研鑽資料no.93(2022年8月)

8月の学び

はじめに

責任者:

暑中お見舞い申し上げます!

月日が経つのは早いもので、今年もあっという間に8月に入りお盆を迎える時期(地域によっては7月)となりました。毎日茹だるような暑い日が続いておりますが、皆様には夏バテなさらず元気にお過ごしでしょうか?

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」で楳木先生より御教示いただいておりました〝暑さ対策とお盆の取り組み(慰霊)について″のポイントを再度確認させていただき、ひき続いて今回も「文明の創造」より学びを続けて参りたいと思います。大変暑い中ではありますが、コツコツと学びを続けて参りたく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

「暑さ対策ついて」のポイント

○水分補給は不可欠ですが、あまり水ばかりを補給していると体液が薄くなってしまうので、夏野菜をしっかり摂りながら、水分として補給すること。

○水を飲む場合には、塩を少々とともに飲むように心掛けること。

○以上のことを心掛けながら体調管理に努めること。

 

「お盆の取り組み(慰霊)について

「メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)」より抜粋):

※責任者より:7月盆の方にはお伝えするのが遅くなってしまい申し訳ございません。

楳木先生:

しっかりご先祖の慰霊に取り組んでいただきたいと思います。毎日、お供え物をあげて、善言讃詞を奏上して、霊界での・・・、とりわけお盆の間は地獄の釜のふたが開くと言われていますので、地獄に在籍する先祖も各仏壇に帰ることが許される訳ですので、その柱を充分慰霊してあげていただきたいと思います。この3日間が終わると釜のふたが閉まるということになりますので、地獄に在籍している柱は仏壇に帰ることができなくて、仏壇にお供えしたものは先祖のそういう係のものが地獄まで届けなくてはいけないということです。大変ご不自由な生活をされていますので、お盆の間にしっかり慰霊をしていただきたいと思います(「妙智之光」中の御教えへ)。」

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋:

<今月の御教え>

『病気とは何ぞや』

「文明の創造、科学篇」 昭和27(1952)年

本文は「文明の創造」64ページに記載されています。

愈々(いよいよ)之から病気に就(つい)ての一切を解説する順序となったが、抑々(そもそも)病気とは何かといふと、一言にしていえば体内にあってはならない汚物の排泄作用である。従って体内に汚物さへなければ血行は良く、無病息災で年中潑剌(はつらつ)たる元気を以て活動出来るのである。としたら一体汚物とは何であるかといふと、之こそ薬剤の古くなったもので、毒血又は化膿した不潔物である。では何故其(その)様な病気の原因となる処の薬剤を使用しはじめたかといふと、之には大いに理由があるから詳しくかいてみるが、抑々(そもそも)人類は未開時代は兎も角、漸次人口が増へるに従って、食物が不足になって来た。そこで人間は食物を探し求め、手当り放題に採っては食った。勿論農作法も漁獲法も幼稚の事とて、山野、河川至る処で木の実、草の実、虫類、貝類、小魚等を漁ったが、其(その)良否など見分ける術もないので、矢鱈(やたら)に食欲を満たそうとしたので、毒物に中(あ)てられ、其(その)苦痛を名付けて病気と謂ったのである。そこで何とかして其(その)苦痛を脱れやうとし、草根木皮を試みた処、偶々(たまたま)苦痛が軽くなるものもあるので、之を薬と称して有難がったのである。其(その)中での薬の発見者としての有名なのが、中国漢時代に現はれた盤古氏で、別名神農といふ漢方薬の始祖人であるのは余りにも有名である。

右(上記)の如くであるから、食物中毒の苦痛も勿論其(その)浄化の為であり、薬効とは其(その)毒物の排泄停止によって苦痛が緩和されるので、已に其(その)頃から浄化停止を以て病を治す手段と思ったので、此(この)迷盲が二千有余年も続いて来たのであるから驚くの外はない。そうして西洋に於ても草根木皮以外凡ゆる物から薬を採ったのは現在と雖もそうである。従って薬で病気を治す考え方は、之程開けた今日でも原始時代の人智と些かも変ってゐないのは不思議といっていい。

