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祭典御歌no.28地上天国祭(2024年6月15日)

「世の終り」昭和26(1951)年
たいぼうのちじょうてんごくあるるまであらしもふかんなみもあれなん
待望の地上天国生るるまで嵐も吹かむ波も荒れなむ

てんごくのうぶごえいまやあげんとしよはじんつうのなやみのなかなり
天国の産声今や挙げむとし世は陣痛悩みの中なり

ながきよをつもりつもりしちりあくたきよめてあれんちじょうてんごく
長き世を積りつもりし塵芥浄めて生れむ地上天国 

「救ひの業」昭和26(1951)年
けがれおおきひとをきよむるわざこそはまことのすくいのみちにぞありける
穢れ多きひとを浄むる業こそは誠の救ひの道にぞありける

ちえやがくいかにありとてわかるまじかみのしくみのおくのおくがは
智慧や学如何にありとて判るまじ神の仕組みの奥の奥がは

「地上天国」昭和26(1951)年
いままでのぶんかはじごくのぶんかなりわれはつくらんてんごくのぶんかを
今迄の文化は地獄の文化なり吾は造らむ天国の文化を

ぶつのよはすみきわまりてまちのぞむみろくのみよはうまれんとすも
仏の世はすみ極まりて待ち望む弥勒の御代は生れんとすも

祭典御歌no.27メシヤ降誕本祝典記念大祭(2024年3月3日)

「救主降臨」 昭和24年3月6日

よのひとよいまわがふるうちからよりうえのちからはなしとこそしれ

・世の人よ今我が振ふ力より上の力はなしとこそ知れ

 

うつしよのみだれをただしじゅんじょあるみようちたてんわがのぞみかな

・現し世の乱れを釐し順序ある御代打樹てむ我が望みかな

 

あなたふとてんよりくだるきりすとをいわうはれるやのこえぞうれしき

・あな尊と天より降るキリストを祝ふハレルヤの声ぞうれしき

 

「春季大祭御詠」 昭和27年3月23日~27日(祭典時御歌)

ぶんめいのふるころもをぬぎすててさらつのころもにかゆるわがわざ

・文明の古き衣を脱ぎ棄てて新つの衣に換ゆる我業

 

さんぜんせかいたてなおせよとおおかみはこんごうりきをわれにたまえり

・三千世界建て直せよと大神は金剛力を吾に賜へり 

「栄光」第二百三号、昭和28年4月8日

かみほとけひともことごとすくうこそしじょうのめしやのちからなりけり

・神仏人も悉と救ふこそ至上のメシヤの力なりけり

 

「秋季大祭御詠」 昭和28年9月23日~27日(祭典時御歌)

ばんにんにしんちをあたえもののりをあかすめしやのおおいなるわざ

・万人に神智を与へ物の理を明かすメシヤの大いなる業

 

祭典御歌no26立春祭(2024年2月4日)

「昭和二十六年二月五日(祭典時御歌)」

りっしゅんのきょうをさかいにわがわざはひのでのごとくかがよひわたらむ

立春の今日を境に我業は日の出の如く輝よひわたらむ

 

かしこくもはかいのうらにそうぞうのおのをふるはすみわざみよかし

畏くも破壊の裏に創造の斧を揮はす御業見よかし

 

「『地上天国』第二十一号、昭和二十六年二月二十五日」

われかきしふみつぶさによむひとのふかまりゆくなりえいちとふもの

我かきし書まつぶさに読む人の深まりゆくなり叡智とふもの

 

ばいきんのほんたいしらぬいがくもてなどやまいなどなおしえべきや

黴菌の本体知らぬ医学もてなど病など治し得べきや

 

おおかみのしくみのおくのそのおくのまたそのおくのおくぞとうとき

大神の仕組の奥のその奥の又その奥の奥ぞ尊き

 

「身魂磨き」

ことたまのつよきちからはみたまよりいずるしなくばかいなかりける

言霊の強き力は美魂より出づるしなくば甲斐なかりける

 

たまみがきこころきよめてよをすくふとうときみわざにいそしめよみな

魂磨き心清めて世を救ふ尊き神業に励しめよ皆

 

いかならむよのおおとうげきつるとてたまきよければやすくこえなむ

如何ならむ世の大峠来つるとて魂清ければ安く超えなむ

 

 

結ノ和no.25_メシヤ様御描画観音様入仏八十八周年記念大祭_祭典御歌_20231018

「伊都能売神」 昭和二十六年

 

やたりをとめゆいいつはしらのかむみたまとならせこのどにいづのめのかみ

八人男女唯一柱の神御霊と成らせ此土に伊都能売神

 

ぶっかいにこうみょうにょらいとあれたまひすくはせたまひしいづのめのかみ

仏界に光明如来と生れ給ひ救はせ給ひし伊都能売神 

 

ながきよをけぶつにすくひたまひしはだいじだいひにあればなりけり

長き世を化仏に救ひ給ひしはだいじだいひにあればなりけり

 

ごはをのこさんはをみなのさがをいふたてよこいんようのいみにぞありける

五は男三は女の性をいふ経緯陰陽の意味にぞありける

 

をのこにもあらずをみなにもまたあらぬかんのんこそはいづのめのかみ

男にも非ず女にも亦あらぬ観音こそは伊都能売神

 

 

 

祭典御歌no.24地上天国祭(2023年6月15日)

 

『大神業』昭和26(1951)年

ためしなきことにこそあれやみのなきだいせんせかいのあれまさむとは

例しなき事にこそあれ闇のなき大千世界の生れまさむとは

 

ちはやふるかみのひかりにてらされてせいじゃのみちのめにうつるなり

千早振神の光に照らされて正邪の道の目に映るなり

 

おおいなるかみのちからによらずしてなどすくはめやこのしこのよは

大いなる神の力に依らずしてなど救はめや此醜の世は 

 

びょうひんそうなやみくるしむぶんめいはいつはりのぶんめいにあればなりけり

病貧争悩み苦しむ文明は偽りの文明にあればなりけり

 

『理想世界』昭和26(1951)年

ちじょうてんごくみろくのみよとひとよぶもりそうせかいのことにぞありける

地上天国弥勒の御代と人呼ぶも理想世界の事にぞありける

 

よきひとのよろこびあしき人ほろぶただしきみよのきつるうれしさ

善き人の喜び悪しき人滅ぶ正しき御代の来つる嬉しさ

 

ちりほどのつみやけがれもかくされぬみよを水晶世界といふなる

塵程の罪や穢れも隠されぬ御代を水晶世界といふなる

 

いそのかみふることぶみにもいまだみぬちじょうてんごくのうるはしのすがたよ

石の上古事記にも未だ見ぬ地上天国の美はしの姿よ