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祭典御歌no.31地上天国祭(2025年6月15日)

「世の終り」昭和二十六年

かみはなしとこころおごれるえらびとのかみにぬかづくよぞちかみけり

神は無しと心驕れる偉人の神に額く世ぞ近みけり

 

ちのうえのけがれきよむるかむわざはひのせんれいのことにぞありける

地の上の穢れ浄むる神業は火の洗霊の事にぞありける

 

いくまんねんまたれたまひしおおかみのしくみはいましならむとすなり

幾万年待たれ給ひし大神の仕組は今し成らむとすなり

 

「地上天国」昭和二十六年

やすらけきうましのみよはたてられむきよめられにしこのちのうえに

安らけき美しの御代は樹てられむ浄められにし此地の上に

 

えいえんにふゆなきよるなきてんごくによびとすくはむはやきたれかし

永遠に冬なき夜なき天国に世人救はむはや来れかし

 

祭典御歌no.30メシヤ降誕本祝典記念大祭(2025年3月3日)

「メシヤ」 讃歌集 昭和二十六年三月六日

 

えいこうのくもよりくだるだいメシヤをかんこのこえにむかふうれしさ

・栄光の雲より降る大救主を歓呼の声に迎ふ嬉しさ

 

ハレルヤハレルヤメシヤの神のうつしよにくだらせたまはむときぞたのしき

・ハレルヤハレルヤメシヤの神の現世に降らせ給はむ時ぞ楽しき

 

うきのよをきりかえまさむちからこそめしやふるふちからにぞある

・憂きの世を切り換へまさむ力こそメシヤの揮ふ力にぞある

 

あまたあるおしえをすくふおしえこそメシヤののらすおしえなりけり

・数多ある教を救ふ教こそメシヤの宣らす教なりけり

 

たいぼうのメシヤうまれぬけいしょうをひたうちならしよびとさまさむ

・待望のメシヤ生れぬ警鐘をひた打鳴らし世人醒まさむ

祭典御歌no.29メシヤ様御描画観音様入仏八十九周年記念大祭(2024年10月18日)

「昭和二十六年六月十五日(祭典時御歌)」

じつげつのひかりそなえてじゆうむげよをすくいますいづのめのかみ

日月の光具へて自由無碍世を救ひます伊都能売の神

 

いづのめのみかみこのどにあもりなばみろくのみちからふるいますらん

伊都能売の御神此の土に天降りなば五六七の御力揮ひますらむ

 

『地上天国』第四十号、昭和二七年九月二十五日

てんくだけちはせけぬらむよのおわりしずかにみまもるまめひとのむれ

天砕け地は裂けぬらむ世の終り静かに見守る信徒のむれ

 

ぶんめうもかがくもなんのかいあらむさいごのしんぱんきつるたまゆら

文明も科学も何の甲斐かあらむ最後の審判来つるたまゆら

 

あくのよをぜんにきりかえよをすくうメシヤのわざととうとかりける

悪の世を善に切換へ世を救ふメシヤの業と尊とかりける

 

さいごにはこんごうりきをうちふるうメシヤのみわざとうときろかも

最後には金剛力を打ち揮ふメシヤの御業尊きろかも

祭典御歌no.28地上天国祭(2024年6月15日)

「世の終り」昭和26(1951)年
たいぼうのちじょうてんごくあるるまであらしもふかんなみもあれなん
待望の地上天国生るるまで嵐も吹かむ波も荒れなむ

てんごくのうぶごえいまやあげんとしよはじんつうのなやみのなかなり
天国の産声今や挙げむとし世は陣痛悩みの中なり

ながきよをつもりつもりしちりあくたきよめてあれんちじょうてんごく
長き世を積りつもりし塵芥浄めて生れむ地上天国 

「救ひの業」昭和26(1951)年
けがれおおきひとをきよむるわざこそはまことのすくいのみちにぞありける
穢れ多きひとを浄むる業こそは誠の救ひの道にぞありける

ちえやがくいかにありとてわかるまじかみのしくみのおくのおくがは
智慧や学如何にありとて判るまじ神の仕組みの奥の奥がは

「地上天国」昭和26(1951)年
いままでのぶんかはじごくのぶんかなりわれはつくらんてんごくのぶんかを
今迄の文化は地獄の文化なり吾は造らむ天国の文化を

ぶつのよはすみきわまりてまちのぞむみろくのみよはうまれんとすも
仏の世はすみ極まりて待ち望む弥勒の御代は生れんとすも

祭典御歌no.27メシヤ降誕本祝典記念大祭(2024年3月3日)

「救主降臨」 昭和24年3月6日

よのひとよいまわがふるうちからよりうえのちからはなしとこそしれ

・世の人よ今我が振ふ力より上の力はなしとこそ知れ

 

うつしよのみだれをただしじゅんじょあるみようちたてんわがのぞみかな

・現し世の乱れを釐し順序ある御代打樹てむ我が望みかな

 

あなたふとてんよりくだるきりすとをいわうはれるやのこえぞうれしき

・あな尊と天より降るキリストを祝ふハレルヤの声ぞうれしき

 

「春季大祭御詠」 昭和27年3月23日~27日(祭典時御歌)

ぶんめいのふるころもをぬぎすててさらつのころもにかゆるわがわざ

・文明の古き衣を脱ぎ棄てて新つの衣に換ゆる我業

 

さんぜんせかいたてなおせよとおおかみはこんごうりきをわれにたまえり

・三千世界建て直せよと大神は金剛力を吾に賜へり 

「栄光」第二百三号、昭和28年4月8日

かみほとけひともことごとすくうこそしじょうのめしやのちからなりけり

・神仏人も悉と救ふこそ至上のメシヤの力なりけり

 

「秋季大祭御詠」 昭和28年9月23日~27日(祭典時御歌)

ばんにんにしんちをあたえもののりをあかすめしやのおおいなるわざ

・万人に神智を与へ物の理を明かすメシヤの大いなる業