。これによってみても子宮癌と診断された患者は、ほとんど経血の古い塊と思えば、まず間違いあるまい。これらも医学が今一層進歩したら必ず分る時が来るに違いない。

次に子宮筋腫であるが、これはその名のごとく子宮を牽引している両側の筋が、腫れるというよりも、その一部に固結が出来るので、その浄化による苦痛であって、医療は手術によって除去するが、幸いそれで治る場合もあるにはあるが、多くはその付近に再発しがちである。この病気も浄霊によれば根治されるが、相当日数を要するものである。

次に卵巣の病気であるが、これはほとんど卵巣膿腫と卵巣水腫とであって、症状もよく似ている。ただ固い柔らかいがあり、人により軽重の差もはなはだしい。従って悪性かまたは医療の結果によってはすこぶる膨大となり、臨月よりも大きくなる場合がある。医療では手術によって割合容易に除去され得るが、これで卵巣だけの病気は治るが、他に影響を及ぼすから厄介である。最も始末の悪いのは性格が一変する事で、一つなら左程でもないが、二つとも除去されると、ほとんど男性化してしまうと共に、一生涯不妊となるのは言うまでもない。この外目に障害を起す事もあり、盲目同様になる者さえある。また何となく身体全体が弱り、人生観まで変って、陰欝(いんうつ)になったり自棄的となったりする。現在医学では手術より方法がないから止むを得ないが、これも浄霊によれば完治するのである。原因は薬毒と萎縮腎による余剰尿が溜るので、前者は膿腫となり、後者は水腫となるので、いずれも腎臓の活動を促進させれば治るのである。

ここで婦人病について、根本原因を書いてみるが、もともと婦人病の一切は、体内に保有している毒素が、漸次下降するためであって、下腹部に溜れば子宮、卵巣、喇叭管、膀胱等の障害となり、なお下降すれば痔疾、並びに一般陰部の病原となるので、これらは後にかく不感症の原因中に詳説するから、ここでは婦人によくある白帯下(こしけ)についてのみかいてみるが、元来婦人の白帯下は非常に多いもので、随分悩んでいる人もあるが、実はこれは非常によいのである。というのは諸々の毒素が液体となって排泄されるからで、出るだけ出れば下腹部全体は、非常に快くなるものである。それを知らない医師も一般人も心配して停めようとするが、これが最も悪く、反って病気を保存させるようなものであるから、注意すべきである。

次に近来大分喧(やかま)しく云われているものに彼の不感症があるが、これは医学でも全然判っていないし、婦人にとってはこれ程将来の運命に関わる重要なものはないから、なるべく詳しくかいてみよう。人も知る通りせっかく結婚しても、何より肝腎な夫からの愛情を受入れ難いので、どうしても夫婦円満にゆかず破綻を生じ易いのである。そうでなければ夫は外に愛人を作ったり、また不妊になったりするので、結局不幸な運命になる婦人が案外多いようである。としたら何としても全治させなければならないが、困った事にはこれを人に相談する訳にもゆかずといって医療では全然治せないから、満足な家庭も作り得ず、独身者より外(ほか)道はない事により、独り悶々の日を送っている女性も少なくないようで、実に同情に堪えないのである。ところが浄霊によれば必ず治るのであるから、女性にとってこれ程の大きな福音はあるまい。ではまずその原因その他についてかいてみるが、一番の原因は言うまでもなく萎縮腎であって、腎臓は医学でもいうごとく、ホルモンの製造元であるから、腎臓が萎縮すれば活動が鈍り、ホルモンが不足となる。それはさきにかいたごとく、腎臓背部にある固結のためであるから、それを溶かせば治るのである。また今一つの原因は、陰部を中心に周囲全体に絶えず下降する毒素が溜る事である。そのため下腹部に溜れば、前述のごとく子宮はじめ、種々の障害となり、なお下降すれば痔疾、膣痙攣、掻痒症、粘膜の加答児(カタル)、尿道障害、全面的湿疹や糜爛(びらん)、痛み、臭気、不快感等に苦しむのである。特に摂護腺部に腫れや固結が出来たり、左右のいずれかの大小陰唇部に毒結が出来、それが鼠蹊部にまで及んで、足の運動を妨げられたりする。特に摂護腺部の故障は大いに悪いが、これらすべての診断は、自分自身で押してみればよく判る。必ず痛みまたは塊がある。といっても場所が場所だけに、浄霊も自分かまたは夫に行って貰えば、それで結構治ってゆくのである。但し相当長引くから、そのつもりで気長に根気よくやれば段々快くなってゆき、希望も湧くと共に、必ず全治するものである。以上のごとくであるから、この事を知ったなら、いかに天下の女性は喜ぶであろうか、これ程素晴らしい救いはないであろう。

 

