御蔭話 大分県O.H. (昭和二六年六月二日)
昭和二四年八月入信以来数々の御利益をいただき御報告させて戴きましたが、次々戴く御守護で何と御礼の申し上げ様もございません。
去る四月二三日、息子Y(一六歳)が(大分電気通信局勤務)大分市内のマンホールに於て作業中ガスなきを認め道路上に出ました。その後他の者がこれに入り作業中たおれたるを知らされ、驚いてかかえ上ぐべく中へ飛び込みましたら本人も又意識不明になり近所の人垣をつくる様な事になりました(当時新聞紙上をさわがせました)。私はその報に接しかけつけた時は医者が来て居り近所の縁側に寝せられて居りましたので早速御浄霊さして戴きました。しばらく光明如来様に御願い致しています内に意識をとりもどし、気分も次第によくなりましたのでその旨付添いの看護婦に話しましたら「大丈夫ですか、注射して置きますから」と親切に言ってくれますが「有難うございますけど注射は結構です」と不思議そうな看護婦及び並居る人の顔を後に残して自動車にて帰宅しました(他の一人は入院したそうでございます)。私は直ぐ勤めの為引返しましたが妻の終日の御浄霊にてぐんぐん快方に向いました。夜又浄霊していますと蒲団の中から言い様の無い臭気がブンブンと発散致して来ました。御浄霊によって薬毒の出る事を聞かされておりましたが、体内のガスが発散しているのだと思いました。未だ子供は入信致しておりませぬのに、平素の御浄霊のお蔭でガスの発散も早かったのだと思いまして日頃御指導戴く、M先生及びI先生に感謝致しております。至りませぬ私共夫婦の上にこの偉大なる御力を御与え下さいました御明主様に感謝の言葉もございません。誠に有難うございました、謹んで御礼申し上げます。