「新年祭」御歌 令和5年1月8日
「昭和26年1月1日(祭典時御歌)」
ひさかたのあめよりくだるいとたかきすくいのぬしのみひかりあおがん
久方の天より降るいと高き救の主の御光仰がん
あくのよはほろびてぜんのよとなればひとはひとたるものとなりなむ
悪の世は滅びて善の世となれば人は人たるものとなりなむ
よのおわりのきざしみえそむときぞきぬみたまきよめてこころそなえよ
世の終わりの兆し見え初む時ぞ来ぬ身魂浄めて心備へよ
いちりんのたまのひかりはひにつきにとこやみのよにひろぎゆくなり
一厘の玉の光は常暗の世に拡ぎゆくなり
さんかいばんれいもれなくかんきにひたるらんすくいのひかりあおぐたまゆら
三界万霊もれなく歓喜に浸るらん救の光仰ぐたまゆら
びょうひんそうになやみくるしむぶんめいはいつわりのぶんめいにあればなりけり
病貧争に悩み苦しむ文明は偽りの文明にあればなりけり
ばんみんのすくいのぬしはよのおわりにあるるとキリストのきみはいひける
万民の救の主は世の終わりに生るると基督の君は言ひける