メシヤ 「昭和二十六年」
だいメシヤのみなはさいごのよをすくふとうときみななりこころせよかし
大救主の御名は最後の世を救ふ尊き御名なり心せよかし
ばんみんのいのちをすくふみわざこそこよなきとうときものにぞありける
万民の生命を救ふ御業こそ此上なき尊きものにぞありける
かんのんのころもをかなぐりすてたまひメシヤとあるるおおいなるとき
観音の衣をかなぐり捨て給ひメシヤと生るる大いなる時
キリストやしゃかマホメットのまちわびしメシヤのかみはあもりましける
キリストや釈迦マホメットの待ち侘びしメシヤの神は天降りましける
神を讃える 「昭和二十六年」
よのひとをすくふちからはりにあらずみえざるかみのめぐみにぞあらむ
世の人を救ふ力は理にあらず見えざる神の恵にぞあらむ
かみをちからにまことのつえもてすすむみはよにおそるるものなきをしりけり
神を力に誠の杖もて進む身は世に怖るものなきを知りけり
ひとのよははやすみにけりまちわびしかみのおおみよいよよきにけむ
人の世は早すみにけり待ち侘し神の大御代弥よ来にけむ