「昭和26年」
よのひとのいくとせあこがれまちしらむすくひのかみはあれましにけり
世の人の幾歳憧れ待ちしらむ救ひの神は現れましにけり
おおかみはあめつちももをすみきよめりそうせかいをうちたてますらむ
大神は天地諸を澄み浄め理想世界をうち樹てますらむ
さんかいばんれいもれなくかんきにひたるらむおおみひかりのくまなくてらせば
三界万霊洩なく歓喜に浸るらむ大神光の隈なく照らせば
ばんみんのなやみくるしみはてもなきよぞすくはむとメシヤあもりぬ
万民の悩み苦しみ涯もなき世ぞ救はむと救主天降りぬ
ハレルヤハレルヤメシヤのかみのうつしよにくだらせたまはむときぞたのしき
ハレルヤハレルヤ救世主の神の現世に降らせ給はむ時ぞ楽しき
えいこうのくもよりくだるだいメシヤをかんこのこえにむかふうれしさ
栄光の雲より降る大救主を歓呼の声に迎ふ嬉しさ
うきのよをきりかへまさむちからこそメシヤのふるふちからにぞある
憂きの世を切り換へまさむ力こそメシヤの揮ふ力にぞある