偖(さ)て愈々之から実際の病気に就(つい)て徹底的に解説してみるが、抑々(そもそも)人間として誰でも必ず罹る病としては感冒であらうから、之から解説するとしやう。先づ感冒に罹るや発熱が先駆となり、次で頭痛、咳嗽(がいそう)、喀痰、盗汗、節々の痛み、懈(だる)さ等、其(その)内の幾つかの症状は必ず出るが、此(この)原因は何かといふと、体内保有毒素に浄化作用が発り、其(その)排除に伴ふ現象である。処が其(その)理を知らない医療は、それを停めやうとするので、之が大変な誤りである。今其(その)理由を詳しく説明してみると斯うである。即ち人間が体内に毒素があると、機能の活動を妨げるので、自然は或程度を越ゆる場合、其(その)排除作用を起すのである。排除作用とは固まった毒素を熱によって溶解し、喀痰、鼻汁、汗、尿、下痢等の排泄物にして体外へ出すのであるから、其(その)間の僅かの苦痛さへ我慢すれば、順調に浄化作用が行はれるから毒素は減り、それだけ健康は増すのである。処が医学は逆に解して、苦痛は体内機能を毀損(きそん)させる現象として悪い意味に解釈する結果、極力停めやうとするのであるから、全く恐るべき誤謬である。そうして元来浄化作用とは、活力旺盛であればある程起り易いのであるから、弱らせに限るから、茲(ここ)に弱らせる方法として生れたのが医療である。勿論弱っただけは症状が減るから之も無理はないが、実際は無智以外の何物でもないのである。其(その)弱らせる方法として最も効果あるものが薬である。つまり薬と称する毒を使って弱らせるのである。人体の方は熱によって毒素を溶かし、液体にして排泄しやうとして神経を刺戟する。それが痛み苦しみであるのを、何時どう間違へたものか、それを悪化と解して溶けないやう元通りに固めやうとする。それが氷冷、湿布、解熱剤等であるから、実に驚くべき程の無智で、之では病気を治すのではなく、治さないやうにする事であり、一時の苦痛緩和を治る課程と思ひ誤ったのである。処が前記の如く苦痛緩和手段其(その)ものが病気を作る原因となるのであるから由々しき問題である。つまり天与の病気といふ健康増進の恩恵を逆解して阻止排撃手段に出る。其(その)方法が医学であるから、其(その)無智なる評する言葉はないのである。近来よく言はれる闘病といふ言葉も、右(上記)の意味から出たのであらう。

右(上記)の如く感冒に罹るや、排泄されやうとする毒素を停めると共に、薬毒をも追加するので、一時は固まって苦痛は解消するから、之で治ったと思ふが、之こそ飛んでもない話で、却って最初出やうとした毒素を出ないやうにして後から追加するのであるから、其(その)結果として今度は前より強い浄化が起るのは当然である。其(その)証拠には一旦風邪を引いて一回で治り切りになる人は殆んどあるまい。又陽気の変り目には大抵な人は風邪を引くし、風邪が持病のやうになる人も少なくないので、そういふ人が之を読んだら成程と肯くであらう。此(この)様に人間にとって感冒程簡単な体内清潔作用はないのであるから、風邪程有難いものはないのである。処が昔から風邪は万病の基などといってゐるが、之程間違った話はない。何よりも近来の如く結核患者が増えるのも風邪を引かないやうにし、偶々引いても固めて毒素を出さないやうにする。従って結核予防は風邪引きを大いに奨励する事である。そうすれば結核問題など訳なく解決するのである。それを知らないから反対の方法を採るので、益々増へるのは当然である。

そうして右(上記)の如く病原としての毒素固結であるが、此(この)原因は先天性と後天性と両方ある。先天性は勿論遺伝毒素であり、後天性は生れた後入れた薬毒である。処が其(その)両毒は人間が神経を使ふ局部へ集中固結する。人間が最も神経を使ふ処としては、上半身特に頭脳を中心とした眼、耳、鼻、口等であるから、毒素は其(その)処を目掛けて集中せんとし、一旦頸部付近に固結するのである。誰でも首の周り、肩の附近を探ればよく分る。其(その)処に固結のない人は殆んどないといっていい。而(しか)も必ず微熱があるのは軽微な浄化が起ってゐるからで、頭痛、頭重、首肩の凝り、耳鳴、目脂、鼻汁、喀痰、歯槽膿漏等は其(その)為である。処が毒結が或程度を越ゆると自然浄化が発生するし、其(その)他運動によって体力が活潑となったり、気候の激変によって自然順応作用が起ったりする等の諸原因によって風邪を引くやうになる。よく肩が張ると風邪を引くといふのは之である。又咳嗽は液体化した毒結排除の為のポンプ作用であるが、之は首の附近とは限らない。各部の毒結もそうである。次に啑(くしゃみ)であるが、之は恰度鼻の裏側、延髄附近の毒素が液体となったのを出すポンプ作用であるから、此(この)理を知れば実際とよく合ふ事が分るのである。