婦人病の根本的原因

楳木先生:

この拝読を、声を出して読むと喉が嗄れる位、今回は非常に長いのですが、今日、婦人病として拝読させていただいたなかで、メシヤ様が根本的に原因としてまとめてくださっているのが、211ページの前から2行目になります。

『茲(ここ)で婦人病に就(つい)て、根本原因をかいてみるが、元々婦人病の一切は、体内に保有してゐる毒素が、漸次下降する為であって、下腹部に溜まれば子宮、卵巣、喇叭(らっぱ)管、膀胱等の障害となり、尚下降すれば一般陰部の病原となるので』と書かれております。

これが先月、先々月から拝読をしている上半身の病気、下半身の病気、そして今回の婦人病ということで、我々の体の中に堆積している毒素が下降してさらに下のほうに溜まってくると、この婦人病になっていくということですので婦人病にならないためには、日頃から毒素を入れないという、そういう取り組みを日常生活の中ではしておく必要があると思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎私達の体の中に堆積している毒素が下降して、さらに下のほうに溜まってくると、(女性は)婦人病になっていくのだということ。

◎婦人病にならないためには、日頃から毒素を入れないという、そういう取り組みをしておく必要があるのだということ。

 

「メシヤ講座no.154浜松(平成25年11月分)」より抜粋つづき:

毒素について

楳木先生:

では毒素というのはどういう形で入っていくのかというと、今、薬が悪いというのは充分我々は認識しておりますが、今、テレビや新聞で毎日のように報道されている内容に、食品の偽装問題があります。

とりわけ、今、日本人は肉の味を知らないという人がほとんどになっているということです。日本人は柔らかくて、舌の上でトロッと溶けるような肉が一番良いと思っていますが、これは最低の肉です。本来は。なぜかというと、牛なら牛をビールまで飲ませて成人病にして、そして脂肪を貯めて、おでぶさんにして作っている肉なので、こんな肉を食べていたら、食べている人は成人病になっていくわけです。

それよりももっとひどいのが合成肉や形成肉というのが、非常に問題になっていますね。白っぽい糊みたいなものを、かけらの肉をミンチにして、それと混ぜて一口ステーキにするようなものを作っていますね。あのような物を食べていたら、我々の体は日々毒素が入ってきているということになりますので、充分気をつけていただきたいと思います。

本物の肉は・・・、オーストラリア産の肉を和牛といって表示していたというものが問題になっていますが、本来オーストラリア産の肉は匂いがあるのです。和牛とは違う匂いが・・・。

その匂いは何かというと牧草の匂いです。

オーストラリア特有の牧草を食べているために、それを日本人が食べると、多少鼻につく匂いが牧草の匂いとしてはあるので、ですから和牛のほうが食べやすいということになるのですが、実はその牧草が牛を育てているわけなので、だから充分・・・肉とは一体何かということをわかっておかないと、日本人が陥っている食生活の落とし穴にどんどん落ちていくということになっていきます。

本来肉というのは切らないと食べることができないというのが良い肉ですので、それがスッと切れて舌の上でトロッと溶けるなんてとんでもない肉だという自覚をしておかないと、柔らかさだけを求めたり、脂身を求めていったりするような生活をしていくと大変なことになっていくのではないかと思います。そういう点において私たちの食生活は十分気をつけておかないと毒素を絶えず体内に入れていると、薬物を体内に入れているということと同じことになってしまいますので、充分気をつけていきたいと思います。

それから前々から言っておりますように、生活空間の中でも、化学物質が大変多く使われています。

最近、「シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを使っていません」というコマーシャルをやってくれています。

本部の方で御神体や御尊影の奉安庫を作ろうとしているのですが、前のトイレをやってくれるときに、大工さんが自分の倉庫の中に檜の在庫がたくさんあるというのを聞いておりましたので、「その檜を使って作ってほしい」と頼んでいるのです。

それと同時に、○○工務店というところですが、総ヒノキの家とか総杉の家とかいう家を割りと安く売り出しているので、それで家を建てたいという人がいるのですが、例えばその檜は、日本の檜を一旦海外に持っていって防虫加工してまた日本に持ってくるということをしているそうです。これはどういうことかというと、日本で加工をすると人件費などで単価がものすごく上がってしまうので、東南アジアとかへ出してそこで加工してまた日本に持ってくるそうです。

その過程の中でどのような加工をしているかということを考えていくと、やはり家の中に使われている1点1点を吟味しなければ、今は安心した家を作ることができないような状態になっています。

これが今、日本がデフレ社会に陥っているために起きていることです。

単価を下げるということを命題にしてみんなが生産をしておりますので、どうしても安く物を買える時代としては大変ありがたい時代なのですが、実は単価を下げるためにありとあらゆることをやっているので、どういうことをやっているかということを知っておかないと、安心して住居を構えることもできない時代を迎えております。充分気をつけて、私たちが日々毒素を体の中に入れていかないような生活を心掛けていただきたいというふうに思います。

