「栄光」第210号、昭和28年5月27日
てんごくはびのせかいなりじごくとはしこのせかいなりゆめわするるな
天国は美の世界なり地獄とは醜の世界なりゆめ忘るるな
しんがうむこころはぜんなりぜんがうむかたちはびなりしれよまめひと
真が生む心は善なり善が生む形は美なり知れよ信徒
「栄光」第212号、昭和28年6月10日
にじゅうよおくのあわれせきしをあいのみてにだかれたまふかみのかしこき
二十余億の憐れ赤子を愛の御手に抱かれ給ふ神の畏き
昭和28年6月15日(祭典時御歌)
しんせんきょうてんごくなりぬひろごりてやがてせかいはかくなりなむ
神仙郷天国成りぬ拡ごりてやがて世界はかくなりなむ
このはなのすのたねはるとなりぬればはなさきよもににおふなるらむ
兄の花の主の種春となりぬれば花咲き四方に匂ふなるらむ
めにみえぬとうときにょいのみひかりをてらせばせかいゆらぎはじめむ
眼に見えぬ尊き如意の御光を照らせば世界は揺らぎはじめむ
「栄光」第213号、昭和28年6月17日
ひとびとよわれがうちふるふしんりきのそのすばらしさにまなこくらむな
人々よ吾が打ち揮ふ神力のその素晴らしさに眼くらむな