右(上記)の如く頭脳を中心とした上半身の強烈な浄化作用が感冒であるから、此(この)理さへ分れば、仮令(たとえ)感冒に罹っても安心して、自然に委せておけばいいので、体内は清浄となし、順調に割合早く治るのであるから、此(この)ことを知っただけでも、其(その)幸福の大なる事は言ふ迄もない。

 

『病気とは何ぞや』 御執筆の二つの目的

楳木先生:

それでは先月のですね、最後の数行を思いだして頂きたいと思います。今回の『病気とは何ぞや』という項目から以降を御執筆になる目的が書かれていましたね。

○○さん覚えてますか?先月拝読した最後の数行です。理由が書かれていたでしょう。」

御教え『地上天国』より抜粋:

『右の如く驚くべき治病の実績が、此(この)地球上に出現したに拘(かか)はらず、全人類は治る力のない医学を無上のものと誤信し、病苦に悩み、長く生きられる生命を中途に挫折して了(しま)ふ其(その)無智悲惨なる現状は、到底黙視出来ないのである。此(この)様な末期的惨状を神として、そう長く放任して置けないのは当然である。といふ理由と来(きた)るべき理想世界の住民としての健康人を作らんが為との二つの理由によって、茲(ここ)に医学の迷盲を発表するのである。』

受講者:

すみません。・・・先月号をとりだそうとする・・・

楳木先生:

確認しなくても頭の中に入っていませんか。」

受講者:

理由ですか。

楳木先生:

理由、科学篇を書く理由。」

受講者:

・・・思いだせない様子・・・

楳木先生:

『神としてこういう悲惨な状況を何時までも見過ごすことが出来ない』ということが一つともう一つは『来るべき地上天国に住することが出来る真の健康人をつくるために愈々病気について細かく分析して行く』というふうに書かれています。

その御心を持って、ここから読み始めていただかなければ、どうしてもこのメシヤ様の御論文を現代に生かすことができませんのでね。なぜ生かすことができないかと言いますと、この中にですね、結核について触れています。

『之程間違った話はない。何よりも近来の如く結核患者が増えるのも風邪を引かないやうにし、偶々(たまたま)引いても固(かた)めて毒素を出さないやうにする。』と。

風邪をひかないようにしたり、あるいは引いても固めて毒素を出さないようにするために結核患者が増えるのであると、書かれていますね。これは昭和27年頃のことです。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎メシヤ様は、『神としてこういう悲惨な状況を何時までも見過ごすことが出来ない』ということと、『来るべき地上天国に住することが出来る真の健康人をつくるために愈々病気について細かく分析して行く』という2つの理由で科学篇をお書きになられたのだということ。

◎この御論文(『病気とは何ぞや』)を現代に生かしていくには、前記中にあるようなメシヤ様の御心を理解した上で、読み始めていかなければならないのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

現代、一番恐ろしい病気は認知症

楳木先生:

結核については、今はそれほど恐ろしくないような時代になっています。今一番恐ろしいのは何かと言うと、何ですかね、一番恐ろしいのは・・。」

受講者:

癌ですか・・精神病?

受講者:

原発・・。

楳木先生:

原発はまあ・・。病名でゆくと、一番恐ろしいのは、皆さん認知症でしょう。認知症だけは絶対なりたくないでしょう。癌は苦しんでいればいい、と言えば何ですが、認知症は苦しむことすらできないのですから。それで人格がなくなっていくわけですから。こんな恐ろしいことはないわけです。」

受講者:

認知症はそんなに恐ろしくないのでは・・。

楳木先生:

そうですか、私は恐ろしい。だって何をやりだすかわかりませんから。徘徊すれば皆に迷惑かけるし。自分の便を触ったり舐めたりしはじめたら、周りの人にはどうにもならないようになります。

それで、この認知症の原因はおよそ海馬が萎縮していくために起きると言われていますね。海馬はどういうところかと言うと延髄の一番上の所にあって、認識や思考と記憶を貯蔵するところの接点になるところですね。