それから、メシヤ様は今回の御教えで、だいたい何項目をあげてくださっているか?」

参加者:

数えていなかったです。

楳木先生:

おおまかに言っても、だいたい15項目くらい、メシヤ様は症状において指摘されながら、解説してくださっておりますけれども、要は真の健康体になる、あるいは薬毒を保有しない体になれば、婦人病にはならないということが基本になってきます。」

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎私達は、薬が悪いということを充分認識しているが、食品に対し(科学調味料などの添加物が使われていることが多々あるので)、充分に気をつけておかないと、薬物を体内に入れているのと同じことになってしまうのだということ。

◎生活空間でも、化学物質が大変多く使われているので、私達はそのことにも充分気をつけて、日々毒素を体の中に取り入れないような生活を心掛けるのだということ。

◎メシヤ様は婦人病について、その症状を指摘されながら、解説なさっていますが、要は真の健康体になる、あるいは薬毒を保有しない体になれば、婦人病にはならないということを仰っしゃりたいのだということ。

 

「メシヤ講座no.154浜松(平成25年11月分)」より抜粋つづき:

悪阻(つわり)について

楳木先生:

それから妊娠した場合に、本日は過度の悪阻(つわり)について触れてくださっておりますけれども、一方では医学が進んだために悪阻というのは何故あるかということが解明されてきております。

メシヤ様が今日御指摘してくださった、薬毒が腎臓と前から押すために悪阻がひどくなってくるとおっしゃっているのは、薬毒が多いために激しい悪阻が起きるのです。

しかし、通常悪阻は妊娠を知らせるために、悪阻は起きますし、悪阻が何故起きるのかというと、医学的には水中動物から陸上動物に変わる時期がだいたい3ヶ月目くらいだといわれています。この時期は胎児が魚からいわば、爬虫類に変わろうとしている時期ですので、劇的な変化を遂げているのです。血液を脾臓でつくっているのが、脊髄でつくり始めます。魚とかは脾臓で血液をつくっていますが、陸上動物は脊髄で血液をつくり始めます。そういうように劇的に体が変わる期間ですので、母体を静かな状態にしておいてもらいたいために悪阻が起きるのです。

これは女性が知っておかないといけないことと、当然夫である男性も、「その時期は胎児が大きく激変をしている時期ですので、大事にしないといけない」ということで、奥さんを大事にしていかないといけないと。

そういうことが医学が進めば進むほど、生活の仕方が変わってくるという方向で私たちは見ておかないといけないのではないかなというふうに思います。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は御教えの中で、重い悪阻は、〝臍部から胃にかけての毒素の溜結(薬毒多量)の排除作用が起る為におきるのだ″と仰っているのだということ。

◎通常の悪阻は、妊娠を知らせるために起きるのだということ。

○医学では、胎児が水中動物から陸上動物に劇的に変化している時期がだいたい妊娠3ヶ月目くらいだといわれていて、そういう時期なので、母体を静かな状態にしておいてもらいたいために、通常の悪阻は起きるのだということ。

 

「メシヤ講座no.154浜松(平成25年11月分)」より抜粋つづき:

卵巣膿腫と卵巣水腫

楳木先生:

それから、知人とかが、卵巣膿腫になったとか卵巣水腫になったという相談を受けたときに、本日拝読した御教えから卵巣膿腫と卵巣水腫の違いは?」

参加者:

『原因は薬毒と萎縮腎による余剰尿が溜るので前者は膿腫となり、後者は水腫となるので、何(いず)れも腎臓の活動を促進させれば治るのである。』で良いですか?

楳木先生:

であるから、浄霊の仕方が同じでも、原因が特定された分、水腫と診断された場合には余剰尿だから、腎臓をしつつ、その余剰尿が排泄されるように、排泄される、おしっことなって出る経路をよく浄霊してあげるということが重要です。萎縮腎の場合は腎臓自体が萎縮してしまっているので、そこを徹底的に浄霊して、萎縮した腎臓に戻るように浄霊をしてあげる必要があります。

そのように理由を説明してあげるだけでも、その人の日常の生活の仕方が変わってくるので、おおいに救いを展開することができます。

友達とか知人などでそういう病名になったときには、この婦人病のところをもう一度読みかえして、こういうことが原因としてあるらしいよと話してあげれば、非常に救いを展開することができるということになってきます。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎卵巣膿腫の原因は薬毒で、卵巣水腫の原因は萎縮腎による余剰尿が溜ることによって起こるので、腎臓の活動を促進させれば治るのだということ。

