御教え『世界救世教教義』

「入門と奥座敷」より抜粋:

昭和25年3月11日

抑々(そもそも)、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、此(この)地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等(われら)は信ずるのである、之(これ)に対して人間を神の代行者とされ給うと共に、一切万有は人間の為に造られたものである、故(ゆえ)に今日までの人類史は其為(そのため)の準備工作に外ならない事を信ずるのである、したがって、神はその時代時代に必要なる人間と、必要なる宗教を顕わし給い、それぞれの使命を遂行させ給うのである。

今や、世界の状勢は混沌として帰趨を知らず、此(この)時に際し、主神は吾等の岡田茂吉教祖に救世(メシヤ)の大任を下し給い、人類救済の聖業を達成せしめ給うを信ずると共に、人類の三大災厄たる病貧争を根絶し、真善美の完(まった)き恒久平和の理想世界実現を目標として精進邁進せん事を期するものである。