それで「あなた誰だったかね」という話になってしまいます。認識する能力がなくなってきますので、それでそこはどうして萎縮するかと言うと、それはわかりきった話で、一つは風邪薬の中に入っている解熱剤と鎮痛剤。

薬とは繋がりをブロックするもの

楳木先生:

鎮痛剤というのはいつもお話する通り痛いところとそれを認識するところの繋がりをブロックする薬です。それで解熱剤というのは熱を上げようとしているのを上げないようにするのですからこれも繋がりをブロックしているのです。ですから薬というのはブロックしてしまうのです。このブロックが記憶のブロックに繋がっていくのです。だから恐いのです。

そういうことが一つあります。それからもう一つは、一方向の情報しか入ってこないということが一人暮らしの場合起きてきます。例えばテレビだとかラジオだとこっちの意見は言わないですね。意見を言ってそれに反論するいわゆる軽い喧嘩みたいなことがないと人間としての刺激がなくなるので、そっちの部分が疎かになってしまいます。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎現代において、一番恐ろしい病気は認知症なのだということ。

◎認知症の原因は、およそ海馬が萎縮していくために起きると言われているのだということ。

・海馬は延髄の一番上の所にあって、認識や思考と記憶を貯蔵するところの接点になるところなのだということ。

・そこ(認識や思考と記憶を貯蔵するところの接点になるところ)が萎縮してしまうから記憶が途切れてしまう(思い出せなくなってしまう)のだということ。

◎海馬が萎縮する原因の一つは風邪薬の中に入っている、解熱剤と鎮痛剤なのだということ。

・鎮痛剤というのは、痛いところとそれを認識するところの繋がりをブロックする薬なのだということ。

・解熱剤というのは熱を上げようとしているのを上げないようにするので、これも繋がりをブロックしているのだということ。

・薬の前記のような作用が記憶のブロックに繋がっていくので、恐しいのだということ。

○特に一人暮らしの場合では、(例えばテレビだとかラジオなどの)一方向の情報しか入ってこないということが起き、人に意見を言ったり反論したりするなどの人間としての刺激がなくなることが認知症の原因になり得るのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

化学物質、添加物が細胞分裂の不調和をひきおこす

楳木先生:

それから先ほど皆さんが仰った癌ですね。癌というのは先ほど○○さんと話した時に「クロス自体が悪いのではなくてクロスを貼りつける接着剤が悪いのだ」という話をしました。化学物質が我々の住環境の中では蔓延(まんえん)しています。

また食品にも添加物が入っています。作物には農薬や化学肥料が入っています。

そして、薬を常用するような生活になっていきます。それが体の中に入ってきて、中に残留すると細胞分裂に異常が出てくる場合があるのです。

調和のとれた細胞分裂をしているうちは良いのですけども、細胞自体が奇形化するという、いわゆる突然変異性要素をもった形で定着してくると癌化してくるということになってきます。

これが大きな理由になってくるので、今回の御教えをもとに現代を見つめていくと、”我々を取り囲んでいる恐ろしい病気の原因はここにあるのだ”というふうに繋(つな)いでいかないと、結核というと「古い話ね」というふうに留めてしまうのです。」

社会情勢を把握し現代に御教えを当てはめて考えよう

楳木先生:

しかしそうなってしまうと御教えを現代に生かすことができないので、メシヤ様は御昇天になって56年経っているので56年前の社会情勢と現代の社会情勢は全く違います。現代に当てはめるようにぜひ若い方々はそういう拝読の仕方をしていただきたいと思います。

それをお願いしておいて冒頭から確認していきますと・・。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎化学物質(例えばクロス用の接着剤)、食品添加物、農薬や化学肥料、薬などが細胞分裂の不調和をひきおこす場合があるのだということ。

・調和のとれた細胞分裂をしているうちは良いのだが、突然変異性(細胞自体が奇形化する)要素をもった形で定着してくると癌化してくるのだということ。

◎今回の御教えは「結核、古い話だなあ」と留めると現代に生かすことができなくなるので、現代に当てはめるような拝読の仕方をしていくのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

病気とは汚物の排泄作用

楳木先生:

『抑々(そもそも)病気とは何かといふと、一言にしていえば体内にあってはならない汚物の排泄作用である。』 ということですから、”病気とは汚物の排泄作用なんだ”ということを一言でまとめていただいておりますので、これを”病気の概念”として持っておいていただきたいということですね。