◎卵巣膿腫と卵巣水腫の浄霊の仕方は同じでも、卵巣水腫と診断された場合には余剰尿だから、腎臓をしつつ、(その余剰尿が排泄されるように)排泄される経路をよく浄霊してあげるということが重要なのだということ。

◎萎縮腎の場合は(腎臓自体が萎縮してしまっているので)、腎臓を徹底的に浄霊して、萎縮した腎臓が正常に戻るように浄霊をしてあげる必要があるのだということ。

 

「メシヤ講座no.154浜松(平成25年11月分)」より抜粋つづき:

生理とおりもの

楳木代表

それから、女性はお一人お一人、生理のときの状態が違いますので、その症状はこうして薬毒が集溜することが関係して、様々な痛みが出ているのだということがわかれば、それにそってその症状に応じて浄霊をしてあげれば良いということになります。

また、白帯下(こしけ)とは今、言いませんが、おりものは人によって様々違いますので、おりものがひどい場合でもこのように浄霊をしっかりしてあげれば、期間は少しかかりますが、おりものが出ることは非常に良いことでありますので、それが早く排泄できるように浄霊をしてあげれば、その人の健康のためには非常に良いということになります。

まあ、そこで男と女の違いは、女の人は若いうちは毎月出血をするわけですので、血液がまずそのつどきれいになっているということと、白帯下などのある人は余計に毒素を排泄できているわけなので、この点、男はなかなか排泄する機会がないので、どうしても女性の平均寿命のほうが長いということです。これが性別の違いでそういうことが起きてくるということです。

そして、このあと女性の方々は生理が終わってきたりすると、更年期障害ということが起きてきますけれども、これは最近、男性にも相当更年期障害が起きるようなので、この点、更年期障害は女性だけのものではなくて、男性にも最近は報告されていることなので、ある一定の若さを越えてきたときには、充分健康管理に気配りをしながら生活をさせていただかないといけない、というふうに思います。

今日拝読させていただいたところからは、そうしたことを心に留めておいていただいて、長いですけれども、何回も何回も拝読していただきたいと思います。

そうしたことを最初にお願いをさせていただいて、いつものように質疑応答に入らせていただきたいと思います。御参りが始まったら、汗をかくように暑いね。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎生理のときの症状は(一人一人異なるけれども)、薬毒が集溜することが関係して様々な痛みが出ているのだということがわかれば、その症状に応じて浄霊をしてあげれば良いということになるのだということ。

◎おりものがひどい場合でも、浄霊をしっかりしてあげれば、(少し長くかかっても、おりものが出るということは薬毒が排泄されていて良いことなので)、その人の健康のためには非常に良いことになるのだということ。

 

「メシヤ講座no.154浜松(平成25年11月分)」より抜粋つづき:

更年期障害について

参加者:

今、おっしゃった更年期障害ですが、その人によって症状が違うと思いますが、その人によって浄霊の仕方は変わってくるのですか?

楳木先生:

変わってくるけれど、今日、拝読をした中には、腎臓がホルモンの分泌をしてくれるので、やはり腎臓と延髄をよく浄霊するということは欠かしてはいけません。

参加者:

それを中心にしてあとは出てくる症状に合わせた浄霊をしていけば、良いですか?

楳木先生:

そうそう。それと、そういう人は、仮に出た場合はやはり自己浄霊ができるように、浄霊力拝受のお世話をしてあげると良いと思います。それから、英文サイトの中で更年期障害の体験記が出ているから、医療では症状を抑えるだけの治療しかしないのでなかなか難しいけれども、その点浄霊をいただきながら進むと体が根本的から良くなっていくので、大変ありがたいということになりますね。

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎更年期障害の人への浄霊は、その人の症状によって変わるが、腎臓がホルモンの分泌をしてくれるので、やはり腎臓と延髄をよく浄霊するということを欠かしてはならないのだということ。

◎更年期障害が出た場合、医療では、症状を抑えるだけの治療しかしないのでなかなか難しいけれど、それと比べ浄霊をいただきながら進むと、体が根本的に良くなっていくので、大変有難いのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回は、「婦人病」の症状に基づいてその原因を詳しく御教えいただきました。又、楳木先生よりそれらの症状に合わせた浄霊の取り次ぎ方を御教示いただいております。繰り返し拝読されることを(毎回のことで恐縮ですが)お勧めさせていただきます。それから、「婦人病」についてのその他の御教えはこちらから(資料「婦人病について」)どうぞ。

又、研鑽資料no.55でお知らせいたしましたように、「世界救世教奇蹟集」は随時アップさせていただいております。メシヤ様ご在世当時の信者さん方が体験された、数々の驚くべ奇蹟が書かれておりますので、是非拝読していただきたく思います。有難うございました。

 

※責任者より

 

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no. 154浜松(平成25年11月分)

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