薬毒とは薬剤の古くなったもので、毒血又は膿化した不潔物である

楳木先生:

次に、『従って体内に汚物さへなければ血行は良く、無病息災で年中溌剌(はつらつ)たる元気を以(もっ)て活動が出来るのである。』 汚物さえなければ我々は元気に過ごすことができるということですね。

だからその汚物とは一体何かというと 『一体汚物とは何であるかといふと、之こそ薬剤の古くなったもので、毒血又は膿化した不潔物である。』ということですから、この『薬剤が古くなって毒血としてあるものと濃化した不潔物』だと、ここは良くチェックしておいてください。

我々は毒素と一義的に言っているのでなかなか薬毒というものを掌握(しょうあく)できないのですが、メシヤ様は『薬剤の古くなったもので、毒血又は膿化した不潔物である。』と・・・・これは随分イメージが湧くでしょう。薬毒のイメージが。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎私達は‶病気とは汚物の排泄作用なんだ”という「病気の概念」を持つのだということ。

◎汚物さえなければ我々は、元気に過ごすことができるのだということ。

・汚物(薬毒)とは、『薬剤の古くなったもので、毒血又は膿化した不潔物』なのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

それから次の部分

楳木先生

『右の如くであるから、食物中毒の苦痛も勿論(もちろん)其(その)浄化の為(ため)であり、薬効とは其(その)毒物の排泄停止によって苦痛が緩和されるので、已(すで)に其(その)頃から浄化停止を以(もっ)て病を治す手段と思ったので、此(この)迷盲が二千有余年も続いて来たのであるから驚くの外はない。』

『此(この)迷盲が二千有余年続いて』ということです。これが歴史ですから。二千有余年、おおよそ仏教の歴史と神武天皇の皇紀と同じだということです。」

【ウィキペディア (Wikipedia)より引用:

神武天皇即位紀元-神武天皇即位紀元(じんむてんのうそくいきげん)は、初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を元年(紀元)とする、日本の紀年法である。略称は皇紀(こうき)という。外にも、皇暦(こうれき)、神武暦(じんむれき)、神武紀元(じんむきげん)、日紀(にっき)[1]などともいう。年数の英字表記では、「Koki」や「Jimmu Era」などといい、皇紀2660年を「Koki 2660」「Jimmu Era 2660」などと表記する。紀元節(現在の建国記念の日)廃止までは、単に「紀元」と言った場合には、神武天皇即位紀元(皇紀)を指していた。西暦2011年は、神武天皇即位紀元(皇紀)2671年である。】

三千年間の罪穢れは日本人が薬毒にやられた歴史

楳木先生:

これが薬毒に日本人が冒されてきた歴史というふうに見ておいていただきたいと思います。しかもそれが『夜の時代』だということです。」

受講者:

神武天皇と一緒に薬毒も入ってきたのですね。

楳木先生:

そうそう、流れという点では。盤古氏が作り上げた漢方薬の考え方が、これは中国人が考えているわけですから。そういうふうにして歴史と御教えを照らしていくと、ようく我々の日本全体の事が掌握できるということです。

同時に、素戔嗚尊がそれより四百年くらい前に日本に押し寄せてきて、それによって伊都能売神皇が日本から脱出した訳です。

そのあたりの歴史がピッタリあっているということです。そういうふうにして、この点をとらえていただいて、そして約三千年間の罪穢れというのは日本人が薬毒にやられた罪穢れなんだというふうに解釈しておけば良いと思います。

こういう解釈をしておかないと、どうしても御教えだけがズーッと浸透して行って、日本の歴史、あるいは日本の現代社会と繋いで御教えを解釈していくことができにくくなりますのでね。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎日本人が薬毒に冒されてきた歴史(『夜の時代』)は、おおよそ「仏教の歴史」と「神武天皇の皇紀」と同じなのだというふうに見ておくのだということ。

◎約三千年間の罪穢れというのは、‶日本人が薬毒にやられた罪穢れなのだ”と解釈するのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

人体のことがわかっていないために誤りを伝えた

楳木先生:

それから次の箇所ですが、『此(この)原因は何かといふ と、体内保有毒素に浄化作用が発(おこ)り、其(その)排除に伴ふ現象である。処が其(その)理を知らない医療は、それを停めやうとするので、之が大変な誤りである。』 誤りというのは、人体のことがさっぱりわかっていないがために誤りを伝えてきたんだということです。それから 『其(その)間の僅(わず)かの苦痛さへ我慢すれば、順調に浄化作用が行はれるから毒素は減り、それだけ健康は増すのである。処が医学は逆に解して、苦痛は体内機能を毀損(きそん)させる現象として悪い意味に解釈 する結果、極力停めやうとするのであるから、全く恐るべき誤謬(ごびゅう)である。』 ここは明確に頭に入れておいていただきたいと思いますね。

活力があるから浄化をいただける

楳木先生:

『そうして元来浄化作用とは、活力旺盛であればある程起り易いのであるから、弱らせるに限るから、茲(ここ)に弱らせる方法として生れたのが医療である。』浄化をいただくということは人体が弱ったわけではないのだ、と。活力があるから浄化をいただくのだ、と。(中略)

それからまたズーッと進んでいきますと先程の結核の問題に入っていきます。そしてその結核を過ぎると・・。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎医学は、人体のことがさっぱりわかっていないがために誤りを伝えてきたのだということ。

・『其(その)間の僅(わず)かの苦痛さへ我慢すれば、順調に浄化作用が行はれるから毒素は減り、それだけ健康は増すのである。処が医学は逆に解して、苦痛は体内機能を毀損(きそん)させる現象として悪い意味に解釈 する結果、極力停めやうとするのであるから、全く恐るべき誤謬(ごびゅう)である。』 という箇所を、私達は明確に頭に入れておくのだということ。

◎浄化をいただくということは、人体が弱ったわけではなく、活力があるからなのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

先天性薬毒は二種類ある

楳木先生:

『そうして右の如く病原としての毒素固結であるが、此(この)原因は先天性と後天性と両方ある。先天性は勿論(もちろん)遺伝薬毒であり、後天性は生れた後入れた薬毒である。』 とこういうふうに書いておられます。

この先天性薬毒ということですが、先天性のものは二種類あります。わかりやすいのは、胎内に赤ちゃんがいる時、体に入れた薬毒。それからお母さんが妊娠する以前から飲んでいた薬毒が蓄積されていて、そこで胎児として十ヶ月間過ごすために・・・・・。」御教え『すべてこの世は毒』へ

 

(中略)

それから前世からきている毒素があります。これは以前も話したことがありますが、今はゲノムまで解析されていますので、遺伝子レベルで前世から受け継いでいるものが大体わかるようになってきました。

しかし、これはわかりすぎるので発表すると大きく差別の対象とか、いじめの原因になるので発表を一切していません。ですが、そういうことは今医学上わかり始めています。」

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎先天性薬毒は、「(現世での薬毒)胎内に赤ちゃんがいる時に体に入れた薬毒や、妊婦が妊娠する以前から飲んでいた蓄積された薬毒」と「前世からきている毒素」の二種類があるのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

しっかり学び大事な情報を自分で取り入れて生活しよう

楳木先生:

だけど、わかるためには相当勉強していないといけないのです。これからしっかり生きるためにはしっかり勉強して大事な情報を自分で取り入れながら生活していくということが大事だということですね。

広報されたものというのは、これからはあまり信じられない時代になってきます。非常にきちんとした大事なことは、広報できなくなっている。ということをわかった上で、学者達が個人的に発表しているものとか、あるいは口頭で発言したこととかを、何とか手に入れるという生活をしていっていただきたいのです。

まあ、私はこういうメシヤ講座でもお話していきますので、参考にしながら、”ああそういえば、あそこの医者がこんなようなこと喋っていた”とかね。(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。◎これからしっかり生きるためには、しっかり勉強して大事な情報を自分で取り入れながら生活していくということが大事になって来るのだということ。

 

「メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)」より抜粋つづき:

両毒は人間が神経を使ふ局部へ集中固結する

楳木先生:

それから次の箇所、 『処が其(その)両毒は人間が神経を使ふ局部へ集中固結する。人間が最も神経を使ふ処としては、上半身特に頭脳を中心とした眼、耳、鼻、口等 であるから、毒素は其処(そこ)を目掛けて集中せんとし、一旦頸部(けいぶ)附近に固結するのである。』

これが今回、支部長代理がいただいた浄化の典型的なところだからね。今回の御教え拝読に前もって浄化をいただいたのですね。体を持って証(あかし)立てるようにいただいた浄化だと受け止めていただいて、三重支部全体にとって大きな学びとなりましたね。(御教え『毒素は頭脳に集中』へ

 

御浄化のいただきかた

楳木先生:

そこから少し下がって次の箇所 『処が 毒結が或(ある)程度を越ゆると自然浄化が発生するし、其(その)他運動によって体力が活撥(かっぱつ)となったり、気候の激変によって自然順応作用が起ったりする等の諸原因によって風邪を引くやうになる。』 ということですから、自然浄化作用が起きる要因の中には、体力を活発に使ったりすること。それから季節の変わり目、気候の変わり目の時に鼻炎が起きたりするというのは、花粉だけの問題ではないということですね。

こういう三つの要素を良く掌握しておくと、浄化はどうやっていただけるかということがわかりますので、心配事がなくなります。浄化することによって自分の毒素が排泄されるわけなので、毒素が排泄されないと、地上天国ができてもそこに住することができないのでね。せっかく信仰していても勿体無いのでね。今の支部長代理の場合は腰にきました。

しかし、血圧の薬をズーッと飲んでいる人が「止めて浄霊一本でいきましょう」という時には、頭がモワッとするような症状がいつも起きてきます。これを”早く何とかしたい”ということになると、血圧の薬にもう一回手を出してしまう。しかし、我慢して薬を使わないでいるとジワリジワリとれてくる。この期間が非常に長い血圧の場合ね。

長くて大変なのですけども、そのモワッとすることによって”自分は天国に住むことのできる体になるんだ”という、先に希望を持って生きていかないと浄化を乗り越えることができないということですね。それが最後の一行に書かれています。

『此 (この)事を知っただけでも、其(その)幸福の大なる事は言ふ迄もない。』 実はこれが幸福なんだ、と。このことを知ったことが・・・。これを知らないと安心立命の生活ができないから。そういうことを今日の拝読を通してご説明をさせていただいて、いつものように質疑応答に移ります。

しかしまあ、『文明の創造』を拝読できるということは有難いね。こういうことが確認できるからね。」

(後文割愛)

 

責任者:

ここまでで御教示いただいた要点を以下に併記(特に重要だと思われる御教示は◎に)いたします。

◎両毒(先天性薬毒と後天性薬毒)は、人間が神経を使ふ局部へ集中固結するのだということ。

◎自然浄化作用が起きる要因としては、

・毒結が或(ある)程度を越したとき。

・運動などで体力を活発に使ったりしたとき。

・気候の激変によって自然順応作用が起ったりするとき。

○季節の変わり目、気候の変わり目の時に鼻炎が起きたりするというのは、花粉だけの問題ではないのだということ。

◎自然浄化作用が起きる要因がわかっていれば、浄化はどうやっていただけるかということがわかるので、心配事がなくなるのだということ。

◎私達は、このこと(‶浄化作用の原理”ということ)を知ったことが実は幸福なのだということ。

 

編集後記

責任者:

今回の学びでは、メシヤ様から細部に亘って‶病気とは何か”についての御解説と、その病気の真因(‶病気とは汚物の排泄作用なんだ”ということ)が分かっただけでも私達は幸福なのだと御垂示いただきました。又、「文明の創造」は、昭和27年頃の社会情勢に合わせて御執筆なされたものなので、現代の社会情勢に当てはめて拝読していくことが重要なのだということを楳木先生より御教示いただきました。

御教えを学んでいる私達でも、浄化をいただきややもすると心配になったりします。しかし、今回の御教えを学んだことで、浄化することによって自分の毒素が排泄され、毒素(汚物)が排泄されれば元気に過ごすことができるのだということを再確認することが出来ました。そして、病気(浄化)は本当に有難いことなのだと肚に落ちたたように思います。

盛夏の疲れが出やすい時期です。どうぞご自愛ください。有難うございました。

 

追記:

「天国の福音書(重要御論文の再録)」を少しずつアップさせていただいております。私達が必要とする重要な御教えばかりだと思いますので、拝読されて下さい。

 

※責任者より

 

引用したメシヤ様の御教え、「メシヤ講座」は当時の文章をそのまま抜粋させていただいています。下線や太字の表記、()内の表記、御教えの典拠は、責任者が加筆しております。ご了承ください。

 

引用した「メシヤ講座」全文はこちらからご覧いただけます。

メシヤ講座no.150浜松(平成25年7月分)

メシヤ講座no.129三重(平成23年10月分)

 

 

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